



車の専門家が厳選!かっこいい軽自動車おすすめ12車種・選び方のポイント
目次

- 現在の役職・肩書
(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員
- 略歴
自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。クルマを評価するうえでのポイントは、安全装備と環境性能。そのうえで、運転が楽しいクルマを高評価している。
かっこいい軽自動車の選定基準
車に対する「かっこいい」の基準は人それぞれ。SUVが良いと思う人もいれば、スポーツタイプが良いと考える人もいます。「かっこいい軽自動車はコレ!」と選ぶのは、難しいものです。
今回は、軽自動車をスーパーハイトワゴン、SUV、ハイトワゴン、ロールーフの4タイプに分類。そのうえで、人気の有無や特筆すべき技術、ユニーク性などに加え、筆者の個人的好みも含めた「かっこいい軽自動車」を各タイプで3台ずつ厳選しました。
新車で販売されている車種に限定せず、生産終了モデルも含めて選んでいます。
スーパーハイトワゴンタイプのおすすめ3車種
現在、軽自動車でも最も人気の高いスーパーハイトワゴン。カスタムモデルを展開している車種が多いほか、内装のデザイン性までこだわったモデルも存在します。
1) ダイハツ「タントカスタム」

- おすすめグレード:カスタムRS
- 中古車相場(2023年式):約130万円~180万円
※相場にはタント、タントカスタム含む
現行モデル(4代目、LA600系)のタントカスタムは、2019年にデビュー。
当時は迫力に物足りなさがあったものの、2022年10月のマイナーチェンジでフロントフェイスが大きく刷新されました。
ドッシリと安定感のある見た目で、細く睨みの効いたヘッドライトはシャープさを演出。また、フロントグリルの2本のメッキ加飾は、ブラックのボディと組み合わせるとコントラストが効いて高級感があります。
お勧めグレードは、ターボエンジンを搭載した「カスタムRS」です。スーパーハイトワゴンは車重が重いですが、パワフルなターボ車であれば、非力さを感じません。
2) ホンダ「N-BOX」

- おすすめグレード:ファッションスタイル
- 中古車相場(2024年式):約130万円~170万円
一般に「かっこいい」と表されるのはカスタムモデルですが、N-BOX(3代目 JF5/JF6系、2023年デビュー)では基準車(標準仕様)をお勧めします。
バランスの取れた完成度の高さが魅力です。
軽自動車のコンパクトさを生かしたデザインで、大きな丸型ヘッドライトとちょっと笑っているようなフェイスは秀逸。キャラクターライン(車体側面などに施される凹凸のライン)を廃する代わりにボディパネルに微妙な張りを与え、塊感あるシルエットに仕上げています。
お勧めグレードは、装備の充実した「ファッションスタイル」。中古車では、多くの届出(登録)済み未使用車※が流通しています。中古車になりますが極めて状態が良いことが多い車両のためおすすめです。
※初度登録された車両で、かつ使用または運行に供されていない中古車
3) 日産「ルークス」

- おすすめグレード:ハイウェイスター アーバンクロム系
- 中古車相場(2023年式):約130万円~170万円
先鋭的でかっこいいのが、2023年4月にマイナーチェンジしたルークスのハイウェイスター系モデル(3代目、B40系)。
次世代のデジタルVモーショングリルが採用され、上質かつ存在感あるデザインに仕上がっています。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、先鋭的でオリジナリティのあるフェイスです。
お勧めグレードは、ダーククロムフロントグリルなどを装備した「ハイウェイスター アーバンクロム」。モダンテック感が強調されており、クールな印象です。
なお、マイナーチェンジ前のモデルもVモーショングリルを装備し、薄型で睨みの効いたヘッドライトが組み合わされています
SUVタイプのおすすめ3車種
今回は、SUV風スーパーハイトワゴンも含めておすすめ車種をご紹介します。
1) 三菱「デリカミニ」

- おすすめグレード:Tプレミアム
- 中古車相場(2024年式):約160万円~220万円
デリカミニ(初代 B30系)は、2023年に登場。2023-2024デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
ちょっとツリ目の半円状ポジションランプが特徴的で、かっこかわいいデザインです。一方で、SUVとのクロスオーバーモデルなだけあってタフネスさも感じられ、アウトドアシーンで独特の存在感を放ちます。
グレードは自然吸気エンジン搭載の「G」「Gプレミアム」、ターボエンジンを搭載の「T」「Tプレミアム」の4展開。お勧めは運転支援機能「マイパイロット」やリヤサーキュレーターが装備されたプレミアム系グレードで、特にパワフルなターボエンジン搭載したTプレミアムが良いでしょう。
2) スズキ「ジムニー」

