クラウンの値引き情報

クラウンの値引き情報

トヨタクラウン 新車値引き交渉の最新情報
ライバル車比較からディーラー攻略法まで

2016年12月更新

トヨタクラウンの特徴

かつては「いつかは、クラウン」という憧れを抱かせるキャッチコピーを冠していたように、日本が誇る最高級セダンであるクラウン。過去から現在にかけて他メーカー、自社からも数多くのセダンが販売されてきましたが、国産セダンで最高の品質と品格を持ったセダンと言えばクラウンで相違ないでしょう。

そんなクラウンも1955年の初代の販売開始から約61年が経過し、円熟の14代目となっています。これほどまでに長く愛されてきた国産車は数少なく、「日本のクルマの歴史を担ってきた」と言っても過言ではないかもしれません。

初代から継続して使われている車種名に由来する王冠のマークが象徴するように、国産車の王と呼ばれるにふさわしいスタイルは今も昔も変わらないのです。

ライバル車のスペック・価格比較

値引きする際の材料としてライバル車を引き合いにだすのは常套手段です。ディーラーで値引き交渉をするときに、ライバル車と比較するだけで価格を下げてくれる可能性がグッと高くなります。

クラウンの主なライバル車
  • クラウン

  • マークX

  • スカイライン

クラウンにはフォーマルな印象の「ロイヤル」とスポーティさを持った「アスリート」の2タイプが用意されており、各タイプ、異なる特徴とエクステリアを持っています。そこで今回はアグレッシプなフロントマスクと走り心地が魅力の「アスリート」を中心にご紹介出来ればと思います。

そんなクラウンでのディーラーでの値引き交渉を有利に進めたいのであれば、ライバル車の知識を前もって身につけておくのがおすすめです。最高級セダンと言えども、このクラウンに追随する他のクルマの購入も検討していて、各車種の特徴をしっかり調べていることを話題に出せば、トヨタの営業マンも黙ってはいられないでしょう。

クラウンと比較すべきライバル車には、同じくトヨタのマークXとニッサンのスカイラインが適しているでしょう。クラウンの販売店はトヨタ、マークXの販売店はトヨペットとなっているので同じメーカーの車種でも十分に比較可能となっています。

そんなマークXはクラウンの下位モデルにあたったセダン「マークⅡ」の後継車種。フロントの重厚さなどではクラウンに負ける部分もあるかもしれませんが、スポーツセダンといったカテゴリーではクラウンに劣ってはいません

また、ニッサンの高級セダンと言えば「フーガ」がありますが、フーガはフルモデルチェンジから7年が経過し、近年ではマイナーチェンジなどの動きが見えないということもあって、常にスペックを更新しているクラウンと比較しづらいクルマになってしまいました。それに対してスカイラインは2014年にフルモデルチェンジしたばかり。「インフィニティQ50」の名称で海外でも販売されるなど注目度の高いクルマとなっています。現在、ニッサンでクラウンと張り合えるほどの価格やスペックを持った高級セダンとなるとスカイラインとなってくるでしょう。

メーカー・車種名 クラウン マークX スカイライン
車両価格 約381万円~約618万円 約266万円~約385万円 約413万円~約610万円
現行モデル発売日 2016年8月 2016年11月 2016年11月
燃費(km/L)
JC08モード燃費 9.6~13.4 10.0~11.8 13.0~18.4
シフト 6AT or 8AT 6AT 7AT
駆動方式 FR or フルタイム4WD FR or フルタイム4WD FR or フルタイム4WD
排気量 1998~3456 2499~3456 1991~3498
定員 5名 5名 5名
ドア数 5ドア 4ドア 5ドア
最小回転半径

最新モデルチェンジ情報

クラウンのモデルチェンジ情報

2016年8月 一部改良
- マイナーチェンジ
2014年7月 一部改良
2013年12月 特別仕様車「アスリートG リボーンピンク」「アスリートGi-Four リボーンピンク」を設定
2012年12月 フルモデルチェンジ

2012年にフルモデルチェンジを行ない、14代目となったクラウン。特にアスリートはエクステリアが劇的に変更され、レクサスを思い起こすような鋭角なデザインのフロントグリルになっています。この鮮烈な仕様変更が、高級車ゆえに「おじさんのクルマ」といった印象が強かったクラウンに若年層のユーザーが目を向けるきっかけになったとも言われています。

