車検時のチャイルドシートの扱い

車検時のチャイルドシートの扱い

車検時にはチャイルドシートを外すべき? 代車でチャイルドシートが必要なら外しましょう。

更新日:2023/07/27

車検時にチャイルドシートは外さないといけない?

チャイルドシートを外すのは手間がかかります。そのため短期間だけクルマを預ける車検では、「できるなら外さずに済ませたい」と考える人も多いです。

基本的に、車検時にチャイルドシートを外さなくても大きな問題はありません。「車検に通らなくなる」「車両重量が増加して費用が変わる」といった心配はありませんので、チャイルドシートを付けたまま車検に出しても構いません。
ただし以下で紹介するようなケースでは、チャイルドシートを付け替えることをオススメします。

外した方が良いケース① 代車を利用する場合

道路交通法では、6歳未満の子どもをクルマに乗せる場合、運転者はチャイルドシートを使用しなければいけないと定められています。これに違反した場合、運転者には違反点数1点が科されます。

車検業者によっては代車サービスを提供していますが、一般的にチャイルドシートは代車サービスに含まれません。代車であってもチャイルドシート装着義務は変わらないので、子どもを乗せて運転する予定があれば代車に付け替えるようにしましょう。

なお代車ではなく家族のクルマを一時的に利用するという場合も、予備のチャイルドシートがないのであれば忘れずに付け替えをしましょう。

更に
差がつく!
6歳以上でも140cm未満ならチャイルドシートの利用を!

法律上、チャイルドシートが必要なのは6歳未満の子どもです。しかしシートベルトは140㎝以上の人を想定して設計されています。140㎝とは、日本人の子どもなら小学校4~5年生程度の身長です。

チャイルドシートには乳児用・幼児用・学童用と主に3種類があり、学童用であれば10歳程度の子どもでも使用することができます。子どもの安全のため、6歳以降も子どもの身長に応じてチャイルドシートを装着するようにしましょう。

外した方が良いケース② 車検サービスに車内清掃が含まれる場合

車検業者によっては、車検時に洗車や車内清掃をしてくれることがあります。車内清掃がある場合、シートの清掃時にチャイルドシートが邪魔になってしまいます。
また、車検業者が清掃のためにチャイルドシートを着脱しようとした時に、車体やチャイルドシートにキズが付いてしまう可能性もあります。

車検を受ける時は事前にサービス内容を確認し、車内清掃がある場合はチャイルドシートを外しておきましょう。

チャイルドシート以外の荷物は置いたままで良い?

チャイルドシート以外の荷物は置いたままで良い?

チャイルドシートに限らず、普段車に何かしらの荷物を置いている人は多いです。こういった場合、荷物があるからといって車検を受けられないということはありません。

ただしチャイルドシートと同様、車検時に車両を傷つけてしまうリスクがあります。また荷物の重さや置いている位置次第では、車両のバランスに影響を与えて車検に通らなくなってしまうこともあります。重いものを中心に、荷物はできるだけ車から降ろすようにしましょう。

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