8人乗りの車おすすめTOP10!サイズごとの車種一覧や選び方

8人乗りの車おすすめTOP10!サイズごとの車種一覧や選び方

8人乗りの車は広くて大きく、ファミリーカーとして人気です。ここではアルファードなどのおすすめ車種をランキング形式でご紹介しています。サイズや新車時価格、中古車相場もご紹介していますので、参考にしてください。またハイエースやキャラバンの乗車人数についても解説しています。

8人乗りの車おすすめTOP10

ここでは、新車価格や中古車相場の安さ、リセールバリュー、燃費、使い勝手などを加味して、ガリバーがお勧めする8人乗り車種をランキング化しました。結果は以下の通りです。
※車種情報は、2025年2月月3日時点のガリバー「車カタログ」より引用。価格、サイズ、装備、相場は記事の加筆修正時の情報で、今後モデルチェンジなどの理由で変更される可能性があります。

順位 車種名 新車価格 サイズ(全長)
1位 トヨタ「アルファード」 510.0万円 Lクラス(4,945mm~)
2位 トヨタ「ノア」 267万円〜389万円 Mクラス(4,695mm)
3位 トヨタ「ヴォクシー」 309万円〜396万円 Mクラス(4,695mm)
4位 日産「セレナ」 271.9万円~484.8万円 Mクラス(4,690mm~)
5位 トヨタ「ヴェルファイア」 (8人乗りは中古のみ) Lクラス(4,935mm)
6位 三菱「デリカD:5」 415.7万円~465.6万円 Mクラス(4,800mm)
7位 ホンダ「ステップワゴン」 316.9万円~406.7万円 Mクラス(4,800mm~)
8位 トヨタ「エスクァイア」 (生産終了) Mクラス(4,695mm)
9位 スズキ「ランディ」 310.6万円〜369.7万円 Mクラス(4,695mm)
10位 トヨタ「グランエース」 620万円〜672.1万円 Lクラス(5,300mm)

8人乗りは、基本的にはミニバンから選ぶことになります。少なくとも、現在新車販売のある8人乗りSUVは存在しません。

ランクインした車種の詳細情報は、 この記事の後半で画像とともにご紹介しています。

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8人乗りの車のメリット・デメリット

8人乗り車:セレナのリヤエンド

メリット デメリット
・7人乗りより安い
・子どもの世話をしやすい
・車中泊が快適
・3列目へのアクセスが悪い
・燃費が悪くなりがち

8人乗りは7人乗りよりも安いです。また、8人乗りは2列目がベンチシートとなるため、親子で並んで座ったり、子どもを寝かせたりするのに役立ちます。フルフラットにした時も、2列目中央に空洞ができません。

ただし一般に、8人乗りでは2列目から3列目がウォークスルーにならず、3列目の乗り降りは少々面倒です。またサイズが大きい分だけ車重が重く、パワーも必要なので燃費が悪くなりがちです。

8人乗りの車おすすめランキングの詳細

ここからは、冒頭でご紹介した8人乗りおすすめ車種の特徴を解説します。
※中古車相場はガリバーの車カタログより引用。また燃費の数値は全てWLTCモードです。

1位 トヨタ「アルファード」(中古)

アルファードの全景

  • 中古車相場:26万円〜1169万円
  • サイズ:全長4,945-4,950mm×全幅1,850mm×全高1,935-1,950mm
  • 燃費性能:9.6~14.8km/L

アルファードは2023年6月のフルモデルチェンジで8人乗りがなくなったものの、2024年12月の改良モデル追加からハイブリッド車で8人乗りが追加されました。ただ、価格面で悩む人もいるでしょう。先代モデル(30系)でも、8人乗りを選べます。広さと上質感を誇る車種で、30系でも古臭さを感じさせません。

大ヒット車種で中古車市場も高値を維持していますが、その分リセールバリューも高いです。新型モデルが市場に浸透すれば、30系も徐々に値下がりするでしょう。

【利用者口コミ】
シートがソファのようにふわふわで長時間乗っていても疲れませんし、座席と座席の距離も足を伸ばせるほど広くとれるので、快適に乗ってられます。8人乗りですが、8人乗っても圧迫感や狭い感じはしませんし、一番後ろの座席もとても広いです。(30代女性、一部抜粋)
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2位 トヨタ「ノア」

