



中古でおすすめの外車(輸入車)5選!「コスパが高い」「人目を惹く」に分けてご紹介
目次
この記事を執筆・監修した人

- 現在の役職・肩書
(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員
- 略歴
自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。
中古の外車を選ぶときのポイント4つ
新車では高額で手が届きにくい外車。しかし「国産車に比べて故障しやすい」というイメージから、中古では安く売られる傾向があります。
実際には、外車の故障率は日本車と比べて遜色はないのですが、修理費用に関しては国産車よりも高くなる傾向があります。より買い得感のある輸入中古車を選ぶために、購入では以下のポイントを意識しましょう。
【故障時にも対応できるお店選び】
- 近隣に正規ディーラーか専門店の修理工場がある
- 保証内容・期間の充実したお店を選ぶ
【故障しにくそうなクルマ選び】
- 整備記録簿があり、定期点検をしっかり受けている車を選ぶ
- フルモデルチェンジ直後のモデルはできるだけ避ける
ディーラーやメーカー専門の修理工場は部品を調達しやすく、修理のノウハウもあります。フォードなど日本から撤退したようなメーカーは避け、こうした近隣でのサポート網が整ったメーカーを選ぶのがおすすめです。
また修理費用を賄えるよう、保証範囲が広く、6ヶ月以上などの長期保証があるお店を選びましょう。
フルモデルチェンジ直後は、小さな設計ミスなどが残っている場合もあります。そうした欠点はマイナーチェンジで修正されることが多いので、購入はフルモデルチェンジ直後よりマイナーチェンジ後のモデルの方が安心でしょう。
これらのポイントを踏まえて、次の章からはクルマ評論家の大岡智彦氏が選ぶ中古のおすすめ外車5選をご紹介します。以下の2つの特徴に分けてご紹介していますので、参考にしてください。
コストパフォーマンスの高い外車おすすめ2選
フォルクスワーゲン パサートヴァリアント

- おすすめモデル:初代(2015年~)
- おすすめグレード:Rライン、ハイライン
- ポイント:質実剛健で実用性が高い
パサートヴァリアントの全長は4,775㎜で、BMW3シリーズやベンツCクラスと同じクラスに属するステーションワゴンです。水平基調のグリルを中心としたスポーティーなフェイスと、ワゴンらしい長いルーフを備えています。
魅力は何と言ってもワゴンとしての実用性の高さ。荷室容量は650Lでクラスを超えた広さを誇ります。
2016年式の中古車は99〜188.8万円※ほどでの価格帯で購入可能な事を考えると、コストパフォーマンスは高いと言えます。
※2025年3月末時点での、ガリバー中古車検索結果を参照しております。現時点での価格を保証するものではございません。
シトロエン「グランドC4ピカソ」

- おすすめモデル:初代(2014~2018年)
- おすすめグレード:ブルーHDi系
- ポイント:欧州車で数少ない7人乗りミニバン
グランドC4ピカソは、2018年まで販売されていた7人乗りのミニバンです。その後「グランドC4スペースツアラー」として、2022年まで販売されました。日本のミニバンと異なり、2列目は個別のシートを3つ並べています。
ユニークなデザインが特徴で、曲線を使った塊感の強いシルエットを持ち、薄型のLEDヘッドライトも個性的です。またドライバーの上部までフロントウィンドウが伸びている点も、独特な解放感を与えてくれます。
中古車で2018年式以前のモデルであれば、どの年式も大体100~200万円※ほどで、かなり安く購入できます。
※2025年3月末時点での、ガリバー中古車検索結果を参照しております。現時点での価格を保証するものではございません。
人目を惹く外車おすすめ3選
人目を惹く外車では、高いデザイン性を誇るフランス車メーカーから3車種が選ばれています。
ルノー「キャプチャー」

