ヴォクシー(トヨタ)の買取相場・査定価格(2ページ目)

【初代60型ヴォクシー】
初代ヴォクシーは、2001年にデビューした。かなり古いモデルだ。これだけ低年式になると、価格はほとんど付かないだろう。
ただし、モデル後期で修復歴無し、内外装の状態がよく、上級グレードで装備が充実、走行距離が少なめであれば、買取額が付く可能性がある。諦めずに、査定に出すことをおすすめしたい。

【2代目70型ヴォクシー】
2代目ヴォクシーは2007年に登場。初代同様、低年式化が進んでいる。とくに、前期モデルは、価格が付くか付かないかギリギリのラインなので要注意。すぐにでも売却したい。
2代目ヴォクシーは、2010年にマイナーチェンジが行われた。マイナーチェンジ後モデルもかなり低年式化が進んでいるものの、さすが人気車ということもあり、まだギリギリ価格が付くラインを維持している。ただし、エントリーグレードや過走行、内外装のダメージが多い車両は、価格が付かない可能性が出てくるので、早期に売却したい。
フルモデルチェンジ直前となる2012、2013年式は、上級グレードで修復歴無し、走行距離が少ないなど、車両のダメージが少なければ、高査定が期待できるだろう。

【3代目80型ヴォクシー】
3代目ヴォクシーは、2014年にデビュー。このモデルから、1.8Lハイブリッド車が用意された。まだ、現行モデルであること、そして人気ミニバンということもあり、高額な査定額を期待できる。とくに、2017年に行われたマイナーチェンジ後のモデルは、高値維持傾向が続いている。ただし、フルモデルチェンジが近いので、より高値で売りたい場合は4代目ヴォクシーが登場する前に売却したい。

初代ヴォクシーは、年式が古いためプラス査定の要素は限られている。まず、モデル後期で上級グレード、修復歴無しで内外装がキレイ、走行距離が少ないという厳しい条件になる。

2代目ヴォクシーも低年式化が進んでいる。前期モデルは、初代ヴォクシーと同じ条件になる。後期モデルでは、新しい年式ほど高査定。グレードでは、エアロパーツ類を装備した上級グレードZSの人気が高いく、プラス査定になる。特別仕様車として設定されていたZS煌も同様にプラス査定の対象だ。また、専用パーツなどでチューニングされたG'sと呼ばれるグレードも人気があり、高値の買取額を期待できる。

3代目ヴォクシーには、ガソリン車とハイブリッド車がある。ハイブリッド車人気は相変わらず高く、プラス査定が期待できる。基本的にどのグレードも高値傾向だが、より高査定額を期待できるグレードは、エアロパーツ類が装着された上級グレードのZSと特別仕様車ZS煌、スポーツグレードとなるZS GRスポーツだ。

すべの世代を通して、ボディカラーはブラックとホワイトの人気が高い。装備類では、両側パワースライドスライドドア、純正ナビ、後席モニター、バックモニター、サンルーフがプラス査定の対象だ。
カスタマイズされた車両も多いのもヴォクシーの特徴。過度に改造された車両はNGだが、純正系エアロパーツ類やアルミホイールなどもプラス査定の対象になる。

初代、2代目と中古車の流通台数は非常に多い。3代目はやや値落ちしているものの、そのほかは横這いで推移しており、根強い人気が伺える。一般的な下取りの場合、年式によって査定価格を算出するために人気の高さは反映されにくい。
しかし、オークションなどリアルタイムの中古車価格を反映した買取ならば、現行型はもちろん、年式の進んだ初代、2代目ヴォクシーでもグレードによっては期待以上の査定価格がでるはずだ。人気モデルのトヨタヴォクシーなら、下取りに出す前にまず買取価格をチェックしたい。