また、クラウンの特徴といえば高級セダン特有の質感溢れるインテリアとその乗り心地。センターコンソールに各種操作スイッチをタッチ方式で集約した「トヨタマルチオペレーションタッチ」を備えるなど、最新技術とクラウンらしさの融合に余念がありません。さらに安全装備では直近の一部改良で衝突回避支援パッケージ「トヨタ・セーフティ・センスP」を全グレードに標準装備。トヨタのフラッグシップセダンとして先進技術をフルに搭載し、ユーザーの満足度を高めています。

マークXのモデルチェンジ情報

2016年11月 マイナーチェンジ
2015年3月 特別仕様車「GRMN」を設定
2014年9月 一部改良
2013年6月 特別仕様車「250Gs Sパッケージカーボンルーフバージョン」「350S Gsカーボンルーフバージョン」を設定

フルモデルチェンジが2009年と7年前ではありますが、その間に2度のマイナーチェンジを行なうことで古い印象をユーザーに与えないマークX。直近のマイナーチェンジが11月に行なわれ、グレードごとにフロントマスクのデザインを微妙に変えるなど細やかなエクステリアの変更が行われています。

前述した通り、クラウンの下位モデルとも言われるマークX。サイズはクラウンと比較するとやや小さいものですが、最高出力などのスペック自体では負けていません。むしろボディが小さく軽い分、燃費性能ではマークXが勝っている部分もあります。クルマに何を求めるかをきちんと考え、高級感や質感をそこまで求めていないというかたならば、マークXは十分に比較対象になってくるはずです。

なぜならマークXの最上位グレードにあたる「350RDS」は約385万円、クラウンのベースグレードにあたるアスリートはスペックで劣るものの約363万円とほぼ同価格帯。スペックと価格といった「実」を取るか、クラウンという確固たる「ブランド」を選ぶのか悩みどころとなってくる人もいるでしょう。

スカイラインのモデルチェンジ情報

2016年4月 一部グレードを改良
2014年6月 新グレード「200GT-t」「200GT-t タイプP」「200GT-t タイプSP」を設定

2014年のフルモデルチェンジを境に「NISSAN」エンブレムがインフィニティのものに変更され、印象をガラリと変えたスカイライン。クラウンの1955年発売と同年代である1957年に初代が発売され、現行車は13代目にあたります。過去にはいわゆるハコスカと呼ばれる3代目や、派生して一車種となった「GT-R」といった名車を輩出してきた車種だけあって、ファンが非常に多いクルマです。

現行のスカイラインの特徴としてはスポーツセダンのアクティビティと高級セダンの重厚さを兼ね備えたフォルムがあげられます。インフィニティは海外ではニッサンの高級セダンのラインとして知られているので、その名称にふさわしいスタイルにしたというのが実情でしょう。また、スカイラインをブランド化し、クーペやSUVといったラインナップ展開をするうえでもニッサンが高級化路線を推していきたいと思っているはずです。

そんなスカイラインですが、スペックはクラウンに勝るとも劣らずといったところ。また現行のラインナップでは3.5Lエンジンを搭載したグレードは全てハイブリッドモデルとなっているのもポイントで、燃費性能はそれなりですが、加速性能は一目おくべきでしょう。そして安全装備としては、一部グレードで先進安全技術である「全方位運転支援システム」を標準化。インテリアも高級セダンを名乗るにふさわしいラグジュアリー感を持ち合わせています。

価格帯も非常にクラウンに近く、クラウンを購入するうえで意識せざるを得ないクルマであることは各ディーラーで良く理解されていると言えるでしょう。

ディーラーへ行く前に!下取り車売却のコツ

ライバル車の情報もわかったところで早速ディーラーへ、と思っている方は少々お待ちください。

値引き交渉の際、ディーラーはあなたが現在乗っている車の下取りをすると言ってくることがあります。これは一見便利なサービスのようにも思えますが、ここで提示される下取り額が必ずしも適正だとはいえません。まずは買取り専門店を回って自分の車の正しい価値を知り、その値段をベースに下取り価格と比べましょう。

買取店はディーラーより価格が高くないと商売にならないワケですから、必然的に買取店でもらう下取り額のほうが高くなります。この査定額を新車値引き交渉に入る前に絶対にもらっておき、ディーラーの営業マンが下取りをかってでたら買取店で出してもらった査定額を引き合いにだすことで、下取り額を吊り上げましょう。

また新車の見積もりをもらう場合には、下取り車アリとナシの2パターンを必ずもらいましょう。

このとき「下取り車ナシだと値引き額が少なくなる」と言われることがありますが、これは何らかの下取り車対策金がメーカーから支払われている可能性が高いと考えていいでしょう。

