中古車おすすめランキング 軽自動車スーパーハイト系ワゴン編 2017年秋

自動車ニュース / ガリバー

2017.11.2

中古車おすすめランキング 軽自動車スーパーハイト系ワゴン編 2017年秋

ボディタイプ別おすすめランキング2017

ボディタイプ別おすすめランキング2017

車種選びにお悩みの方へ。コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、
この秋中古車でおすすめの軽自動車スーパーハイト系を聞きました。

※本ランキングには安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

  • 軽自動車スーパーハイト系ワゴン ランキング ベスト1 スズキ スペーシア

    軽自動車スーパーハイト系ワゴン ランキング ベスト1 スズキ ハスラー

    スズキ スペーシア

    スペーシアは、2013年デビューなので、モデル後期に入っている。そうしたこともあり、前期モデルの中古車価格は買い得感が出てきている。また、スペーシアは販売面でかなり苦戦した。それだけに、中古車マーケットでの人気も高くなく、総じて価格は安め。さらに、未使用車も多く流通している。ただし、クルマがダメで人気がないのではい。スペーシアは、常にクラストップの燃費性能を誇っていたモデル。室内も広く使い勝手がよい。ただ、マーケットでデザインの評価が低かっただけという不運なモデルでもある。クルマの性能は高いので、コストパフォーマンスに優れるモデルだ。
    また、2015年からマイルドハイブリッド機能であるS-エネチャージを装備。安全装備では、モデル途中から自動ブレーキが装備され、2015年の改良からは歩行者検知式自動ブレーキであるデュアルカメラブレーキサポートが用意され、高い安全性能を誇る。

  • 軽自動車スーパーハイト系ワゴン ランキング ベスト2 ダイハツ タント

    軽自動車スーパーハイト系ワゴン ランキング ベスト2 ダイハツ タント

    ダイハツ タント

    2013年に登場したタント。常に軽自動車販売台数ナンバー1を、ホンダN-BOXと争ってきた人気車だ。クルマの骨格部分であるBピラーがなく、広大な開口部をもち、抜群の使い勝手を誇るミラクルオープンドアというユニークな装備をもつ。この装備がタントの高い人気を得ている理由だ。
    2014年式の3年落ちとなる高年式で、120万円前後が相場の中心となってきており、買い得感が出てきている。N-BOXとの販売戦争で、大量の未使用車を生み出したこともあり、価格が下がってている。また、自動ブレーキであるスマートアシストⅡが装備されているものが多く安心して乗れる。最新モデルでは、歩行者検知式自動ブレーキに進化したスマートアシストⅢに進化している。

  • 軽自動車スーパーハイト系ワゴン ランキング ベスト3 ホンダ N-BOX

    軽自動車スーパーハイト系ワゴン ランキング ベスト3 ホンダ N-BOX

    ホンダ N-BOX

    2011年に登場したN-BOX。広大な室内やデザインなどが評価され、2年連続で軽自動車販売台数ナンバー1を獲得した人気モデルだ。燃費性能や使い勝手面では、ライバル車が優れているケースが多いのだが、完全に軽自動車の定番モデルとされマーケットに認知されているようで、モデル末期に入っても売れに売れている。2017年夏にフルモデルチェンジされ、徐々に価格が下がってきたため狙い目だ。ただし、安全装備面では約30㎞/h以下、対車両のみの自動ブレーキしか用意されていない。

目次

オススメランキングの3台を比較

軽自動車スーパーハイト系ワゴン
ランキングベスト3 の 燃費・価格

スペーシア

スペーシア スペーシア

スペーシアの燃費性能は優秀だ。最新モデルで、マイルドハイブリッド機能が装備されたモデルの燃費は32.0㎞/Lとクラストップ。デビュー当時のモデルでも29.0㎞/Lと、未だタントやN-BOXを上回る燃費性能を誇っている。これは、エンジンだけでなく地道に続けられている軽量化技術も大きく貢献している。とくに、車重が重くなるスーパーハイト系での軽量化は燃費だけなく、走行性能にも大きく影響する。車両価格も安くなっており、燃費もライバルを圧倒するので経済性は高い。
スペーシアは随分買い得感が出てきており、高年式の2016年式でも相場の中心は120万円台前後となっている。多少無理してでもこれくらいの年式のモデルを購入したほうが安心できる。

タント

タント タント

2013年にデビューしたタントの当時の燃費は28.0㎞/L。今も変化がない。N-BOXよりは優れた燃費値だが、スペーシアに対しては大きく後れを取っている。しかも、デビュー当時のスペーシアの燃費29.0㎞/Lに負けているのだから、少々微妙な燃費値といえよう。燃費値が上がらない理由は、ミラクルオープンドアを採用していることだ。ミラクルオープンドアは、Bピラーを持たないため、各所に大幅なボディ補強が加えられている。樹脂製のパネルを使い軽量化しているとはいえ、重量増分を補えていない。ただ、ミラクルオープンドアの利便性が燃費より勝るというのであれば、中古車価格も安くなってきているので経済性は高い。

