中古車おすすめランキング コンパクトカー国産車編 2017年秋

自動車ニュース / ガリバー

2017.11.2

中古車おすすめランキング コンパクトカー国産車編 2017年秋

ボディタイプ別おすすめランキング2017

ボディタイプ別おすすめランキング2017

車種選びにお悩みの方へ。コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、
この秋中古車でおすすめのコンパクトカー国産車を聞きました。

  • コンパクトカー国産車 ランキング ベスト1 マツダ デミオ(ディーゼル車)

    コンパクトカー国産車 ランキング ベスト1 マツダ デミオ(ディーゼル車)

    マツダ デミオ(ディーゼル車)

    4代目マツダ デミオは、2014年に登場した。Bセグメントのコンパクトカー初となる1.5Lディーゼルエンジンを搭載。このディーゼル車は、なんと30.0㎞/L(6MT車)という低燃費を実現した。それでいて、最大トルクは250Nmという大トルクを誇る。これは、自然吸気ガソリンエンジンだと2.5L車に相当する力強さをもつ。
    また、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)デザイン」が採用され、躍動感あるスタリングになっている。当初、このディーゼル車は、200万円弱という価格で高価なモデルであった。しかし、中古車価格は下がってきており、2014年式のディーゼル車でも100万円を切る車両が増えている。高いコストパフォーマンスの中古車となってきた。

  • コンパクトカー国産車 ランキング ベスト2 トヨタ プリウス(3代目)

    コンパクトカー国産車 ランキング ベスト2 トヨタ プリウス(3代目)

    トヨタ プリウス(3代目)

    現行のプリウスは4代目。3代目の30型プリウスは、2009年にデビューした。3代目プリウスは、デビュー直後から大ヒット。しばらくの間、新車販売台数ナンバー1の座に君臨した人気モデルだ。売れた理由は当然、世界トップレベルの超低燃費性能。最終モデルの量販グレードで30.4㎞/Lと現在でも十分に優れた燃費値だ。
    自動ブレーキや、その他の安全装備などは若干物足りないものがあるが、中古車として非常に魅力的な価格になっている。これは、中古車マーケットで人気がないというわけではない。あまりに売れたモデルだったため、4代目のプリウスが登場し一気に乗り換えが進み、中古車マーケットに大量の3代目プリウスが増えたのも理由のひとつだ。世界トップレベルの超低燃費を生み出しているハイブリッドシステムを搭載した3代目プリウスが、すでに100万円を切った車両がどんどん増えているので、非常に買い得感が高い。

  • コンパクトカー国産車 ランキング ベスト3 トヨタ アクア

    コンパクトカー国産車 ランキング ベスト3 トヨタ アクア

    トヨタ アクア

    アクアは2011年にデビューし、2014年にマイナーチェンジ。すでに、モデル末期に入っているモデルだ。アクアは、1.5Lのハイブリッドシステムを搭載し、燃費は量販グレードで35.4㎞/Lという超低燃費性能をもつ。新車価格は200万円を切っていたこともあり、4代目プリウスが登場するまで、新車販売台数ナンバー1の座を守り続けていた。爆発的な販売台数を記録していたモデルでもあり、さらにモデル末期入ったことで、アクアの中古車流通量は豊富。中古車の流通量が多いということは、価格も下がるということにもつながり、かなりリーズナブルな価格帯に入っている。3年落ちとなる2014年式のボリュームゾーンが110~140万円前後。3年落ちとはいえ、新車の軽自動車並みの価格にまで下がっている。

目次

オススメランキングの3台を比較

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の 燃費・価格

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車) デミオ(ディーゼル車)

デミオの1.5Lディーゼル車の燃費は、30.0㎞/Lとなっているが、これはインパクトのある燃費値をアピールするため専用グレードといえるもの。このグレードは、6MTのみでエンジントルクも低く設定され、燃料タンクも小さいく軽量化し車重を1,080㎏とJC08燃費で良い数値が出るクラスに変更した結果だ。
売れ筋グレードの燃費は、26.4㎞/Lとなっている。ディーゼル車は、燃料に軽油を使う。軽油は、レギュラーガソリンより10円/前後安い。燃費が良く、燃料費も安くなるので経済性は高い。新車ではやや高価だったディーゼル車だったが、中古車では2014年式で100万円を切ったモデルも出始めており、車両価格も安くコストパフォーマンスに優れたコンパクトカーといえる。

