この記事は2017年3月7日に更新されました。


新車と中古車どっちにしよう?!~メリットとデメリットを徹底比較!~「新車と中古車、どっちにすればいいの?!」と悩んで夜も眠れない初心者Nが新車と中古車のメリットデメリットについて、プロにご指南いただきます!
1.好みに合わせるなら?

初心者N(以下、N)「クルマは足だという人も多いけど、やっぱり自分好みのクルマに乗りたいと思ってしまうんですよね。自分らしいクルマに乗りたいと思ったらどっちがいいのでしょう」


大岡(以下、O)「新車のメリットのひとつは、好きなようにオプションでカスタマイズできるところですよね。いわば、自分オリジナルの新品。もちろん有料オプションがほとんどだから、こだわるほど価格はどんどん上がっていってしまうわけですが。一方の中古車は購入後に自分でカスタマイズしようと思えばできるけど、新車に比べると限界がありますよね」


N)「たしかに...布のシートを皮シートにしたり、天窓をつけたりは難しそうですね,,,」

O)「天窓(笑)。あれはサンルーフって言うんですけどね。ただこの事実は中古車のメリットでもあるんですよ。裏を返すと、前の所有者がこだわってつくった1台に出会えるわけです。『わたしもこんな風にしたかった!』と思えるような好みが合うクルマだって存在するだろうし、『この組み合わせ、素敵すぎる!』と高くても買いたいと思ってしまうくらい自分よりセンスが良い人が乗っていたクルマを見つけてしまうことだってありますからね」


N)「じゃあ、どっちの勝ちなんですか?!」

O)「いつの間にか勝ち負けになってたんですね。今回は、引き分けです」


2.選択肢の豊富さは?

N)「例えば家電を買いに行くときなんかは、やっぱり品数が豊富そうな大型量販店に足が向いてしまいます。選択肢の多さを感じるからなんでしょうが」


O)「そうですよね。クルマの場合、ちょっと意外だと思うのですが”選択肢”のことになると新車は実は弱いんですよ。新車選びの場合、基本的に、本命のクルマとそのライバル車から選ばなくてはなりません。そうなると、多くて4~5台の中から選ぶことになり、選ぶ楽しさは少ないかもしれないですね。イメージ的にいうと、いつも同じ定食のメニューから選ぶといった感じしょうか。予算と車種で絞ると、意外と選べるクルマ少ないのです」


N)「例えばどのくらい少ないんですか?」

O)「例えば、200万円の予算で5ナンバーミニバンが欲しいとしましょう。新車でこの予算では、ロールーフ型のトヨタ ウィッシュやマツダ プレマシーのエントリーグレードを選ぶしかありません。選べる車種は数台です」

N)「でも携帯とかだと古い機種は新品でも0円になっててお得感があることもありますよね?」

O)「クルマはやはり在庫は極力出ないようにほぼ受注生産になっているのが最近の流れですからね。やはり新車で過去のものを手に入れるのは非常に困難ですよ。少しマニアックな新車のデメリットになりますが、街で見かけて気に入ったクルマだからといって、新車で必ず買えるとは限りません。新車はフルモデルチェンジしてしまえば、旧モデルはいくら欲しいと思っても、新車で手に入れることはほとんど不可能です。マイナーチェンジでも同様です。その点では中古車はやはり圧倒的な選択肢があると言えますね」


N)「そんなに何が違うんですか?」

O)「その”街で見かけて乗ってみたいと思ったクルマ”のいろいろなタイプを中古なら探すことができるのもそうですし、中古車の場合は、年式や走行距離、クルマの状態に中古車マーケットの人気などが加味されるので、想像もしないくらいお買い得な1台が見つかったりするんですよ。その掘り出し物を探す感覚も楽しい」

N)「そうか...お財布事情を考えると賢く選べるなら中古車も悪くないもんですね」


O)「そうでしょうね。これは中古車の大きなメリットのひとつですから。新車に比べると安いという経済性はもちろん、選べるクルマの幅が膨大です。憧れていたクルマや、乗ってみたかったクルマなどなど、同じ予算でも条件次第で選ぶことができるのが、新車にはない中古車の最大のメリットでしょう」


