エコカー減税

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はじめての中古車購入ガイド エコカー減税対象車なら、税金が割安に
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エコカー減税対象車なら、税金が割安に

電気自動車やハイブリッドカーなどに代表される、環境に配慮された低燃費・低排出車として認定されたクルマには、税制面での優遇措置があります。どんな税金が、どのくらい安くなるのか。分かりやすくご紹介します。

POINT 1

エコカー減税・グリーン化特例とは

言葉だけはよく耳にする「エコカー減税」。実はエコカー減税に加えて、グリーン化特例という制度も用意されており、それにより現在では、3つの税金が減免の対象になっています。

  • 自動車の購入時に支払う自動車取得税
  • 車検の時に支払う自動車重量税
  • 1年に一度支払う自動車税・軽自動車税
    (※自動車税・軽自動車税の減免は、エコカー減税ではなくグリーン化特例)
クリーンディーゼル車もエコカー減税対象

エコカー減税というと、電気自動車やPHVハイブリッドなどの次世代自動車だけが対象だと思っている人もいます。しかし実際には、低燃費・低排出なクルマならクリーンディーゼルや通常のハイブリッド、さらにはガソリン車も対象です。

最新の対象車情報は国土交通省のHPからも確認できます。新しいクルマを考えている人は、参考にしてみてください。また各メーカーのサイトでも、対象車種が紹介されています。

POINT 2

新車の優遇措置

新車の税金がどのくらい減免されるのか知るためには、まず自分のクルマが下の表における「適用対象車」のどこに当てはまるかを確認しましょう。

基準を満たす次世代自動車の場合には、それだけで減免割合が決まります。それに対して、ハイブリッド車やガソリン車の場合には、燃費基準をどのくらい達成しているかによって減免割合が変わってきます。

適用対象車 次世代自動車
(電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド自動車、クリーンディーゼル車、平成32年度燃費基準+50%達成車)
ハイブリッド自動車、ガソリン自動車
平成17年排出ガス基準75%低減レベル
平成32年度
燃費基準
+40%達成車
平成32年度
燃費基準
+30%達成車
平成32年度
燃費基準
+20%達成車
平成32年度
燃費基準
+10%達成車
平成32年度
燃費基準
達成車
平成27年度
燃費基準
+20%達成車
+10%達成車
優遇内容 2018年度 自動車取得税
※1
全額免除 80%軽減 60%軽減 40%軽減 20%軽減 減税なし
自動車重量税
※2
全額免除※3 全額免除 75%軽減 75%軽減 50%軽減 25%軽減 減税なし
自動車税
軽自動車税
※4
普通自動車
75%
軽減
軽自動車
75%
軽減※5
普通自動車
75%
軽減
軽自動車
50%
軽減
普通自動車
75%
軽減
軽自動車
50%
軽減
普通自動車
50%
軽減
軽自動車
25%
軽減
普通自動車
50%
軽減
軽自動車
25%
軽減
減税なし

※12019年3月31日までに、新車登録・届出した場合。

※22019年4月30日までに、新車登録・届出の場合。(及び、一部の自動車での、この期間内に初回の継続検査を受ける場合)

※3新規検査後に受ける最初の継続検査時にも免税。

※4新車購入(新規登録・届出)の翌年度に適用。2019年3月31日までの新車登録車を対象。

※5平成32年度燃費基準+50%達成車は50%軽減。

燃費基準の変更により、軽減措置の対象外となる車種、グレードがあります。

POINT 3

中古車の優遇措置

エコカー減税というと新車のイメージがありますが、実は中古車を購入した場合にも、低燃費・低排出のクルマなら自動車取得税が軽減されます。

適用対象車

電気自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車
(平成21年排ガス規制NOx10%以上低減又は平成30年排ガス規制適合)

プラグインハイブリッド自動車、クリーンディーゼル乗用車
(平成21年排ガス規制適合又は平成30年排ガス規制適合)

ガソリン車・LPG車(ハイブリッド車を含む)
平成17年排ガス規制75%低減又は平成30年排ガス規制50%低減
平成32年度
燃費基準
+50%達成車
+40%達成車
平成32年度
燃費基準
+30%達成車
平成32年度
燃費基準
+20%達成車
平成32年度
燃費基準
+10%達成車
平成32年度
燃費基準
達成車
平成27年度
燃費基準
+10%達成車
+5%達成車
優遇内容 2018年度 自動車取得税
※1
取得価額から
45万円控除
取得価額から
35万円控除
取得価額から
25万円控除
取得価額から
15万円控除
取得価額から
5万円控除
減税なし

※12019年3月31日までに、新車新規登録等を受けるもの以外の車であって減税対象車を取得する場合に限り、特例措置が適用。

自動車重量税については、新車の優遇措置でご紹介している通り、達成している基準によっては2回目の車検の時も優遇措置がありますので、中古車購入の際にお店の人に相談してみてください。

グリーン化特例である自動車税については、新車中古車の区別なく、購入の翌年度の税金が軽減されます。ただし翌年度の自動車税のみが対象なので、グリーン化特例の対象になるのは一部の非常に新しい中古車だけです。

POINT 4

エコカー減税は期間限定なので注意

エコカー減税やグリーン化特例ですが、こちらは恒久的な法律ではなく、あくまで一時的な優遇装置です。現状では以下のように期間限定ですので、現在購入を検討している人はタイミングを確認してください。

  • 取得税:2017年4月1日~2019年3月31日までに新車を取得する場合
  • 重量税:2017年5月1日~2019年4月30日までに新車登録および最初の車検を受ける場合
  • 自動車税:2019年3月31日までに新車を取得する場合

なお、自動車取得税は平成29年3月(あるいは消費税率が10%になった時)で廃止されることが決まっていますが、新たに環境性能割増が導入される予定です。

【注意事項】

  • JC08モードの低燃費区分欄については、平成27年度燃費基準や平成32年度燃費基準の達成状況を表記しており、「+0%」は該当する燃費基準を達成していることを、「+5%」は該当する燃費基準を+5%以上達成していることを、「+10%」は該当する燃費基準+10%以上達成していること(他の表記も同様)を示します。
  • 燃費基準とは、省エネ法に基づき定められている燃費基準をいいます。
  • 排出ガス規制値に対して一定の低減レベルの達成が求められている自動車については、低排出ガス車認定制度に基づき国土交通大臣の認定を受けている必要があります。

2017年5月から新たな税制となったエコカー減税。それまでと何が変わったのか、そしてエコカー減税実施の背景について詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。