

更新日:2023/01/13
「今日決めてくれるなら30万円引き…」そんなセールストークに惑わされない為のマニュアルです。3月末の登録期限(詳しくは新車購入術)ギリギリであるなど、よほどのことがない限り、翌日以降でも同じ値引きが出る。検討している競合の話はしましたか?購入へのハードルがいくつかあることなど、じっくり交渉すれば「今日だけ」に近い金額が出るものです。
今日決めてくれるなら30万円引き、明日以降だと30万円引きはできません
今日決めて欲しいというのはセールスマンの常套句と言っていい。そんなに契約をあせらせるのではなく、じっくり考えた上で契約を結ばせたほうが良いと思うが、セールスマンの立場からするとなかなかそうはいかないようだ。なので「今日ならこの値引き」といった言い方をするが、よほどのことがない限り、翌日以降でも同じ値引きが出る。だからあせって契約してはいけない。
買う側としては「とにかく最高の値引きを出して欲しい。その値引きを見た上で、ほかのクルマとも比較して決める」という立場をはっきりさせること。競合のネタに使われるだけでは嫌とばかりに、抑えた値引き額しか提示されないこともあるが、それはそれとしてほかのクルマの値引き額と比べた上で、改めて交渉すれば、その交渉日にも「今日決めるならこの値引き」という金額が出てくる。
本当にその日でないとダメなケースはごく例外的で、その日に決めないと決算月である3月中の納車が間に合わなくなるとか、あるいは早く売りたい長期在庫車が売り切れてしまうケースなどがある程度。そんなケースであっても、後でじっくり交渉すれば近い金額が出るのが普通だ。