プリウス
(3代目)

プリウス(3代目) プリウス(3代目)

3代目プリウスは、1.8LハイブリッドシステムであるTHSⅡを搭載。量販グレードの燃費は30.4㎞/Lだ。4代目プリウスの37.2㎞/Lと比べると、確かに見劣りするものの、ガソリン車に比べれば、今でも圧倒的に優れた燃費値である。
魅力的なのは、価格だ。新車当時の売れ筋グレードの価格は250~270万円前後だった。しかし、3年落ちの2013年式ですでに130~160万円前後がボリュームゾーン。かなり安くなってきている。5年落ちとなる2012年式になると、価格はさらに下がり90~150万円前後。7年落ちとなる2010年式になると、60~120万円前後まで下がっている。世界トップレベルの超低燃費を誇った3代目プリウスが、ここまで値を下げている。低燃費によるランニングコストなども含めると、コストパフォーマンスに優れ、まさに今が買いの中古車と言える。

アクア

アクア アクア

1.5Lハイブリッドシステムを搭載するアクアの燃費は、デビュー当時が量販グレードで車重が1,090㎏以上の場合、33.0㎞/L。マイナーチェンジ後では、34.4㎞/Lまで燃費を向上させている。カタログ値では35.4㎞/Lとなっているが、アクアの場合、なんらかのオプションを選択しなくてはならない。オプションを選択すると車重がプラス10㎏となり1,090㎏になるからだ。まさに、顧客不在のカタログ値だ。それでも、33.0㎞/Lという燃費値は優れている。
アクアは、新車でとにかく長期間売れた。モデル末期になった今、そうした初期のモデルを中心に多くの車両が中古車マーケットに流れている。流通量の多さは、中古車価格の下落につながる。初期の2012年式になると、70~110万円前後がボリュームゾーンになる。世界トップレベルの超低燃費性能を誇るハイブリッド車が、この価格で手に入るようになった。これは、お買い得感がある。

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の 装備・使い勝手

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車) デミオ(ディーゼル車)

初期のモデルはガソリン車の一部を除き、デミオには低速域の自動ブレーキが標準装備化されている。また、サイド&カーテンエアバッグも標準装備化されている。歩行者検知式自動ブレーキがないのが弱点といえるものの、全体的に高いレベルの安全性能を得ている。また、オプションやグレードにより後側方の車両を検知して警告するブラインド・スポット・モニタリングなども用意されているので、こうした装備が付いている中古車は買いだ。
デミオの最小回転半径は4.7mとコンパクトカーらしい優れた小回り性能をもち、狭いところでも使いやすい。また、全長は4,060㎜で、Bセグメントのコンパクトカーの中ではやや大きいサイズになる。しかし、室内スペースはそれほど広くないのも特徴。これは、室内スペースより、より気持ちのよい走りを目指して最適なドライビングポジションが取れるような設計にしたためだ。

プリウス
(3代目)

プリウス(3代目) プリウス(3代目)

3代目プリウスのデビューは2009年。少々昔にデビューしているので、歩行者検知式自動ブレーキなどは用意されていない。ただ、上級グレードなどには、プリクラッシュセーフティシステム(追突被害軽減ブレーキ)が、オプションまたは標準装備されていたものがある。追突被害軽減ブレーキは、前走車追従式クルーズコントロールもセットになっている。前走車追従式クルーズコントロールは高速道路でのロングドライブ時に便利で、ドライバーの疲労軽減にも役立つ。こうした装備が装着されている中古車がおすすめだ。また、サイド&カーテンエアバッグが全車に標準装備されているので、当時のトヨタ車の中では高い安全性能を誇っていた。
その他の特徴としては、AC100Vアクセサリーコンセント(1500W)のオプションがあり、この装備が付いている車両は車内で家電製品が使え、また非常時には電源車としても使える。
使い勝手面では、ツーリングセレクションの17インチホイール装着車が、最小回転半径5.5m。この5.5mという数値は、ヴォクシーやノアといった5ナンバーミニバン並み。Cセグメントのコンパクトカーであるプリウスなのに、これでは狭いところでの使い勝手は良いとは言えない。狭い駐車場などでの使い勝手を考えると、最小回転半径5.2mの15インチホイール装着車がおすすめだ。