- おすすめグレード:XC
- 中古車相場(2020年式):約170万円~220万円
ジムニーの現行モデル(4代目 JB64系)は2018年にデビュー。大径丸型ヘッドライトと5スロットグリルを装備し、本格派オフローダーながら気負った感じがないスタイルがかっこいい車です。
強固なラダーフレームに後輪駆動ベースのパートタイム4WDを採用し、サスペンションも非常に丈夫。まさにオフロードを走るためのモデルといえます。街中での静粛性や乗り心地はそれほど良くないため、見た目だけで選ぶと痛い目に合う可能性もあります。
新車の納期は2~3ヶ月以上(2026年1月調べ)と、昨年時点で約1年だったことを考えると短くなっています。LEDヘッドランプやヘッドランプウォッシャーが装備された最上級グレードの「XC」をお勧めします。
3) スズキ「ハスラー」

- おすすめグレード:タフワイルド
- 中古車相場(2020年式):約100万円~150万円
現行モデルのハスラー(2代目 MR92/MR52系)は、2020年にデビュー。大ヒットした初代からキープコンセプトとなり、大型の丸目ヘッドライトも継承されています。
一方で、2代目はより「かっこかわいい」スタイルをアピールし、初代より逞しさもアップ。ダッシュボードにはボディカラーと連動するカラーを装備し、よりワイルドで遊び心溢れる一台となっています。
全車マイルドハイブリッドシステム搭載で、燃費性能に優れているのも特長。ハイブリッドG(FF)では、WLTCモードで25.0km/Lという低燃費を実現しています。
お勧めグレードは、よりタフネスさを強調したデザインの「タフワイルド」です。
ハイトワゴンタイプのおすすめ3車種
スーパーハイトワゴンほどの高さはないものの、ハイトワゴンは車内の広さも充分に確保されており、実用性に優れています。電気自動車も選ぶことができます。
1) 日産「サクラ」

- おすすめグレード:Gグレード
- 中古車相場(2023年式):約120万円~160万円
2022年5月にデビューしたサクラは、日産と三菱の合弁会社「NMKV」から生まれた軽BEV(バッテリー電気自動車)です。
日本美を感じられる洗練デザインで、凛とした存在感があります。アルミホイールのデザインは、水引からインスピレーションを受けているとのこと。また、車名も「日本の電気自動車の時代を彩り、代表する車となって欲しい」という願いから、日本を象徴する花の桜に由来しています。
お勧めグレードは、SOSコールや運転支援機能(プロパイロット)などの装備が充実した「G」。実は、中古車相場は安価傾向で買い得感のある車が見つかることも多いです。
2) 三菱「eKクロスEV」

- おすすめグレード:P
- 中古車相場(2022年式):約110万円~150万円
eKクロスEV(初代 B5系)はサクラと姉妹車関係の軽BEVで、2022年にデビューしました。
基本骨格などサクラと共通部分が多いですが、デザインは全く異なります。サクラが日本の美意識をインスピレーションしたのに対して、eKクロスEVは三菱らしいタフネスさを前面に押し出しています。力強さとかっこよさが特徴の一台です。
動的性能も特徴的で、eKクロスEVは軽ターボモデルの相場に対して約2倍の最大トルク(195Nm)を発生。スムースで力強く、かつ静かに走ります。
お勧めグレードは、装備が充実した最上級グレードの「P」。サクラ同様、中古車相場は安価な傾向です。
3) ホンダ「N-WGNカスタム」

