車の買い替え・乗り換えの流れと手続き

乗り換えの流れと手続き

ベストな時期は?何が必要? 乗り換えの流れと手続き

更新日:2024/02/29

車の買い替えや乗り換えを検討しているなら、年式や保有年数など適切な時期を見極め、お得に買い替えましょう。その時期の見極め方、具体的な手続きや必要書類などご案内します。

車の乗り換え・買い替えのおすすめ時期

車の買い替えは「出費が増える前」あるいは「今の車の価値が下がる前」に済ませておくのがオススメです。具体的には、以下のような時期に乗り換える人が多いようです。

  • 車検のタイミング
  • 税金が高くなるタイミング
  • 保証が終了するタイミング(=修理費が増えるタイミング)
  • リセールバリューが大きく下がりそうなタイミング

「色んな車に乗ってみたい」「今のライフスタイルにベストな車を選びたい」というタイプの人は、3年目や5年目の保証をきっかけに乗り換える人が多いようです。一方で長く同じ車に乗っている人の場合、9年目の車検の前や、「節目」といわれる新車登録から10年を超える前に、今の車を廃車にして乗り換えるという人が多いです。
下記ページで詳しく解説しています。

自動車税が高くなるタイミング

毎年支払う自動車税や軽自動車税が重課されるタイミングで車を買い替えるという人も多く見られます。車の登録初年度から一定の期間を経過すると、以下のように重課されます。

  重課対象年数 重課割合
普通自動車 ガソリン車 13年超 約15%
ディーゼル車 11年超 約15%
軽自動車 13年超 約20%

(出典: 東京都主税局 足立区

この他に、13年目以降は自動車重量税も重課されます。車が古くなれば修理費用もかさみがちなので、毎回の車検の際に支払う費用も高くなります。

車の乗り換え・買い替えの流れ6ステップ

では実際、どのような流れで車の買い替えを進めると良いのでしょうか。各ステップを解説します。

STEP1 車が売却できるか確認

車の乗り換えを考えたら、まずは「車が売却できる状態なのか」を確認しましょう。
具体的には、以下を満たしているかをチェックしてください。

  • 自動車税を滞納していないか
  • 自動車税納税証明書があるか
  • 自動車ローンが残っていないか

自動車税を滞納している場合や、自動車税納税証明書がない場合は、自治体の税事務所に連絡してみましょう。納税や証明書再発行に必要な手続きが教えてもらえます。

自動車ローンが残っていても車は売れます。ただし、所有権の解除といった特別な手続きが必要な場合があります。
下記ページで詳しく解説しています。

STEP2 今の車の価値を調べる

車が売却できる状態であることを確認したら、まずは今の車の査定相場をチェックしましょう。
「手放したらいくらになるのか」が分かれば、次の車の予算が決めやすくなります。
また、乗り換え相談をした時にお店で提案された下取り/買取価格が、本当に妥当なのかを確認することにもつながります。

中古車買取台数No1のガリバーなら、無料査定がWEBで申し込めて、愛車のおおよその査定価格がわかります。買取価格がわかれば、次の車の購入予算なども決めやすくなるので、まずは無料査定をお試しください。

  • 2020年1月(株)日本能率協会総合研究所調べ(国内の大手自動車買取事業者を対象とした「中古自動車買取台数No.1調査」より)

STEP3 購入する車の候補を選定

愛車を手放した時の価格が分かったら、次の車について候補を決めていきましょう。
「どの車種が良いのか分からない…」という方は、以下のような目的・用途から絞っていくことをおすすめします。

  • 予算
  • 積載量
  • 車の使用目的
  • 最大乗車定員数

その上で、新車と中古車それぞれで見積もりをもらい、決めていくのがおすすめです。
ガリバーでは、あらゆるメーカーの車を取り扱っている強みを活かし、メーカー横断でお客様にピッタリの一台をご提案できます。

