



車の専門家が厳選!シニア夫婦に似合うおしゃれな車おすすめ10種
目次

- 現在の役職・肩書
(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員
- 略歴
自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。クルマを評価するうえでのポイントは、安全装備と環境性能。そのうえで、運転が楽しいクルマを高評価している。
シニア夫婦の車選びのポイントは?

年齢を重ねると、健康不安や収入の減少など車を持つことに心配事が多くなります。とは言え、年齢を重ねても夫婦で買い物やドライブをおしゃれに楽しみたいもの。
シニアになって車の乗り換えを検討する際は、以下の3点を重視しましょう。
- 先進安全技術が充実している
- 運転しやすく、乗り降りもしやすい
- ガソリン代や保険料などの維持費が安い
今回は、目的別にシニア夫婦向けのおしゃれな車を10車種ピックアップしました。運転しやすいボディサイズも重要と考え、全長約4.6m以下のコンパクト系から選んでいます。車選びの参考にしてください。
シニア夫婦に似合うおしゃれな10車種
今回お勧めするのは、以下の10車種です。見た目がおしゃれなことに加えて、①安全性と②使いやすさ、③維持費の点からおすすめ車種を厳選しました。
※新車時価格は2025年9月時点のガリバー「車カタログ」より引用。また、中古車相場は2025年9月調べ。
それぞれの車種について、次章からメリット別に詳しく解説します。
安全性能が優れたおしゃれな車(4車種)
1) スズキ「スペーシアギア」

- おすすめ:現行モデル(MK04系)ハイブリッドXZ
- 中古車相場:約180万円~210万円(2025年式)※
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
スペーシアギアは、スペーシアをベースにSUVテイストを加えたクロスオーバーモデル。アクティブでおしゃれなシニア夫婦感をアピールできます。
現行モデルは2024年9月に登場。予防安全装備は最新世代へ移行し、単眼広角カメラを使用するタイプに変更されました。自動(衝突被害軽減)ブレーキは、歩行者と自転車に加え自動二輪も検知可能。交差点内では右左折時の歩行者と自転車、右折時の対向車両も検知します。
また、スペーシアギアは視界が良いので運転もしやすいです。両側にスライドドアを装備し、後席の乗降性も優れています。
2) スズキ「スイフト」

- おすすめ:現行モデル ハイブリッドMZ
- 中古車相場:約150万円~220万円(2024年式)※
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
現行モデルのスイフトは、2023年12月に登場。高い安全性能とコンパクトなボディが魅力です。
予防安全装備パッケージは、最新世代の「スズキ セーフティ サポート」を標準装備。広角単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせ、歩行者と自転車、自動二輪を検知します。交差点では右左折時の歩行者と自転車、右折時の対向車両も検知し、衝突被害軽減ブレーキの性能はクラストップレベルの実力です。
全長が4m弱と小さく、運転しやすいのもポイント。最小回転半径はわずか4.8mで、狭い駐車場でも移動や駐車が楽です。
3) トヨタ「ヤリス」

- おすすめ:現行モデル(10系)ハイブリッドZ
- 中古車相場:約180万円~240万円(2024年式)※
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
スポーティなコンパクトカーのヤリス。全長4m弱の小さなボディで運転しやすく、「走る楽しさ」を味わいたいシニアにピッタリなモデルです。
2024年1月に一部改良が施され、予防安全装備パッケージ「トヨタセーフティセンス」の性能が向上。衝突被害軽減ブレーキは、歩行者と自転車に加えて自動二輪も検知するようになりました。
さらに、アクセルオフ時に前走車と距離を保ちながら自動減速したり、歩行者と接触しないようステアリング操作を支援したりするPDA(プロアクティブドライビングアシスト)もプラス。ロングドライブを中心に大幅な疲労軽減が可能です。
中古車では、2024年1月の改良後モデルであることを確認しましょう。
4) トヨタ「ヤリスクロス

- おすすめ:現行モデル(10系)ハイブリッドZ
- 中古車相場:約190万円~260万円(2020年式)※
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
ヤリスクロスは2020年デビューですが、予防安全装備パッケージ「トヨタセーフティセンス」は当時の最新版を標準装備。
衝突被害軽減ブレーキの検知対象は歩行者と自転車、右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者で、現在でも高いレベルとなっています。多くのグレードでオプション設定となっているBSM(ブラインドスポットモニター)があると、なお安心でしょう。
また、アウトドア志向のデザインや広い荷室、クラストップレベルの優れた燃費性能など総合力の高い車で、多くのシニアが満足できるモデルといえます。
運転や乗り降りが楽でおしゃれな車(3車種)
5) スズキ「ワゴンRスマイル」