アクア

アクア アクア

アクアの安全装備は物足りない。2011年にデビューしているのに、自動ブレーキは用意されていない。サイド&カーテンエアバッグも全車にオプションという状態だった。2015年末のマイナーチェンジでようやく自動ブレーキが装備されたが、歩行者が検知できないタイプの「トヨタセーフティセンスC」。しかも、サイド&カーテンエアバッグは、今もなお全車オプションという状態だ。前期のモデルでも、なるべくならサイド&カーテンエアバッグ装着モデルを選択したい。
アクアは、超低燃費を達成するために全高を低くし空気抵抗を軽減させている。そうしたこともあり、リヤシートはやや圧迫感がある。
また、使い勝手面では、ツーリングパッケージ(16インチホイール)装着車には注視したい。16インチホイール装着車は、最小回転半径が4.8mから、なんと5.7mにもなるのだ。この5.7mという数値は、大型ミニバンであるアルファード/ヴェルファイアと同等となる。コンパクトカーなのに、狭い道や駐車場が苦手という、本末転倒な状況になっている。さすがに、トヨタもこれはマズイ、と思ったのか、最新モデルではようやく16インチホイール設定車をクロスオーバーだけに設定している。特に、運転が苦手な人や初心者は16インチホイール装着車を選ばないようにしたい。

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の 走行性能・乗り心地

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車) デミオ(ディーゼル車)

1.5Lディーゼルエンジンの最大トルクは250Nm。この最大トルクは、ガソリン車の2.5Lクラス級。デミオの小さなボディに、この大トルクを誇るエンジンの組み合わせなので、なかなか豪快な走りを披露する。高速道路などでは、大トルクの恩恵で余裕があり疲労も少ない。ディーゼル車は、ややフロントが重い傾向がある。小さなカーブなどでは、ヒラヒラと軽快に曲がるとは言えない。どちらかというと、高速道路などでのロングツーリングに長けた珍しいコンパクトカーだ。デミオのディーゼルは、特有の騒音が大きいが、マツダの数々の技術により見事に抑えられていて、走行中の車内ではほとんど気にならないレベルの静粛性をもつ。

プリウス
(3代目)

プリウス(3代目) プリウス(3代目)

2009年デビューのクルマであることを考えれば、3代目プリウスの走行性能は、今でも十分な実力をもつ。とくに、静粛性はさすがハイブリッド車といえるもので、ちょっとした高級車並みだ。乗り心地面では、17インチタイヤ装着車は、ややゴツゴツ感があった。乗り心地重視なら15インチタイヤ装着車の方がよい。また、2011年末にマイナーチェンジしたが、この時にボディ剛性の強化と静粛性の向上が行われた。走りの質や静粛性が上がっているので、予算次第だがマイナーチェンジ後のモデルの方が完成度は高い。

アクア

アクア アクア

アクアの走行性能は、意外なほど高い。その理由は、大きく重いハイブリッド用バッテリーの搭載位置にある。この重いバッテリーをアクアは、リヤシート下に配置している。FF(前輪駆動)車は、フロントが重くなる。重いバッテリーを後方に置いたことで、前後の重量バランスが良くなっているのだ。
さらに、シート下という低い場所になっていることもあり、低重心化にも効果がある。ただ、初期モデルは、サスペンションが安っぽいのか乗り心地が悪かった。2014年のマイナーチェンジでは、ボディ剛性のアップなどが図られ乗り心地は向上。さらに、空力特性も向上した。走りの質を重視するのなら、マイナーチェンジ後のモデルがおすすめ。また、もっと気持ちのよいモデルが欲しいのであれば、G’sもある。ただし、流通量は少なめだが、満足できる走行性能を持つ。

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の デザイン

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車) デミオ(ディーゼル車)

マツダのデザインテーマである魂動デザインが採用されたデミオ。小さなボディながら、なかなか躍動感あるスタイルをもつ。また、野生動物のような鋭い眼光を表現したLED4灯ヘッドライトにより、コンパクトカーらしからぬ精悍なフロントフェイスとなっている。インテリアデザインは、ドライバー中心とした。全体的な質感は高く、小さな高級車のような仕上がりをみせる。

プリウス
(3代目)

プリウス(3代目) プリウス(3代目)

