


車のリサイクル券とは?必要となるケースと紛失時の対処法
目次
車のリサイクル券とは

リサイクル券とは、自動車リサイクル法(2005年1月施行)で定められた「リサイクル料金」の預託状況を証明するため、2025年まで発行されていた書類です。
車の解体では、シュレッダーダストなどの廃棄物が発生するほか、エアバッグ類やフロン類の破壊も必要です。
これらを適切に処理するため、自動車リサイクル法では車の所有者に処理費用(=リサイクル料金)の負担を義務付けています。リサイクル券は、処理費用を支払った証明として発行されていました。
2026年1月以降は、電子化に伴ってリサイクル券の新規発行が停止されています。現在は、自動車リサイクルシステムで預託状況を確認できます。
リサイクル料金は車の購入時に買主が支払う
車を購入する際は、新車ならリサイクル料金、中古車ならその相当額を買主が負担します。
新車購入時は、ディーラーなどに預託する形で料金を納めます。愛車を売却する際は、買取店などの買主から車両代とともにリサイクル料金相当額※を受け取ります。中古車を購入する場合は、販売店などの売主にリサイクル料金相当額を支払います。
車の新たな所有者が旧所有者にリサイクル料金相当額を支払っていくことで、最終的に車を廃車にする所有者が処理費用を負担する仕組みになっています。
※リサイクル料金の合計額から資金管理料金を除いたもの。資金管理料金は、最初にリサイクル料金を支払う人が負担する
リサイクル料金の目安と内訳
車のリサイクル料金は、「シュレッダーダスト」「エアバッグ類」「フロン類」の処理・リサイクル費用と、自動車リサイクル促進センターのシステム運用費(情報管理料金・資金管理料金)で構成されています。
処理・リサイクル費用は、各自動車メーカーや輸入業者が車種・型式ごとに設定しています。費用の大まかな目安は以下の通りです。
- 普通自動車…約10,000円~18,000円
- 軽自動車・小型自動車…約6,000円~16,000円
システム運用費は自動車リサイクル促進センターが設定しており、その金額は合計500円前後です。
愛車の具体的なリサイクル料金を知りたい場合は、自動車リサイクルシステムの「リサイクル料金検索」で確認できます。確認にあたっては、車検証に記載の情報が必要です。
リサイクル券が必要になるケース
車の売却時や廃車時など、車を手放す際にはリサイクル券の有無を確認される場合があります。
現在はWeb上で預託状況が確認できるため、リサイクル券自体がなくても問題ないことがほとんどです。しかし、手続きがスムーズに進みやすいため、持っていれば車内に保管しておきましょう。

売却するとき
車の売却時には、買取店などからリサイクル券の有無を確認される場合があります。
リサイクル料金は車とともに次の所有者へ引き継がれるため、売却時は買主からリサイクル料金相当額を受け取るのが一般的です。買取店などに売却する際は、リサイクル券を持っていれば、車と一緒に渡します。
廃車にするとき
廃車手続きでは、廃車業者がリサイクル料金の預託状況を確認します。その際、リサイクル券の有無を確認される場合があります。持っていれば、車とともに業者へ渡しましょう。
リサイクル券の保管場所と電子化について

2025年12月末までに新規登録・届出され、リサイクル料金が預託された車両には、リサイクル券が発行されています。
リサイクル券は納車時に車の取扱説明書や車検証とともに所有者へ渡され、車検証ケースの中に保管されているのが一般的です。見当たらない場合は、まずグローブボックス内の車検証ケースを確認してみましょう。
一方、2026年1月以降に新規登録・届出された車両では、リサイクル券は発行されていません。リサイクル料金の預託状況は自動車リサイクルシステムで確認し、必要に応じて印刷して対応します。
リサイクル券を紛失した場合の対処法
リサイクル券を紛失した場合、原則として再発行はできません。ただし、自動車リサイクルシステムのホームページから情報照会し、「自動車リサイクル料金の預託状況」の画面を印刷すると、リサイクル券に代わる書類として使用できます。
預託状況の確認・印刷方法は、以下の通りです。
- 自動車リサイクルシステムのサイトを開き、「リサイクル料金検索」をクリックする
- 車検証を見ながら車両情報を入力
- 「検索」ボタンをクリック
- 「預託状況印刷」ボタンをクリックし、表示されたPDFを印刷する
売却や廃車で悩んでいる場合はガリバーにご相談ください
車の売却や廃車の際には、リサイクル料金の預託状況の確認が必要です。現在はWeb上で確認できますが、リサイクル券があれば手続きがスムーズなので、持っている人は保管しておきましょう。
車の売却時には、リサイクル料金相当額が買取金額にきちんと反映されていることを確認してください。
ガリバーでは、買取額にリサイクル料金を反映させることはもちろん、納付済みの自動車税や自動車重量税、自賠責保険の未経過分も考慮します。
さらに、ガリバーでは年式の古い車なども積極的に買い取っています。売却や廃車でお悩みの場合は、気軽にご相談いただくか、無料査定をご利用ください。


