



自動車ローンの審査基準は?審査に通る目安や落ちる理由、できる6つの対策を解説
目次
自動車ローンの審査基準
自動車ローンの細かい審査項目は、金融機関や信販会社によって異なります。ただし、基本的な観点は共通しており、一般に以下のような基準で審査が行われます。
1)属性審査
「安定した職業・勤務先か」「継続して働いているか」は、ローン審査で重要なポイントの一つです。就職・転職直後の人や非正規雇用者、自営業者、学生、年収が極端に低い人は、そうでない人と比べて審査を通過しにくい傾向があります。
年収は、一般に大手銀行で200万円以上、地方銀行などでは150万円以上が目安とされ、勤続年数は1年以上、できれば3年以上あると評価が高まりやすいといわれます。
また、年収に対するローン返済額の割合(返済比率)も確認され、こちらの目安は住宅ローンなど全ての返済を合わせて「年収の30%程度まで」です。
2)他社での借入残高や利用可能限度額
ローンの審査では、「他社での借入がいくらあるか」「借入額が多すぎないか」も確認されます。たとえ収入が安定していても、他のローンや自動車ローンの借入額が多いと返済が滞る可能性があるからです。
自動車ローンの場合、借入可能額はクレジットカードの利用や他の借入がない状況で「年収の30〜40%程度まで」が一般的です。たとえば年収400万円の場合、借入額は最大160万円程度と考えられます。
3)過去の事故歴や照会件数
ローンの審査では、申込者の返済能力や経済状況を確認するため、過去の返済トラブルの有無や直近6カ月程度のローン申込回数もチェックされます。
延滞や未払いなどの返済トラブルがあると、審査を通過しにくくなります。また、短期間に何度もローンを申し込んでいると、多重債務のリスクを疑われる可能性があります。そのため、長期にわたって返済トラブルがないことに加えて、申込回数はできるだけ少ない状態が望ましいです。
自動車ローンの種類と審査の違い
一口に自動車ローンといっても、種類によって審査や申込基準の厳しさは異なります。たとえば、金融機関系と信販会社系のローンでは、以下のような傾向があります。
金融機関系のローンは、一般に金利が低いものの、審査基準が厳しく、審査期間も長い傾向があります。一方、信販会社系のローンは金利がやや高めな反面、審査は比較的通りやすく、審査期間も短いことが多いです。さらに、車を購入するお店で手続きを完結できます。
先に金融機関系ローンに申し込み、通らなかった場合に信販会社系のローンを検討するのも一つの方法ですが、短期間に複数のローンへ申し込むと審査が不利になりやすいため、申込件数には注意が必要です。
ローン審査に落ちる主な理由
ローン審査を通過できない代表的な理由には、以下のようなものが挙げられます。
- 安定した収入がない
- 返済プランに無理がある
- 「借入」と見なされるものが既にある
- 過去に大きな返済トラブルがある
ただし、収入が多少安定していなくても、無理のない返済プランであれば審査を通過することもあります。「収入が安定していないと無理なのか」と諦める必要はありません。次章で対策も紹介していますので、そちらも参考にしてください。
意外と見落としがちなのが、「借入」と見なされるものが既にあるケースです。ローンの他にクレジットカードや奨学金、スマートフォン本体の分割払いなども含まれる場合があります。さらに、審査が厳しい会社では、クレジットカードの利用可能枠を借入と見なすケースもあるようです。
審査を通しやすくするための6つの対策
ここでは、「自動車ローンの審査を通過できるか心配」「一度落ちてしまった」といった人のために、審査に向けてできる6つの対策を紹介します。
1) ローンの借入額や返済回数を見直す
ローンの借入額や月々の返済額が多すぎると、審査を通過しにくくなります。
頭金を用意して借入額を減らせると理想的ですが、それが難しい場合は中古車など車の購入代金そのものを抑えることも検討しましょう。
月々の返済額を抑えるには、借入額を減らすだけでなく、借入期間を延ばして返済回数を増やす選択肢もあります。月々の返済額が減れば「これくらいなら払えるだろう」と判断され、審査も通過しやすくなります。
2) 保証人をつける
多くの場合、自動車ローンに保証人は不要です。しかし、学生や新社会人では「保証人をつければローンを申し込める」というケースもあります。
保証人が必要な場合は金融機関や信販会社から説明があるのが一般的ですが、申込者側から聞いてみてもよいでしょう。
3)「借入」をできるだけ返済しておく
借入が多いと、ローンの審査通過率は下がるのが一般的です。返済できるものがあるなら、早めに返しておきましょう。
見落としがちなのが、スマートフォンの分割払いや奨学金です。また、前述の通り、クレジットカードの利用可能額が借入と見なされる場合もあります。使っていないクレジットカードは、この機に解約しましょう。
4) 返済事故歴がある場合は5年待つ
信用情報の中でも重視されやすいのが、事故歴です。これは、61日を超える長期延滞や債務整理、自己破産など過去の「返済トラブル」を指します。
一般に、事故歴は5年間記録されます。そのため、ローンを申し込むときは、過去のトラブルから5年以上の期間を空けるのが望ましいです。
なお、申込者が返済トラブルの過去を隠しても、金融機関や信販会社は個人信用情報機関から事故歴の有無を確認できます。審査の際に嘘をつくことはやめましょう。
5) 6カ月以内のローン申込は2~3件までに抑える
ローンの申し込みがあると、金融機関や信販会社は申込者の情報を個人信用情報機関に照会します。この照会件数が多いと「ローンに多く申し込んでいるから、お金に困っている状況だろう」と判断され、審査を通過しにくくなります。
照会履歴は6カ月間保存されます。そのため、6カ月以内のローン申込は2〜3件程度に抑えましょう。
6) 仮審査を活用する
仮審査とは、本審査の前に行う簡易的・暫定的な審査で、本審査の通過見込みの有無を確認できます。あくまで「見込み」であり、本審査の通過を保証するものではありませんが、確認作業として使うことをおすすめします。
仮審査に落ちた場合は、本審査を通過する可能性が低いと考えられます。借入希望額を見直したり、他のローンを検討したりしましょう。
ローン審査に不安がある場合はガリバーにご相談ください
自動車ローンの審査では、現在の収入や勤務状況だけでなく、他の借入や過去の返済トラブルもチェックされます。また、ローンの種類によっても審査の難易度が異なるので、「自分にはどのローンが合いそうか」も検討しましょう。
ガリバー対象店舗※では、お客さま一人ひとりのニーズにお応えできるよう、5つの自動車ローンをご用意しています。「ローンの返済開始を最大6カ月遅らせる」「今の車のローンと新しい車のローンを一本化できる」など、多くの選択肢があります。
ローンの選び方に迷っている場合は、ぜひ一度ご相談ください。
※ガリバーには直営店とFC店がございます。表示のローンプランは直営店では利用可能ですが、FC店では利用できないローンプランがあるため、詳細は各FC店 リンク先にお問い合わせください。
この記事を執筆・監修した人
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- 現在の役職・肩書
- 保有資格
弁護士
- 略歴
アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所後、2014年8月にプラム法律事務所を設立。一般民事・交通事件に係る法律相談、刑事事件に係る法律相談に対応している。道路交通法改正に関する著作なども行っている。
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