ノアの全景

  • 新車時価格:267万円~389万円
  • 中古車相場:5.8万円〜489万円
  • サイズ:全長4,695mm×全幅1,730㎜×全高1,895-1,925mm
  • 燃費性能:14.3~23.4km/L

2022年1月にフルモデルチェンジしたノア。顔つきが迫力系になり、現在はヴォクシーよりも人気が高いです。

ノアはヴォクシーとは姉妹車の関係で、サイズや性能はほぼ変わりません。ただしヴォクシーよりもグレード展開が多く、新車でも200万円台からと安く購入できる8人乗りです。車両価格の安さと優れた燃費性能、さらに高い安全性も備えた総合力の高い一台です。

【利用者口コミ】
子供が3人いるため、家族で出かけられる車を…。と思い、ノアの8人乗りタイプを購入しました。購入時は乗り降りの利便性を考えて2列目にチャイルドシート1台、3列目にジュニアシート2台設置していましたが、少し子供が大きくなった現在は2列目にジュニアシート1台設置し、子供は3人全員2列目に乗り、3列目は上げた状態で、自転車やスキーなどの荷物を積んで遊びに出かけています。(40代女性)
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3位 トヨタ「ヴォクシー」

ヴォクシーの全景

  • 新車時価格:309万円~396万円
  • 中古車相場:6万円〜496万円
  • サイズ:全長4,695mm×全幅1,730㎜×全高1,895-1,925mm
  • 燃費性能:14.3~23.0km/L

ヴォクシーは、ノア以上に迫力系の見た目を重視する人におすすめです。姉妹車のノアよりグレードを絞っており、さらにエアロ仕様のみの展開となっています。

このサイズのミニバンは「怖くて運転できない」という人もいますが、国産車トップの安全性を誇る車なので、比較的安心して運転できるでしょう。燃費性能もこのクラスのミニバンではトップレベルの良さです。

【利用者口コミ】
長さがある分小回りは出来ませんが、とにかく軽いので女性でも楽に運転出来ます。バックモニターの精度もかなり高く、狭いところでもほぼ実寸で検知してくれるのでとても助かっています。(30代女性、一部抜粋)
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4位 日産「セレナ」

セレナの全景

  • 新車時価格:271.9万円~484.8万円
  • 中古車相場:5万円〜560万円
  • サイズ:全長4,690-4,765mm×全幅1,695-1,715mm×全高1,870-1,885mm
  • 燃費性能:11.6~20.6km/L

セレナの8人乗りは、可動式の「スマートマルチセンターシート」が魅力です。このセンターシートは2列目中央を埋めるだけでなく、1列目への移動が可能。7人以下で使う時は2列目と3列目をウォークスルーにできます。

またセレナは座席のクッション性が高く、車中泊ではマットなしでも寝られるほど心地よく仕上げられています。

【利用者口コミ】
セレナは2列目の真ん中が前後にスライドできるので7人乗りにも8人乗りにもなりウォークスルーで3列目まで移動出来るので子供の部活仲間の送迎にも大変便利で役に立っています。ウォークスルーで3列目まで行ける8人乗りを探していたけどなかなかなくて困っていたのですが、セレナは正に理想通りでした。(40代女性、一部抜粋)
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5位 トヨタ「ヴェルファイア」(中古)

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  • 中古車相場:25万円〜1099万円
  • サイズ:全長4,935mm×全幅1,850mm×全高1,935mm
  • 燃費性能:10.6~11.0km/L

ヴェルファイアは先代の30系で8人乗りの販売を終了しています(2025年2月3日時点)。サイズや質感はアルファードと変わらないため、基本的にはデザインの気に入った方を購入すれば良いでしょう。