N)「今回は中古車の勝ち、ですね」

O)「そうですね。ただ、ある程度クルマに詳しくなくてはダメなので、クルマに詳しくない人は、販売店のスタッフとジックリと話し合って、探してもらうことをオススメします」


3.エコカー減税

N)「新車が圧倒的に強いことってなんでしょうか?」

O)「中古車がぐうの音も出ないのはエコカー減税でしょうね」

N)「増税も騒がれていますが、一大ブームとなったエコカー減税もまだ続いていますよね」

O)「ブーム...。確かにたくさんのクルマの乗り換えを生み出しましたよね。もちろん、今も続いています。新車は、エコカー減税によるメリットも大きいのも特徴です。色々複雑な設定がされていますが、人気のハイブリッドカーであるトヨタ プリウスは、ザックリと15万円程度の優遇が得られます。とくに、ハイブリッド車などエコカー減税免税というクルマなら、最大限の優遇を得られるとみていいでしょう。」

N)「そもそも新車しか対象にならないのでしょうか?」

O)「そんなことありませんよ。中古車でも条件が合えば対象になります。中古車にもエコカー減税はあるのですが、一部の高年式車に限れてくる傾向になるのと、新車と比べると微々たるものですね」


N)「ということで、新車の勝ち、ですね」

O)「これはもう、いたしかたないでしょう」


  • 次回は「業界の悪いクセ」と「リセールバリュー」です。
  • クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏

    クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

  • 初心者 N

    初心者 Nようやく重い腰を上げ、脱ペーパードライバーにチャレンジ!
    そのあかつきにはマイカーを手に入れたい。今日も元気に検討中!

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新車と中古車どっちにしよう?!メリットとデメリットを徹底比較!

「新車と中古車、どっちにすればいいの?!」と悩んで夜も眠れない初心者Nが新車と中古車のメリットデメリットについて、プロにご指南頂きます!


新車と中古車どっちにしよう?!目次

01.こだわりたい人はどっちを
選ぶべき?

初心者 N
初心者N(以下、N)「クルマは足だという人も多いけど、やっぱり自分好みのクルマに乗りたいと思ってしまうんですよね。自分らしいクルマに乗りたいと思ったらどっちがいいのでしょう」
大岡氏
大岡(以下、O)新車のメリットのひとつは、好きなようにオプションでカスタマイズできるところですよね。いわば、自分オリジナルの新品。もちろん有料オプションがほとんどだから、こだわるほど価格はどんどん上がっていってしまうわけですが。一方の中古車は購入後に自分でカスタマイズしようと思えばできるけど、新車に比べると限界がありますよね」
初心者 N
N)「たしかに...布のシートを皮シートにしたり、天窓をつけたりは難しそうですね,,,」
大岡氏
O)「天窓(笑)。あれはサンルーフって言うんですけどね。ただこの事実は中古車のメリットでもあるんですよ。裏を返すと、前の所有者がこだわってつくった1台に出会えるわけです。『わたしもこんな風にしたかった!』と思えるような好みが合うクルマだって存在するだろうし、『この組み合わせ、素敵すぎる!』と高くても買いたいと思ってしまうくらい自分よりセンスが良い人が乗っていたクルマを見つけてしまうことだってありますからね」
初心者 N
N)「じゃあ、どっちの勝ちなんですか?!」
大岡氏
O)「いつの間にか勝ち負けになってたんですね。今回は、引き分けです」

01.

こだわりたい人は
どっちを選ぶべき?

DRAW


02.選択肢の豊富さは?