- おすすめ:現行モデル(MX系)ハイブリッドX
- 中古車相場:約140万円~190万円(2024年式)※
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
ワゴンRスマイルは、ワゴンRをベースとしたハイトワゴンの軽自動車です。
スペーシアやN-BOX等のスーパーハイトワゴンより上方スペースが狭いものの、室内は充分な広さ。重心が低く、操縦安定性も優れています。また、運転席の位置が高く、視界良好で運転もしやすいです。シートリフターの調整幅は60mmあり、体格の異なるシニア夫婦でもそれぞれ運転しやすい姿勢をとれます。
後席にはスライドドアや乗降グリップが装備され、乗降性も高いです。
マイルドハイブリッド車であれば、燃費も良好。中古車相場も3年落ちにもなれば150万以下で購入可能な車が増え、初期費用の負担軽減が可能です。
6) スズキ「ソリオ」

- おすすめ:現行モデル(MA07系)ハイブリッドM
- 中古車相場:約160万円~220万円(2023年式)※
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
ソリオは「コンパクトハイトワゴン」に属する車です。上方のゆとりあるスペースとスライドドアの利便性で人気があります。
全高の高さから、ソリオはドライビングポジションがやや高め。そのため、大きく腰の位置を上下せずに座ることができます。また、着座位置が高いからこそ視界も良いです。
全長も約3.8mと小さく、車両感覚をつかみやすいのもポイント。さらに、最小回転半径は4.8mと小回り性能にも優れ、狭い駐車場も苦になりません。
ライバル車には、トヨタのルーミーやダイハツのトールがあります。ただし、ソリオのマイルドハイブリッドシステム搭載車はライバルよりも燃費が良いです。
7) トヨタ「シエンタ(ハイブリッド)」

- おすすめ:先代モデル(170系)ハイブリッドG
- 中古車相場:約150万円~200万円(2020年式)
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
先代シエンタ(170系)は、2015年に登場し2022年まで販売されていました。歌舞伎の隈取りのようなフロントフェイスが個性的かつおしゃれで、古臭さを感じさせません。
ボディは全長4260mmとコンパクトながら、3列シートを装備し7人乗りも可能。短距離であれば、孫を含めた3世代での移動もできます。両側スライドドアに低床フロアが組み合わされ、後席の乗降性も高いです。また、運転席の位置も高めで運転しやすい仕様となっています。
ハイブリッド車の燃費は最終モデルで22.8km/L(FF、WLTCモード)。使い勝手の良さに加え、燃料代軽減のメリットもあります。
維持費が安くておしゃれな車(3車種)
8) 日産「サクラ」

- おすすめ:現行モデル(B6型)G
- 中古車相場:約130万円~180万円(2024年式)※
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
サクラは、国産BEV(バッテリー電気自動車)で最も売れている、軽自動車規格の車です。2022年に登場しました。
一充電走行距離は180km(WLTCモード)。通勤や買い物、送迎など日常の使い方であれば充分なレベルで、充電のタイミングや時間、場所などコツさえ理解できれば遠乗りもこなせます。また、静粛性や力強い走りは他を圧倒するほどのレベルです。
さらに驚くべきは、中古車のコストパフォーマンス。新車価格が約308万円のGグレード(2024年式)の中古車相場は、約130万円〜180万円。1年落ち(2025年比)で新車価格比が約42〜58%と大きく値を下げています。走行に必要な電気代も、家庭での充電であればガソリン代より安価で、日々のランニングコスト低減にもつながります。
9) ホンダ「フィット(e:HEV)

- おすすめ:現行モデル(GR系)クロスター
- 中古車相場:約110万円~160万円(2020年式)※
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
現行モデルのフィットは、2020年2月に登場。スッキリとした外観と上質感あるインテリアがおしゃれなコンパクトカーです。
e:HEV(イー・エイチ・イー・ブイ)はハイブリッドのことで、現行フィットのデビュー時の燃費は27.2〜29.4km/L(FF、WLTCモード)と良好。日々の燃料代を抑えられます。また、販売台数の多いコンパクトカーは任意保険料も安価な傾向。70歳を過ぎると保険料が高くなりがちなので、これも嬉しいポイントです。
さらに、現行フィットの中古車はトヨタのコンパクトカーと比べると安価傾向で、車両代も節約できます。中古車の年式も豊富で、予算に合わせて車両を選びやすいでしょう。
10) マツダ「CX-5」

- おすすめ:現行モデル(KF系)プロアクティブ
- 中古車相場:約260万円~320万円(2024年式)※
※中古車は、年式の他、グレードや走行距離、色、装備などで価格が異なります。こちらの価格帯で必ず購入できるという保証はございませんので、ご了承ください。
CX-5はマツダのデザイン哲学「魂動デザイン」を採用し、デザイン性や質感に優れたSUVです。
2.2Lディーゼルターボエンジン搭載のXD系グレードが存在し、燃料の軽油はレギュラーガソリンより20円/Lほど安価。燃費もガソリン車より優れています。
さらに、現行モデルのCX-5は2017年発売。モデル末期で2025年度中の新型登場も噂されていることから、中古車相場は徐々に下がっている状況です。年式の幅が広く、予算に合わせた選択肢が豊富なのも魅力といえます。
シニアにおすすめの車ランキング
以下の記事では、シニアにおすすめの車をランキング化してご紹介しています。
「ランキング上位の車を選びたい」「他の選択肢も見てみたい」という人は、参考にしてください。
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