70歳以降の車選びの重要ポイント・おすすめ車種5選

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70歳以降の車の選び方とは?安全性や運転のしやすさなどのポイント、おすすめ車種5選をご紹介

更新日:
ここでは、70歳以降における車選びのポイントとおすすめ車種を解説します。後悔しない車選びのために、ぜひ参考にしてください。

目次

自動車評論家_大岡智彦アイコン画像
  • 現在の役職・肩書

(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長

日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員

  • 略歴

自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。クルマを評価するうえでのポイントは、安全装備と環境性能。そのうえで、運転が楽しいクルマを高評価している。

70歳以降の車選びで重視したい5つのポイント

年齢を重ねると、認知能力や判断能力が少しずつ衰えていきます。また、車の乗り降りや長時間の着座がしんどくなったり、収入が減少して車の維持が難しくなったりすることも少なくありません。


70歳以降は、こうした高齢期の課題を踏まえた車選びが重要です。ここでは、特に重視したいポイントを5つご紹介します。

1)先進安全機能の充実度


車の先進安全機能とは、交通事故の予防・被害軽減、運転者の負担軽減を支援する技術です。以下のように、現在は多くの技術が存在するので、できるだけ機能の充実した車を選びましょう。


安全装備

概要

衝突被害軽減ブレーキ

人や障害物を検知し、衝突回避や被害軽減を支援するシステム。警告音やブレーキの自動制御で運転者を支援する。

ペダル踏み間違い急発進抑制装置

運転者が誤ってアクセルペダルを強く踏み込んだ際の急発進・急後退や急加速を防ぐためのシステム。事故の回避や被害軽減のため、警告音やエンジン出力の抑制を行う。

車線逸脱防止支援システム

車線中央での走行維持を支援するシステム。車線を逸脱しそうになると、警告音が鳴る。搭載システムによってはステアリング(ハンドル)操作を自動制御し、車両が車線中央に戻るよう支援する。

アダプティブクルーズコントロール(ACC)

高速道路や自動車専用道路において運転を補助するシステム。アクセルとブレーキの操作を自動制御し、定速走行や適切な車間距離を保っての追従走行を支援する。

オートハイビーム

暗い道を走行する際に、前方の状況に合わせてハイビームとロービームを自動で切り替えるシステム。

横滑り防止装置(ESC)

コーナリングや悪天候での走行、万が一の事故の際に走行安定性を保つためのシステム。横滑りを検知した際にタイヤへのブレーキ制御などを発動し、はみ出しやスピンを防ぐ。

アラウンドビューモニター

車両周辺の状況をモニターで把握できるシステム。上空から車両を見下ろしたような映像をディスプレイに表示する。

ブラインドスポットモニター

後側方の車両の存在を知らせるシステム。後側方の死角に車両がいると、ランプの点灯でその存在を知らせる。また、その状況で車線変更などを試みると、警告音やハンドルの振動で注意喚起を促す。


安全性を考慮し、少なくとも「衝突被害軽減ブレーキ」「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」「車線逸脱警報装置」が装備された車を選ぶようにしましょう。



2)操作のしやすさと視界の良さ


高齢期における運転能力の低下をカバーするため、サイズは小さめで、小回りの利く車をお勧めします。特に、箱型のようなボンネットの短い車は操作しやすく、ぶつけるリスクも他の車と比べて低いです。


また、前方の視界はもちろんのこと、斜め前方や後方もよく見える車を選んでください。そうすれば、安全不確認による事故リスクを低減できます。


3)乗り降りのしやすさ


年齢を重ねると筋力が落ち、足腰を痛めてしまうケースも少なくありません。車の乗り降りのような段差移動は負担が大きいため、低床フロアの車やアシストグリップの付いている車、電動スライドドアを装備している車を選ぶと良いでしょう。


4)周囲から認識されやすいボディカラー


70歳以降の車選びでは、安全性を考慮して暖色系(赤・ピンク・オレンジなど)のボディカラーをお勧めします。


暖色は膨張色なのでボディが大きく見え、周囲からは車が接近しているように見えます。そのため、寒色と比べて車間距離を取ってもらいやすいです。また、他の色より目立つからこそ、万が一車体がふらつくなどした場合も周囲が異変に気づきやすく、事故リスクの低減につながります。


5)ガソリン代や保険料など維持費の安さ


年金生活になると現役時代と比べて収入が減ってしまうため、できるだけ維持費のかからない車を選びましょう。


車の維持費でかかるのは、主に「走るための費用(ガソリン代など)」「税金」「保険料(自賠責・任意)」「整備・メンテナンス費用」の4種類です。基本的には、小型の車ほど維持費が安い傾向があります。以下の記事でボディタイプごとの維持費シミュレーションも公開していますので、参考にしてください。


70歳以降の方におすすめの車種5選

前章でご紹介したポイントをもとに、70歳以降の方におすすめの車5種類を厳選しました。各車種の特徴もまとめていますので、参考にしてください。


順位

車種名

新車時価格

中古車相場

1位

ホンダ「N-BOX」

169万円~198.2万円

約120万円~160万円(2023年式)

2位

日産「サクラ」

253.7万円~308.2万円

約120万円~170万円(2023年式)

3位

スズキ「ソリオ」

192.6万円~259.4万円

約120万円~230万円(2022年式)

4位

トヨタ「ヤリスクロス」

204.6万円~323.4万円

約190万円~250万円(2020年式)

