中古車おすすめランキング ミニバン編 2017年秋

自動車ニュース / ガリバー

2017.11.2

中古車おすすめランキング ミニバン編 2017年秋

ボディタイプ別おすすめランキング2017

ボディタイプ別おすすめランキング2017

車種選びにお悩みの方へ。コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、
この秋中古車でおすすめのミニバンを聞きました。

※本ランキングには安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

  • ミニバン ランキング ベスト1 日産 セレナ(4代目)

    ミニバン ランキング ベスト1 日産 セレナ(4代目)

    日産 セレナ(4代目)

    現行のC27型セレナは、5代目で2016年8月にフルモデルチェンジした。フルモデルチェンジから、約1年以上が経過し5代目セレナの下取りとなる4代目セレナが多く中古車マーケットに流通している。流通量が増えれば中古車価格は下がる傾向のため、4代目セレナの中古車価格は順調に下がっており、買い得感が出てきている。
    4代目セレナは、2010年にデビュー。この5ナンバーミニバンは、人気カテゴリーということもあり激しい販売競争が行われている。そんなこともあり、セレナはモデル途中で何度も改良が加えられた。基本的に年式が新しいほど性能・装備が充実している。2012年には、マイルドハイブリッド機能であるS-ハイブリッドが登場。燃費も大幅に向上した。2013年末のマイナーチェンジでは、歩行者検知式自動ブレーキであるエマージェンシーブレーキを、一部グレードを除き標準化するなどしている。この年式で歩行者検知式自動ブレーキを装備しているのは、セレナだけで高い安全性能を誇っていた。

  • ミニバン ランキング ベスト2 三菱 デリカ D:5

    ミニバン ランキング ベスト2 三菱 デリカ D:5

    三菱 デリカ D:5

    デリカD:5は、2007年に登場した。かなりのロングセラーモデルだ。ただし、デリカD:5は、ミニバンというセグメントの中で、ユニークな存在となっている。販売台数こそ多くはないが、地味ながら一定の人気を保っているのは、D:5が唯一オフローダーとのクロスオーバーミニバンだからだ。また、ラインアップも三菱らしく4WD車がメイン。悪路での走破性を高めるために、最低地上高は210㎜となっている。こうした機能は、オフロードを走るという人以外にも、降雪地域の人々に安心して使えるミニバンとしてのユニークな付加価値を与えている。ウインタースポーツ、アウトドアなどレジャーを楽みたい人には、まさにピッタリの1台だ。こうした個性をさらにアップさせたのが、2013年に搭載された2.3Lクリーンディーゼルエンジン車だ。大トルクで、大きく重いミニバンを苦も無く加速させる。また、燃費性能も上々だ。燃費不正などで、イメージの悪い三菱車ということもあり、中古車価格はリーズナブル。クルマの出来は良いだけに、魅力的な1台といえるだろう。

  • ミニバン ランキング ベスト3 マツダ プレマシー

    ミニバン ランキング ベスト3 マツダ プレマシー

    マツダ プレマシー

    マツダ プレマシーは、2010年にデビューしたロールーフ系のミニバンだ。2011年には、日産にラフェスタ ハイウェイスターとして、OEM供給されている。このプレマシーは、ロールーフミニバンということもあり、重心が低め。そうしたメリットや、マツダの走りへのこだわりで、なかなか走りが楽しいミニバンに仕上がっている。時代は背が高いミニバンが中心ということもあり、新車での販売台数は伸び悩んだが完成度の高いミニバンだ。中古車マーケットでは、新車での人気が反映されていて、中古車相場はリーズナブルな価格となっている。3年落ちの2014年式でも、中古車相場は110~150万円前後が中心。この価格なら、なかなか魅力的な1台と言えるだろう。

目次

オススメランキングの3台を比較

ミニバンランキングベスト3 の 燃費・価格

セレナ
(4代目)

セレナ(4代目) セレナ(4代目)

4代目セレナの燃費は、常に進化してきた。燃費にこだわってきたモデルだっただけに、クラストップレベルの燃費値を誇っていた。セレナの初期モデルの燃費は、14.6㎞/L程度。最終モデルでは、16.0㎞/Lまで燃費性能を向上させている。燃費が大幅に向上したのは、2012年に登場したマイルドハイブリッド車であるS-ハイブリッドが登場してからとなる。おすすめとなるのは、このS-ハイブリッド車からとなる。4代目セレナの中古車価格は、順調に下がってきている。3年落ちとなる2014年式で170~210万円前後がボリュームゾーン。5年落ちの2012年式になると、さらに安くなり130~170万円前後が相場の中心帯となっていて、購入しやすい価格帯に入ってきている。

