車の維持費

close
クルマの維持費いくらかかるのか?どうしたら安くなる?
クルマの維持費いくらかかるのか?

どうしたら安くなる?

買っただけでは終わらない、クルマのお金。ガソリン代に保険代、自動車税に駐車場代など様々な維持費がかかります。毎月どのくらいの維持費がかかるのか、年間ではいくらくらいなのか。そして維持費を安くするにはどうしたら良いのか。様々なメーカー、ボディタイプのクルマを扱っているガリバーが、維持費と節約のポイントをご紹介します。

POINT 1 車の維持費って具体的にどんなものがあるの?

画像:車の維持費って具体的にどんなものがあるの?

クルマには色々とお金がかかるとは知っていても、維持費にどんなものが含まれるか具体的にわからないという人も多いのではないでしょうか。

クルマの維持費は、大きく分けて、以下の4種類に分かれます。

  1. ① 税金
  2. ② 保険・金利
  3. ③ 走るための費用
  4. ④ 整備・メンテナンス費

① 税金

クルマにかかる税金のうち、購入時にかかるものが自動車取得税と消費税。それに対して、クルマを保有する期間はずっと払い続けなければならないのが自動車税(軽自動車税)と重量税です。

自動車税・軽自動車税

自動車税は普通自動車を所有する人が、軽自動車税は軽自動車を所有する人が支払う税金です。毎年4月1日時点の所有者に支払い義務があり、4月の下旬頃、納税通知書が届きます。

新車で5月や6月に購入した場合、新車の普通自動車の場合は月割で3月までの自動車税を支払う必要がありますが、軽自動車なら翌4月1日までは課税されません。中古車を購入した場合は、4月1日時点の所有者が支払っているため、3月末までは支払いは不要です。

自動車税は排気量によって決まっており、乗用車の場合は3万~10万円程度です。軽自動車税は、平成27(2015)年3月31日以前に新規検査を受けた場合は7200円、同年4月1日以降に新規検査を受けた場合は10800円です。エコカーの場合には、税金の減免措置があります。

自動車重量税

自動車重量税とはクルマの重量を基準に課される税金で、車重に対して0.5トン単位で課税されます。車検時に、次の車検までの期間分をまとめて納税するため、新車で3年車検の場合は向こう3年分の自動車重量税を、それ以外の場合には2年分の自動車重量税を納める必要があります。

クルマの重さによって税額は異なり、車重が軽い軽自動車だと年間で1万円程度。大型車の場合には2万円~2万5000円くらいです。車検のタイミングで納める税のため、中古車で購入した場合は、次の車検までは自動車重量税を支払う必要はありません。また、この自動車重量税についても、エコカーの場合には免税や減税といった優遇措置があります。

② 保険・金利

自動車保険

クルマの維持費の中でも大きな割合を占めるのが、自動車保険。保険料が一律で全員が加入しなければならない自賠責保険(強制保険)と、よくCMなどで見かける任意保険の2種類があります。またローンを借りる場合は金利もかかるので、こちらも忘れないようにしましょう。

自賠責保険

自賠責保険とは、正しくは自動車損害賠償責任保険といい、公道を走るクルマすべてに加入が義務づけられています。事故が起きた場合の人身損害を補償する保険ですが、保険金や賠償金には上限が設けられており、不足する部分を補足するのがこの後にご紹介する任意保険です。

自賠責保険は車検ごとに保険料を支払うため、新車の場合は3年、それ以降は2年分をまとめて支払います。保険料、補償内容は国により一律で決まっています。保険料は軽自動車の方がわずかに安く設定されていますが、保険料に大きな差はなく、1か月あたりにすると約1000円程度です。

任意保険

クルマの維持費の中でも、大きな負担になるのが任意保険。自賠責保険が事故の人身損害を一定まで補償するのに対し、こちらの任意保険はモノを壊した時や自分の車両が傷ついた時、そして大きな人身損害を起こしてしまった時のために加入するものです。

任意保険のため補償内容は自由に決められますし、同じ補償でも保険会社によって保険料が異なります。一般に事故の確率が高いほど保険料が高くなり、特に以下の場合は任意保険の保険料が高くなりがちです。

任意保険が高くなる理由

  1. 20代や60代の人が運転する場合
  2. 加害損害が大きくなりやすい大型車の場合
  3. 盗難されやすい高級車の場合
  4. 過去に任意保険で保険料を受け取っている場合
  5. 過去に任意保険に加入したことがない場合

