車査定検査マニュアル

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査定検査業務の意義

<本資料は、ガリバーが査定時に行う「車両の程度を見極める検査業務」についての社内向け資料を、一般の方にもご理解いただけるように再構成したものです。過去の資料なので最新基準でない箇所や、他者様の査定検査の基準とは違っていることがあることを、予めご承知おきください。>

私たちガリバーが取り扱う中古車は一物一価と呼ばれ、一台一台の価値が大きく違います。その価値は、自動車の中古車市場での人気や車両の程度によって変動し、取引価格に大きく影響します。
車両の程度とは、傷やヘコミの状態、加修歴の有無等、かなり広い範囲を意味しており、内容によっては自動車の価値が減価されます。この価値減価によって、市場取引相場価格が決められていくのです。その中の相場価格を決めるにあたっての目安として“評価点”という判断基準があります。評価点は、各中古車オークション会場等により、その算出方法は異なり様々ですが、特におおきく減価されるものとして、“加走行車” “修復歴車” “災害車”等が挙げられます。
このうち修復歴車は流通台数も多く、日頃の査定業務の中で最も出会う確率が多いと言えます。修復歴は小さなものから、大きなものまで多種にわたり、小さなものであれば気づくこともないままに「買い取ったり」「販売したり」してしまいかねません。
このような修復歴の見逃しは、買取価格と売却価格に大きな差額を生じさせます。さらに外装面のヘコミや傷も価値減価の大きな対象になるばかりか、交換歴や加修歴から修復歴を発見するための手がかりを得ることが多々あります。

上記のようなことから、査定時の検査業務にあたっては、自動車の構造を始め、衝撃の出やすい場所(衝撃吸収部位)等を知っておかねばなりませんし、実車を前にした時に見るべきポイントに自然に目がいくように検査手順を習得しておかねばなりません。査定時の検査実務においては、基本を土台とした応用力を求められることがほとんどです。日頃から検査能力の向上に努め、検査時にはこのマニュアルに書かれていることが自然に行えるように繰り返し自学自習することが望まれます。また、この車査定検査マニュアルで自動車のダメージの全てをお伝えすることは不可能ですので、常に新しい知識の吸収にと止めることも大切です。

車査定検査マニュアル