ダイハツの軽自動車は、現在新車で購入できる現行モデルが10車種。その他にも、2023年に販売終了になったムーブなど魅力的な車種があります。そこで新車で購入できる全モデルに加え、中古車で購入できる必見モデルをご紹介します。新車価格、中古車相場、全高、燃費、スライドドアの有無などをチェックしてください。
中古車在庫情報
- ダイハツの軽自動車の現行モデル&人気過去モデルまとめ
- ダイハツの軽自動車の特徴
- 低価格・低燃費モデルのダイハツ軽自動車
- ハイト系ワゴンのダイハツ軽自動車
- ダイハツの軽SUV
- ダイハツの軽オープンカー
- ダイハツの商用軽自動車
- ダイハツ軽自動車の過去モデル
- 軽自動車を買う時は安全性にも着目して
ダイハツの軽自動車の現行モデル&人気過去モデルまとめ
ダイハツの軽自動車の現行10車種と生産終了車の中から人気モデルを抜粋して一覧でまとめてみました。「ハイト系」「軽SUV」といった軽自動車選びで絞る大まかなジャンルごとに次章以降で紹介していきます。
ジャンル |
モデル |
新車価格 |
中古車価格 |
燃費 (WLTCモード) |
スライドドア |
低価格・ 低燃費 |
ミライース |
860,200円〜 |
5万円〜115.1万円 |
~25.0km/L |
|
ミラトコット |
1,162,700円〜 |
47万円〜101.2万円 |
~22.6km/L |
||
ハイト系 |
ムーブキャンバス |
1,463,000円〜 |
39.7万円〜212万円 |
~22.9km/L |
〇 |
タント |
1,353,000円〜 |
5万円〜222.4万円 (※タント・タントファンクロス共通) |
~22.7km/L |
〇 |
|
軽SUV |
タフト |
1,320,000円〜 |
82万円〜200.4万円 |
~21.4km/L |
|
タントファンクロス |
1,688,500円〜 |
5万円〜222.4万円 (※タント・タントファンクロス共通) |
~21.9km/L |
〇 |
|
軽オープンカー |
コペン |
1,888,700円〜 |
~19.2km/L |
||
商用 |
アトレー |
1,562,000円~ |
5.8万円〜226.8万円 |
~14.7km/L |
〇 |
ハイゼットトラック |
902,000円~ |
5万円〜174.8万円 |
~16.5km/L |
||
ハイゼットカーゴ |
1,045,000円~ |
5万円〜226万円 |
~15.6km/L |
〇 |
|
過去モデル |
ムーブ |
(2023年販売終了) |
5万円〜191.7万円 |
~20.7km/L |
〇 |
キャスト |
(2023年販売終了) |
24.8万円〜145万円 |
~21.0km/L |
||
ウェイク |
(2022年販売終了) |
24.8万円〜178.2万円 |
~17.4km/L |
〇 |
(※上記の新車価格、中古車相場はガリバーが集計し自動車カタログページに掲載しているものです。情報は作成時点のものであり、今後変動する可能性があります)
ダイハツの軽自動車の特徴
- 軽自動車・コンパクトカーを中心に扱うメーカー
- 2006年以降、17年連続で軽自動車の新車販売シェアNo.1
- 先進安全装備「スマートアシスト」シリーズが強み
- ライバルのスズキと比べるとハイブリッドが弱点
ダイハツの大きな強みが、先進安全装備「スマートアシスト」。年々レベルアップしており、スマートアシスト、スマートアシストII、スマートアシストIIIとバージョンを重ね、現在は次世代スマートアシストというシリーズになっています。
そんなダイハツの弱点が、ハイブリッドシステム。スズキは「マイルドハイブリッド」というハイブリッドシステムがあるのに対し、ダイハツはガソリンエンジン車が中心です。ただしその中でも燃費性能を磨いており、ミライースのように25.0km/Lをマークしている車種もあります。
低価格・低燃費モデルのダイハツ軽自動車
最近では軽自動車の価格も上昇傾向にあり、例えばホンダのN-BOXは最も安いグレードでも新車で160万円以上。そんな中、ダイハツは100万円前後で購入可能な軽自動車も販売しています。
ミライース
- 新車価格:860,200円〜
- 中古車価格:5万円〜115.1万円
- 全高:~1,510mm
- 燃費(WLTCモード):~25.0km/L
軽自動車の中でも屈指の燃費性能を誇るミライ―ス。それでいて100万円以下でも新車が購入できるので、「とりあえずクルマが欲しい。でも中古車は嫌」という人にとっては嬉しい一台です。
