レガシィアウトバック（スバル）の買取相場・査定価格（3ページ目）

2003年に登場した初代レガシィ・アウトバック（BP型）は専用デザインの大型フォグランプを内蔵したバンパーやフェンダーそしてアルミホイールを搭載レガシィツーリングワゴンがスポーティさを強調し、一方のアウトバックは大陸的な雄大な乗り味が特徴だ。そして2009年5月にフルモデルチェンジを行い、２代目にあたる先代レガシィ・アウトバック（BR型）に進化した。グローバルモデルとして正常進化を遂げた先代レガシィ・アウトバックはボディサイズを大幅に拡大。中でも全幅はスバルの国内向けモデルでは最大の1820mmとなりフラッグシップモデルらしい風格を得た。ぶつからないクルマというキャッチフレーズで一躍スバルをメジャーな存在に押し上げた先進安全装備のアイサイト。この２代目レガシィ・アウトバックでアイサイトバージョン2が搭載され、衝突を回避軽減させるプリクラッシュブレーキや全車速追従機能付きクルーズコントロールが可能となった。
そして2014年10月に3代目となる現行型レガシィ・アウトバックが登場。全長と全幅は先代に比べて20mm拡大され、全幅は1840mmに達し日本国内よりも海外向けのモデルという色合いが強まった。
過去には3リッターや3.6リッターといった大排気量エンジンも搭載していたが現行型レガシィ・アウトバックには2.5リッター水平対向４気筒エンジンの１種類。最高出力175ps（129kW）を発生しながら、燃費性能は14.6km/Lとバランスの良さが光る。組み合わされるミッションはリニアトロニックトと呼ばれるCVT。改良が加えられアクセルレスポンスが向上している。そして駆動方式はスバル独自のシンメトリカルAWDを採用。オンオフ問わずどんな路面状況でも安定感抜群な走りだ。

レガシィアウトバックの人気は日本国内でのみならず世界中で高くなっている。それは中古車相場にも影響していて、現行モデルは高価格の中古車が流通した影響で大幅に値上がり。先代も秋の深まりと共に値上がり傾向となっている。これは冬の路面コンディションが悪くなる季節にスバルの4WD車は効果があると多くの人が想っている証拠。こういう季節要因は下取りでは反映しづらいが、買取ならば査定価格に反映される。4WDのスバルというブランド力が季節によっては買い取り価格に反映されるので、手放す際にはまず、買取店で査定をするのがベターだ。


2015年度下期ガリバー査定実績台数ランキング　129位／1700車種
2016年度上期ガリバー査定実績台数ランキング　129位／1700車種

しかし、中古車相場は安定していて、大きく下がってはいない。しかも中古車は2004年のデビューから5年の2009年まで全流通台数の3分の2を占めているが、ほかのミニバンに比べると値落ち幅が小さいうえ、2009年以降はいまだに平均価格が100万円以上という高値安定振りだ。その理由は国内だけでなくロシアなど海外でも人気のモデルのため、海外への輸出が多いことも理由の一つ。一般的な下取りに比べて、そういった事情に精通した買取に出した方が、予想以上の高値が付くモデルといえる。


2015年度下期ガリバー査定実績台数ランキング　54位／1700車種
2016年度上期ガリバー査定実績台数ランキング　61位／1700車種