【2023年版】SUVおすすめ人気ランキング!国産・外車から厳選

SUVおすすめ人気ランキング

SUVは悪路走破性が良く、アウトドアに向いた車という特徴があります。しかし、近年はカッコいいデザイン性による世界的な人気から国産、外車問わず様々なモデルが登場しており選ぶのが難しいモデルです。今回は種類が豊富なSUVについておすすめランキングを紹介します。購入検討の材料になると嬉しいです。

SUVが人気の理由

SUVの人気の理由はデザイン性とスポーツ用品を積んだり、アウトドアで悪路を走行したりと様々な目的で使える点が挙げられます。

SUVはSport Utility Vehicleの略称で、日本語では「スポーツ用多目的車」といいます。

近年はSUVのデザインを取り入れた街乗り意識のクロスオーバーがとても増えています。例えば、トヨタの高級セダンとして有名なクラウンがフルモデルチェンジでクラウンクロスオーバーを発売したことからもSUVの人気の高さがうかがえます。

人気のため、様々なタイプがあるSUVは利用目的に応じて適した車種を選ぶように気を付けないといけないです。

SUVの種類と選び方のポイント

SUVはサイズの違いと車両構造の違いで、いくつかの種類に分かれます。それぞれの特徴を踏まえて、クルマ選びの参考にしてください。

サイズによる分類と選び方

サイズで分類した場合、SUVは以下の4種類に分かれます。どのような目的で、何人で乗るのかを考慮して選びましょう。

種類 乗車定員 特徴 車種例
軽SUV 4人
  • ・維持費が安い
  • ・小回りが利く
  • ・積載量は少ない
  • ・ハスラー
  • ・タフト
  • ・ジムニー
コンパクトSUV 5人
  • ・街乗り向き
  • ・後部座席はやや狭いことも
  • ・ヤリスクロス
  • ・ライズ
  • ・ヴェゼル
ミドルサイズSUV 5~7人
  • ・荷室が広い
  • ・アウトドアにも使いやすい
  • ・アウトランダーPHEV
  • ・エクストレイル
ラージサイズSUV 5~7人
  • ・大人数で乗れる
  • ・存在感を味わえる
  • ・CX-8
  • ・ランドクルーザー

4人、5人家族で主に生活の足としての利用を考えている場合は、維持費も安いコンパクトSUVを選ぶことがおすすめです。アウトドア利用や悪路利用を主に考えたい場合はミドルサイズ以上のSUVが視野に入るでしょう。

<関連記事>コンパクトSUVのおすすめ15種(国産・外車編)

車両構造の違いによる分類と選び方

車両構造の違いで分類した場合、SUVはクロスカントリーとクロスオーバーに分かれます。

種類 特徴 車種例
クロスカントリー
  • ・最低地上高が高い
  • ・オフロード性が高い
  • ・四角くゴツゴツした形
  • ・乗り心地はやや硬い
  • ・ランドクルーザー
  • ・ジムニー
クロスオーバー
  • ・街乗り向きで乗り心地が良い
  • ・丸みのあるボディが多い
  • ヤリスクロス
  • ・ヴェゼル

本格的な山道を走行するなど、アウトドア中心ならクロスカントリーのSUVを選んだ方が良いでしょう。一方、市街地走行での快適性を求めるならクロスオーバーがおすすめです。

SUVおすすめ人気ランキング国産車編

ここからは、新車販売台数の実績や燃費性能、安全性能をもとに国産車のおすすめSUVをランキング形式でご紹介します。今回ランキング入りしたのは以下の10車種です。

順位 車種名 新車時価格 中古車相場
1位 トヨタ「ヤリスクロス」 179.8万円~293.6万円 169.8万円~383.7万円
2位 トヨタ「カローラクロス」 199.9万円~319.9万円 189.8万円~419.9万円
3位 トヨタ「ライズ」 167.9万円~232.8万円 129.8万円~331.8万円
4位 三菱「アウトランダーPHEV」 462.1万円~548.6万円 95.8万円~648.6万円
5位 トヨタ「ランドクルーザープラド」 315万円~554.3万円 52.8万円~736万円
6位 ホンダ「ヴェゼル」 227.9万円~329.9万円 74.8万円~429.9万円
7位 日産「エクストレイル」 319.9万円~504.7万円 9.8万円~570万円
8位 マツダ「CX-5」 246.2万円~417万円 53.8万円~435.9万円
9位 トヨタ「ハリアー」 299万円~453.8万円 25万円~553.8万円
10位 スズキ「ハスラー」 128万円~183.4万円 32万円~202.4万円

※各車種の情報はガリバーの「自動車カタログ」より引用しています。価格、サイズ、装備、相場は記事の加筆修正時の情報で、今後モデルチェンジなどの理由で変更される可能性があります。

1位 トヨタ「ヤリスクロス」(コンパクト)

ヤリスクロス

  • 新車時価格:179.8万円~293.6万円
  • 中古車相場:169.8万円~383.7万円

長期間にわたって新車販売台数ランキングでトップを走っているヤリスシリーズ。その中で最も売れているのが、コンパクトSUVのヤリスクロスです。

ハイブリッドモデルを220万円台から購入でき、その燃費性能はWLTCモードで30km/L以上とコストパフォーマンスに優れています。安全性能の高さや、プレーンなデザインという点でも使いやすい一台です。

<関連記事>ヤリスクロスのサイズ感と使い勝手は?C-HR、ヴェゼルと比較!