ただし、アルファードに比べてリセールバリューは低いです。そのため「数年乗って再売却する」という場合はアルファードをお勧めします。

【利用者口コミ】
この車は価格的にはトヨタ車の中でも一二を争う高級車ですが、その分走っているときの安定性が抜群です。スムーズかつ滑らかな走りは高速道路でも安心して走ることができます。また内外のデザインもかっこいいデザインで機能性もあることから小さい子どもがいてファミリーカーとして利用している我が家ではとても重宝しています。(30代男性)

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6位 三菱「デリカD:5」

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  • 新車時価格:415.7万円~465.6万円
  • 中古車相場:12.8万円〜560.1万円
  • サイズ:全長4,800mm×全幅1,795mm×全高1,875mm
  • 燃費性能:12.6km/L

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SUV風ミニバンとして高いオフロード性能を有するデリカD:5は、アウトドア好きなら外せない一台です。またノア/ヴォクシーやセレナより車両サイズが大きく、常時8人乗りする人にもお勧めします。

欠点はライバルと比べて燃費性能が悪いこと。実力は充分ながら車両価格も高いので、アウトドアなどに使わないのであれば他の車種の方が良いでしょう。

【利用者口コミ】
砂利道や整備されていない道でもクッション性が良く、乗り心地が悪い印象がありません。どんな道でも安定した走りを見せてくれます。人数が乗れますが馬力があるので走り出しも坂道もスムーズです。(40代男性、一部抜粋)
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7位 ホンダ「ステップワゴン」

ステップワゴンの全景

  • 新車時価格:316.9万円~406.7万円
  • 中古車相場:5万円〜506.7万円
  • サイズ:全長4,800-4,830mm×全幅1,750mm×全高1,840-1,855mm
  • 燃費性能:12.9~20.0km/L

ステップワゴンはプレーンで馴染みやすい「エアー」と、強さや上質感を意識した「スパーダ」の2種類に大別されます。子どもが手を置きやすい部分に撥水・撥油性の素材を用いるなど、ファミリーでの利用場面をよく考えて作られている点が魅力です。またシートアレンジも豊富で、多様な使い方ができます。

ミドルサイズミニバンの中ではサイズが大きく、8人乗りをする機会が多い人にもおすすめです。

【利用者口コミ】
座席は3列から2列に変更できるため状況に合わせて使うことが出来ます。荷物を多く載せたいときは2列にし、トランクを広く使い、友人などを含めて遊びに行くときは3列に人数を乗れるようにするなどができます。また車内が広いため、足を伸ばせるし遠出も疲れが出にくいと感じました。(30代女性、一部抜粋)
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8位 トヨタ「エスクァイア」(中古)

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  • 中古車相場:70.9万円〜432.9万円
  • サイズ:全長4,695mm×全幅1,695mm×全高1,865mm
  • 燃費性能:12.6~13.6km/L

2021年12月に生産終了したエスクァイア。高級感ある内外装が魅力の一台で「小さなアルファード」と呼ばれていました。生産終了車とは言っても、ある程度装備が充実しています。

ノアとヴォクシーの姉妹車であり、サイズとしても使い勝手は悪くありません。ただし、8人乗りはガソリン車のみの展開です。長距離を走ることが少なく「近距離〜中距離の移動を快適に過ごしたい」という人にお勧めします。

【利用者口コミ】
(前略)高級感を重視しているだけあってフロントやインテリアの質感も良くて、スロープが付いていて自転車を積み込みやすいのも魅力です。ファミリーカーとしての扱いやすさを重視しており、シートが移動できる範囲が想像以上に広いところも気に入りました。(後略)(40代男性)

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9位 スズキ「ランディ」

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  • 新車時価格:310.6万円~369.7万円
  • 中古車相場:9万円〜379.8万円
  • サイズ:全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,845mm
  • 燃費性能:14.3~15.1km/L

他のミニバンに比べて知名度の低いランディ。実は、ノアのOEM車です。外観も現行モデルのノアによく似ています。

性能が良いものの、新車価格はノアやヴォクシーと変わらず、リセールバリューが他の2車種と比べて大幅に下がってしまうのが難点。また、8人乗りはガソリン車しか展開がありません。