- おすすめグレード:L
- 中古車相場(2020年式):約90万円~130万円
ホンダN-WGNの現行モデル(2代目 JH3/JH4系)は2019年にデビュー。かっこかわいい独特なフロントフェイスをもつ車です。
カスタムモデルは9灯式フルLEDヘッドランプを採用。また、基準車と比べて少しボリューム感のあるバンパーを装備し、高級感と精悍さを備えたデザインに仕上がっています。
2022年9月のマイナーチェンジでは、より力強さを感じさせるダーククロームメッキ仕上げのハニカムグリルを採用。インテリアも上質でスタイリッシュな空間になっています。
グレードは「G」と上級「L」の2展開(マイナーチェンジ後はLグレードのみ)。装備の充実したLグレードがお勧めです。
ロールーフタイプのおすすめ3車種
ロールーフタイプは愛らしいデザインの車が多いですが、中古も含めて見るとスポーティな車も多く存在します。
1) ホンダ「S660」

- おすすめグレード:α
- 中古車相場(2020年式):約280万円~300万円
S660は、2シーターの軽オープンスポーツカーとして2015年4月に登場。「ENERGETIC BULLET」をコンセプトに、ロー&ワイドなデザインが採用されました。
見るだけでワクワク感が伝わり、理屈無しに「かっこいい」と感じるデザインです。
軽規格でも手抜き無しの本格スポーツカーで、エンジンは車体の中心部に搭載。前後重量配分は45:55、タイヤサイズはフロントが165/55R15、リヤが195/45R16と前後異径となっています。
2022年に生産を終了し、現在は中古車でしか購入できません。上級の「α」とエントリーの「β」の2グレード構成で、お勧めはスポーツレザーシートを採用したαグレードです。
2) スズキ「アルトワークス」

- おすすめグレード:ベースグレード(1展開)
- 中古車相場(2020年式):約140万円~190万円
アルトとほぼ同じ外観ながら、専用チューニングされたエンジンやサスペンションを搭載したアルトワークス。
「羊の皮をかぶった狼」のようなモデルで、ヘッドランプやフロントバンパーなどの部位ごとに、メッキ加飾や専用塗装といったさり気ない工夫が施されています。
スズキの軽量化技術により、アルトワークスはライバル車より軽量。それでいて、走りはかなりパワフルです。直線なら、前述のS660以上の速さを感じられます。
かなりマニアックなモデルということもあり、中古車流通台数は少ないです。
3) ダイハツ「コペン」

- おすすめグレード:GR SPORT
- 中古車相場(2022年式):約210万円~260万円
軽オープンスポーツカーのコペン。現行モデル(2代目 LA400K系)は2014年にデビューしています。
「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」「GR SPORT」と4種類のモデルが用意されており、個性を自由に楽しめる仕様が魅力的です。
また、コペンは高級車並みの電動開閉ルーフをもつユニークなモデルといえます。前輪駆動で車重が重くなる電動ルーフを備えているため、S660のようにスポーツ走行には特化していません。オープンエアとキビキビとした走りを楽しむ一台です。
より走行性能を重視するのであれば、ボディ補強などを施した「GR SPORT」がお勧めです。
なお、コペンは2026年8月下旬をもって生産を終了することが発表されており、今後中古車も価格が上がる可能性もある点で注意が必要です。
中古軽自動車の人気ランキングTOP10
ガリバーでは、ガリバーでは、全国にある店舗の情報をもとに中古車人気ランキングを随時更新して公開しています。2025年4月17日時点の軽自動車人気ランキングTOP10は以下の通りです。
※新車価格帯、中古価格帯は2026年1月時点のガリバー「車カタログ」より引用
現在は、車内が広々としているスーパーハイトワゴンタイプが人気です。軽自動車のなかでは比較的高価格ですが、中古なら安く購入できます。また、小さなお子様がいる家族などでは「中古なら汚しても気にならない」といった考え方もあるようです。
その他では、新車で納期が長くなりがちなジムニー、デザイン性が高いハスラーやムーヴキャンバスといった車が人気です。
かっこいい軽自動車を選ぶポイント
冒頭でご紹介したように、かっこいい軽自動車選びでは「人気の有無」や「ユニーク性」といった点が一つのポイントになるでしょう。
ただし、車は高価な買い物だからこそ、周囲の意見や評判に流されすぎないことも大切です。自分が気に入ったポイントを優先し、予算や車の用途も踏まえて選んでください。
予算重視の場合は、中古車もおすすめです。
ガリバーでは在庫が毎日約500台入荷し、無償保証や返品制度も用意しています。お客様の予算・条件に合う車をご提案する無料サービスもありますので、ぜひお気軽にご相談ください。




