車中泊におすすめの15車種!フルフラットになる軽自動車/SUV/ミニバン

車中泊におすすめの15車種!フルフラットになる軽自動車/SUV/ミニバン

車中泊用のクルマを選ぶポイント

車中泊をしている車内の画像

車中泊用のクルマ選びでは、以下の4点を基準に判断すると良いでしょう。

  • ポイント①高さを含めた車内の広さ
  • ポイント②フルフラットになるか
  • ポイント③AC電源の有無
  • ポイント④オプションの豊富さ

ポイント①高さを含めた車内の広さ

車中泊では多くの物を積むため、積載性が必須です。服をかけたり、着替えたりすることを考え、高さも気にしてください。

横になって寝れるかもチェックしましょう。

ポイント②フルフラットになるか

寝る際は、普通車なら荷室から後部座席、軽自動車なら運転席や助手席まで倒して利用するのが一般的。荷室と座席の段差ができない(=フルフラットになる)車種だと寝やすいです。

段差があっても純正アクセサリーや社外品のマットを使えば寝れますが、フルフラットであるほど荷物も少なく済みます。

ポイント③AC電源の有無

AC電源(アクセサリーコンセント)があれば、電気ケトルやスポットクーラーなど、多くの家電を使えます。特に、AC100V/1500Wに対応していると便利です。

ただしクルマにAC電源がない場合も、ポータブル電源などを使う方法があります。

ポイント④オプションの豊富さ

車中泊を意識して開発されている車種では、カーテンやタープ、フルフラットにするためのクッションなど、多くのアクセサリー(オプション)が用意されています。

また、こうした車種は社外品も充実していることが多く、自分好みにカスタムしやすいです。

車中泊におすすめの軽自動車4選

軽自動車では、以下の4車種がおすすめです。

番号 車種名 新車価格 フルフラットでの長さ AC電源
ホンダ「N-VAN」 136.5万円~ 約2330mm
※オプション
スズキ「スペーシアベース」 147.2万円~ 約2030mm
※オプション
スズキ「ハスラー 151.8万円~ 約2100mm
※オプション
※100W用
ダイハツ「タフト 132万円~ 約2000mm -

軽自動車は広さが限られるため、商用車(N-VANやスペーシアベース)も候補に入れると良いでしょう。
また、アウトドアを楽しむ上ではハスラータフトのような軽SUVもおすすめです。

①ホンダ「N-VAN」

車中泊におすすめの軽自動の例:N-VANの車両画像

新車価格 136.5万円~
中古車相場 -
全体寸法 全長3395mm×全幅1475mm×全高1945mm
最高燃費(WLTC) 19.8km/L(MT車)
フルフラットでの長さ 約2330mm(助手席側のみ)
AC充電の装備 △(オプションで外部給電ユニット装備可)

N-VANはホンダの商用車で全高が非常に高く、広さも十分。また、安全パッケージ「ホンダセンシング」を全車標準装備し、AT車なら高速道路などで使える優れた運転支援機能も装備しています。

N-VANのフルフラットにした内装の画像

運転席は収納できませんが、助手席を折りたたみ、助手席から荷室までフルフラットにできます。フルフラット状態での長さは2330mm。大人一人ならゆっくり寝れます。

②スズキ「スペーシアベース」

車中泊におすすめの軽自動の例:スペーシアスペースの車両画像

新車価格 147.2万円~
中古車相場 100.5万円〜194.5万円
全体寸法 全長3395mm×全幅1475mm×全高1785mm
最高燃費(WLTC) 21.2km/L
フルフラットでの長さ 約2030mm
AC充電の装備 △(オプションで外部給電ユニット装備可)

スペーシアベースは、商用車の積載性・広さと乗用車のデザイン性・快適性を良いとこ取りしたモデルです。

標準装備のマルチボードを机として使ったり、後部座席とつなげてフルフラットにできたりします。運転席・助手席ともに倒せますが、背もたれ部分が少し膨らんでいるのでマットで調整した方が良いでしょう。純正アクセサリーも豊富です。

③スズキ「ハスラー

車中泊におすすめの軽自動の例:ハスラーの車両画像

新車価格 151.8万円~
中古車相場 21.9万円〜217.2万円
全体寸法 全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mm
最高燃費(WLTC) 25.0km/L
フルフラットでの長さ 約2100mm
AC充電の装備 △(オプション、100W用)

ハスラーは軽SUVとして適度なオフロード性能を有し、燃費性能も優れています。街乗りと車中泊の双方で快適に使える点が大きな魅力です。

ハスラーのフルフラットにした内装の画像

運転席・助手席を倒せば、ほぼフルフラットにできます。前部座席の座面は若干高さが下がる程度です。純正アクセサリーも豊富ですが、AC電源は100W用で用途が限られる点に注意しましょう。

④ダイハツ「タフト

車中泊におすすめの軽自動の例:タフトの車両画像

新車価格 132万円~
中古車相場 70万円〜200.4万円
全体寸法 全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mm
最高燃費(WLTC) 19.8km/L
フルフラットでの長さ 約2000mm(段差が大きめ)
AC充電の装備 ×

