走行安定性や静粛性に優れ、高級感を味わえるセダン。ここではトヨタが販売するセダン5車種の価格やサイズ、燃費性能、特徴をご紹介しています。
中古車在庫情報
- トヨタのセダン5車種一覧
- ①社用車で人気「カローラアクシオ」
- ②コスパ抜群セダン「カローラ」
- ③スポーティーになった「プリウス」
- ④最先端のエコカー「MIRAI」
- ⑤ラグジュアリー車「クラウンセダン」
- 中古で買いたい人気モデル
- トヨタのセダンの選び方
- セダンは中古も見てから検討を
トヨタのセダン5車種一覧
2024年1月現在、トヨタは以下の5種類のセダン(センチュリーを除く)を販売しています。
番号 | 車種名 | 新車時価格 | 燃費 (WLTCモード) |
セグメント |
---|---|---|---|---|
① | カローラアクシオ | 161.2万円~217.7万円 | 15.6-27.8km/L | C |
② | カローラ | 199万円~299.8万円 | 18.1-30.2km/L | C |
③ | プリウス | 275万円~460万円 | 28.6-32.6km/L | D |
④ |
MIRAI | 726.1万円~861万円 | 146-152km/L | E |
⑤ | クラウンセダン | 730万円~830万円 | 148km/L | F |
※新車時価格及び燃費は2024年1月24日現在のトヨタ公式サイトより引用しています。また次章以降に掲載の中古車相場はガリバー「車カタログ」より引用しています。
※上記セグメントは目安となります。
現在、他の国産車メーカーではセダンを1~2車種しか販売していません。一方、トヨタは上記のように様々な価格帯・サイズのセダンを販売しており、予算や目的に応じた車種を選ぶことができます。また燃費性能が優れている点も、トヨタ車ならではの魅力です。
各車種の詳細は次章以降でご紹介していますので、参考にしてください。
Q. 現在の売れ筋TOP3はどれ?
トヨタの公式サイトで発表されているセダンの売れ筋ランキング(2023年12月販売実績)は、以下の通りです。
- 1位:プリウス
- 2位:クラウン
- 3位:カローラ
※トヨタ販売店2023年12月販売実績/トヨタ自動車(株)調べ
トヨタのセダンではカムリも人気でしたが、日本では惜しくも2023年12月に生産終了となりました。
Q. 「セグメント」とは何を表す?
セグメントは、主に欧州で使われているクルマの分類方法です。分類方法は複数ありますが、主に全長や車両価格が加味されます。
一般にアルファベットが進むか、数字が大きくなるほど「高価で大きなクルマ」となっています。そのためセグメントは車格の指標とされることも多いです。
【関連記事】クルマのセグメントとは?分類方法、セグメント一覧と車種例
①社用車で人気「カローラアクシオ」
- 新車時価格:161.2万円~217.7万円
- 中古車相場:19.8万円〜216万円
- サイズ:全長4,495mm×全幅1,745mm×全高1,435mm
- 燃費:15.6-27.8km/L
カローラアクシオは社用車として使われることが多く、車両価格がかなり抑えられています。ガソリン車とハイブリッド車があり、さらにMT車も選べるのが特徴です。
カローラより全体寸法は小さく、しかしながら車内空間はカローラより広く確保されています。荷室にはゴルフバッグを4つ積むことが可能です。ただし価格重視のため、予防安全装備やデザイン性はカローラの方が優れています。
②コスパ抜群セダン「カローラ」
- 新車時価格:199万円~299.8万円
- 中古車価格:22.2万円〜298万円
カローラも新車で200万円台から購入でき、約240万円で買えるハイブリッド車なら最高燃費30.2㎞/L(WLTCモード)と維持費も抑えられます。
2019年のフルモデルチェンジで低重心且つスポーティーなデザインになり、乗り心地や静粛性が向上しました。さらに2022年10月の一部改良ではパワートレインを刷新。軽やかで安定した走りを実現しています。 安全装備もグレードアップし、特に自動ブレーキの性能が大幅に向上しました。
【関連記事】トヨタ カローラシリーズ一覧|全7種類の違いと特徴
③スポーティーになった「プリウス」
- 新車時価格:275万円~460万円
- 中古車相場:5万円〜510万円
- サイズ:全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,420-1,430mm
- 燃費:28.6-32.6km/L
2023年1月にフルモデルチェンジしたプリウス。先代(50系)に比べて低重心で、近未来的なデザインになりました。
燃費性能は先代と大きく変わらないものの、走行性能は大幅に向上。エンジンが全体的にパワーアップし、ハンドリングにもキレと正確さがあります。ただしリアの視認性や2列目の居住性は先代50系の方が優れているので、快適性重視の場合は先代モデルやカムリ、クラウンの方がおすすめです。
【関連記事】新型プリウスvsクラウンハイブリッド(220系)徹底比較!どっちがお得?
中古で買うならおすすめモデルは?
新型プリウスの登場で中古車相場が下がっている50系プリウス。コスト重視ならば、より価格が下がっている前期モデルがおすすめです。安全性能を踏まえて、上位のAグレード以上を選ぶと良いでしょう。2018年式で、概ね200万円弱で購入できます。
ただし前期モデルは「歌舞伎顔」とも言われる独特の外観をしているので、外観に無難さを求めるのであれば後期モデルがおすすめです。
【関連記事】プリウス50系前期・後期の違いまとめ!買うならどっち?
