

自動車ローンの仮審査とは?
本審査との違いと通りやすいローンの組み方
更新日:2022/11/01
自動車ローンの審査に通らないかも?と心配なら、仮審査を活用しましょう。ローン審査合格の見込みがあるか分かります。
仮審査と本審査の違い、利用するメリット、更にローンが心配な人のために審査に通りやすいローンの選び方をご紹介します。
仮審査とは?本審査との違い
自動車ローンの仮審査とは、本審査の前に行う簡易的・暫定的な審査で、「ローンの本審査に通る見込があるのか」が分かります。本審査と比べて必要な情報が少なく、所要日数も短く、また目立ったデメリットもないのが特徴です。
仮審査 | 本審査 | |
---|---|---|
タイミング | ローン申込前 | ローン申し込み後 |
目的 | 本審査に通りそうか、 ローンを組む人が知るため |
お金を貸して問題ないか、 銀行やローン会社が判断するため |
審査に使う情報 |
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日数 | 即日~数日 | 数日~1週間程度 (※信販会社なら即日の場合も) |
見られる項目(例) |
【自己申告の情報】
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【自己申告の情報】
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Q 仮審査が通れば本審査も通るの?本審査が通らないとしたらどんな場合?
本審査では、個人信用情報機関に蓄積されている情報に大きなマイナスポイントがある場合、「仮審査は通ったのに本審査は通らなかった」というケースもあり得ます。
例えば「過去に長期の延滞があった」「他社でも借入があって、仮審査の時には申告していない」という場合には、本審査には通らない可能性も高いでしょう。
Q 仮審査に落ちたら本審査は通らない?何回か受けたら結果は変わる?
本審査は仮審査よりも多くの情報を元に、より厳しく審査されます。そのため、仮審査に落ちた場合は本審査に合格する可能性は非常に低いでしょう。審査を何度受けても、仮審査の結果は変わりません。
ただし「年収が増えた」「他社での借り入れを返済した」などプラス材料が増えた場合は、良い結果に変わる可能性があります。
Q 複数の銀行やローン会社で仮審査を受けても大丈夫?
金融機関によっては、仮審査であっても個人信用情報を参照するところがあります。そのため、仮審査で信用情報を参照している金融機関に申し込んだ場合、仮審査を受けたという記録が信用情報に記載されることになります。いくつもの仮審査の記録が残ることで、後々の審査に影響がでることがあるため、複数の銀行やローン会社に仮審査を申し込むのはなるべく控えた方が良いでしょう。
本審査は、どの銀行・ローン会社も審査のために個人信用情報機関に情報照会をします。何回も情報照会をしていると「この人は何回もローンに申し込んでいるからお金に困っているに違いない」と判断されてしまいます。本審査を何度も受けることも出来るだけ避けましょう。
仮審査のメリット・デメリット
メリット
- ローン審査(本審査)の結果の目安が分かる
- 必要書類が少ない(自己申告のみが一般的)
- 職場への在籍確認なども行われない
- ローン可能額の目安がわかる
デメリット
- 多少の手間がかかる
仮審査を受ける最大のメリットは「本審査の前に審査に通りそうかどうかが分かる」という点です。また必要書類も少なく、職場への在籍確認も行わないのが普通なので、気軽に利用できます。
また仮審査によって「いくらくらいまでローンが借りられるのか」が分かるので、車購入の予算を立てるのにも役立ちます。
目立ったデメリットもないので、「ローンの審査が心配」という人は仮審査を活用すると良いでしょう。
審査が通りやすいローンと厳しいローン
「ローンの本審査が心配」「仮審査が通らなかった」という人は、ローンの申し込み先を変えるのも一つの選択肢です。
自動車ローンは大きく「金融機関のローン」と「信販会社のローン」に分かれ、審査の厳しさや金利に差があります。
金融機関のローン (銀行、信用金庫など) |
信販会社のローン (ディーラー、自動車販売店など) |
|
---|---|---|
金利の相場 | 1~5% | 3~10% |
審査の難度 | 比較的きびしい | 比較的通りやすい |
審査期間 | やや時間がかかる (数日~1週間程度) |
早い (即日~数日) |
審査に不安がある場合は、「最初から信販会社のローンにする」「1回だけ金融機関のローンにトライしてみて、ダメなら信販会社に切り替える」など、金融機関と信販会社の差を意識してローンを選ぶと良いでしょう。
ローンの審査を通す5つのポイント
ローンの本審査を通すためには、ローンの申込先だけでなく、ローンの組み方や申し込み方、申し込みタイミングなども重要です。「本審査が心配」「仮審査に落ちてしまった」という場合は、以下のポイントを取り入れてみてください。
- ローンの借入額や返済回数を見直す
- 保証人をつける
- 「借入」をできるだけ返済しておく
- 返済事故歴がある場合は5年待つ
- 6ヶ月以内のローン申込は2~3件まで
同じローンの借入額でも、返済回数を増やせば「これくらいなら毎月支払えるだろう」と判断されて本審査に通る場合もあります。学生や新社会人などの場合は、保証人も有効です。
また見落としがちなのが「借入」の返済です。クレジットカードの分割払い、奨学金、スマートフォン本体の分割払いなどは、ローンではありませんが「借入」と見なされることが多いのです。そのため「思っていたよりも借り入れがあった」という人も少なくありません。
以下のページではこの5つのポイントについて具体的に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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ローン審査に通るか不安がある方は、まず仮審査から。