3代目プリウスは、プラットフォーム(車台)の問題で、やや腰高で重心高い。それでも、超低燃費を達成するために、空力性能を磨き上げたデザインになっている。この機能美が特徴ともいえる。全体的に派手さはなく、万人受けするデザインだが新型が出た現在もそれほど古臭く見えない。
インテリアは、やや質感が低い面もある。着座位置はややアップライトなので、視界はよい。3代目プリウスは、センターメーターを採用。このセンターメーターは、視線移動が少なく安全面では優れているものの、モニターそのものが小さく、文字も見にくい。

アクア

アクア アクア

アクアの全高は、他のライバル車に比べ低く1,455㎜となっている。これは、超低燃費を達成するために空気抵抗を抑えるために低い全高となっている。そのため、ライバル車と比べるとやや小さく見える。ただ、全幅はライバル車と同じ1,695㎜。全高が低いため、ライバル車よりもワイド&ローなスタイリングとなり、スポーティに見える。
また、アクアは全車にプロジェクター式のヘッドランプが採用されていて、丸くクリっとした愛らしい顔になっているのも特徴だ。
2017年に行われた2回目のマイナーチェンジでは、ヘッドランプをはじめフードやフェンダー、バンパーなどのデザインが変更され、全体の雰囲気をガラッと変えている。

知って
得する

コンパクトカー国産車 ランキングベスト3 の 中古車値引き交渉術

ディーラー系や中古車販売店など異なるお店で比較すること

3台目プリウスやアクアは、人気モデルだったこともあり流通量は非常に豊富。すぐに、同じようなグレード、価格の車両が見つかるだろう。こうした同じような車両を異なるお店同士で競合させることが重要。ディーラー系や一般的な中古車店など、3店舗くらいと競合させたい。どの中古車店も微妙な違いをアピールしてくるが、商談では「予算重視」の姿勢でいることが大切。センスのない営業マンは「他のお客さんも商談中、すぐ売れてしまう」などを連発するが、こうしたセールスマンのトークには耳を傾ける必要はない。「似たような車両は、いくらでもある」と一蹴してしまうといい。
また、すぐに値引きして即決を求めてくるお店には注意が必要。とにかく早く売りたい理由がどこかに隠されているはずだ。
値引きを引き出すには、月初に初めての商談をしたあと月末25日くらいまで引っ張っても良い。月末ギリギリになると、ノルマ達成のため値引きしてでも売りたいと思う店も出てくるからだ。

デミオが本命ならアクアと競合させよう

デミオは、流通量が少なめ。同じような車両で競合させることが難しければ、アクアと必ず競合させたい。商談中は「アクアでもデミオでも、どちらでもいい。予算優先」というスタンスがベスト。あくまでデミオが本命だとわからないようにしたい。デミオが本命だと悟られたら、値引き額のアップは期待できなくなるからだ。

タイヤの溝と車検残もあわせてチェック

また、現金値引きだけでなくチェックしておきたいのはタイヤの溝と車検残。タイヤの溝が少ないようであれば、無料で新品のタイヤに交換してもらうような商談の進め方をしたい。タイヤは高価なので、後々交換するとなると意外と大きな出費になる。ただ、無料でタイヤ交換というと、とにかく安いアジア系のタイヤを用意する店もある。品質面で不安もあるので、タイヤ交換の際は、国産メーカーものを指定しておく必要がある。
また、車検残も重要。買ってすぐに車検では、またお金がかかる。車検まで6か月と切っているような車両なら、車検時の整備料金をサービスしてもらうなどの交渉もありだ。

下取り車がある場合は事前に買取店で査定を

そして、下取り車は、必ず買取り店で一度査定しておくことをおすすめする。下取り価格は、店舗が自由に決める。下取り価格を下げて、値引き金額をアップするなどの手法は日常茶飯事。まずは、下取り車の適正な価格を知らないと、中古車店の術中にはまることになるからだ。

オススメランキングの3台を調べる

マツダ デミオ(ディーゼル車)

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
135万円~224.6万円
■中古車相場:
10万円~99.9万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約3,733円
他の車種と比較

トヨタ プリウス(3代目)

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
242.9万円~339.4万円
■中古車相場:
99.8万円~103万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約3,260円
他の車種と比較

トヨタ アクア

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
169万円~243.2万円
■中古車相場:
99.8万円~105.8万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約3,500円
他の車種と比較
※ 燃費は国土交通省発表平成26年3月発表自動車燃費一覧よりJC08モードの数値から掲載しています。
※ ガソリン価格は一律120円で算出しています。
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クルマ評論家 CORISM代表

大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員