タフトは運転席・助手席を倒しても、ハスラーほど平らな環境にできません。また、燃費もハスラーより悪いです。

タフトのサンルーフの画像

ただしタフトハスラーより車両価格が安く、さらに全車でスカイフィールトップ(ガラスルーフ)を装備。空の景色を楽しみたい人におすすめです。

N-BOXタントでもOK!
スーパーハイトワゴンN-BOXタントスペーシア、デリカミニなど)も、1人~2人の車中泊なら使えることが多いです。ただしフルフラットにならないクルマが多いので、マットはあったほうが良いでしょう。
【関連記事】スライドドア軽自動車おすすめランキングTOP12|中古も含めた優良車種を紹介

車中泊におすすめのSUV5選

SUVでは、以下の5車種がおすすめです。

番号 車種名 新車価格 フルフラットでの長さ AC電源
トヨタ「カローラクロス」 218.4万円~ 約1885mm
※オプション
トヨタ「RAV4 293.8万円~ 約1880mm
※ほぼオプション
日産「エクストレイル 360.1万円~ 約1820mm
※一部標準装備
ホンダ「ヴェゼル 264.9万円~ 約1530mm -
三菱「アウトランダーPHEV」 499.5万円~ 約2040mm

SUVで完全なフルフラットを実現できる車種は少ないです。今回ご紹介する車種でも荷室にかけて床面が下がりがちなので、マットがあると便利でしょう。
しかしオフロード性能に優れ、山や海でも走りやすいです。

⑤トヨタ「カローラクロス」

車中泊におすすめのSUVの例:カローラクロスの車両画像

新車価格 218.4万円~
中古車相場 189.8万円〜445.9万円
全体寸法 全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mm
最高燃費(WLTC) 26.4km/L
フルフラットでの長さ 約1885mm
AC充電の装備 △(オプション)

カローラクロスは、後部座席をたたむと約1885mmものフラットスペースを確保できます。ただし荷室にかけて床面が下がりがちなので、純正アクセサリーの「ラゲージアクティブボックス」の導入がおすすめです。荷室面までフルフラットにできます。

カローラクロスのサンルーフの画像

また、メーカーオプションでパノラマルーフも搭載できます。

⑥トヨタ「RAV4

車中泊におすすめのSUVの例:RAV4の車両画像

新車価格 293.8万円~
中古車相場 47.3万円〜529.8万円
全体寸法 全長4600mm×全幅1855mm×全高1685mm
最高燃費(WLTC) 21.4km/L
フルフラットでの長さ 約1880mm
AC充電の装備 △(PHEVモデルを除きオプション)

RAV4はミッドサイズSUVで全幅にもゆとりがあり、後部座席を倒すと大人2人が寛げるスペースを確保できます。ただし荷室にかけて床面が下がりがちなので、平らになるようマットを使用するのがおすすめです。

パワートレインはガソリン車・ハイブリッド車・PHEVと3種類あり、PHEVではAC電源を標準装備。また、メーカーオプションでパノラマムーンルーフも装備できます。

⑦日産「エクストレイル

車中泊におすすめのSUVの例:エクストレイルの車両画像

新車価格 360.1万円~
中古車相場 9.8万円〜558万円
全体寸法 全長4660mm×全幅1840mm×全高1720mm
最高燃費(WLTC) 19.7km/L
フルフラットでの長さ 約1820mm
AC充電の装備 △(一部グレードで標準装備)

エクストレイルも荷室にかけて床面が下がるものの、後部座席を倒せば殆どフルフラットになります。現行モデルは全車e-POWER搭載で燃費が良く、走りも滑らかなのが魅力です。一部グレードではAC電源も標準装備しています。

エクストレイルのフルフラットにした内装の画像

なお、エクストレイルは先代以前のモデルも車中泊に適しています。安くてオフロード性能に優れた一台を求めるなら、中古もおすすめです。

⑧ホンダ「ヴェゼル

車中泊におすすめのSUVの例:ヴェゼルの車両画像

新車価格 264.9万円~
中古車相場 65.8万円〜419.8万円
全体寸法 全長4330mm×全幅1790mm×全高1580mm
最高燃費(WLTC) 26.0km/L
フルフラットでの長さ 約1530mm
AC充電の装備 ×

ヴェゼルはコンパクトSUVで、後部座席を倒しても1530mm程度しかありません。しかし、身長が高い人でも斜めに寝転がれば寝れます。日常使いも重視しながら、一人で気軽に車中泊をしたい人におすすめです。

ヴェゼルのフルフラットにした内装の画像

2人で車中泊をしたい場合も、2列目の足元部分に踏み台などを置けば、約1800mm程度までフルフラット空間を拡張できます。

⑨三菱「アウトランダーPHEV」

車中泊におすすめのSUVの例:アウトランダーPHEVの車両画像

新車価格 499.5万円~
中古車相場 53.7万円〜602.7万円
全体寸法 全長4710mm×全幅1860mm×全高1745mm
一充電航続距離(WLTC) 83~87km
フルフラットでの長さ 約2040mm
AC充電の装備 〇(全車標準装備)