節約の一つの方法として、中古車など手頃なクルマを買い、車両保険を外すという選択肢があります。ガリバーでは、補償内容や保険会社、そして保険料の節約についてもご相談を承っていますので、いつでもご相談ください。

自動車ローンの金利

自クルマを購入する際にローンを組んだ場合は、借入金額に加えて、それに対する金利が必要となります。金利は借入額の数パーセントのことが多いですが、借入額が大きいと金利として払う金額も大きくなるので、ローンを組むときは金利の絶対額も確認しましょう。

借入額は抑えたいが、かといって「どんなクルマでも良い」という方は少ないでしょう。ガリバーのお店では、モデルチェンジなどの理由でお買い得になっているクルマなど、お客様の予算に合わせたご提案を行っていますので、ぜひ相談してみてください。

またローンの選び方や、審査に通過する方法について、専門家がこちらでご案内しています。あわせてお役立てください。

③ 走るための費用

クルマは走ってこそ意味がありますが、クルマを走らせ停めておくためにもお金がかかります。その主たるものが、駐車場代、ガソリン代、そして高速料金です。小まめに払っているため、どのくらいの維持費がかかっているのかわからないもの。ここで改めて整理しましょう。

駐車場代

クルマを走らせるための、その拠点となる駐車場。自宅にクルマを停める土地がある場合は不要ですが、自宅に駐車スペースがなく新たに借りる場合には駐車場代が必要です。毎月かかる駐車場代は、特に都市部では維持費の中でも大きな負担になることがあります。

駐車場

1か月にかかる駐車場代の平均は約8000円。都市部であれば、もっと高いことが多いでしょう。自宅や駅から遠い駐車場を選ぶなどして、少し不便な思いをすれば安くなる可能性もありますが、他方で家のすぐそばに駐車場がない不自由さを訴える人は多いものです。

ご自宅に駐車スペースがない場合には、月々の駐車場代がかかることも踏まえて車両代の予算を決めることをおすすめします。

ガソリン代

クルマを走らせる際に不可欠なのがガソリン。ガソリンスタンドに行くたびにお金を支払っているため、家計の負担になっているという印象も強いのではないでしょうか。

ガソリンスタンド

もちろん、必要なガソリン代は乗っている車種や走る距離、そしてガソリン代の相場によっても変わります。例えば毎日の通勤と週末のレジャーにクルマを使うとすると、平均の走行距離は年間で10000km程度といわれています。この場合の1ヶ月のガソリン代は以下のような金額となります。

  1. 軽自動車 約3600円/月
  2. コンパクトカー 約4500円/月
  3. SUV 約8000円/月
  • レギュラーガソリン1リットル133円と仮定
高速料金
高速道路

レジャーなど遠出をする時に必要な高速料金。他方で、通勤の時に高速道路を使うという人もおり、年間で必要な高速料金は人によってかなり幅があります。最近では曜日や時間帯による割引などもあるため、ETCなどを使い上手く節約しましょう。

④ 整備・メンテナンス費用

クルマは複雑なマシンであり、私たちの安全を託す存在だけに、「ちゃんとした状態」を維持することが極めて重要です。そのために車検が義務づけられており、それ以外にもタイヤやオイルの交換などが欠かせません。このための維持費はいくらくらいかかっているのでしょうか。

車検代

正式名称を「自動車検査登録制度」という車検。クルマが、国の定める保安基準を満たしているかを定期的に確認するための制度で、新車でクルマを買ってから3年後に初回、その後は2年ごとに受ける義務があります。

ディーラーの他、ガソリンスタンドやカー用品店、修理工場などクルマに関連するお店の多くが車検を行っています。安いところは数万円程度、ディーラーでは10万円程かかるところもあります。

オイル・エレメント代

エンジンが滑らかに動くために不可欠なオイルと、そのオイルによる汚れをろ過するエレメント(オイルフィルターともいいます)。

オイルは10000~15000km走行するか、あるいは1年経過したら交換すべきだといわれており、1回の交換費用は約数千円。エレメントは30000km走行したら替え時だといわれており、毎日少しずつ乗るくらいなら2~3年に1回の交換が目安でしょう。こちらも数千円程度で済むことが多いです。

