愛犬目線でチェック!
軽自動車のサイズ感
PET × CAR
ペットと一緒に出掛けるクルマで気になるのがサイズ感。軽自動車の場合は「大型犬や多頭飼いでも大丈夫?」など気になることも多いものです。
そこで今回は、軽自動車の内部寸法だけでなく、実際に荷物を載せながら分かりやすく画像でサイズを解説します。
ペットとクルマに乗る時の注意点
犬のサイズは個体差が大きいですが、小型犬、中型犬、大型犬それぞれの代表犬種で体高を比較してみました。サイズの参考にしてください。
犬の中には、自分の体高くらいは軽く飛び越える子も多いです。ただしヘルニアや脱臼のリスクもあるので、あまり無理なジャンプを習慣づけないように気をつけてください。
オススメの軽自動車はコチラ!
軽自動車はコンパクトで取り回しが良く、維持費も安いので人気のボディタイプです。
ペットと一緒に出掛けるのであれば、天井が高く広々としたスーパーハイト系軽自動車がオススメです。今回はダイハツ「タント」でサイズ感をチェックしてみましょう。
今回のクルマの詳細
- ダイハツ「タント」カスタム RS トップED SAII(LA600S)
- 年式:平成28年式
- 新車価格:174万9600円
- 中古車相場(最高額):106.3万円
※2021年6月時点
愛犬の乗り降りのしやすさ
スーパーハイト系の軽自動車の場合、フロアの高さは35センチ~40センチ程度。このタントの場合は約35センチです。そのため元気が良い小型犬なら、一人で乗り降り可能でしょう。スライドドアで開口部も広く、ドアも邪魔にならないので、大型犬でも乗りやすいです。ただし「乗り降りしやすい」ということは、犬が飛び出してしまうリスクも高いので気を付けてあげてください。
このタイプの軽自動車の場合、ラゲッジスペースまでの高さは最大でも60センチ程度。このタントの場合や約56センチなので、大型犬であれば、自力での乗り降りも可能な高さです。
後部座席での過ごしやすさ
軽自動車の場合、どうしても車幅は狭くなりがちです。シート幅も他のボディタイプよりは狭いですが、それでも大人1人と小型犬1匹くらいであれば問題ないでしょう。シートを一番後ろまで下げれば、足元も大型犬が寝られるくらいの広さが確保できます。
小型犬用のキャリーを足元に、中型犬キャリーを座席に置いてみました。
中型犬キャリーを座席に置くとかなりのスペースをとるので、隣に大人が座るのはかなり窮屈でしょう。またキャリーのサイズがシートの奥行ギリギリなので、急ブレーキなどでも落下しないようキチンと固定するようにしましょう。
ラゲッジスペースの広さ
タントをはじめとするスーパーハイト系の多くは、後部座席を倒したり収納したりすることが可能です。それによって広大なスペースが生まれます。
室内高に余裕があるのも、スーパーハイト系の大きな特徴です。そのためペットカートを折りたたまずに載せることができ、お出掛けがスムーズです。
後部座席を倒せば、小型犬用のキャリーは問題なく2つ置けます。横幅は中型犬キャリー2つとほぼ同じくらいなので、キャリー選びが非常に重要です。この画像の中型犬用キャリーは幅が約47センチですので、中型犬を多頭飼いしている人は、このサイズを一つの目安にしてみてください。
後部座席を倒した状態なら、大型犬キャリーも置くことができます。左右にはまだ余裕があるので、お出かけに必要なペットグッズなどを積み込むこともできます。
後部座席を格納しない場合は、ラゲッジスペースはそれほど広くありません。折りたたんだカートを立てることはできますが、小型犬用であってもキャリーを置くのは難しいでしょう。
撮影に利用したキャリー・カートのサイズ
同じようなサイズ感の軽自動車
タントと同じようなサイズ感のスーパーハイト系軽自動車は他にもあります。代表的なのは以下のようなモデルでしょう。
- ホンダ「N-BOX」
- スズキ「スペーシア」
- 日産「ルークス」
- 三菱「eKスペース」
こちらもタントと同じサイズ感や使い勝手を備えているので、ぜひ候補に入れてみてください。天井が低くても構わないなら、もっとお得なクルマもあります。ただし「スライドドアではない」「荷物が載せにくい」という場合もありますので、使い勝手を確認してください。
ガリバーでは「乗り降りのしやっすさだったらタントとN-BOXのどっちがオススメ?」などのご相談も承っています。お気軽にご利用ください。
他のボディタイプのサイズもチェック
軽自動車だけでなく、他のボディタイプでもオススメ車種のサイズを細かくチェックしています。愛犬目線でチェックしているので「うちのワンコにピッタリのクルマはどれだろう?」と迷っている方はぜひご覧ください。