アウトランダーPHEVは、他のSUV以上に広くフラットな空間を確保できます。走行性能も優れており、おすすめの一台です。AC電源も全車標準装備で、約85kmもの距離を電力のみで走行できます。

車両価格の高さが気になる場合は、初代アウトランダーも含めて中古車を検討してみましょう。

車中泊におすすめのミニバン6選

ミニバン(ワンボックス含む)では、以下の6車種がおすすめです。

番号 車種名 新車価格 フルフラットでの長さ AC電源
トヨタ「ハイエース バン」 244万円~ 約1850mm~
※但し100W用
日産「キャラバン バン」 258.1万円~ 約1760mm~ -
※1モデルのみ装備
日産「セレナ 276.9万円〜 約2000mm
オプション
ホンダ「ステップワゴン 299.9万円~ 約2000mm
オプション
ホンダ「フリード
※5人乗り
281.3万円~ 約1800mm -
三菱「デリカD:5 415.7万円~ 約2000mm
※ほぼ標準装備

ミニバンは車内空間の広い車種が多く、親子3人などでも車中泊できるものが多いです。思い切りカスタマイズしたいならハイエースやキャラバンといったワンボックスカーを、街乗りとの併用を考えるなら一般的なミニバンを選ぶと良いでしょう。

⑩トヨタ「ハイエース バン」

車中泊におすすめのミニバンの例:ハイエースの車両画像

新車価格 244万円~
中古車相場 29万円〜1120万円
全体寸法 全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mm
最高燃費(WLTC) 13.8km/L(ディーゼル)
フルフラットでの長さ 約1850mm~
AC充電の装備 〇(但し100W用)

趣味用のクルマとしても使われることが多いハイエース。2列目を倒せば、3000mm近いフルフラット空間を確保できます。自分流にカスタマイズする人も多く、社外品も含めて専用のカスタマイズ用品が豊富です。

ハイエースの内装画像

車中泊初心者に向かないように見えますが、ベッドキット付きの中古車や事前にカスタマイズされた「コンプリートカー」もあるので、こうした選択肢を視野に入れても良いでしょう。

⑪日産「キャラバン バン」

車中泊におすすめのミニバンの例:キャラバンの車両画像

新車価格 258.1万円~
中古車相場 -
全体寸法 全長4695mm×全幅1695mm×全高1990mm
最高燃費(WLTC) 13.9km/L(ディーゼル)
フルフラットでの長さ 約1760mm~
AC充電の装備 ×(1モデルのみ装備)

キャラバンでは、日産車のカスタム車開発を手掛けるオーテックが「マルチベッド」モデルを販売しています。これは、椅子にもベッドにもなるキットが特別装備されたモデルです。マルチベッド自体に高さがあり、その下に荷物も置けます。

キャラバンの内装画像

さらに、通常の部屋のような空間を生み出せる「マイルーム」モデルもあります。マイルームモデルには、AC電源も標準装備されています。
※上記画像はマルチベッドモデル、マイルームモデルではありません。

⑫日産「セレナ

車中泊におすすめのミニバンの例:セレナの車両画像

新車価格 276.9万円〜
中古車相場 5万円〜488.8万円
全体寸法 全長4690mm×全幅1695mm×全高1870mm
最高燃費(WLTC) 20.6km/L
フルフラットでの長さ 約2000mm
AC充電の装備 △(オプション)

2022年秋のフルモデルチェンジで、セレナはシートを倒した際のフラットさを追究。多少の段差はあるものの、2~3列目を倒せば、広く寝心地の良いフルフラット空間が生まれます。

セレナのフルフラットにした内装の画像

また、セレナにもオーテックが手掛けるマルチベッドモデルが存在します。
※上記画像は、マルチベッドモデルではありません。

⑬ホンダ「ステップワゴン

車中泊におすすめのミニバンの例:ステップワゴンの車両画像

新車価格 299.9万円~
中古車相場 5万円〜506.7万円
全体寸法 全長4800mm×全幅1750mm×全高1840mm
最高燃費(WLTC) 20.0km/L
フルフラットでの長さ 約2000mm
AC充電の装備 △(オプション)

ステップワゴンは、他のMクラスミニバンにはない3列目の床下収納機能を備えています。3列目を床下に納め、2列目を最前列まで押し出せば、床面に約1700mmのフラット空間を確保できます。

ステップワゴンのフルフラットにした内装の画像

床にマットを敷いて寝るのに抵抗があれば、2~3列目を倒しても寝られます。

⑭ホンダ「フリード」(5人乗り)

車中泊におすすめのミニバンの例:フリードの車両画像

新車価格 281.3万円~(5人乗りの場合)
中古車相場 5万円〜369.9万円
全体寸法 全長4310mm×全幅1720mm×全高1755mm
最高燃費(WLTC) 25.5km/L
フルフラットでの長さ 約1800mm
AC充電の装備 ×

フリードは、都市部でも扱いやすいコンパクトミニバンです。3列シートの6~7人乗りと2列シートの5人乗りを選択でき、5人乗りが車中泊に向いています。2列目シートを倒して「おやすみモード」にすれば、約1800mmのほぼフラットな空間が生まれます。