10位 トヨタ「グランエース」

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  • 新車時価格:642.1万円~672.1万円
  • 中古車相場:468万円〜772.1万円
  • サイズ:全長5,300mm×全幅1,970mm×全高1,990mm
  • 燃費性能:10.0km/L

グランエースはアルファード以上の大きさを誇る高級ミニバンです。6人乗りと8人乗りがあり、8人乗りは「2人×4列」という通常のミニバンとは異なるシート展開となっています。

8人乗りでも高い快適性を確保できる一方、サイズが非常に大きいので使用環境の検討が必要です。

【車種一覧付き】8人乗り車の選び方

8人乗りの車選びでは、車両価格はもちろんのこと、サイズやシートアレンジのしやすさ、燃費性能にも注目しましょう。

サイズ(車種一覧)

分類 Mクラスミニバン Lクラスミニバン 8人乗りSUV
全長 ~約4750mm 約4800mm~ 約4850mm~ 5000mm前後
車種 ・ノア
・ヴォクシー
・エスクァイア★
・セレナ
・ランディ
・ビアンテ★
・ステップワゴン
・デリカD:5
・アルファード
・ヴェルファイア★
・グランエース
・エルグランド
・オデッセイ★
・エリシオン★
・ランドクルーザー★
・LX★

★生産終了などにより、中古でしか手に入らない車種

8人乗りの車は、新車ではミニバン、中古ならミニバンの他にSUVの選択肢があります。
サイズが大きいほど車内の居住性は高まりますが、運転技術や駐車場のスペースが必要です。そのため「自分や家族が運転でき、駐車にも困らない範囲で広い車」を探しましょう。

シートアレンジのしやすさ

シートアレンジは、車中泊や帰省など具体的な利用シーンを想定して便利な形を考えましょう。

なお、セレナやステップワゴンでは、2列目のシートが前後だけでなく左右にスライドさせられます。

燃費性能

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大家族や趣味を楽しみたくて8人乗りを選ぶ人、通勤や週末の外出で長距離を走る人は、ハイブリッド車も含めて低燃費な車を検討するのがおすすめです。

一般に、クルマの燃費は車両サイズが大きくなるほど悪くなります。ただし、同じようなサイズ感の車種でも燃費に差が出ることもありますので、迷った時はその差も参考にしましょう。

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8人乗りについてよくある質問

Q. 現行モデルのアルファードに8人乗りが追加

アルファードは、2023年6月のフルモデルチェンジで8人乗りが廃止されました。しかし、2024年12月の改良モデルからハイブリッド車のエントリーグレード「X」で8人乗りが追加されました。ただ、エントリーグレードとはいえ価格は510万円からなので、予算を抑えて8人乗りを求める場合は先代の30系から選びましょう。

Q. ハイエースとキャラバンは何人乗り?

乗用で使われることの多いハイエースとキャラバンのワゴンは10人乗りです。バンタイプでは3人乗りや5人乗り、9人乗りなどを選択できるモデルもありますが、新車で8人乗りは選べません。

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Q. 8人乗りのSUVはないの?

現在、新車で購入できる8人乗りSUVはありません。しかし過去にはランドクルーザーやLXで8人乗りモデルが販売されていました。ミニバンのような広さは確保できませんが、8人乗りSUVに乗りたい場合は中古で探してみても良いでしょう。

8人乗りの車は中古でも検討を

8人乗りの車選びでは、ぜひ中古もご検討ください。大人数・大荷物での外出は車を汚したり、傷つけたりしがちですが、こうした場合に中古車はあまり気を遣わずに済みます。

特に子育て世代は、子どもの成長に伴い短期間で車を乗り換える可能性も高いです。
ガリバーでも8人乗り車両を多数扱っていますので、ぜひ一度在庫を確認してみてください。

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ライター紹介

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221616 編集部

世の中の自動車ニュースとは一味違う視点でスローニュースを発信。編集部員はクルマ初心者からクルマをこよなく愛するマニアまで幅広いメンバーで構成。全国のガリバーで売れている中古車や車のスタッフレポートなど、生の情報をお届け中。