初心者 N
N)「例えば家電を買いに行くときなんかは、やっぱり品数が豊富そうな大型量販店に足が向いてしまいます。選択肢の多さを感じるからなんでしょうが」
大岡氏
O)「そうですよね。クルマの場合、ちょっと意外だと思うのですが“選択肢”のことになると新車は実は弱いんですよ。新車選びの場合、基本的に、本命のクルマとそのライバル車から選ばなくてはなりません。そうなると、多くて4~5台の中から選ぶことになり、選ぶ楽しさは少ないかもしれないですね。イメージ的にいうと、いつも同じ定食のメニューから選ぶといった感じしょうか。予算と車種で絞ると、意外と選べるクルマが少ないのです
初心者 N
N)「例えばどのくらい少ないんですか?」
大岡氏
O)「例えば、200万円の予算で5ナンバーミニバンが欲しいとしましょう。新車でこの予算では、ロールーフ型のトヨタ ウィッシュやマツダ プレマシーのエントリーグレードを選ぶしかありません。選べる車種は数台です」
初心者 N
N)「でも携帯とかだと古い機種は新品でも0円になっててお得感があることもありますよね?」
大岡氏
O)「クルマはやはり在庫は極力出ないようにほぼ受注生産になっているのが最近の流れですからね。やはり新車で過去のものを手に入れるのは非常に困難ですよ。少しマニアックな新車のデメリットになりますが、街で見かけて気に入ったクルマだからといって、新車で必ず買えるとは限りません。新車はフルモデルチェンジしてしまえば、旧モデルはいくら欲しいと思っても、新車で手に入れることはほとんど不可能です。マイナーチェンジでも同様です。その点では中古車はやはり圧倒的な選択肢があると言えますね」
初心者 N
N)「そんなに何が違うんですか?」
大岡氏
O)「その“街で見かけて乗ってみたいと思ったクルマ”のいろいろなタイプを中古なら探すことができるのもそうですし、中古車の場合は、年式や走行距離、クルマの状態に中古車マーケットの人気などが加味されるので、想像もしないくらいお買い得な1台が見つかったりするんですよ。その掘り出し物を探す感覚も楽しい」
初心者 N
N)「そうか...お財布事情を考えると賢く選べるなら中古車も悪くないもんですね」
大岡氏
O)「そうでしょうね。これは中古車の大きなメリットのひとつですから。新車に比べると安いという経済性はもちろん、選べるクルマの幅が膨大です。憧れていたクルマや、乗ってみたかったクルマなどなど、同じ予算でも条件次第で選ぶことができるのが、新車にはない中古車の最大のメリットでしょう」
初心者 N
N)「今回は中古車の勝ち、ですね」
大岡氏
O)「そうですね。ただ、ある程度クルマに詳しくなくてはダメなので、クルマに詳しくない人は、販売店のスタッフとジックリと話し合って、探してもらうことをオススメします」

02.

選択肢の豊富さは?

USED WIN


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03.エコカー減税

初心者 N
N)「新車が圧倒的に強いことってなんでしょうか?」
大岡氏
O)中古車がぐうの音も出ないのはエコカー減税でしょうね」
初心者 N
N)「増税も騒がれていますが、一大ブームとなったエコカー減税もまだ続いていますよね」
大岡氏
O)「ブーム...。確かにたくさんのクルマの乗り換えを生み出しましたよね。もちろん、今も続いています。新車は、エコカー減税によるメリットも大きいのも特徴です。色々複雑な設定がされていますが、人気のハイブリッドカーであるトヨタ プリウスは、ザックリと15万円程度の優遇が得られます。とくに、ハイブリッド車などエコカー減税免税というクルマなら、最大限の優遇を得られるとみていいでしょう。」
初心者 N
N)「そもそも新車しか対象にならないのでしょうか?」
大岡氏
O)「そんなことありませんよ。中古車でも条件が合えば対象になります。中古車にもエコカー減税はあるのですが、一部の高年式車に限られてくる傾向になるので、新車と比べると微々たるものですね」
初心者 N
N)「ということで、新車の勝ち、ですね」
大岡氏
O)「これはもう、いたしかたないでしょう」

03.

エコカー減税

NEW WIN


クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表
大岡智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員


初心者 N
初心者 N

ようやく重い腰を上げ、脱ペーパードライバーにチャレンジ!
そのあかつきにはマイカーを手に入れたい。今日も元気に検討中!

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