5位

トヨタ「シエンタ」

207.8万円~332.2万円

約260万円~340万円(2022年式)


※新車時価格は2025年9月時点のガリバー「車カタログ」より引用。また、中古車相場は2025年9月調べ。


1)ホンダ「N-BOX」

  • おすすめグレード:-(1グレード展開)
  • 中古車相場(2023年式):約120万円~160万円

※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。


広い室内とスライドドアを備えたN-BOX。現行モデルは2023年10月に登場した3代目です。全車標準装備の安全運転支援システム「ホンダセンシング」には、従来機能に加えて近距離衝突軽減ブレーキと急アクセル抑制機能が新たに搭載されています。


現行モデルはインパネ部分が水平基調になっており、前方の視界が開けています。また、乗り心地が適度に柔らかく、乗り降りや長時間の運転において体への負担が比較的少ないです。


2)日産「サクラ」

  • おすすめグレード:G
  • 中古車相場(2023年式):約120万円~170万円

※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。


サクラは軽自動車規格のバッテリー電気自動車(BEV)です。一充電走行距離は180km(WLTCモード)で、日常使いであれば充電切れのリスクは殆どありません。また、静粛性と走行安定性の高さ、スムースで力強い走りなど、軽自動車の枠を超えた実力の持ち主です。


そんなサクラも、中古であれば200万円以下で手に入ります。走行にかかる電気代はガソリン代より安く、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備も十分なレベルです。


3) スズキ「ソリオ」

  • おすすめグレード:MZ
  • 中古車相場(2022年式):約120万円~230万円

※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。


両側スライドドアと広大な室内スペースを有し、使い勝手に優れるソリオ。現行モデル(4代目)の全長は3,810mm、最小回転半径は4.8mで、狭い道や駐車場でも扱いやすいです。また、着座位置が高めで視界も良好なので、運転しやすいでしょう。


おすすめのMZグレードは、1.2Lマイルドハイブリッドシステムを搭載したモデルです。燃費はガソリン車より若干良く、22.0㎞/L(WLTCモード)となっています。

4) トヨタ「ヤリスクロス」

  • おすすめグレード:ハイブリッドZ
  • 中古車相場(2020年式):約190万円~250万円

※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。


ヤリスクロスは2020年デビューですが、当時最新版の「トヨタセーフティセンス」(予防安全装備パッケージ)を標準装備。衝突被害軽減ブレーキの性能は、現在でも平均レベル以上といえます。BSM(ブラインドスポットモニター)も装備すると、なお安心です。


また、アウトドア志向のデザインや広い荷室、クラストップレベルの優れた燃費性能など総合力が高く、多くの人が満足できるだろう一台といえます。

5) トヨタ「シエンタ」

  • おすすめグレード:ハイブリッドZ
  • 中古車相場(2022年式):約260~340万円

※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。

シエンタは、コンパクトカーとほぼ同じ全長ながら2列シートと3列シートを選択でき、3世代世帯でも使いやすい車です。


ミニバンなので着座位置が高く、視界が良好で運転しやすいのもポイント。さらに、ハイブリッド車の燃費は非常に優れており、安全性能もクラストップの実力です。廉価グレードや中間グレードを選ぶと装備がやや物足りないので、購入するなら最上位グレードのハイブリッドZが良いでしょう。

車選びで後悔しないためのチェックポイント

車は高価な買い物だからこそ、失敗すると大きな後悔につながるもの。ここでは、車選びで年齢に関係なくチェックすべきポイントをご紹介します。

試乗して乗りやすさを体感する


車の乗り心地や乗り降りのしやすさ、操作のしやすさは一台ずつ大きく異なります。購入前にはできる限り試乗し、使い勝手を確認しましょう。特に、以下のポイントをチェックしてください。


  • 乗り降りのしやすさ(座席の高さやドアの開閉角度など)
  • 運転席からの視界(前方・斜め前方・後方の見え方)
  • ハンドルとアクセルの軽さ(重すぎず、軽すぎないか)
  • 乗り心地(座ったときの負担の少なさや静粛性など)

補助金や高齢者向け支援制度もチェック


車の種類によっては、国や自治体が購入時の補助金制度を設けている場合があります。また、自治体によっては一定条件を満たす高齢者の車購入に対して経済的支援を行っています。使える支援制度がないか、自治体のホームページや窓口、自動車販売店で確認しましょう。



販売店や家族との相談も大事


現在は車の種類が非常に多く、車種やモデルごとの違いも細かいため、選ぶ際は第三者の意見も聞いてみると良いでしょう。販売店や家族と相談すれば、細かい機能の違いや様々な利用シーンを踏まえた車選びができ、後悔につながりにくいです。

車の購入ならガリバーにおまかせください!

現在の新車は安全装備が充実しており、その分だけ車両価格も高くなっています。中古車でも最新装備の整った車が多く存在しますので、少しでも安く購入したい場合は検討してみてください。


ガリバーでは、車の買取から販売までをワンストップで承っており、各種手続きも代行いたします。中古車であれば納期も2週間〜1ヶ月程度と短く、乗り換えもスムーズです。

もちろん車の購入だけ行うことも可能ですので「予算120万円でできるだけ新しい車が欲しい」「スライドドアの付いた車ならどんな選択肢がある?」など、お気軽にご相談ください。

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※部分保証、国産車は納車後3ヶ月間、輸入車は納車後1ヶ月間の保証期間となります。GT-Garageなど、一部店舗では保証の対象外となる中古車も販売しています。

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