デリカ D:5

デリカ D:5 デリカ D:5

三菱は、燃費不正問題を起こした影響で、イメージが悪い状況が続いている。三菱車はもともとリセールバリューが悪い傾向にあったが、この影響でさらにリセールバリューを悪くしてしまっている。基本的にイメージの問題なので、デリカD:5がダメなクルマというわけではない。こうしたことが気にならなければ、他社と比べて中古車価格が安いので中古車の醍醐味でもある、良いクルマを安く買えるメリットを享受できる。燃費は、不正問題があったため参考値だ。ガソリンエンジンの2.4Lの4WDの燃費は10・15モードで10.4㎞/L。最新モデル11.2㎞/Lへ向上。2.3Lディーゼルは13.0㎞/Lとなっている。ディーゼルに使用する燃料は軽油だ。軽油は、レギュラーガソリンと比べ、20円/L前後価格が安い。ディーゼルは燃費も良く燃料費が安い。ロングドライブなどが多い人などにおすすめだ。デリカD:5の中古車相場は、3年落ちの2014年式で200~300万円と幅が広い。ディーゼル車は、やや高く250~300万円がボリュームゾーンだ。新車価格が350~400万円クラスのモデルなので、三菱車の中ではリセールバリューが高いモデルと言える。また、ミニバンでディーゼルエンジンを搭載しているのは、デリカD:5だけだ。

プレマシー

プレマシー プレマシー

プレマシーに搭載されるエンジンは、2.0Lの直4エンジンのみ。2010年からしばらくの間、14.0㎞/Lという燃費値だった。イッキに燃費性能が向上したのは、2013年のマイナーチェンジから。エンジンは同じ2.0L直4なのだが、マツダのスカイアクティブ技術が投入され、燃費は16.2㎞/Lまで向上。ATも5速から6速に変更されている。この進化幅は、かなり大きいので、できる限りマイナーチェンジ後のモデルを選択したほうがよい。そうしたことを反映してか、2013年式のモデルの中心相場は110~150万円前後。対して、2012年式になると、ガクッと相場は下がり90~120万円前後になっている。さらに、2010年式になると、50~90万円前後が相場の中心になっており、かなり買い得感が出てきている。安さを求めるのなら2012年式以前、質を求めるのなら2013年式以降という選択になりそうだ。

ミニバンランキングベスト3 の 装備・使い勝手

セレナ
(4代目)

セレナ(4代目) セレナ(4代目)

4代目セレナは、2013年末のマイナーチェンジで、歩行者検知式自動ブレーキである「エマージェンシーブレーキ」が、一部グレードを除き標準装備化されている。より安全性を重視するのであれば、エマージェンシーブレーキが装備されたモデルがよい。積極的に選びたいのは、アドバンスドセーフティ パッケージ装着車だ。クルマを上から見下ろしたような映像を映し周囲の安全が確認できるMOD(移動物検知)機能を追加した「アラウンドビューモニター」や「踏み間違い衝突防止アシスト」がプラス装備される。また、マイナーチェンジ前のモデルであっても、おすすめは2012年に登場したマイルドハイブリッド機能を搭載したS-ハイブリッド車だ。燃費が向上だけでなく、マイルドハイブリッド機能の一部を使うことで、アイドリングストップからの再始動による振動が少なく、静粛性も高い。この静粛性を味わうと、もはや通常のアイドリングストップ機能のクルマには乗れなくなるくらいだ。

デリカ D:5

デリカ D:5 デリカ D:5

デリカD:5の駆動方式には、2WDと4WDの設定がある。デリカD:5は、ミニバン唯一のオフローダー系だ。そのため、2WDではなく4WDが最もデリカD:5の魅力を引き出せる。デリカD:5に搭載される4WDシステムは、三菱こだわりの電子制御式。2WDや4WDオート、走破性を高める4WDロックと3タイプの制御パターンからドライバー自ら選択することができる。基本的には、4WDオートでほとんどすべてのシチュエーションに対応できるようになっている。インテリアには、合計14個ものマルチユースフックを設置。荷室を自分なりに使えるようになっている。3列目シートは、一般的な左右跳ね上げ式だ。