2位 トヨタ「カローラクロス」(ミドルサイズ)

カローラクロス

  • 新車時価格:199.9万円~319.9万円
  • 中古車相場:189.8万円~419.9万円

「ヤリスクロスの大きさでは物足りない」という人におすすめなのがカローラクロス。コンパクトSUVとミドルサイズSUVの中間程度の大きさで、後部座席にもゆとりがあります。「後部座席にも大人がよく乗る」「ロングドライブも快適に楽しみたい」という人におすすめです。

またSUVの中では比較的最低地上高が低く(160㎜)、子どもでも乗り降りしやすいという魅力もあります。

<関連記事>どっちが勝つ?トヨタ「カローラクロス」VSホンダ「ヴェゼル」徹底比較

3位 トヨタ「ライズ」(コンパクト)

ライズ

  • 新車時価格:167.9万円~232.8万円
  • 中古車相場:129.8万円~331.8万円

堂々とした外観で一見コンパクトSUVに見えないライズですが、実はトヨタのSUVラインナップで最も小型。ダイハツ「ロッキー」のOEM車で、逞しい印象を与えるデザインと使い勝手の良いサイズ感、優れた燃費性能などバランス良く仕上がっています。

女性にも人気の一台ですが、ライズの新車納期はかなり長期化しています。OEM車のロッキーや競合車のスズキ「クロスビー」なども検討してみましょう。

<関連記事>小型SUV対決!トヨタ「ライズ」VSスズキ「クロスビー」徹底比較

4位 三菱「アウトランダーPHEV」(ミドルサイズ)

アウトランダーPHEV

  • 新車時価格:462.1万円~548.6万円
  • 中古車相場:95.8万円~648.6万円

昨年に比べて販売台数が一気に伸びている、三菱のアウトランダーPHEV。2021年にフルモデルチェンジし、デザイン性、環境性能、高級感ある内装と総合的に高評価を得ています。7人乗りも選択できるSUVです。

車両価格はやや高いものの、2022年度CEV補助金も予算が追加され、来年度も補助金を受け取れる見通しなので買い替えには良いタイミング。また初代モデルを中古で買うのもおすすめです。

<関連記事>予算200万円で買える!専門家が勧める中古SUV5選

5位 トヨタ「ランドクルーザープラド」(ラージサイズ)

ランドクルーザープラド

  • 新車時価格:315万円~554.3万円
  • 中古車相場:52.8万円~736万円

日本では数少ないクロスカントリーで、SUVの王者ともいえるランドクルーザー。

そのランドクルーザーをわずかにサイズダウンし、使い勝手を向上させたのがランドクルーザープラドです。悪路走破性の高さは国産車トップクラス。ランドクルーザーより排気量が小さく、市街地走行も比較的スムーズです。

世界的に人気が高い車種であり、現在新車はなかなか手に入らないので、中古車もチェックしてみてください。

6位以下も人気のコンパクト~ミドルサイズSUVが続く

惜しくも5位以内に入らなかったSUVでも、新車での納期が長期化している人気車が多くあります。

6位 ホンダ「ヴェゼル」(コンパクト)

ヴェゼル

ヤリスクロスより一回り大きいヴェゼル。「小さくても重厚感のあるSUVがいい」「後部座席にゆとりのあるコンパクトSUVが欲しい」という人にお勧めします。ホンダならではの質感と高い安全性能が魅力の一台です。

<関連記事>専門家が選ぶ「カッコいいSUV中古車」5選!

7位 日産「エクストレイル」(ミドルサイズ)

エクストレイル

2022年にフルモデルチェンジしたばかりのエクストレイル。全グレードにe-POWERが搭載され、燃費性能はWLTCモードで約20km/L。このサイズのSUVでは優れた数値です。1モデルだけながら7人乗りも選択でき、オフロード性も高いので、大人数で出かける人やアウトドアが好きな人におすすめです。

<関連記事>どう変わった?日産「エクストレイル」新旧モデル比較

8位 マツダ「CX-5」(ミドルサイズ)

CX=5

デビュー時からミドルサイズSUVのけん引役となってきたCX-5は、今でも圧倒的な人気を誇っています。納期が短いという理由もあるかもしれませんが、新車販売台数は前年を大きく上回る数字。高いデザイン性に加え、ディーゼルモデルを展開している点も魅力的です。

<関連記事>CX-5を買うなら値引きで新車?それとも中古車?専門家が解説!