ただし車高は1500mmほどと、最近よく見かけるハイト系の軽自動車と比べると200mmほど低いです。約20センチの差は大きいので、頭上の広さを気にする人には向かないでしょう。他方で全長や全幅はほぼ差がありません。
ミラトコット
- 新車価格:1,162,700円〜
- 中古車価格:47万円〜101.2万円
- 全高:~1,540mm
- 燃費(WLTCモード):~22.6km/L
「誰でもやさしく乗れる、エフォートレスなクルマ」というコンセプトで開発されたミラトコット。女性社員によるプロジェクトだったとのことですが、「女性向け」が色濃い訳ではなく、その中心はむしろシンプル・低価格にあります。ミライ―スをベースに、やや車高を上げ、また水平基調のデザインに変更されています。
グレードによって差はあるものの、USBソケット、シートヒーターなど、軽自動車の割には車内装備が豊富なのも特徴です。
ハイト系ワゴンのダイハツ軽自動車
軽自動車の中でも最近人気なのが「ハイト系」と呼ばれる車高が高いタイプ。車高が高いと、室内高にも余裕が生まれます。また、スライドドアが付いていて乗り降りがしやすい車種が多いのもハイト系の特徴。
ダイハツからはハイト系ワゴンが2車種販売されています。(※ハイト系ワゴンをベースにしたSUVなどは、軽SUVとしてカウントしています)
ムーヴキャンバス
- 新車価格:1,463,000円〜
- 中古車価格:39.7万円〜212万円
- 全高:~1,675mm
- 燃費(WLTCモード):~22.9km/L
ハイト系の中では、車高がやや低めのムーヴキャンバス。車高が低くなれば燃費性能は向上するので、「頭上があまりに狭いのは嫌だが、ベビーカーを載せられるような極端な室内空間までは不要」という人には嬉しいデザインです。
「ナチュラル・愛着・アクティブ」をテーマにしたデザインも、愛らしいツートンカラーとシックなワントーンスタイルが用意されており、好みに応じて選ぶことができます。
タント
- 新車価格:1,353,000円〜
- 中古車価格:5万円〜222.4万円(※タント・タントファンクロス共通)
- 全高:1,775mm
- 燃費(WLTCモード):~22.7km/L
ダイハツの軽自動車の代表格ともいえるタント。室内高も130センチ以上あり、小さな子どもが立てるほどの高さが確保されています。また最大のセールスポイントが、助手席と後部座席のドア部分がフルオープンになる「ミラクルオープンドア」。子どもやお年寄りの乗り降りがしやすいのはもちろん、大きなものを載せやすいのも嬉しいポイントです。
ダイハツの軽SUV
「いわゆる軽自動車は見た目がダサい」「SUVが欲しいけど、あまり大きいものは価格や運転しやすさが気になる」という人にお勧めなのが軽SUV。軽自動車サイズでありながら、SUVのテイストや性能を部分的に取り入れたクルマです。
タフト
- 新車価格:1,320,000円〜
- 中古車価格:82万円〜200.4万円
- 全高:1,630mm
- 燃費(WLTCモード):~21.4km/L
「いかにもSUV」という印象の、角ばったデザインのタフト。最低地上高も190mm確保し、高い悪路走破性を備えるなど、SUVとしての要素もしっかりと満たしています、
スライドドアなどはないため、日常利用での利便性という点ではタントなどには及びません。しかしリアシートを倒せば大きなラゲッジスペースが出現するなど、少人数のレジャーにはしっかり対応。ガラスルーフで開放感が楽しめるのもポイントが高いです。
タントファンクロス
- 新車価格:1,688,500円〜
- 中古車価格:5万円〜222.4万円(※タント・タントファンクロス共通)
- 全高:~1,805mm
- 燃費(WLTCモード):~21.9km/L
ハイト系ワゴンとSUVの「いいところ取り」をしたいという人におすすめなのが、タントファンクロス。タントをベースにSUVの要素を加えています。
タントのセールスポイントである、助手席と後部座席のドアがフルオープンになる「ミラクルオープンドア」はファンクロスにも継承。室内高も13700mmとしっかり確保されており、室内空間も十分です。
ダイハツの軽オープンカー
コペン
- 新車価格:1,888,700円〜
- 中古車価格:5万円〜270.6万円
- 全高:1,280mm
- 燃費(WLTCモード):~19.2km/L
軽自動車でありながら本格的なスポーツカーのコペン。Robe」「XPLAY」「Cero」「GR SPORT」という4つのスタイルが用意されており、求める走りやデザインに合わせて選ぶことができます。