④最先端のエコカー「MIRAI」
- 新車時価格:726.1万円~861万円
- 中古車相場:69.8万円〜791万円
- サイズ:全長4,975mm×全幅1,885mm×全高1,470mm
- 一充填走行距離:820-850km(参考値)
MIRAIは水素を燃料とし、排出されるのは水のみの究極のエコカーです。2020年にフルモデルチェンジし、現在は2代目となっています。
水素の供給場所が限られており、車両価格も高いので登録台数はあまり多くありません。しかしCEV補助金(2023年度は上限230万円)やエコカー減税、グリーン化特例の対象で、購入費や維持費の優遇を受けられます。また一充填走行距離も800km以上と長く、安全装備もセダンでトップクラスなので先進性を求める人におすすめです。
【関連記事】MIRAIは1位!専門家が選ぶ高級セダンランキング
⑤ラグジュアリー車「クラウンセダン」
- 新車時価格:730万円~830万円
- 中古車相場:5万円〜669.9万円
- サイズ:全長5,030mm×全幅1,890mm×全高1,475mm
- 燃費:18.0km/L(ハイブリッド車)
- 一充填走行距離:820km(参考値)
2023年11月にフルモデルチェンジし、販売を再開したクラウンセダン。先代(15代目)の上品で高級感ある王道セダンの外観から大きく見た目が変わり、威厳ある雰囲気を醸し出しています。パワートレインはハイブリッド車と燃料電池車の2種類です。
全長5mを超える巨体で居住性は抜群。特に2列目の居住性が高く、リアにもパワーシートが付いている他、マッサージ機能も搭載されています。乗り心地も柔らかく、快適です。また後輪駆動方式を採用しているので、走行性能も優れています。
これから買い時の先代モデル
クラウンも中古で人気の高い車種です。もとの車両価格が高いこともあり、高年式のモデルでも割安で販売されています。 例えば5年落ちのクラウンハイブリッドなら300~350万円ほどで購入できます。
中古で買いたい人気モデル
※ガリバーのセダン中古車ランキング(2024年1月28日時点)
2024年1月28日現在、ガリバーの中古車人気ランキング(セダン部門)で上位にいるのは以下のような車種です。
- プリウス(1位)
- クラウン(2~3位)
- カムリ(5位)
- プリウスPHV(6位)
- マークX(7位)
- クラウンマジェスタ(18位)
以下ではカムリ、マークX、クラウンマジェスタの3車種について簡単にご紹介します。
上質な中型セダン「カムリ」
- 中古車相場:22.2万円〜291.6万円
- サイズ:全長4,495mm×全幅1,745mm×全高1,435mm
- 燃費:18.1-30.2km/L
カムリは上質感のある中型セダンで、日本では2023年12月下旬での生産終了が発表されました。後部座席は大人3人がゆったり座れる広さで、燃費性能も優れています。2021年にはマイナーチェンジでデザインが変更され、さらに自動ブレーキが夜間の歩行者にも対応できるようになるなど安全装備も充実しました。
中古でお買い得なのは2021年のマイナーチェンジ前のモデルで、例えば2020年式なら新車で400万円前後する中間グレード以上(G、WS)を250~330万円程度で購入できます。
FRスポーツセダン「マークX」
- 中古車相場:9.8万円〜590万円
- サイズ:全長4,770mm×全幅1,795mm×全高1,435-1,445mm
マークXは2019年12月まで販売されていた車種で、クラウンの下に位置する上級セダンです。魅力は後輪駆動を活かした走行性能の高さで、2代目のモデル後期ではスポーツモデルも複数販売されています。
最終モデルの新車時価格は270.6~451万円でしたが、現在の中古価格は2018年式で170~250万円ほどです。
クラウンの最高峰だった「クラウンマジェスタ」
- 中古車相場:9.8万円〜638万円
- サイズ:全長4,970mm×全幅1,800mm×全高1,460-1,475mm
クラウンマジェスタはクラウンの最上級モデルとして、2018年4月まで販売されていました。後部座席の居住性が高く、乗り心地は非常に柔らかいです。またクラウン最高峰モデルなだけあって、2016年夏から販売されていた最終モデルには歩行者検知式自動ブレーキなども搭載されています。
最終モデルの価格は642.6~715万円。現在は2013年式~2017年式の中古車が、概ね200万円台で販売されています。
トヨタのセダンの選び方
トヨタのセダンでどれを買うか迷った場合は、以下の3つの基準で考えましょう。
- 予算とサイズ
- 燃費性能
- リセールバリュー
クルマの購入予算は一般に「年収の半分まで」が目安とされています。予算で無理をするとローンや維持費の支払いに苦労するので、適切な予算設定を心がけましょう。またセダンは車高が低い一方で、全長や全幅の大きな車種が多いです。運転に自信がない場合は、Cセグメントの小型セダンを選ぶと良いでしょう。
「数年乗って手放す」という場合は、リセールバリューも重要です。ガリバーでもリセールバリューの推移を随時公開していますので、参考にしてください。
セダンは中古も見てから検討を
中古では、生産を終了している名車を見つけられたり、高級セダンを低予算で購入できたりします。ガリバーでも国産・外車セダンを多数扱っていますので、まずは予算内でどのような車種が買えるのか、在庫をチェックしてみてください。
プリウスのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和5年1月(2023年1月)〜現在
- 新車時価格
- 275.0万円〜460.0万円
プリウスの在庫が現在638件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。