新車が予算オーバーなら、中古で先代の「フリード+」(5人乗りモデル)を選ぶのがおすすめです。

⑮三菱「デリカD:5

車中泊におすすめのミニバンの例:デリカのD:5の車両画像

新車価格 415.7万円~
中古車相場 17.4万円〜560.1万円
全体寸法 全長4800mm×全幅1795mm×全高1875mm
最高燃費(WLTC) 12.6km/L
フルフラットでの長さ 約2000mm
AC充電の装備 〇(1グレードを除き標準装備)

デリカD:5は、オフロード性能を備えた唯一無二のSUVミニバンです。街乗りにも使いつつ、アウトドアを思い切り楽しみたい人におすすめです。

2~3列目を倒せば、多少段差はありますが寝心地の良い空間が出来上がります。廉価グレードを除いてAC電源を備えているのも嬉しいポイントです。

車中泊に関するQ&A

Q. 車中泊であると良いものは?

車中泊をするときは、以下のようなものを揃えていると快適です。

  • マットレス(シートの段差を軽減)
  • 寝袋(掛け布団の用意が不要)
  • シェードやカーテン(プライバシー保護)
  • LEDランタン(電源を使わず照明確保)
  • ポータブル電源(エンジンを切っても使える)
  • その他簡易空調グッズ(扇風機など)

温度調節は、車中泊で特に重要です。寝具を整えるとともに、スポットエアコンやヒーターなど、季節ごとに必要なものを使えるようにしておきましょう。

Q. 車中泊はどこでしたら良い?

車中泊で最もおすすめなのは「RVパーク」です。有料の車中泊施設で、24時間使えるトイレや入浴施設などを近くに備えています。

また、SAやPAも車中泊に使われることが多いです。一方、RVパークなどに認定されていない道の駅などは原則車中泊が禁止されているので、注意しましょう。

Q. 車中泊でやっていけないことは?

一般に、車中泊では以下のような行為が禁止されています。

  • 禁止場所での車中泊
  • アイドリング駐車
  • ゴミの不法投棄
  • トイレなどでの食器洗いや洗濯
  • 外部電源の使用

マナー以外の面では防犯に十分注意してください。必ずカギをかけ、寝るときはカーテンも閉じて過ごしましょう。

Q. クルマの購入予算が足りない!どうする?

車中泊に使うクルマは大きい車両が大きく、車両価格も高くなりがち。少しでも安く買いたい場合は、中古車もチェックしましょう。ハイエースやキャラバンなどでは、ベッドキット付きの車両が販売されていることもあります。

norico編集部オススメ記事

noricoでは、予算や目的に合わせたおすすめ車種の紹介記事を多く掲載しています。車中泊に興味のある方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。

50代女性におすすめの人気軽自動車ランキング!おしゃれで安心の一台は?

50代女性におすすめの人気軽自動車ランキング!おしゃれで安心の一台は?

50代で軽自動車を購入する場合、10年所有すれば60代になることを想定しましょう。クルマ選びでは、デザイン性に加えて安全性と乗り降りのしやすさを意識するのが重要です。ここでは、50代女性におすすめの人気の軽自動車をランキング形式でご紹介しています。

50代女性におすすめの人気軽自動車TOP10

ここでは、50代女性におすすめの人気の軽自動車TOP10をまとめました。ランクイン車種は以下の通りです。

順位 車種名 新車時価格 最高燃費
1位 スズキ「スペーシア 153万円~ 25.1km/L
2位 日産「デイズ 143万円~ 23.3km/L
3位 ホンダ「N-BOX 164万円~ 21.6km/L
4位 日産「サクラ」 253万円~ -
5位 日産「ルークス」 163万円~ 20.9km/L
6位 スズキ「ハスラー 151万円~ 25.0km/L
7位 ホンダ「N-WGN 134万円~ 23.2km/L
8位 ダイハツ「タント 135万円~ 20.1km/L
9位 ダイハツ「ムーヴキャンバス」 146万円~ 22.9km/L
10位 ダイハツ「ワゴンRスマイル」 135万円~ 25.1km/L

※価格や燃費に関する情報はガリバー「車カタログ」より引用。価格は千円未満四捨五入。燃費はWLTCモードでの表記。

50代で軽自動車を購入するなら、安全性や乗り降りのしやすさの観点からハイトワゴンデイズN-WGNなど)やスーパーハイトワゴンスペーシアN-BOXなど)がおすすめです。詳しい理由は、次章で説明します。

50代の軽自動車選びのポイント

50代の方が軽自動車を選ぶ際は、以下の3つのポイントを重視しましょう。

  • ポイント①安全性の高さ
  • ポイント②乗り降りのしやすさ
  • ポイント③デザインや色の選択肢

ポイント①安全性の高さ

50代は、40代に比べると事故件数が多くなりがち。これは、視力や分析力、判断力などの低下が一つの原因と考えられます。

たとえば50歳で新車を買っても、10年乗れば60歳を迎えます。長期的な視点に立ち、安全性能にこだわりましょう。特に衝突被害軽減ブレーキの対象、後退時の衝突防止支援、駐車支援に注目すると良いでしょう。