タイヤ代
タイヤ交換

クルマに乗っていて、確実に傷んでいくのがタイヤ。擦り減るとグリップ力が弱くなり、スリップなどの原因にもなります。そのため日常利用の人なら5年に一度は交換するのが目安です。

タイヤの価格もピンからキリまであり、5~10万円くらいかかると考えておきましょう。ディーラーなどで扱っている純正タイヤの方が、カー用品店で売っている市販タイヤと比べて価格は高い傾向がある一方で、その車種に合わせたチューニングがされています。

修理代

クルマに長く乗れば不具合も出てくるものですし、傷つけたり壊したりしてしまうこともあるもの。そんな時に必要になってくるのが修理代です。クルマのボディの修理の他、エアコンやパワーウィンドウなども修理が多いポイントです。

修理にかかる費用は、修理する箇所と不具合のレベルによって千差万別で、一概には言えません。クルマを購入した時のサービスで修理してもらえる場合もあるため、サービスパックなどが付いているか確認してみましょう。修理にお金をかけるくらいなら、中古車を買うことで購入費用を抑え、大きな故障が出てきたら乗り換えるというのも一つの手です。

POINT 2 年間の維持費を計算してみよう!

画像:年間の維持費を計算してみよう!

ここまでクルマの維持費の主なものをご紹介してきました。「こんなに色々あったらわからない」「結局いくらになるんだろう?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、維持費の中でも主要な「ガソリン代」「任意保険」「税金」をピックアップし、ボディタイプごとにトータルでいくらくらいかかるか試算してみました。

  スズキ ワゴンR
(軽)
マツダ デミオ
(コンパクトカー)
日産 セレナ
(ミニバン)
三菱 アウトランダー
(SUV)
ガソリン代 ¥86,900 ¥106,400 ¥175,000 ¥184,720
税金 ¥21,600 ¥69,000 ¥79,000 ¥90,000
任意保険 ¥75,940 ¥95,080 ¥97,480 ¥91,400
2年合計 ¥184,440 ¥270,480 ¥351,480 ¥366,120
月々 ¥7,685 ¥11,270 ¥14,645 ¥15,255
  • 年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン133円/L、ハイオク144円/Lとする。表中の数値はJC08モードで走行した場合の値。
  • 自動車保険 35歳以上 14等級 全車車両保険価格以外は同条件にて。
  • 上記はあくまで参考値となります。詳しくは車販売店でお見積もりの際にご確認ください。

上記の表は年間10,000kmの走行、つまり毎日の通勤や通学と週末のレジャーで使う人の目安です。軽であれば維持費は月に1万円未満と、それほど大きな負担にはなりません。ただしミニバンやSUVなど大きなクルマを選ぶと、ガソリン代や税金がかなり高くなるため、月々の維持費は軽の倍近くになります。

POINT 3 維持費を安く抑える方法は?

画像:維持費を安く抑える方法は?

ひと月当たりの金額としては大きな負担でなくとも、それが毎月続くのが維持費。どうせなら安く抑えたい、節約したいと思う人も多いことでしょう。クルマの維持費を抑えるポイントは大きく分けて2つです。

保険料を抑える

一つは維持費の大きな割合を占める保険料を抑えること。車両保険を外せば、それだけで任意保険の保険料は半額近くになることも珍しくありません。とはいっても、高いクルマが事故に遭い、全額自己負担で修理をするとなると相当な負担です。 いっそのこと最初から安くて状態が良い中古車を買い、事故を起こしたり故障したりしたら乗り換えるのも一つの手です。

整備費用やメンテナンス代を抑える

もう一つのポイントが、整備やメンテナンス代を抑えること。先述したように、ディーラーによる車検やオイル交換、タイヤ交換はどうしても費用がかかることが多いものです。できるだけ費用を抑えるためにも、自宅の近くで信頼できるお店を探すというのも一つの手です。最近はインターネットの情報や口コミも充実しているため、簡単に見つかるでしょう。

画像:整備費用やメンテナンス代を抑える

「ハイブリッドの方が維持費は安いイメージだけど、本当にお得なのだろうか?」「保険料やガソリン代なども考えた時に安いクルマってどれだろう?」 ガリバーではそんなご相談も承っております。維持費がお得なメーカーなど、様々なクルマを扱うガリバーだからこそ可能なアドバイスもありますので、お気軽にお越しください。