特に「GR SPORT」はTOYOTA GAZOO Racingとのコラボレーションで生まれたハイパフォーマンスモデルで、軽自動車とは一線を画した走りを楽しむことができます。
ダイハツの商用軽自動車
ダイハツからは3種類の商用モデルが販売されています。商用の軽自動車は「4ナンバー」ですが、この4ナンバー車は軽自動車税が約5000円ほど安くなるなど、経済的なメリットもあるのが特徴です。
他方で乗り心地や装備は簡略化されていることも多いので、用途や自分なりのこだわりに併せて選ぶと良いでしょう。
アトレー
- 新車価格:1,562,000円~
- 中古車価格:5.8万円〜226.8万円
- 全高:1,890mm
- 燃費(WLTCモード):~14.7km/L
商用バンながら、乗用車として使う人も少なくないアトレー。軽自動車の中でも屈指の車高に加え、自転車なども詰める広い荷物スペースが魅力です。
ハイゼットトラック
- 新車価格:902,000円~
- 中古車価格:5万円〜174.8万円
- 全高:~1,885mm
- 燃費(WLTCモード):~16.5km/L
「最も売れている軽商用車」ともいわれるハイゼットトラック。乗用車として使うには向かいませんが、使いやすさ、防錆性能や安全性能も備えており、軽トラックが欲しい人がチェックすべき一台です。
ハイゼットカーゴ
- 新車価格:1,045,000円~
- 中古車価格:5万円〜226万円
- 全高:1,890mm
- 燃費(WLTCモード):~15.6km/L
パッと見の印象はアトレーと似たハイゼットカーゴ。基本的なボディは共通ながら、アトレーの方が上級車です。ハイゼットカーゴのエンジンはターボが付いていない他、先進安全装備の充実度合いにも差があります。
ダイハツ軽自動車の過去モデル
ダイハツからは多数の新車が販売されていますが、ここ数年で販売終了してしまったモデルも数多く存在します。過去モデルは中古車の中でも相場が下がっていることが多く、リーズナブルに購入できることが多いのがポイントです。
ムーヴ
- 中古車価格:5万円〜191.7万円
- 全高:1,630mm
- 燃費(WLTCモード):~20.7km/L
ムーヴは、1995年に販売されたダイハツのロングセラーモデルで、2023年まで新車で販売されていました。走行性能、室内空間、燃費、価格など、バランスが非常に良いのが特徴です。過去モデルになり、価格メリットも更に大きくなっています。
「近いうちに復活」という噂もあるほど高く評価されている車種なので、総合力を重視するならぜひチェックしておきましょう。
キャスト
- 中古車価格:24.8万円〜145万円
- 全高:~1,600mm
- 燃費(WLTCモード):~21.0km/L
ムーブ同様に2023年に販売終了したキャスト。落ち着きのある色を選べな非常にクラシカル、明るい色を選べば非常にアクティブな印象になる見た目が特徴で、デザインが好みなら是非チェックしておきたい一台です。車内空間の広さはイマイチですが、外装・インテリアとも高い質感も備えています。
ウェイク
- 中古車価格:24.8万円〜178.2万円
- 全高:1,835mm
- 燃費(WLTCモード):~17.4km/L
「軽自動車でもできるだけ広いクルマが良い」という人にお勧めなのがウェイク。1835mmという車高だからこその頭上の広さは、現在販売中のタントファンクロスやタフト以上。車中泊や大荷物を持ってのレジャーにもピッタリです。
ムーブ、キャスト、ウェイクは既に新車販売を終了しているものの、販売終了してから間もないこともあり、状態が良い中古車が出回っています。まずは中古車の状態と価格をチェックして、それから新車を検証してみるのもお勧めです。
軽自動車を買う時は安全性にも着目して
軽自動車では燃費や価格、広さやスライドドアが重視されがちですが、忘れずにチェックしたいのが安全装備です。特に廉価グレードだと充分な安全装備が付いていない場合があるので、しっかりと比較しましょう。
ガリバーでは、メーカー横断でクルマの安全性を評価しています。2024年の安全な軽自動車ランキングでは、以下のクルマがランクインしていました。
- スズキ「スペーシア」
- 日産「デイズ」
- 日産「サクラ」、三菱「ekクロスEV」
- ホンダ「N-BOX」
- 日産「ルークス」
また、以下の記事ではガリバー内での軽自動車人気ランキングを紹介しています。軽自動車選びの参考にしてみてください。