逆に買取り専門店の価格より明らかに高価な場合は、何らかの対策金か、値引き額を下取り車に当てている可能性があります。メーカーから数十万円ほどの下取り車対策金が出ていないかぎり、買取り専門店より異常に高い下取り価格がでることは、車市場の構造上考えられません。そういったトラップに引っかからないためにも、「新車値引き」と「下取り額」はしっかりと分けて商談に挑みましょう。

また、ディーラーは下取り車が入庫するのにかかる期間の値落ちを見越した下取り価格を提示します。対して買取り店は現在の価格を提示してくれるため、当然値落ちを見越しているディーラー下取りよりもいい条件が提示されます。買取店でもらった査定額をディーラーへもって行き、納得のいく金額を出してもらえないようであれば買取店で売ってしまいましょう。

ただ新車購入前に車を買取り店で売ってしまったら、新車が来るまで何に乗ればいいのかと心配なさるかたもいるでしょう。ところが、最近では代車サービスなどもある買取り専門店も多く、そういったサービスを積極的に利用することもできるので安心してください。

さらに、新車からカスタムしたい人や、購入資金に自由度が欲しい場合も買取り店をご利用することをオススメします。下取りとは違い、買取りの場合は現金が手に入るので、一部の現金をカスタム費用に回すなどすればローンを車の分のみで済ませることができます。カーショップのローンより、自動車ローンの方が金利も安い場合が多いので、結果そのほうがお得でしょう。

狙い目のグレードは?

狙い目のグレードは?



クラウンには前述の通り、フォーマルな外観の「ロイヤル」とスポーティな「アスリート」の2モデルが現行車として販売されています。クラウンの高級感のみを存分に味わいたい、もしくはショーファーカーとして使用するならばロイヤルで良いかもしれませんが、ユーザー自身も運転するならばトヨタの技術の粋を集めた「アスリート」がおすすめです。

その中でも「アスリートS-T」はベースグレードに各種オプションを追加して、クラウンならではの日本的高級感を味わえるグレードとなっています。さらなる走行性能を求めるユーザーには4WDモデルの「アスリートi-Four」や、その上位グレードにあたる「アスリートSi-Four」などもおすすめ。このあたりは予算と相談になってくるかと思いますが、長く乗ろうと考えているならばベストな選択となることでしょう。

値引きに入る前、見積もりをもらう際の心得

実際にディーラー・販売店に行ったら新車見積もりをもらいます。ここでは全く値引きしていないものや、ある程度値引きされたものなど、お店、営業マンによって様々です。

まずは無駄なオプションに惑わされないように、付属品はフロアマットだけ、そして車庫証明費用と納車費用のカットを申し出ましょう。

納車費用は自分で営業所まで車を取りに行けばカットできますし、車庫証明費用は自分で車庫証明を取ればカットできます。車庫証明は簡単に最寄の警察署で取れますので、自分で取るようにしましょう。

こうして車両本体価格からいくら値引きしているのかをハッキリさせることで余計なことを考えずに済みます。その後、納得のいくだけの値引きができたらオプションを追加するようにしましょう。

これはライバル車の見積もりをもらう場合も同様です。すべての車を同条件で並べることで、車両本体価格の話にのみ集中すれば惑わされることもありません。

ディーラー・営業マンの思惑を分析

ディーラーの事情

ディーラーは、毎月(または週ごとに)目標販売台数が設定されており、この目標販売台数の達成具合によってメーカーから報奨金が出ます。つまり、もしも後1台で目標販売台数に達するといった状況であれば、いつも以上に値引き額を大きくしてくれる可能性が高くなります。

一方、すでにその月の目標販売台数を達成している場合は、わざわざ値引き額を大きくして販売する必要はありません。この辺りは調べようにも調べられないところなので、運に任せるしかありません。

ただここで押さえておきたいのが、「販売台数」の数え方です。

新車は陸運局で登録されてはじめて販売台数に数えられ、通常、契約から登録(納車)までには2、3週間ほど掛かります(人気車・モデルチェンジ後の車種はそれ以上かかることもあります)。

そこで狙い目となるのが、毎月15日前後です。単純計算して、15日に契約したものは2週間後の月末30日前後に陸運局に登録されるわけですから、その月の販売台数としてギリギリカウントされます。この時期はどのディーラーも目標販売台数が達成しているかどうかのギリギリのラインとなっていることが多いので、その辺りも考えながら契約日を考えましょう!

