車を手放すと節約できる維持費を算出!手放すのにベストなタイミングと売却手続きについて解説
目次
車を手放せば維持費が不要に!でも…手放して後悔しない?
車を手放すと、それまで車に掛かっていた維持費が不要になります。
しかし住んでいる地域やライフスタイル次第で、車を手放さない方が良いケースもあります。車を手放した場合に浮く金額と車を残した方が良いケースを確認し、車を手放すべきかどうかを検討しましょう。
車を手放した場合に浮く金額を算出
車を手放した場合、それまでに掛かっていた維持費はどれくらい浮くのでしょうか?以下は、「ボディタイプの主要な年間維持費」を試算した表です。
※ 年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン165円/L、ハイオク175円/L、軽油143円/Lとして計算しています。
※ 記載している燃料消費率は、新車時のカタログ燃費で、グレード・駆動方式・車両重量などにより異なります。
※ 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象・渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
※ 自動車保険は35歳以上、14等級、全車車両保険価格以外は同条件にて見積もり。
※ 上記はあくまで参考値で年式やグレード等で減税があるなど異なります。詳しくは車販売店でお見積もりの際にご確認ください。
この他にも様々なメンテナンス代がかかりますし、駐車場を借りる場合はその費用も必要です。
それらを踏まえると、車を手放した場合は軽自動車やコンパクトカーで年間20万円程度、その他のボディタイプなら30万円以上の出費を抑えられるでしょう。
こんな人は車のない生活を不便に感じる可能性あり
車を手放すと、車を売ったお金が手に入り、今後の維持費も不要になります。しかし以下のような人は、自家用車がないと不便を感じることが多いでしょう。
- 足腰が悪く、徒歩や自転車での移動がしにくい人
- 公共交通機関へのアクセスが悪い人
- 自宅近くにレンタカー店やカーシェアサービスがない人
- 小さな子どもがいて公共交通機関での移動が大変な人
- 買い物や子どもの習い事で大量の荷物を積む機会が多い人
車を売却した後は、車がある時に比べると、外出が多少なりとも不自由になるのは避けられないでしょう。また公共交通機関やレンタカーの利用頻度によっては、交通費が車の年間維持費を上回る可能性もあります。現在の生活状況や車を手放した場合に掛かる費用を考慮したうえで、「本当に車を手放して大丈夫なのか」を再確認してみてください。
車を手放すベストなタイミング
お得に車を売却したいなら、以下のようなタイミングがおすすめです。「売却するか悩んでいる」という場合も以下の節目で査定を受け、手放すかどうかをその都度検討してみましょう。
- 自動車税が課税(毎年4月1日)される前
- 車検の満了日を迎える前
- 走行距離が大台にのる前(5万㎞が目安)
- リセールバリューが大きく動きそうな時(モデルチェンジやライバル車の発売など)
車検の更新直後に車を売却しても、車検にかかった費用ほど査定額が上がることはありません。車を手放すのであれば、車検前に売りに出した方が良いでしょう。
大原則として、車は一日でも早い方が高く売れます。もし手放すことを決めているなら、早めの査定をお勧めします。
車を手放す場合の流れと手続き方法
車を売却すると決めたら、必要書類を準備して査定を受けましょう。手続きの大まかな流れは以下の通りです。
- 事前に買取相場をチェックする
- 売却に必要な書類を準備する
- 査定額に納得したら、売却手続きを行う
- 自動車保険(任意保険)の手続きを行う
- 入金を待つ
なお、自動車税を滞納している場合は早急に納付を済ませ、そのうえで売却手続きするようにしてください。
もし車を売却したいと思った時に自動車税が未納な場合は、相当分を買取価格から引かれることになります。
1. 事前に買取相場をチェックする
車を手放そうと思ったら、まずは愛車の買取相場を確認しましょう。相場価格がわかっていれば、「査定額が低すぎないか」が判断できるため、不当に安く買い取られることを防ぐことができます。
また相場価格は交渉材料になるので、一括査定のように何社も見積もりを取らなくても、「相場を考えるともう少し高く買い取れるはずでは」と交渉することもできます。
面倒な連絡を避けつつ、車の引き取り価格が適切か判断するためにも、まずは車種や年式ごとの買取相場を確認してみてください。ガリバーのWEB無料査定をすれば、より正確な買取相場を確認することができます。
2. 売却に必要な書類を準備する
車の売却時に用意すべきものは、以下の通りです。
普通自動車の場合
軽自動車の場合
※ 黄色マーカーは、普通自動車と軽自動車を売却する際に必要な書類です。
車検証、自賠責保険証明書、納税証明書、リサイクル券は車の購入時や納税時に受け取る書類で、基本的には手元にあるはずです。これらの書類がない場合や、車検証に記載されている姓・住所等に変更がある場合は以下の記事で対応法を確認してください。
3. 査定額に納得したら、売却手続きを行う
提示された査定額に納得したら、必要書類を提出して売却手続きを行います。事前に書類が用意できていれば、その場で書類を確認し、署名と押印をするだけです。その後の手続きはお店側で進めてくれます。
既に支払っている自動車税は廃車にしない限り還付されませんが、ディーラーや買取業者によっては自動車税の残期間分を下取り・買取価格に上乗せしてくれます。ガリバーでは既に支払った自動車税や自動車重量税はもちろんのこと、リサイクル料金も買取価格に反映しています。
ローン残債がある場合は?