9位 トヨタ「ハリアー」(ミドルサイズ)

ハリアー

ミドルサイズで高級感のあるSUVが欲しいなら、ハリアーがおすすめ。品のあるデザインで安全性能も高く、どの年齢層でも使いやすいです。ガソリン車、ハイブリッド車に加えて現在はPHEVも展開しているので、今後電動車の購入を検討している人にもおすすめです。

<関連記事>高級SUV対決!トヨタ「ハリアー」VSマツダ「CX-60」徹底比較

10位 スズキ「ハスラー」(軽)

ハスラー

気軽にSUVを楽しみたい人におすすめなのがハスラー。遊び心のある内外装だけでなく、低燃費なところも魅力です。また適度にオフロード性もあり、安全性も優れています。軽自動車なので他のSUVに比べて車両価格が安く、維持費もかかりません。

SUVおすすめ人気ランキング輸入車編

輸入車も選択肢に含めると、クロスカントリータイプのSUVの種類が増えます。今回はベスト3として、以下の車種をご紹介します。

  • 1位 ジープ「ラングラー」
  • 2位 メルセデス・ベンツ「Gクラス」
  • 3位 アウディ「Q2」

1位 ジープ「ラングラー」

ラングラー

  • 新車時価格:459万円~622万円
  • 中古車相場:59.8万円~722万円

クロスカントリーのラングラーはオフロード性能が極めて高く、SUVらしいカッコよさがあります。ジープらしい武骨さのあるデザインで、人目を引く一台です。嗜好性で選ぶなら、非常に満足感の高い車でしょう。燃費はあまり良くありませんが、海外ではPHEVの販売が開始されています。

見た目や使い勝手は?ジープ「ラングラー」の利用者口コミを確認

2位 メルセデス・ベンツ「Gクラス」

ベンツGクラス

  • 新車時価格:1080万円~1803.2万円
  • 中古車相場:268万円~2980万円

ラングラーと同じくクロスカントリーでオフロード性能も高く、且つ高い品位を感じさせるベンツのGクラス。車両価格も高いですが、車内も広々としており、ゆとりがあります。高速走行でも安定感があり、市街地走行にも対応できます。

3位 アウディ「Q2」

アウディQ2

  • 新車時価格:299万円~544万円
  • 中古車相場:168万円~499.8万円

日本の道路状況でも使いやすいSUVを選ぶなら、アウディQ2がおすすめ。コンパクトなサイズ感とアウディらしい、洗練されたデザインが魅力です。7速Sトロニックトランスミッションを採用しており、俊敏にギアチェンジをして気持ちよく走れます。

SUV選びに関するQ&A

ここではSUV選びでよくある疑問にお答えしています。

Q. 7人乗りできるSUVには何がある?

A.7人乗りできるSUVには、トヨタ「ランドクルーザー」「ランドクルーザープラド」・三菱「アウトランダーPHEV」・マツダ「CX-8」・日産「エクストレイル」・レクサス「LX」などがあります。

<関連記事>7人乗りSUVって何がある?全車種一覧とおすすめ人気ランキング

Q. 大型のSUVは運転しにくくない?

A.大きい車は運転しにくいと思われがちですが、実際は視界が高いので、運転しにくくありません。

ただし大きくなるほど小回りが利かなくなるので、狭い路地での走行が心配な場合は軽SUVやコンパクトSUVを選ぶことをお勧めします。

Q. SUVは機械式立体型駐車場に停められる?

A.機械式立体駐車場のサイズ制限に明確な基準はありませんが、以下のような制限を設けている駐車場が多いです。

  • 全長5,000mm以下
  • 車幅1,800mm以下
  • 全高1,550mm以下

SUVの場合は全高の高い車が多く、コンパクトSUVでも全高1,550㎜を超えてしまうケースが少なくありません。そのため機械式立体駐車場に停める機会が多い場合は、クルマ選びに注意が必要です。

Q. スライドドア付きのSUVはないの?

スライドドア付きSUV

A.2023年1月現在、スライドドア付きのSUVはありません。SUVには丈夫さや走行性の高さが求められるため、重量が重く、故障のリスクがあるスライドドアとは相性が悪いです。

しかし三菱「デリカD:5」など、SUV風のミニバンは存在します。

<関連記事>実用性もカッコよさも!スライドドアSUVテイストの中古車4選

SUVを早く手に入れたいなら未使用車もアリ

現在は半導体不足により新車の納期が遅れており、2023年も納期遅れが続きそうです。特にSUVは人気車種が多く、「納期が半年以上」といったケースがあります。

中古車の中には車両登録を済ませているものの、実際に使われていない「登録済み未使用車」もあります。車検の期限が近いなど、乗り換えを急いでる方はぜひ在庫をチェックしてみてください。

ヤリスクロスのカタログ情報

トヨタ,ヤリスクロス
現行モデル
令和2年8月(2020年8月)〜現在
新車時価格
179.8万円〜293.6万円

ヤリスクロスの在庫が現在98件あります

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