プレマシー

プレマシー プレマシー

プレマシーは、ロールーフのミニバンであったこと以外は、なかなかツボを押さえた使い勝手の良い仕上がりを見せている。両側スライドドアをもつ7人乗車となるが、プレマシーは「6+One」という考え方で設計されている。つまり、基本6人乗車でいざというとき2列目中央シートが現れ7人乗りになる。最近でこそキャプテンシートが人気だが、2010年の時代からキャプテンシート的な発想を持っていた。中央のシートは、通常時アームレストとして使用できる。また、収納機能面では、2列目シート下に収納スペースを設置。リヤの荷室にはアンダートランクを用意している。アンダートランクは、マイナーチェンジ前は深さ50㎜だったが、マイナーチェンジ後は200㎜に変更され使い勝手が向上している。そして、プレマシーはミニバンでありながら、最小回転半径は5.3mとCセグメントのコンパクトカー並みで、狭い道や駐車場でも扱いやすい。

ミニバンランキングベスト3 の 走行性能・乗り心地

セレナ
(4代目)

セレナ(4代目) セレナ(4代目)

4代目セレナと新型5代目セレナは、プラットフォーム(車台)が基本的に同じ。当然、5代目は若干進化しているものの、それほど走行性能面で大差はない。エンジン性能も大きな差がないのだが、5代目セレナは燃費にこだわった結果、やや非力感が出ている。少し燃費が落ちるが、4代目セレナの方がストレスなく走る。乗り心地面では、なかなか良好。カーブで気持ちよく走るというタイプではない。

デリカ D:5

デリカ D:5 デリカ D:5

デリカD:5のおすすめは、ディーゼルエンジン搭載車だ。ディーゼル車の魅力は、最大360Nmという大トルク。この最大トルクは、ガソリンの自然吸気V6 3.5Lエンジン相当となる。重いデリカD:5にはピッタリなパワーユニット。フル乗車状態でも苦もなく走行する力強さがある。2.4Lガソリン車の226Nmというトルクでは、さすがに少々物足りなく感じるだろう。デリカD:5の最低地上高は210㎜と高い。これだけ高いと、乗降性が優れているとはいいにくい。しかし、悪路ではこの最低地上高210㎜が大きなメリットとなり、他のミニバンが走行できないような場所でも難なく走行できる。乗車位置も高めで見晴らしも良い。重心は高いものの、市街地走行ではあまり不安定感はなく、安心して走ることができる。大きな凹凸を通過しても、意外と乗り心地もよい。

プレマシー

プレマシー プレマシー

プレマシーのリヤサスペンションには、マルチリンク式が採用されている。このマルチリンク式というサスペンションは、高級車系のモデルに採用されるケースが多い。一般的なミニバンは、トーションビーム式などが使われる。そのため、乗り心地や操縦安定性面では、なかなか高いレベルにある。ミニバンに多いリヤサスペンションの突き上げ感もあまり感じないので、2列目、3列目シートの乗員も快適だ。そして、カーブではしっかりとリヤサスペンションがクルマを支えている感じが強く安心感もある。ロールーフミニバンということもあり、重心が低いため、一般的な5ナンバーミニバンと比べるとよりも普通のセダンやワゴンに近い安定した走行性能をもつ。とくに、マイナーチェンジ後のモデルは、6速ATになったことや、サスペンションの各部の改良などで、ダイレクト感も増してより走りが楽しくなった。

ミニバンランキングベスト3 の デザイン

セレナ
(4代目)

セレナ(4代目) セレナ(4代目)

5代目となった新型セレナは、日産のデザインアイコンでもあるVモーショングリルをかなり強調したデザインになっている。トヨタ系のミニバンのように、押し出し感&迫力系デザインとなった。しかし、4代目セレナのデザインは、マイナーチェンジでVモーショングリルを強調してきたものの、全体としてスタイリッシュなスポーティ系のデザインが特徴。品のあるクリーンな印象が強い。迫力系デザインがほとんどのミニバンマーケットの中で、ユニークな存在と言える。迫力系のデザインではないため、意外とデザインも古臭く見えないのが魅力的だ。また、4代目セレナには、エアロパーツをまとったハイウェイスターやエアロモード、ライダー、ニスモなど多様な選択肢がある。