車のローンが残っていて所有権が自分にない場合、原則としてローンを繰り上げ返済しなければ車を売却できません。
ただし所有権がなく、一括返済するお金がない場合でも、買取専門店によっては車を売却することができます。この場合、車の買取額をローンの返済に充てることも可能です。ガリバーではローン残債がある車の相談はもちろんのこと、名義変更などその後の複雑な手続きもお手伝いしています。買取額でローンを完済できるか心配な場合も、まずはお気軽にご相談ください。
車のローンが残っていて所有権が自分にない場合、原則としてローンを繰り上げ返済しなければ車を売却できません。
ただし所有権がなく、一括返済するお金がない場合でも、買取専門店によっては車を売却することができます。この場合、車の買取額をローンの返済に充てることも可能です。ガリバーではローン残債がある車の相談はもちろんのこと、名義変更などその後の複雑な手続きもお手伝いしています。買取額でローンを完済できるか心配な場合も、まずはお気軽にご相談ください。
4. 自動車保険(任意保険)の手続きを行う
車の売却時に見落としがちなのが自動車保険の手続きです。今の車を売り、新しい車を買うのであれば「契約車両の変更手続き」を、次の車を購入せず手放す場合は「自動車保険の中断手続き」をお勧めします。
通常、任意保険を解約した場合はそれまで保持していた等級がリセットされてしまい、次に契約をした時は6等級からのスタートになります。しかし中断手続きをしていれば、最大10年間等級を維持することができ、再び車に乗る場合でも保険料の負担を軽くできます。
なお、車を売却して中断手続きを行うには、車の譲渡を証明する登録事項等証明書などの書類が必要です。
5. 入金を待つ
売却の手続き完了から入金までは1週間ほどかかるのが一般的ですが、ガリバーでは最短2営業日※で入金をしています。
※ご契約後、車両と必要書類が揃いましたら最短2日でご入金いたします。ただし銀行営業日により入金日が異なります。詳しくは弊社スタッフにお尋ねください。
車を手放すなら高値での売却を目指しましょう!
ここまで紹介したように、車を手放すかどうかは現在の生活状況や、車を手放した後の交通手段まで考えた上で決めることが大切です。また車を手放すと決めた場合は、車が高値で売れるタイミングを狙うと良いでしょう。
車を高く売るためには、タイミングだけでなくお店選びも重要です。売却先として、以下のようなお店を選ぶようにしましょう。
- 「下取り」でなく「買取」をしてくれるお店
- 買取相場を公開していて、買取価格の妥当性が確認できるお店
- 「販路が多い」「在庫を持ちすぎない」など高く買い取れる仕組みがあるお店
ガリバーでは、車種や年式別の買い取り実績を公開しているので、「査定価格が低すぎるのではないか」などの不安を感じることなく査定を受けていただくことができます。10年以上経った古い車や修復歴のある車でも積極的に買い取っていますので、まずはお気軽に無料査定をお試しください。