ポイント②乗り降りのしやすさ

50代以降になると、クルマの乗り降りで足腰への負担が気になる人も出てきます。また、高齢の親を乗せて走る人もいるでしょう。

だからこそ、クルマ選びでは乗り降りのしやすいハイトワゴンやスーパーハイトワゴンをお勧めします。全高の低い車は乗り降りしにくく、安全性能も最低限の車両が多いです。

ポイント③デザインや色の選択肢

愛着をもって使いたいからこそ、クルマ選びではデザインにもこだわると良いでしょう。また、クルマの印象は色でも大きく変わります。自分の好みの色があるか、カラーバリエーションも見てみましょう。

50代女性におすすめの人気軽自動車TOP10詳細

ここでは、ランキングTOP10に選ばれた車種について詳しく紹介します。

1位 スズキ「スペーシア

50代女性におすすめの軽自動車の例:スペーシアの車両画像

  • 新車時価格:153万円~
  • 中古車相場:5万円~202万円
  • 最高燃費:25.1km/L

スペーシアは2023年秋にフルモデルチェンジ。収納性や積載性の高さはそのままに、燃費や快適性をスーパーハイトワゴンの中でもトップクラスに向上させました。

スペーシアの内装

さらに魅力的なのが、安全性の高さ。衝突被害軽減ブレーキの対象は車両・歩行者・自転車・自動二輪車と軽自動車トップレベル。後退時も含めた低速時のブレーキサポートも標準装備しています。上位グレードやオプションの選択で、さらに多くの装備も搭載できます。

2位 日産「デイズ

50代女性におすすめの軽自動車の例:デイズの車両画像

  • 新車時価格:143万円~
  • 中古車相場:5万円~219万円
  • 最高燃費:23.3km/L

デイズは2023年秋のマイナーチェンジで安全性能が大幅向上。軽自動車で初めて車線変更時や後退時の事故予防を支援する「後側方車両検知警報」「後退時車両検知警報」を装備しました。

デイズの内装

高速道路を利用した長距離移動をせず、市街地走行での安全性を重視したい人に特におすすめです。スライドドアは備えていませんが、広さも充分で車両価格も比較的抑えられています。落ち着きあるデザインで、カラーバリエーションも最大12色と豊富です。

3位 ホンダ「N-BOX

50代女性におすすめの軽自動車の例:N-BOXの車両画像

  • 新車時価格:164万円~
  • 中古車相場:5万円~219万円
  • 最高燃費:21.6km/L

N-BOXは2023年秋にフルモデルチェンジ。デザインはプレーンで愛らしい印象になりました。また、他の多くの車種と異なり、グレードに関係なく全車でほぼ同等の安全装備を備えている点が魅力です。

N-BOXの内装

ただしN-BOXは先代の完成度も非常に高く、衝突被害軽減ブレーキの対象も先代と変わりません(車両・歩行者・自転車)。予算重視なら敢えてフルモデルチェンジ前の車両を中古で購入すると良いでしょう。

4位 日産「サクラ」

50代女性におすすめの軽自動車の例:サクラの車両画像

  • 新車時価格:253万円~
  • 中古車相場:123万円~298万円
  • 一充電航続距離:180km

電気自動車のサクラ。一般的な軽自動車に比べると車両価格が高いものの、国のCEV補助金を申請すれば55万円の補助が受けられます。自治体によっては独自の補助金制度があり、さらに補助を受けられる可能性もあります。

サクラの内装

電気自動車ならではの滑らかな走り、美しいデザイン性、日常生活ならほぼ困ることのない一充電走行距離と、魅力が多いです。また、タッチ操作だけで駐車サポートしてくれる「プロパイロットパーキング」などの先進機能も搭載しています。

5位 日産「ルークス」

50代女性におすすめの軽自動車の例:ルークスの車両画像

  • 新車時価格:163万円~
  • 中古車相場:5万円~258万円
  • 最高燃費:20.9km/L

スーパーハイトワゴンの中では、随一の走行安定性を誇るルークス。上位グレードでは、高速道路上でペダル操作などを支援する「プロパイロット」機能や緊急時に警察や消防への連絡をサポートする「SOSコール」も標準装備。長距離運転をする人におすすめです。

ルークスの内装

ただし前回のモデルチェンジから年数が経っており、衝突被害軽減ブレーキの対象は車両と歩行者に限られています。こうした点で、街乗りでの安全性能は他の上位車種に劣るため、5位としました。

6位 スズキ「ハスラー

50代女性におすすめの軽自動車の例:ハスラーの車両画像

  • 新車時価格:151万円~
  • 中古車相場:13万円~217万円
  • 最高燃費:25.0km/L

カッコかわいいデザインで長年高い人気を誇るハスラー。年代問わず人気で、カラーバリエーションが豊富な点もポイントです。

ハスラーの内装

ハスラーは安全性能も充実しています。車線を逸脱しそうなときに戻す「車線逸脱抑制機能」や後退時の衝突防止を支援する「後退時ブレーキサポート」、高速走行時などの追従走行を支援するACCなどを全車で標準装備。ただし衝突被害軽減ブレーキの対象は車両と歩行者に限られます。