デリカ D:5

デリカ D:5 デリカ D:5

デリカD:5のデザインは、2007年デビューということもあり、通常なら古臭く見えても仕方がないところだ。ところが、悪路での走破性を高めるためにとられたアプローチアングルやディパーチャーアングルをベースとしたバンパーデザインに、アンダーガード風のテイストがプラスされ、かなりワイルドな印象を出している。こうした機能的なデザインもあり、本来古臭く見えてくるデザインであっても、逆に武骨で新鮮に見える。威圧系のミニバンばかりのマーケットにおいて、この存在感はとてもユニークだ。

プレマシー

プレマシー プレマシー

プレマシーは、最近のマツダデザインである魂動デザインが世に出てくる前のモデル。しかし、魂動デザインへ移行する過程直前ということもあり、大きなデザイン変革の予兆を感じさせるものになっている。とくに、ボディサイドのキャラクターラインが特徴。自然界の水や風の流れの美しさをイメージさせるボディデザイン「NAGARE」を施している。なかなか分かりにくいのだが、こうしたチャレンジが今の魂動デザインのベースになっているのだろう。また、ギョロっとしたヘッドライトデザインと、口角を上げ笑っているようなバンパーデザインは、なんともいえない愛嬌を感じる。

知って
得する

ミニバン ランキングベスト3 の 中古車値引き交渉術

4代目(先代)日産セレナは、数多く中古車マーケットに流通している。近隣で同じような仕様、価格の車両はすぐに見つかる。こうした同じような車両を異なる店同士で競合させることが基本。できれば、ディーラー系中古車店も含め3店舗くらいで競合させたい。同じような車両が見つからない場合、ノア&ヴォクシーやステップワゴンと競合させるといい。

デリカD:5、プレマシーの商談は長期戦で臨もう

デリカD:5は、流通量が少ないので理想の中古車を探すことがまず難しい。「わざわざ探してきた」と営業マンに悟られると、もはや値引きが厳しくなるので「通りすがり」であることを強調したい。デリカD:5が本命でないことを悟られないように、先にオデッセイ(現行)、エリシオン、エスティマ、エルグランド、アルファード&ヴェルファイアなどの見積もりを取っておくことが重要だ。デリカD:5が本命と知られた瞬間から値引きは期待できなくなる。デリカD:5の場合、そう簡単に売れる車種ではないので、長期戦でジリジリと値引き額を上げていく方法がよいだろう。
プレマシーも基本的に、デリカD:5と同様のパターンで商談したい。プレマシーのライバル車は、やや小さくなるがフリード(先代)やウィッシュ、ストリームなど。

交渉に自信がある人は逆値引き刺しを!

交渉力に長けた人は「逆値引き刺し」という技がある。一般的に値引きは営業マンが提示するもの。これをあえて、顧客側が行う。一発目は、まぁ無理だろうなぁと思えるような金額を提示する。例えば「50万円引きにするなら、今すぐ買う」。こうなると「いやいや、お客さん、そんなの無理です」と答えるだろう。「じゃぁ40万円引きは?」などと、金額を徐々に落としていく。相手の表情や返答を見ながら、現実に可能な最大レベルの値引き金額を見定めるのだ。相手がちょっとでも悩んだならチャンス到来。「今すぐ買うって言ってるんだから、店長に決済してもらってきてよ!」と追い打ちをかけてみよう。ただ、あまり相手が乗り気でない場合、効果が期待できないので、「場合によっては購入しない」ということを前提で臨む手法だ。

まずは買取り店に行き査定してもらおう

大幅な値引きが引き出せた場合、特に注意したいのが下取り車の価格だ。販売店側は、値引きした分の損失を下取り車の価格を下げて取り戻そうとすることもある。そのまま、安い金額で下取り車に出してしまうと、何のための値引き交渉か分からなくなる。そうならないために、まず買取り店に行き査定してもらうことが重要。買取り店での価格が、ひとつの目安となる。その上で、下取り価格と比べ、一番高く買い取ってくれるところで売ればいいだけだ。

オススメランキングの3台を調べる

日産 セレナ(4代目)

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
243.5万円~385万円
■中古車相場:
10万円~99.9万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約7,733円
他の車種と比較

三菱 デリカ D:5

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
221.3万円~429.8万円
■中古車相場:
96.8万円~135万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約8,615円
他の車種と比較

マツダ プレマシー

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
179.9万円~241.9万円
■中古車相場:
99.8万円~103.8万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約8,210円
他の車種と比較
※ 燃費は国土交通省発表平成26年3月発表自動車燃費一覧よりJC08モードの数値から掲載しています。
※ ガソリン価格は一律120円で算出しています。
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クルマ評論家 CORISM代表

大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員