N-BOX

N-BOX N-BOX

N-BOXのデビュー時の燃費は、24.5㎞/Lで最新モデルでも25.6㎞/Lに止まる。ライバルのスペーシアやタントに対して、大きな差を付けられている状況。燃費性能だけでみれば、経済性は高いとはいえない。ただ、中古車になると話は若干変わる。人気車なので流通量がとにかく多い。さらにフルモデルチェンジということもあり、価格が下落している。2012年式で90万円台、2013年式で100万円台、なんと2016年式でも120万円台がボリュームゾーンになってきており買い得感が出てきている。

軽自動車スーパーハイト系ワゴン
ランキングベスト3 の 装備・使い勝手

スペーシア

スペーシア スペーシア

軽自動車の安全装備である自動ブレーキは、日進月歩状態。スペーシアは、年式によって大きく異なる。ごく初期のモデルには、自動ブレーキは搭載されていない。その後、低速域&対車両のみの自動ブレーキが用意された。また2015年の改良では、歩行者検知式自動ブレーキである「デュアルカメラブレーキサポート」が用意された。当然、歩行者検知式自動ブレーキ装着モデルが安心して乗れる。ただ、自動ブレーキが用意されているだけで、基本的には標準装備化されたグレードもしくは、オプションを選択している車両を選ばなくてはならない。

タント

タント タント

タントのデビュー時の自動ブレーキは「スマートアシスト」から始まり、2015年式の途中からスマートアシストIIへ進化し、2016年末にはスマートアシストⅢとなった。スマートアシストⅢは、歩行者検知式自動ブレーキへと進化している。また、スマートアシストⅡやⅢは、前後方向への踏み間違え防止機能が付いているので高齢者にも安心だ。また、タントだけではないが、右側スライドドアがパワースライドドアではないグレードもある。両側パワースライドドアが装備されているモデルを選ぶといいだろう。

N-BOX

N-BOX N-BOX

N-BOXの自動ブレーキは、低速域&車両のみという簡易型のもの。2013年末のマイナーチェンジで、サイド&カーテンエアバッグとセットにしたあんしんパッケージから用意されている。2011年末にデビューしたモデルなので、その間のモデルには自動ブレーキは装備されていない。こうした装備が脆弱だが、デビュー時から横滑り防止装置であるVSAの標準装備化は評価できる点だ。リヤシートの座面を跳ね上がることで荷室として使うことができ、利便性が高い。

軽自動車スーパーハイト系ワゴン
ランキングベスト3 の 走行性能・乗り心地

スペーシア

スペーシア スペーシア

他のスーパーハイト系は、車重が重く自然吸気エンジンでは、やや非力感がある。ところが、ライバルより軽量化されたスペーシアは車重が軽く、自然吸気モデルでもライバル車ほど非力感を感じない。また、S-エネチャージ搭載車は、マイルドハイブリッド機能を装備しているため、わずかだがモーターがエンジンをアシストするので、非力感がないのだ。このマイルドハイブリッド機能の効果で、アイドリングストップからの再始動が、とても静かで振動が少ない。この快適さを経験すると、他のモデルには乗りたくなくなるほどに高級車並みの静かさだ。ただ、スペーシアは、自動ブレーキが装備されていないモデルにはESP(横滑り防止装置)さえ装備されていないため、このモデルは選んではいけない。スペーシアは全高が高いので、クルマが横滑りしたときに、最悪の場合、横転の危険性が高くなる。ESP(横滑り防止装置)は新型の軽自動車ではすでに法律で装備が義務付けられている。

タント

タント タント

とても使い勝手のよいミラクルオープンドアを得たことで、タントの車重は非常に重くなった。これは、Bピラーレスのボディの安全性を高めるため、大幅な補強が施されたからだ。この重い車重に対して、自然吸気52ps&60Nmのエンジンでは少々荷が重い。平坦路の市街地ならそれほど気にならないが、キツイ登り坂や高速道路などでは、やや力不足を感じる。背が高いため、大きくクルマが傾くことを嫌い、サスペンションはやや硬めだ。高速道路をよく使ったり、ロングドライブに出かけることが多いというのであれば、パワフルなターボモデルがおすすめだ。

N-BOX

N-BOX N-BOX

ホンダは、背の高いクルマのリスクをよく理解しており、N-BOXのデビュー時から横滑り防止装置であるVSAを標準装備化している。重心が高いと、もしものときに横転の危険性が高いからだ。重心が高いN-BOXは、カーブで大きく傾く傾向が強くなる。また、通常走行時には、クルマの上部が揺さぶられる。そこで、やや硬めの乗り味にして、安定感を出している。N-BOXも自然吸気エンジンでは、車重が重くやや非力感があるため、ターボ車がおすすめだ。

