

クルマのボディカラーの特徴と選び方
クルマの印象を大きく決める、ボディカラー。「好きな色にして大丈夫?」「どんな色が良いの?」など迷う人も多いです。汚れやキズが目立ちにくい、事故に遭いにくいなど実は色に特徴があります。色の特徴を知って、ボディカラー選びの参考にしてください。
POINT 1
クルマの色が持つ特徴
クルマのボディカラーには、色ごとに「汚れにくい」「事故に遭いやすい/遭いにくい」「色褪せしにくい」などの特徴があります。
白
- 清潔感があり万人受けする、人気の定番カラー
- ワゴンやコンパクトカーだと「社用車/業務用っぽく」見えてしまうことも
- 膨張色なので、クルマが大きく見える
- 泥や水垢など汚れが目立ちやすく、黄ばんで見えることもある
ブルー
- さわやかで、スポーティーな印象のカラー
- 濃いブルーなどハッキリした色味の場合、ややキズが目立ちやすい
- 遠くにあるように見えてしまう色(収縮色)なので、事故に遭いやすいといわれることも
イエロー
- 珍しい色で、人と重なることが少ない
- ハッキリした色味だとキズが目立ちやすいが、花粉や砂などの汚れは目立ちにくい
- 注意を促す色であるため、事故に遭いにくいともいわれている
POINT 2
クルマの色の選び方
毎日のように目にするクルマなので、「自分が好き」と思える色を選ぶのが一番です。
それ以外だと、以下のような基準で選ぶ人が多いようです。
- 汚れもキズも目立たないクルマが欲しいなら、ブラウン・ゴールド系
- いつか手放す可能性があるなら、人気が安定している黒、白、グレー/シルバー系
- 事故に遭いにくいクルマが欲しいなら、イエローやゴールド/ブラウン系、グレー/シルバー系
- 目立つ色が欲しいならイエロー、レッド、ブルーなどビビッドな色
- 柔らかい印象、穏やかな印象を与えたいならパステル系
色に全くこだわりがないのなら、それを値引き交渉に使っても良いでしょう。
お店の人に「一番安くできる色はどれ?」「色にこだわらないから、とにかく安くしたい」と相談してみてください。
ワンポイント 手放す時に「高く売れる色」がある!

安く買うためには「人気のない色」を選ぶのがおすすめですが、いつか手放す可能性があるなら「リセールバリュー」が高い色、つまり「高く売れることが見込まれる色」を選ぶという考え方もあります。
リセールバリューが高い色は、ボディタイプによって変わります。
白、黒、シルバーといった定番色は、どのボディタイプでもリセールバリューが安定しています。一方、例えば軽自動車なら、パステル系の色も人気があるため、リセールバリューも高い傾向があります。
ガリバーでは「どんな色を選ぶべき?」「人気がない色だけど安いクルマと、どっちを買うのがお得?」などのご相談も承っています。