自動車ローンの必要書類と注意点

自動車ローンの必要書類と注意点
自動車のローンについて

自動車ローンの必要書類と注意点

自動車ローンを組む際は、銀行や信用金庫などの金融機関だけでなく、自動車を購入するディーラーやクレジット会社など様々な方法があります。
しかし、ローンは誰でも組むことができるというものではありません。当然お金を貸す側は、この人に貸しても大丈夫なのかという審査を行います。
そして、この審査を行うためには色々な書類を提出する必要があります。
ここでは、自動車ローンを組むにあたり必要な書類と注意点をご紹介いたします。

POINT 1 この人はしっかりとお金を返せるのか?

自動車ローンを組む際に必要な収入を確認する書類をについて解説いたします。

お金を貸す側にとって気になるのは、借りた人がしっかりとお金を返せるのかということです。収入がどのくらいあって、現在の借入れがどのくらいあるのかは絶対に知っておきたい情報。そのためにも公的な書類で確認を行います。

年収を証明する書類
  • 源泉徴収票
  • 所得証明書
  • 納税証明書(所得税・住民税)
  • 給与明細書(直近3ヶ月のもの)

これらの内いずれか1つを提出する必要があります。

そして意外と重要なのが、借入れに関する書類(借入状況明細書など)です。これは年収が高い人でも借入れが多ければ、その分自動車ローンにまわせるお金が少ないと判断されてしまうからです。

基本的には
  • 借入総額が年収の50%以下であること(住宅ローンは含まない)
  • 返済総額が年収の40%以内であること

例えばこの条件内でも、正確に自分の借入れを全て把握し、申告することが重要です。絶対に他の借入れを隠すことだけはしないで下さい。この、「借入れの正確な申告ができるかどうか」が審査の鍵です。

POINT 2 本当にこの人がローンを組むのか?

自動車ローンを組む際に必要な本人を確認する書類について解説いたします。

これは最近ではどこでも必要になっていますが、顔写真付きの本人確認書類が必要です。

具体的には
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 写真付き住民基本台帳カードなど。
  • 住民票(現住所の確認として)

が必要になってきます。やはり万が一に備えて、借りる人が本人であり、その現住所を把握しておく必要があるのです。

POINT 3 本当に自動車を購入するのか?

自動車ローンを組む際に必要な目的を確認する書類について解説いたします。

また、貸すお金が本当にその目的に使われるのか、また使用したのかを確認する必要があります。

例えば自動車ローンの目的として、一番多い自動車の購入では、
  • 注文書
  • 見積書
  • 車検証(納付されてから1週間以内)

などの書類の提出が必要です。

また、実際に借入れ後の支払済確認書類が必要な場合もあります。

POINT 4 書類の多さ、こんなに違うの?

金融機関とディーラー系会社の自動車ローンを組む際の必要書類の違いについて解説いたします。

ここまで自動車ローンを組む際に必要な書類について説明してきましたが、こんなに書類が必要で面倒だと思われたかもしれません。しかしこれは銀行や信金、農協などの金融機関でローンを組む場合です。

他にも自動車ローンは信販会社やディーラーなどで組むことができます。これらのクレジット系のローンは必要書類が少なく、審査も数十分で終わるケースが多いです。

  • 運転免許証
  • 印鑑登録証明書
  • 銀行印

クレッジット系ローンの場合、これらのものがあれば大丈夫です。こんなに必要書類が少ないのは、金融機関に比べて金利が高いからというのが一番の理由です。

ここまでで解説したのは20歳以上の人が自動車ローンを組む場合であり、未成年者名義の自動車購入の場合は本人と親の承諾書類が必要になります。

ここまで自動車ローンを組む際に必要な書類について解説してきましたが、簡単にまとめると、

金融機関=金利が低い=審査が厳しい=必要書類が多い
クレジット系=金利が高い=審査が易しい=必要書類が少ない

ということになります。

これは必ずしも、という事ではなく、一般的にこのケースが多いということです。
現在ではインターネットで簡単に必要書類の確認できるので、実際に色々な情報を集めて自分自身の目で確認し、判断することをお勧めいたします。

画像:稲木秀多

専門家プロフィール
稲木秀多

FP2級。地方銀行の営業を経て、現在は、主夫として家事、子育てをしつつ、記事の作成等を行っている。