- おすすめモデル:初代(2014~2021年)
- おすすめグレード:インテンス系
- ポイント:フランス流スタイリッシュな都会派SUV
キャプチャーは全長4,125㎜のコンパクトSUVです。ルノーらしいスタイリッシュなデザインながら、面の張りが強く、小さなボディでも大きく見えます。ボディカラーの発色が良く、街中でも非常に目立つ存在です。
都会派SUVということもあって、初代モデルには4WDの設定がありません。しかし数値で見るスペック以上に力強い走りができます。
初代キャプチャーの中古車は、どの年式でも最大で150万円程度※の価格で収まります。特別仕様車も多く設定されており、フランスをイメージさせる「カンヌ」「アニヴェルセル」「ジーンズ」といった特別仕様車もおすすめです。
※2025年3月末時点での、ガリバー中古車検索結果を参照しております。現時点での価格を保証するものではございません。
シトロエン「C3」

- おすすめモデル:3代目(2017年~)
- おすすめグレード:シャイン
- ポイント:小さくても圧倒的な存在感
C3は全長3,995㎜×全幅1,750㎜と、全長は短いながらも少しワイドなシルエットを持つコンパクトカーです。デザインはかなりユニークで、特にフロントフェイスが特徴的です。切れ長のLEDライトがシャープな印象を与えます。さらにボディサイドのドア下方にあるエアバンプは、SUVのようなタフネスさを感じさせます。
圧倒的な存在感に加え、実はクラストップレベルと言えるほど乗り心地が快適な点も魅力です。
中古車で2020年以前の年式であれば、価格は概ね200万円※以下です。2018年式なら約90〜160万円※で購入できます。
※2025年3月末時点での、ガリバー中古車検索結果を参照しております。現時点での価格を保証するものではございません。
プジョー「2008」

- おすすめモデル:初代(2014~2020年)
- おすすめグレード:GTライン系
- ポイント:センスの良さが光る都会派SUV
コンパクトSUVである2008の美点は、色褪せないデザインと抜群のフットワークです。特に初代は2014年デビューとやや古いモデルですが、その色褪せないスポーティーなルックスは、今でも存在感があります。そしてプジョーならではの「猫足」と呼ばれる優れたフットワーク。やや硬めの乗り心地ながら、しなやかさに長けており、凹凸のある場所を通過する時でも見事に衝撃をいなします。
初代モデルの中古車は、マイナーチェンジ後の2018年式で100〜140万円程度※です。コストパフォーマンスで考えると、2016年のマイナーチェンジ後モデルをお勧めします。
※2025年3月末時点での、ガリバー中古車検索結果を参照しております。現時点での価格を保証するものではございません。
輸入車は故障しやすいって本当?
一般的に、輸入車は「故障しやすい」イメージを持たれているのですが、メーカーはもちろん車種によって故障率は大きく異なるため、一概には言えません。
日本と外国との気候の違いが車の状態に影響を与えることもあり、「故障しやすい」印象を持たれる一因にもなっています。
ただ、故障したときに部品が海外からの取り寄せになるなどコストが掛かることがあるので、故障を予防するための定期的なメンテナンスを欠かさないことが大切です。
その他おすすめの外車
以下の記事でもおすすめの外車をご紹介していますので、併せて参考にしてください。
> 憧れの人気外車おすすめランキングTOP10-ボディタイプ別や高級外車も
> 外車の人気SUVおすすめ12選!目的別のイチオシ車種は?
中古の外車は専門店で購入した方が安心
外車は独特のデザイン性があり、中古車価格も安いです。しかし国産車よりは、修理費用を含めた維持費も高くなりがち。特に中古車の場合は前オーナーの整備状況によって故障リスクが変わります。そのため専門のお店で購入することをお勧めします。
ガリバーは数多くの輸入中古車を扱っており、輸入中古車の専門店「LIBERALA(リベラ―ラ)」も展開しています。「正規ディラーは敷居が高くて入りにくい」「メーカーごとの乗り比べができない」といった場合も安心してご利用いただけますので、ぜひお気軽に店舗をお訪ねください。
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