7位 ホンダ「N-WGN

50代女性におすすめの軽自動車の例:N-WGNの車両画像

  • 新車時価格:134万円~
  • 中古車相場:7万円~174万円
  • 最高燃費:23.2km/L

シンプルなデザインのN-WGN。カラーバリエーションは少なめで、デザインも好みが分かれますが、N-BOXと同様すべてのグレードでホンダセンシングを標準装備し、高い安全性能を有しています。

N-WGNの内装

同じハイトワゴン系のハスラーに比べると車両価格も抑えられており、それでいてハスラーと同様に車線逸脱抑制機能やACCを標準装備。コスパ優良車といえます。

8位 ダイハツ「タント

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  • 新車時価格:135万円~
  • 中古車相場:5万円~222万円
  • 最高燃費:20.1km/L

スーパーハイトワゴンの中では廉価グレードが安価なタント。車線逸脱抑制機能は標準装備しているものの、ACCなど高速走行時に使える運転支援機能はオプション設定となっています。ただし駐車のサポート機能をオプションで搭載できます。

タントのスライドドアを開けた画像

タントの魅力は、何といってもミラクルオープンドア。助手席とその後ろのドアを同時に開ければ、大開放空間が生まれます。高齢の親の乗り降りを手伝いたいときなど便利です。

9位 ダイハツ「ムーヴキャンバス」

50代女性におすすめの軽自動車の例:ムーヴキャンバスの車両画像

  • 新車時価格146万円~
  • 中古車相場:37万円~212万円
  • 最高燃費:22.9km/L

「スーパーハイトワゴンほどの高さがいらない」という場合におすすめなのがスライドドア付きのハイトワゴンムーヴキャンバスは落ち着きのあるモノトーンデザインも多く、デザイン性の高さと快適性を両立した一台です。

ムーヴキャンバスの内装

上位の車種ほど安全性能は整っていませんが、高速走行時に使えるACCなどは最上位グレードで標準装備。また、駐車支援機能は全車でオプション設定となっており、ハンドル操作を車両が自動制御してくれます。

10位 スズキ「ワゴンRスマイル」

50代女性におすすめの軽自動車の例:ワゴンRスマイルの車両画像

  • 新車時価格:135万円~
  • 中古車相場:77万円~197万円
  • 最高燃費:25.1km/L

ワゴンRをベースにスライドドアを搭載し、愛らしい見た目にしたワゴンRスマイル。安全装備としては他車と比べて特別優れている訳ではありませんが、ハイトワゴンにスライドドアを搭載している点、デザイン性の高さ、燃費の良さとコスパに優れています。

ワゴンRスマイルの内装

安全装備が優れていないといっても、2021年デビューの車種なので「中古車を含めてどのモデルを買っても安心」という良さがあります。

軽自動車に関するQ&A

Q. 軽自動車の大きさってどれくらい?

軽自動車の規格は長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下、かつ排気量が660cc以下と決まっています。

なお、今日の軽自動車は全長3,395mm×全幅1,470mmでほぼ統一されており、高さのみが違います。スーパーハイトワゴンは一般に全高1,700mm以上、ハイトワゴンは1,600mm前後です。

Q. 軽自動車で一番売れているのは?

長年軽自動車で一番売れているのは、ホンダのN-BOXです。ただし、最近ではスズキのスペーシアやダイハツのタントN-BOXを猛追しています。

Q. 軽自動車で一番燃費が良いのは?

2024年8月22日現在、最も燃費の良い軽自動車はスズキのアルトで、最高燃費は27.7km/L(WLTCモード)です。ただし普通車も含めると、トヨタのヤリス(36.0km/L)が最も良いです。

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Q. 軽自動車と普通車の維持費の違いは?

軽自動車と普通車では、自動車税や自動車重量税の税額が異なるほか、自賠責保険料も異なります。これらは軽自動車のほうが安いです。また、軽自動車は任意保険料も安い傾向があります。 ただし任意保険料は車両の安全性能や運転者の年齢によっても変わるため、「必ず軽自動車のほうが安い」とは言えません。

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Q. 中古車の安全性はどう確認する?

中古車の場合、販売店のスタッフに安全装備を確認するのはもちろんのこと、「サポカーかどうか」も確かめると良いでしょう。サポカーであれば、少なくとも衝突被害軽減ブレーキを搭載していますし、ペダル踏み間違い時加速抑制装置も搭載されていることが多いです。 

軽自動車選びのオススメ記事

軽自動車は車両価格や維持費が抑えられる一方、形や性能が似た車種が多く、選択に迷いがち。noricoでは軽自動車選びの参考になる記事を数多く公開しています。

【2024年版】女性に人気の軽自動車おすすめランキング!予算や選び方は?

【2024年版】女性に人気の軽自動車おすすめランキング!予算や選び方は?