ただ車種によって納車までにかかる期間が違うので、商談序盤に「もしも購入する事となった場合、契約から納車までどれほど掛かりますか?」と必ず聞いておきましょう。

営業マンの事情

同じディーラーでも、営業マンによって新車の値引額は変わってきます。

ディーラー同様、各営業マンにも毎月ノルマが設定されていますが、すでにノルマが達成している営業マンは無理な値引きに応じる必要がないので、余裕を持って商談を進めてきて値引き額を抑えられる可能性が高いでしょう。

一方、ノルマをまだ達成していない営業マンは大幅の値引きに応じてくれる可能性が非常に高くなります。自分が与えられている値引き額を最大限利用するだけでなく、店長に掛け合って値引き額を上乗せするなどして必死に契約を迫ってくるので期待が持てます。

営業マンの売れ行きは、その人の必死さや年齢(新人であれば当然顧客も少ないのでノルマ達成に苦労している)などから判断しましょう。もちろん、相手も値引きをされないようにこうした態度を隠してきますので、それをどのように引き出すかがポイントです。

ちなみに、各営業マンは自分の判断で値引きできる額がお店のほうから決められている場合があります。当然、新人営業マンはこの値引額が小さく設定されているのですが、最終的には店長の判断で決められた値引額よりさらに下げてくれる可能性があるので、新人営業マンから店長に相談してもらうようにしましょう。

トヨタクラウンの新車値引き交渉術

その1

トヨタのマークXの見積書はマスト

クラウンの販売店であるトヨタとマークXの販売店であるトヨペットは、同じメーカーではありますが競合店となっています。また、マークXはクラウンの下位モデルに当たりますが、そのスペック自体はクラウンに劣っていないのはご説明した通りです。

そんなマークXの最上位グレードにあたる「350RDS」は、高級感もスペックもクラウンに負けていません。この見積もりを入手したうえで、クラウンアスリートの上位グレードとぶつけてみるのも一つの手になるはずです。その際には、「走れて高級感のあるセダンを買いたいが、ブランドだけではなくスペックも考慮している」などと営業マンに伝えてみてください。クラウンもフルモデルチェンジから4年が経過しているので、営業マンも値下げに対して強くNOと言えないでしょう。

その2

ニッサンのスカイラインの見積書も入手

マークXのみならず、ニッサンのスカイラインの見積もりも手に入れておいて損はないはずです。クラウンの同カテゴリーの国産車でスペック的にも比較できうる高級スポーツセダンのスカイラインは、ディーラーの営業マンが想定する仮想ライバルの中でもトップクラス。

逆に言ってしまえば、クラウンと比較するべき競合車の中に入っていないとむしろ不自然なレベルです。この見積書をきちんと用意することで高級スポーツセダンへの本気さをディーラーの担当者に見せることができます。是非、入手しておきましょう。

その3

決算期やセールのタイミングを狙う

今すぐに買い換えないというかたは、新車市場が一番動きやすくなる決算前の3月もしくは9月が狙い目です。この時期は、ディーラーも営業マンも売りたくてしかなたい時期のため、値引交渉も「ギリギリまでできます!」と言ってくれる営業マンも出てくるでしょう。

だまされないで!下取り車のカラクリとは?

ディーラーでの下取りは一見合理的で便利なサービスのようにも思えますが、営業マンたちはこれを利用して値引額を抑えようとしてきます。

たとえば総額300万円の車を50万円値引きしてもらい、さらに下取り額が50万円で実際の支払額が200万円になったとします。50万円もの値引きは大きいので、値引き交渉としては大成功といえますが、このような場合、下取り車の金額が10万円ぐらい安く査定され、その分を値引きに回していることがあります。つまり、本来であれば60万円の価値がある車を50万円で下取られてしまったことになります。

仮に300万円から50万円の値引きでディーラーに250万円支払い、それまで乗っていた車は下取りではなく買取り店で正当な価格(60万円)で売っていたとすればさらに10万円得していたということになります。

下取りと値引きは別々に商談しよう

こういったごまかしを回避するには、下取りなしで値引き交渉を行うことです。ディーラーのほうから下取り車の話がでたら、「今乗っているクルマは友人に譲るので、下取りはなしで」と言えば下取り車のない状態で値引き交渉を行えます。

その状態で値引き交渉を行い、納得のいくところまでいったら「やっぱり下取りしてください」と告げましょう。すでに車両本体の値引きは済んでいるので、営業マンも下取り車の値段のみを交渉することになります。ここで提示された下取り額を、事前に買取り店でもらっていた査定額と照らし合わせ、条件のいいほうを選べばお得です。