自動車ローンの審査を通すためのコツ

自動車ローン返済に関する3つのポイント!選び方、タイミングで通りやすさが違う?

自動車ローン返済に関する3つのポイント! 選び方、タイミングで通りやすさが違う?

「自動車ローンの審査に通るか心配…」「大丈夫だと思ったのになぜか落ちた」など、不安や心配が多いのが自動車ローンの審査。そもそも、どうやって審査されるのでしょうか。ローンの種類やタイミングによっても、審査の通りやすさが変わります。今回はローンの審査について知っておくべきポイントを分かりやすくご説明します。

POINT 1 審査に通りやすいローン?通りにくいローン?

自動車ローンには、大きく分けて「金融機関による自動車ローン」と「信販会社による自動車ローン」があります。この2つには、それぞれ特徴があることをご存知でしょうか。

金融機関による自動車ローンは、金利が安い反面、審査が厳しく書類手続きが面倒なのが特徴です。金利が安いのは嬉しいですが、審査に通らず借りられないのでれば元も子もありません。信販会社による自動車ローンは、金融機関のものに比べると金利が高めです。しかし審査は緩く、また審査のスピードも早いことが多く便利です。

少しでも金利が安い方が良いという人は、金融機関の自動車ローンに申し込んでみて、審査に落ちたら信販会社を利用するという手もあります。ただし何度も繰り返すと、もっと審査に通りにくくなるため注意をしましょう(詳しくは POINT 3 へ)。

POINT 2 審査では何を見られる?

そもそも、自動車ローンの審査では何を見られるのでしょうか。チェックされる観点は、大きく以下の3つです。

A)過去の「事故歴」「照会件数」など 個人信用情報機関の登録記録をもとに実施
B)「他社での借入残高」「契約件数」「利用可能限度額」など 個人信用情報機関の登録記録をもとに実施
C)属性審査 年齢・職業・勤務先・勤続年数・年収・家族構成など、申込書に書かれた個人情報をもとに実施

このAとBに出てくる「個人信用情報機関」には、個人のクレジットカード、分割払い、各種ローンの契約情報や残債情報、返済履歴、申込時の照会記録などの取引情報が登録されています。(※カードローン、キャッシング、住宅ローン、自動車ローン、教育ローンなど)

登録されている情報は自動車ローンに限らず、個人がローンやクレジットを利用した履歴も含まれています。そのため、この個人信用情報機関の記録を参照すれば、ローン申し込み者の過去のクレジット利用情報や返済状況がすぐ分かります。

これらの個人信用情報機関に登録されている情報が、ローンの審査においては大きな影響を持ちます。

過去の事故歴・照会記録について

「事故歴」は審査の中で最も重要なポイントです。といっても、クルマの事故のことではありません。個人信用情報機関に登録されている、過去の返済トラブルのことです。

具合的には、延滞や破産の有無が調べられます。個人信用情報機関に返済事故の記録がある場合には、自動車ローンを含む各種ローンやクレジットカードの審査に通らなくなります。

個人信用情報機関での返済事故の登録期間は、基本的には5年です。つまり、過去に返済事故があった場合、5年は記録が消えないのでローンやクレジットの審査には通りません。過去に返済事故を起こしたことがある人は、この5年という数字を覚えておきましょう。

次に重要なのが「照会記録」です。個人がローンなどに申し込むと、金融機関は個人信用情報機関に登録情報の照会をします。この「照会をした」ことが記録されており、これが照会記録です。照会記録は6か月登録されます。

特に金融機関は、個人信用情報機関に残っている過去6か月の照会件数を審査の重要事項としています。照会件数が多いと「この人はお金に困っている」「何か金策をしている」と解釈され、審査に通りにくくなります。

他社での借入残高、契約件数・利用限度額について

ローンの申込書には、他社でのローン件数や借入残高を書く欄があります。審査に通りたいからといってこの欄にウソを書いてはいけません。ローン件数や借入残高だけでなく、利用限度額情報まで個人信用情報機関で登録記録を照会することが可能です。

自社・他社を含めた総借入残高は、申込書上の年収欄とともに返済能力を判断するための重要な審査項目です。年収に対して借入残高が高い場合は、返済能力が低いとみなされ審査に通りにくくなります。

では、他社での借入れがある場合はどうすればいいでしょうか。答えは「極力繰り上げ返済をして借入残高を減らす」ことです。

契約件数と利用限度額については、各金融機関で取り扱いが違ってきます。例えば、借入れが全くないカードローンやクレジットカードのキャッシングの件数や利用限度額は、審査では考慮しないという会社もあります。

他方で、利用限度額の設定がある場合はいつでもすぐ借入れ可能なので審査上計算に入れるという会社もあります。よって、全く利用していないカードローンやクレジットカードは解約しておく方がいい、ということになります。

個人信用情報機関での借入残高やクレジット契約の解約などの情報更新頻度は、基本的に月に1度です。ですので、自動車ローンの審査のために、個人信用情報機関の情報をきれいにしておきたい場合は、1ヶ月以上前から準備をしておくと良いでしょう。

属性審査について

属性審査は、年齢・勤務先・勤続年数・年収・家族構成、持ち家の有無など、申込書に書かれた個人情報をもとに行います。

属性審査は金融機関各社で審査基準がかなり違います。しかし、どんな金融機関でも必ずチェックする項目が「勤続年数」です。定年退職間近な人を除いて、勤続年数は長ければ長いほど安定した収入が見込めるとみなされ有利に働きます。

よって転職して間もない人は不利です。勤続年数は会社によって、1年以上、2年以上、5年以上、と審査基準は異なりますが、一般に銀行の自動車ローンの場合、勤続年数の目安は3年以上と言われています。ローンの審査の際は勤務先に在籍や勤続年数の確認が入るので、嘘を記入しないようにしましょう。

勤続年数が少ない場合は、取引実績のある銀行の自動車ローンを狙ったり、低金利のフリーローンを探したり、ディーラーや販売会社が提携している信販会社の自動車ローンにしたりなどの工夫が必要です。

その他の重要項目は年収です。ほとんどの自動車ローンの場合、源泉徴収票などの年収を証明する書類の提出が求められます。年収と年間の返済額の比率がどのくらいかという「返済比率」が審査の判断材料になります。

返済比率は金融機関によって「何%以内ならOK」という審査基準が異なりますが、返済比率は低い方が有利です。

POINT 3 審査に通るための工夫とやってはいけないことは?

ここまで、審査で何を見られるのかをご紹介しました。これを踏まえると「やるべきこと」と「やってはいけないこと」が見えてきます。

  • 申請内容に嘘や偽りは書かない
  • 返済事故歴がある場合は、5年待ってから自動車ローンに申し込む
  • 6か月以内のローンの申し込みは2~3件までにする
  • 他社のローンや利用限度額を減らしてから1か月待ってから自動車ローンに申し込む
  • 自動車ローンの審査が終わるまで転職や退職は待つ

個人信用情報機関にはクレジットやローンに関するあらゆる情報が登録されていますし、勤務先や勤続年数についてもチェックされます。情報が保管される期間は項目によって差がありますので、そのタイミングを上手く活用して、審査を通過してください。

ガリバーではローンの選び方や審査に通るコツなどのご相談を承っている他、一人ひとりの条件を満たしつつローンの借入額を減らすクルマ選びのお手伝いもしています。全国550のお店はもちろん、電話やウェブでのお問い合わせも承っているので、お気軽にご利用ください。

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