小柄な人でも運転しやすく、車両価格や維持費も安い傾向がある軽自動車。ここでは女性に人気のかわいい車種やかっこいい車種、実用的な車種について、軽自動車の分類別におすすめランキングをご紹介しています。中古車相場も公開していますので、参考にしてください。

女性に人気の軽自動車おすすめランキング

女性に人気の軽自動車について、おすすめ車種をランキング化しました。車両の高さを基準にした3つの分類でTOP3をご紹介します。

※車種情報はガリバー「車カタログ」より引用。新車時価格および中古車相場は千円以下切り捨て。燃費はWLTCモード

スーパーハイトワゴンTOP3

順位 車種名 新車時価格 最高燃費
1位 スズキ「スペーシア 153万円~ 25.1km/L
2位 ホンダ「N-BOX 164万円~ 21.6km/L
3位 日産「ルークス」 163万円~ 20.9km/L

スーパーハイトワゴンは、全高1,700mm以上の軽自動車を指すのが一般的です。積載性が高く、ベビーカーを折りたたまずに積み込めます。スライドドアを搭載しており、子どもや高齢者でも乗り降りしやすいです。
価格も高めなので、快適装備や安全装備の充実ぶりを意識して選びましょう。

ハイトワゴンTOP3

順位 車種名 新車時価格 最高燃費
1位 スズキ「ハスラー 151万円~ 25.0km/L
2位 スズキ「ワゴンRスマイル」 135万円~ 25.1km/L
3位 ダイハツ「ムーヴキャンバス」 146万円~ 22.9km/L

ハイトワゴンは、一般に全高1,600mm前後の軽自動車を指します。スーパーハイトワゴンほどの広さはありませんが、全高がある程度高く、大人が後部座席に座っても窮屈に感じることは少ないです。
スライドドアを搭載した車種はごく一部ですが、価格と実用性のバランス重視の人におすすめです。

ロール―フ系TOP3

順位 車種名 新車時価格 最高燃費
1位 スズキ「ラパン」 132万円~ 26.2km/L
2位 ダイハツ「ミラトコット ※生産終了 22.6km/L
3位 ホンダ「N-ONE 173万円~ 23.0km/L

ロール―フ系は、セダンのような形をした軽自動車です。高さがなく、車内空間は広くないものの安価な車種が多いです。燃費の良い車種も多いので、通勤や1~2人で乗ることが多い人にお勧めします。

軽自動車を選ぶポイントは?

軽自動車を選ぶときには、以下のポイントに注目しましょう。

  • デザインとボディカラー
  • 利用目的
  • 積載性や収納性の高さ
  • 安全装備の充実度

愛着を持って使うためには、外観の好みに加え、用途に合わせた選択も重要です。たとえば小さな子どもや高齢者を乗せるなら、スライドドア付きの車種が良いでしょう。また、普通車より小さい軽自動車だからこそ、積載性や収納性、安全性にもこだわりましょう。

経済性を求めるなら燃費の良さも

軽自動車は排気量の制限があるため、燃費の良い車種が多いです。一方で、普通車のような本格的なハイブリッドシステムを搭載した車種はありません。
車両価格や税金の安さなど、経済性を求めて軽自動車を買うなら燃費にも注目しましょう。

スーパーハイトワゴンTOP3詳細

1位 スズキ「スペーシア

女性に人気の軽自動車の例:スペーシアの車両画像

  • 新車時価格:153万円~
  • 中古車相場:5万円~202万円
  • 最高燃費:25.1km/L

2023年秋に満を持してフルモデルチェンジしたスペーシア。標準モデルはヘッドライトが大きめで、愛らしい雰囲気です。上位グレードなら、8色のモノトーンカラーに加えて4色の2トーンカラーモデルの選択肢があります。

スペーシアの内装

新型スペーシアは、どのモデルも基本的な安全装備が整っており、スーパーハイトワゴンの中では燃費もずば抜けています。また、後部座席の使い勝手の良さも魅力です。

ただし先代スペーシアでも広さや燃費は十分。価格重視なら、中古車も検討しましょう。

2位 ホンダ「N-BOX

女性に人気の軽自動車の例:N-BOXの車両画像

  • 新車時価格:164万円~
  • 中古車相場:5万円~218万円
  • 最高燃費:21.6km/L

N-BOXも2023年秋にフルモデルチェンジし、シンプルながらもユニークなデザインに変更されました。プレーンな印象で性別問わず乗りやすいですが、2トーンカラーはカスタムモデルでしか選べないので、注意が必要です。

N-BOXの内装

新型N-BOXの魅力は安全性の高さ。基本的な予防安全機能が整っているだけでなく、車線維持機能などの運転支援システムも全車で標準装備されています。

ただし燃費性能や走行性能、総合力の高さは先代と大きく変わらないため、中古車にしても満足度が高いでしょう。

3位 日産「ルークス」

女性に人気の軽自動車の例:ルークスの車両画像

  • 新車時価格:163万円~
  • 中古車相場:5万円~1150万円
  • 最高燃費:20.9km/L

日産車は洗練されたデザインが特徴ですが、なかでも「ハイウェイスター」と呼ばれるモデルが人気です。ルークスにもハイウェイスターモデルが設定されています。

ルークスの内装

ルークスの魅力は、スーパーハイトワゴンの中でも圧倒的に走行安定性が高いこと。一般に軽自動車は横風に弱く、特に高さのあるスーパーハイトワゴンは風に煽られやすいです。上位グレードはプロパイロットも装備し、特に長距離運転が多い人にお勧めします。

