

負担を軽くするクルマの買い方とローンの組み方
更新日:2022/05/24
自動車ローンを借りる時、迷ってしまうのが返済回数。「できるだけ月々の負担は抑えたい。かといってあまり利息が多くなってしまうのは…」という人も多いことでしょう。そこで今回は、ローンを組む時のポイントと、それ以外で負担を減らす工夫をご紹介します。
POINT 1 自動車ローンは最長で何年プランがあるの?
最長で10年(120回払い)のプランが選べるお店もあります。期間が長い自動車ローンを用意しているのは、主に銀行や組合などの金融機関です。
ローンの期間や支払い回数は、銀行や信販会社ごとに決めています。一般的には最短で半年、最長で5年や6年と定めているところが多いようです。
支払いは月に1回としているところがほとんどなので、支払い回数は以下のようになります。
- 半年(6か月):6回払い
- 5年:60回払い
- 6年:72回払い
- 10年:120回払い
一般的に、金融機関のローン審査は信販会社より厳しいと言われています。支払期間が長くなれば利息額も増えるため、ローンを選ぶ時はメリットとデメリットの両方に目を向けるようにしましょう。
ローン商品 | 最長期間 |
---|---|
組合系A | 10年 |
銀行系B | 10年 |
信販系C | 新車10年、中古車8年 |
ディーラー系D | 6年 |
ディーラー系E | 7年 |
中古車販売系F | 3年 |
中古車販売系G | 2年 |
ガリバー自動車ローン「らくらく84」 | 7年 |
- 2021年3月時点
10年(120回払い)ローンってどうなの?
10年(120回払い)の自動車ローンを組めば、支払い回数が増える分だけ月々の支払額を抑えることができます。しかし期間が長い分だけ利息の支払い額が増えます。
最近は5~7年で車を乗り換える人も多いので、その時に10年ローンを組んでいると「まだローンが残っているから…」と乗り換えのタイミングを逃してしまう可能性もあります。残債がある状態で次の車を購入するのは大きな負担になることから、あまりお勧めできません。
ガリバーでは、最大7年84回払いまで選べる「らくらく84」というプランをご用意しています。長期ローンには利息総額が増えるというデメリットもあるので、「月々の負担」と「トータルの支払金額」のバランスも考えながら、お客様それぞれに最適なプランをご案内しています。
POINT 2 長期でローンを組むメリットとデメリット
長期のローンには、メリットとデメリットがあります。
メリット
- 毎月の支払いが安く済む
- ローン滞納による「延滞金」や「クルマの差し押さえ」のリスクが低くなる
デメリット
- 支払う利息が高くなる
とあるミニバンを1,791,300円で購入した下記の例の場合で見てみましょう。

通常の3年ローンだと月々の支払額は57,700円です。しかし84回払いにすると29,600円まで月々の負担を抑えることができます。手元にお金を残すことができれば、急な出費に備えることができるため、ローン滞納のリスクも少なくなります。
他方で、支払総額が増えることも理解しておきましょう。通常の3年ローンならば2,077,549円で済むところ、84回払いの場合には2,489,369円の支払いが必要になります。
月々の支払いに無理がなく、いざという時にも備えられる範囲で、できるだけ早くローンを返済することをお勧めします。
-
3年ガリバー通常ローンの場合 車両本体料金(消費税込み) 1,791,300円 頭金(消費税相当額を含みます) 0円 ローン元金 1,791,300円 実質年率 9.89% 初回支払額 58,049円 毎月支払額(2回目~35回目) 57,700円 ボーナス月加算額×6回 0円 分割手数料 286,249円 ローンお支払総額
(お支払い残代金+分割手数料)2,077,549円 -
らくらく84の場合 車両本体料金(消費税込み) 1,791,300円 頭金(消費税相当額を含みます) 0円 ローン元金 1,791,300円 実質年率 9.89% 初回支払額 32,569円 毎月支払額(2回目~35回目) 29,600円 ボーナス月加算額×6回 0円 分割手数料 698,069円 ローンお支払総額
(お支払い残代金+分割手数料)2,489,369円
- お支払いプランはあくまでシミュレーションです。
- お支払い例は、実質年率9.89%
- ご返済期間:最長7年間
- ご返済回数:84回
- ご返済方法:毎月元利均等分割払い(ボーナス併用払いもできます)
- 詳しくは0120-22-1616まで、お問合せください。
- 価格には付属品、保険料、税金(除く消費税)、登録時に伴う諸費用、リサイクル料金、オプション代は含まれておりません。
POINT 3 期間の長さだけではない!ローン選びの重要なポイント
ローンというと最長期間や支払い回数に目が向きがちですが、他にも注目すべき点があります。
一つ目が「全てのローンが利用できる訳ではない」という点です。例えばディーラー系ローンは、そのディーラーで購入した人しか使えません。
審査の厳しさや金利にも注目しましょう。一般的に、銀行など金融機関が提供するローンは「審査は厳しいが金利は比較的低い」と言われます。ディーラーや中古車販売店などで紹介される信販会社のローンは「金利はやや高いが、審査はあまり厳しくなく必要書類も少ない」という傾向があります。
ガリバーでは「最初の6か月は支払いが待ってもらえるローン」のほか、様々なプランをご用意しています。支払い回数だけに注目するのではなく、自分にあった自動車ローンを選ぶようにしましょう。
POINT 4 月々の支払いを返済シミュレーションしてもらう
ローンの返済額はローンの元金と返済期間によって決まるので、月々いくらの支払いになるかはプランの組み方によって異なります。月々の支払い額が知りたければ、ローンを組める店舗で返済シミュレーションをしてもらいましょう。
ガリバーでは中古車の販売とローンの仲介の両方を行っていますので、車の予算額に合わせて「何回払いだと、月々いくらくらいの支払いになるのか」などのシミュレーションができます。お気軽にお問い合わせください。
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ローンの支払い回数・金額をシミュレーションしてみる
- 希望車種などあれば入力してください。自由記入欄に車の予算額やローンの要望などあればご記入ください。
POINT 5 ローン以外に工夫できるポイントはあるの?
ローンの組み方はもちろんですが、賢いクルマ選びをすれば、月々の負担をさらに軽くすることができます。以下のように少し選び方を変えるだけで、クルマの代金が1割も2割も安くなることもあるのです。
- 新車の代わりに「未使用車」を購入する
- 同じ車種でも年式が少しだけ古い車両にする
- 走行距離が「●万キロ未満」のクルマではなく「●万キロを少し超えた」車両にする
- レザーシートやサンルーフなどの装備をいくつかあきらめる
中古車の場合、新車とは異なり「ある在庫から選ぶ」のが基本です。在庫が多いお店なら、「自分の予算」と「希望条件」が折り合うクルマも見つかりやすいので、選択肢が多いお店を選ぶことをお勧めします。
ガリバーは在庫台数が豊富なため、「色は妥協できるからもう少し安いクルマを」など条件にピッタリが見つかります。「月々の負担を抑えつつ、希望をかなえてくれるクルマ」を見つけ、無理もなく負担も少ないローンの組み方までご案内していますので、お気軽にご相談ください。