

自動車ローンの賢い組み方
自動車ローンを借りる時、迷ってしまうのが返済回数や頭金のこと。「月々の負担は減らしたいけれど、利息が高くなるのもちょっと…」という人のために、ローンの組み方のポイントや、収入や貯金額に合わせた目安をご紹介します。
POINT 1 自動車ローンを組む時に決めるべきこと
欲しいクルマが見つかり、いよいよ支払いについて決めるという時。自動車ローンを使う人も多いですが、「どうやって組んだらいいんだろう?」と悩む人も多いです。
自動車ローンを組む時には、以下のようなことを決めていかなくてはなりません。
- 頭金を支払うか否か
- 何回払いにするか
- 金利は固定金利にするか、変動金利にするか
- 返済の仕方は元金均等返済にするか、元利均等返済にするか
その中でも特に迷うのが、頭金と支払い回数です。
頭金とは
頭金とは、クルマを購入する際に、最初に自分で支払うお金のことです。頭金を払うということは借りる総額が減るということなので、その分だけ利息も少なくて済みます。
支払い回数とは
支払い回数とは、自動車ローンを返済する回数のことです。月単位で払っていくので、例えば12回払いにしたら、1年の間、毎月クルマの代金を支払っていくことになります。金融機関や信販会社によって異なるものの、通常は半年~6年か7年程度の中で自由に設定できます。
ローンの返済期間を長く設定すれば、毎月の支払額は少なくて済みます。しかしお金を借りる期間は長くなるため、利息の総額は多くなります。下記は3年と7年で返済した場合の一例ですが、3年払いだと総支払額が抑えられますが、7年払いだと毎月の支払額がかなり少なく済んでいます。
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3年ガリバー通常ローンの場合 車両本体料金(消費税込み) 1,791,300円 頭金(消費税相当額を含みます) 0円 ローン元金 1,791,300円 実質年率 9.8% 初回支払額 58,683円 毎月支払額×35回(2回目) 57,600円 ボーナス月加算額×6回 0円 分割手数料 283,383円 ローンお支払総額
(お支払い残代金+分割手数料)2,074,683円 お支払いプランはあくまでシミュレーションです。
詳しくは0120-22-1616まで、お問合せください。
価格には付属品、保険料、税金(除く消費税)、登録時に伴う諸費用、リサイクル料金、オプション代は含まれておりません。 -
らくらく84の場合 車両本体料金(消費税込み) 1,791,300円 頭金(消費税相当額を含みます) 0円 ローン元金 1,791,300円 実質年率 9.8% 初回支払額 33,883円 毎月支払額×35回(2回目) 29,500円 ボーナス月加算額×6回 0円 分割手数料 691,083円 ローンお支払総額
(お支払い残代金+分割手数料)2,482,383円 お支払い例は、実質年率9.8%
ご返済方法:毎月元利均等分割払い※ボーナス併用払いもできます。
ご返済期間:最長7年間
ご返済回数:84回
価格には付属品、保険料、税金(除く消費税)、登録等に伴う諸費用、リサイクル料金、オプション代は含まれておりません。
ちなみに金利については、既にローンを選んでいる場合には、固定金利なのか変動金利なのか決まっている場合もありますので、確認してみましょう。また返済の仕方を変えると支払総額が少し変わりますが、支払い回数に比べると影響は小さいので、最後に決めることをおすすめします。金利や返済の方式についてはこちらもご覧ください。
POINT 2 収入や貯金を考えた時の目安
では、ローンは何回払いにすべきなのでしょうか。また頭金は用意すべきなのでしょうか。
「毎月の生活がカツカツになるのは嫌だ。でも利息が多くなりすぎるのも嫌」というのは当たり前の感情です。
だからこそ「いざという時のお金を用意でき、かつ毎月の支払いが負担にならない程度に、できるだけ借入金額は少なく、支払い回数は少なく」というのが正解です。当然それぞれの家の収入や支出、ライフスタイルによっても変わってきますが、以下を一つの目安にしてみてください。
- サラリーマンの場合は数か月分、自営業の場合は半年分の生活費が残せる
- 返済金額は、収入の20~25%程度までに抑える
頭金は多く用意できれば利息が減りますが、いざという時の生活資金が手元に残っていないと何かと心もとないものです。数か月分~半年分の生活費を目安として一定金額を確保し、その残りを頭金として使うことをお勧めします。

支払い回数が少なければ、支払総額は減ります。しかし支払い回数が少ないと毎月の支払金額が多くなってしまうので、無理は禁物です。収入の20~25%を目安に、その他のローンや教育費などのバランスも考えて支払い回数と月々の返済金額を決めてください。
支払いが遅れてしまうと、延滞金を請求されたり、クルマを差し押さえられたりということもありますので、無理な返済プランを立ててしまわないように気を付けましょう。「無理のない範囲といわれても分からない」という人は、お店や金融機関で相談してみましょう。もちろんガリバーのお店でも、ローンのご相談を承っています。
POINT 3 少しでもお得にクルマを買うために今からできることは?
インターネットでは自動車ローンの返済シミュレーションができるサイトも数多くあります。しかし実際にシミュレーションしてみると「ちょっと支払金額が多い…」「もう少し安く済ませられないかな」と思う人もいるのではないでしょうか。
既にクルマを決めていて、契約も済んでいるという人は、ローンの組み方を変えるくらいしか手はありません。
しかしもしクルマの購入契約がまだ済んでいないのであれば、お得にクルマを買うためにできることは他にも数多くあります。たとえば以下のようにクルマの条件を少し変えるだけで、クルマの購入金額を少しでも抑えることにつながります。
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新車の代わりに「登録済み未使用車※」を購入する
- 初度登録された車両で、かつ使用または運行に供されていない中古車
- 同じ車種でも年式が少しだけ古い車両にする
- 走行距離が「●万キロ未満」のクルマではなく「●万キロを少し超えた」車両にする
- レザーシートやサンルーフなどの装備をいくつか諦める
中古車の場合、新車とは異なり「ある在庫から選ぶ」のが基本です。在庫が多いお店なら、「自分の予算」と「希望条件」が折り合うクルマも見つかりやすいので、選択肢が多いお店を選ぶことをお勧めします。
ガリバーでは、「色は妥協できるからもう少し安いクルマを」など条件にピッタリが見つかります。「月々の負担を抑えつつ、希望をかなえてくれるクルマ」を見つけ、無理もなく負担も少ないローンの組み方までご案内していますので、お気軽にご相談ください。