車買取のトラブル

車買取でのトラブル事例と対処法

車買取でのよくあるトラブル~事例と対処法

更新日:2024/05/01

「トラブルが多い」というイメージがある、車の買取。実際にはトラブルはそれほど多くはなく、またポイントを押さえておくことで未然に防ぐことができるものもあります。よくある事例や対処法について解説します。

よくあるトラブルの種類

車の買取でのトラブルはある程度パターンが決まっており、大きく以下の3つに分類されます。

  • ①契約(口頭を含む)後のキャンセルによるトラブル
  • ②価格交渉でのトラブル
  • ③故障によるトラブル

事前にきちんと確認したり、知識があったりすれば防げることも多いので、事例と対処法を確認しておくのが重要です。

①契約とキャンセルに関するトラブル事例と対処法

買取業者と「この価格で売却する」と契約した後に「もっと高い値段で買い取ってくれる業者が見つかったから、契約をキャンセルしたい」と思う事もあるかもしれません。このような時に「買取業者にキャンセルをしたいと伝えたら、キャンセル料を請求された」「そもそもキャンセルができないと言われた」とトラブルになるケースがあります。また「口約束なのに契約済みだといわれた」というケースもあるようです。

車の買取業者と契約書を交わす際には、キャンセル条件、期限、キャンセル料などを確認しておきましょう。たとえ口約束であっても契約は成立すると見なされるので、安易に約束しないようにしてください。

一度契約が成立した場合、キャンセルについても契約で決められたことに則るのが基本です。契約書に「キャンセル不可」「キャンセル料を請求する」と書かれていたら、基本的にはその内容に従わなくてはなりません。

なおガリバーでは、契約成立後も車を引き渡した翌日までは、無償でキャンセルが可能です。

②価格交渉でのトラブル事例と対処法

買取業者から「査定にミスがあり金額を間違えた」「査定時に申告した条件に誤りがあった」「査定時には発見できなかった不具合が見つかった」と、契約後に買取価格の変更を求められるというトラブルもあるようです。

大前提として、契約後の価格変更は特段の理由がなければ応じる必要はありません。ただし「昔の事故を隠していた」など査定時に虚偽の申告をした場合には、契約の解除または価格変更を受け入れる必要があるというのが基本です。そのため過去の事故や冠水については正直に伝え、以前のことが詳しく分からない場合は「事故歴があるかもしれないのでしっかり査定してほしい」と伝えておきましょう。

また契約書に記載された期間内に車を引き渡さなかった場合も、買取価格が下がる可能性があります。車をすぐに手放せない場合は、引き渡し期日をしっかりと確認してから契約を交わすようにしましょう。

なおガリバーでは、原則として契約後の価格変更はしていません。ただし過去に車の骨格部位を修復していたり、冠水歴があったりする場合は、買取価格が変更される場合があります。

③故障によるトラブル事例と対処法

車を引き渡した後で「車が故障した」「不具合があった」と買取業者から修理代や損害賠償を求められトラブルになるケースもあるようです。

車を引き渡した後の損害賠償についても、契約書に記載されている内容に則るのが基本です。一般に、過去の事故や冠水を隠していた場合には損害賠償請求ができるという内容になっていることが多いです。

契約書をしっかりと確認するのはもちろんですが、査定時に「具体的にどんな場合に修理代や損害賠償を求められるのか」を直接聞いてみても良いでしょう。その回答が明確でない場合や納得できない場合は、他の買取業者を検討するという選択肢もあります。

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