STEP4 お店を見極め訪問

欲しい車が決まったら、買いに行くお店を選びましょう。
新車で購入することを検討しているのであれば、本命のメーカーの前に、ライバルのディーラーに寄ることをおすすめします。
ライバル車の説明を聞くことで比較ポイントも見えてきますし、値引き交渉もしやすくなるからです。

中古車で購入することを検討しているのであれば、取り扱うメーカーが幅広く、また取扱台数が多いお店がおススメです。
中古車は車種やグレード、年式や走行距離などの条件が一台ずつ異なります。取り扱い台数が少ないと、希望条件を満たす車が見つかりにくくなってしまうためです。

更に
差がつく!
「下取り」を打診されたら「買取価格」と比較を
「下取り」を打診されたら「買取価格」と比較を

車の買い替えを相談しに行くと、同時に下取りを提案されることが多くあります。
その時、下取り価格をすぐ受け入れるのではなく、まずは「下取りあり」と「下取りなし」の見積もりを作ってもらい、一度お店を出ましょう。

下取りを行う販売店の目的は多くの場合で車の買取ではなく、新車の販売です。そのため、店舗側は新車の購入代金から下取り金額を割り引いてお得に見せる動機づけとして利用することもあります。

そのため、下取り金額は買取市場の相場価格とは限らず、買取店で売るよりも金額が低い可能性があるのです。

もちろん、下取りをしてしまえば新車の購入と旧車の売却を同時にできるので、手間がかかりません。しかし、買取店に車を売れば数万円単位で売却額が変わることもありえます。

もし車の買取価格を少しでも上げて次の車購入の負担を抑えたいなら、一度買取店で査定を受けてみて、相場価格を確認してみると良いでしょう。

STEP5 必要書類を準備し手続き

車を買いに行くお店を決めたタイミングで、必要書類を準備し始めましょう。
乗り換えに必要な書類は以下の通りです。

普通自動車の場合

お客様にご用意いただく書類

  • 自動車検査証(現住所、氏名をご確認ください)
  • 印鑑登録証明書(発行後1ヶ月以内のもの×2通)
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車納税証明書(有効期限をご確認ください)
  • 実印
  • 振込口座情報
  • リサイクル券(預託済みの場合)
  • 自動車検査証と印鑑登録証明書の住所が違う場合は、以下も必要になります。
    住所変更が一度あった場合:住民票
    住所変更を複数回経た場合:戸籍の附票または住民票の除票
    ご結婚などで姓が変わっている場合:戸籍謄本

店舗で作成する書類

  • 譲渡証明書
  • 委任状
軽自動車の場合

お客様にご用意いただく書類

  • 自動車検査証(現住所、氏名をご確認ください)
  • 自賠責保険証明書
  • 軽自動車納税証明書(有効期限をご確認ください)
  • 印鑑(認印可)
  • 振込口座情報
  • リサイクル券(預託済みの場合)

店舗で作成する書類

  • 自動車検査証記入申請書
  • 通常、普通車の名義変更に必要となる印鑑証明は1通です。自動車税をガリバーに還付するという運用をしているため、当社では2通必要になります。

STEP6 自動車保険の車両入替手続き

購入する車と納車日が決まったら、自動車保険会社に連絡をして「車両入替手続き」をしましょう。これは、自動車保険に登録されている車両を、新しい車に切り替えるための手続きです。
納車前でも車両番号が分かれば手続きをすることが可能で、事前に手続きをしておけば納車日から車に乗ることができます。

車両入替手続きを忘れてしまうと、新しい車で事故にあった場合に補償が受けられないこともあります。注意しましょう。

ガリバーでは、今の車を手放す方の向けの査定はもちろんのこと、メーカー横断での車選びのアドバイスなどもしております。
またガリバーで次の車をお求めいただいた場合には、自動車保険の手続きやETCのセットアップなどもご案内・お手伝いをしています。お気軽にご相談ください。