ハイトワゴンTOP3詳細

1位 スズキ「ハスラー

女性に人気の軽自動車の例:ハスラーの車両画像

  • 新車時価格:151万円~
  • 中古車相場:13万円~217万円
  • 最高燃費:25.0km/L

かっこよくも可愛らしくもある軽SUVハスラー。カラーバリエーションは最大11色。大きく見えないかもしれませんが、ハイトワゴンの「ワゴンR」をベースとしています。

ハスラーの内装

全車マイルドハイブリッド搭載で燃費が良く、適度なオフロード性能を備えている点がポイント。乗り心地にも定評があります。

ハスラーは中古車での流通台数も多く、なかには「デザインは初代のほうが好き」という人も。デザインも含めて検討してみましょう。

2位 スズキ「ワゴンRスマイル」

女性に人気の軽自動車の例:ワゴンRスマイル

  • 新車時価格:135万円~
  • 中古車相場:77万円~197万円
  • 最高燃費:25.1km/L

ハイトワゴンの中でもスライドドアを搭載し、かつ燃費性能も優れているワゴンRスマイル。マイルドハイブリッドモデルを選べば、2トーンカラーの選択肢が8種類と豊富です。

ワゴンRスマイルの内装

スズキ車は収納性も高く、運転席・助手席だけでもスマートフォンを置く場所など収納スペースなど工夫が多いです。また、助手席下のシートアンダーボックスや荷室下のラゲッジアンダーボックスなど、汚れたものを収納しやすいスペースもあります。

3位 ダイハツ「ムーヴキャンバス」

女性に人気の軽自動車の例:ムーヴキャンバスの車両画像

  • 新車時価格:146万円~
  • 中古車相場:37万円~212万円
  • 最高燃費:22.9km/L

可愛さだけでなく、大人っぽさも求められる点でおすすめなのがムーヴキャンバス。ボディカラーは8色の2トーンカラーと7色のモノトーンカラー、合計15色展開です。

ムーヴキャンバスの内装

2022年にフルモデルチェンジしているため、衝突回避支援を中心とした予防安全性能は充実しています。また、上位グレードでは温かい飲み物が冷めないよう保温してくれる「ホッとカップホルダー」といった快適装備も備わっています。

ロール―フ系TOP3詳細

1位 スズキ「ラパン」

女性に人気の軽自動車の例:ラパンの車両画像

  • 新車時価格:132万円~
  • 中古車相場:5万円~182万円
  • 最高燃費:26.2km/L

かわいい軽自動車として圧倒的な人気を誇るラパン。最上位グレードでは、2トーンカラー4色、モノトーンカラー7色の計11色のカラーバリエーションがあります。どれも淡い色で華やかすぎることもなく、幅広い年齢で乗れます。

ラパンの内装

収納性の高さもラパンの秀逸なところ。助手席側のドリンクホルダーをしまい込むなど「目隠し収納」できるスペースが多く、車内がスッキリ見えるように工夫されています。運転支援機能は特別優れていませんが、街乗りで使う分には安全性能も十分でしょう。

2位 ダイハツ「ミラトコット

女性に人気の軽自動車の例:ミラトコットの車両画像

  • 2023年12月生産終了
  • 中古車相場:58万円~130万円
  • 最高燃費:22.6km/L

哀愁を帯びたデザインで人気があったミラトコット。アースカラーを用いた落ち着きあるデザインが人気で、かつ車両価格も非常に抑えられていた一台でした。

ミラトコットの内装

生産を終了しているものの、もともと2018年発売で2023年12月まで販売されていたので、高年式モデルが多く、安全性能も一定レベルを確保しています。また、新車時価格が安かったからこそ、中古車ではさらに安価な傾向があります。

3位 ホンダ「N-ONE

女性に人気の軽自動車の例:N-ONEの車両画像

  • 新車時価格:173万円~
  • 中古車相場:6万円~237万円
  • 最高燃費:23.0km/L

予算高めでもデザインや走りにこだわりたい人に人気のN-ONE。ロール―フ系の車種としては、車両価格は圧倒的に高いです。しかしながら、艶やかで個性が際立つデザイン、キビキビとした走りは性別問わず人気があります。

N-ONEの内装

カラーバリエーションは落ち着きのある色が多く、色以外のデザインでも複数のタイプが存在するので、より自分好みの一台に出会いやすいです。MT車も用意されています。

予算オーバーなら登録済み未使用車も

かつては100万円が相場と考えられていた軽自動車の車両価格。しかし近年は装備が充実し、乗り出し価格が150万円~200万円になる軽自動車少なくありません。

低予算で車両の状態にもこだわるなら、高年式の中古車を検討しましょう。新規登録のみ済ませ、実際の走行には使われていない「登録済み未使用車」もおすすめです。

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