軽自動車スーパーハイト系ワゴン
ランキングベスト3 の デザイン

スペーシア

スペーシア スペーシア

標準車のスペーシアは、ファミリー層向けということもあり、シンプルで好き嫌いが出ないデザインが採用されている。標準車はともかく、売れていないのがカスタムだ。派手さを抑えスタイリッシュにまとめられた。しかし、マーケットニーズと合わず販売は不振。このデザインが標準車でもいいのでは、と思うくらいだ。デザインは不人気だが、装備は良いので、カスタムを積極的に選んでみてもいいだろう。

タント

タント タント

タントの標準車は、ファミリー層や女性に好かれそうな可愛らしいデザインを採用している。ただ、意外とキリッとした雰囲気もある。高い人気を誇っているのがカスタム系だ。とにかく、小さな顔を大きく見せ迫力をアップ。LEDを駆使して、夜間ではギラギラ感を前面に押し出している。デザインとしては、やや破たんしているようにも見えるが、この違和感が際立つと人気になったようだ。リセールバリューも高い。

N-BOX

N-BOX N-BOX

標準車は、なんだか笑っているような顔を持つユニークなデザインだ。6年前の古いモデルだが、あまり古臭く見えないの未だ売れ続けている理由だろう。また、カスタムは押し出し&迫力系の売れる顔に仕上げられている。N-BOXも、このカスタム系の人気が高く、こちらも高いリセールバリューを誇る。

知って
得する

軽自動車スーパーハイト系ワゴン
ランキングベスト3 の 中古車値引き交渉術

軽自動車は迷わず未使用車を探そう

スーパーハイト系問わず、すべての軽自動車はまず未使用車を中心に選ぶとよい。未使用車とは、ディーラーがインセンティブほしさや、メーカーが販売台数争いなどでナンバー1を獲得するためなどで、買い手がいないのに自社名義で一旦登録したクルマだ。一度登録してしまったら中古車扱いになる。その後、色々な流通経路を通り、中古車店に並ぶ。中古車扱いになっているとはいえ、登録されただけなのでコンディションはほぼ新車だ。だから、未使用車などと呼ばれる。この未使用車が、コストパフォーマンスに優れる。ほとんど新車のようなものなのに、価格は新車に比べると大幅に安い。ただ、最上級グレードの未使用車が少なかったり、人気のメーカーオプションが装備されていなかったりするケースが多く探している仕様と出会うことは難しい。ある程度妥協できる人にとっては、デメリットはほとんどない。
また、軽自動車は年式が古くなっても価格が下がらない傾向。安いかいらといって、低年式の軽自動車に手を出すと痛い目に合うことも多い。年式が古ければ、故障のリスクも大きくなる。修理となれば、軽自動車とはいえ、それなりの修理代になる。つまり、安物買いの銭失いになるケースが多いため、多少無理してでも新車保証が長い高年式がおすすめだ。

スペーシアとタントは未使用車同士で競合させよう

スペーシアとタントに関しては、未使用車の流通量が多い。こうしたライバルの未使用車同士、もしくは同じ車種で、異なる販売店同士を競合させて、さらなる値引きを迫ることが値引きを引き出す基本だ。

N-BOXはフルモデルチェンジして今が買い時!

N-BOXは未使用車が少ないので、同じような価格の軽自動車同士を競合させよう。N-BOXは2017年夏にフルモデルチェンジしたため、下取りに入った旧型N-BOXが中古車マーケットに多く流れるチャンス。流通量が増えれば、価格が下がる。こうなると買い手が有利になり、値引きも期待できるようになる。

下取り車の処理は、まずは買取り店で査定してから

下取り車の処理には、注意が必要だ。値引きを要求されると、下取り車の価格を下げ、その分を値引きに充てることがある。こうなると、なんのために値引き交渉しているのかわからなくなる。そんな手口に騙されないためには、まず買取り店で査定しておくことが重要。買取り店の価格をベースに、下取り車の価格が高いのか安いのかを判断しよう。最終的に、総支払額がどれだけ減るのかをベースに考えて、一番高値で買取ってくれるところに売却したい。

オススメランキングの3台を調べる

スズキ スペーシア

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
122.9万円~168.7万円
■中古車相場:
99.9万円~109万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約4,156円
他の車種と比較

ダイハツ タント

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
117万円~188万円
■中古車相場:
10万円~99.9万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約4,750円
他の車種と比較

ホンダ N-BOX

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
19.8万円~201.5万円
■中古車相場:
94万円~113.4万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約5,195円
他の車種と比較
※ 燃費は国土交通省発表平成26年3月発表自動車燃費一覧よりJC08モードの数値から掲載しています。
※ ガソリン価格は一律120円で算出しています。
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クルマ評論家 CORISM代表

大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員