何が変わるの?注意点は? 違うメーカーの車に買い替える時のポイント
更新日:2024/03/26
メーカーが違う車に買い替えるときには、自動車保険や保証など多くのことが変わります。「何が変わるのか」を事前にチェックしておきましょう。また「ディーラーは違うメーカーの車の下取りが苦手」だと言われているため、お得な買い替え方法についてもご案内します。
STEP 1 違うメーカーを選ぶと、何が変わるの?
違うメーカーの車に買い替えることは、車が変わるのはもちろん、自動車を購入するお店(ディーラー)も変わる場合が多いです。具体的には、以下の3つが変わります。
- 自動車保険やその代理店
- 保証やメンテナンスなどのサービス
- 車の操作性
自動車保険やその代理店
代理店型の自動車保険に加入している場合、車を買ったお店が担当代理店になっている場合が多いでしょう。そのため、違うメーカーに買い替えたときに保険会社や保険代理店も変える人が多いです。
しかし自動車保険は、一般的なメーカーであればどこの車でも加入できます。今の保険期間が残っている場合には、保険会社や代理店に連絡して「車両入替手続き」をすれば、そのまま今の保険を継続できます。
また多くのディーラーは、他社の車であっても保険の代理店業務を続けてくれます。そのため、今のお店の対応が気に入っている場合には、「自動車保険だけは今のディーラーにお願いし続ける」というのも一つの選択肢でしょう。
保証やメンテナンスなどのサービス
新車を買うと、メーカー保証や点検サービスがついてきます。ほとんどの場合、3年の保証が付いています。ただし、有償保証を付ける場合には保証範囲や保証期間はメーカーによって異なります。
またその他のサービスや修理・点検などの費用はメーカーやディーラーによってそれぞれ異なります。
新しいメーカーの車に買い替えるときは、「保証は何年なのか?保証対象はどこまでなのか?」「車検や修理などの費用はいくらくらいなのか?」など事前に確認しましょう。
車の操作性
メーカーごとの個性が出やすいのが、車の操作性の部分。ハンドルの重さやブレーキのかかり具合など、微妙に操作性が異なります。
またナビやオーディオなどの操作性も、メーカーによって違いが大きく「使いやすい」「使いにくい」と差を感じやすいポイントです。
車を購入してから「運転しにくい」「何か合わない」などがないように、事前に試乗し確認しましょう。
車種により納期が違うので注意を!
「違うメーカーの車に買い替える時はもちろん、同じメーカーであっても納期には注意しましょう。発売直後や人気車種の場合には「納車まで3か月以上かかる」というケースも珍しくありません。
「前の車は2週間で納車されたから」と軽く考えず、試乗や見積もりのときに「いつごろ納車の予定か?」を確認しましょう。
STEP 2 違うメーカーだと下取り価格が安いって本当?
違うメーカーの車に買い替える場合、今の車の手放し方には注意が必要です。なぜなら一般に「ディーラーによる下取り価格は、自社ブランドの場合には高く、違うメーカーの場合には安くなる」という傾向があるからです。
ディーラーの一番の仕事は、自社ブランドの新車を売ること。そのため他のメーカーの、しかも中古車の相場や人気変動にはどうしても疎くなりがちです。
またディーラーは自社ブランドを守る必要があり、他社の車を高く評価しにくいという事情もあります。
高く売りたいのなら買取査定を
他のメーカーの車に買い替える時には、今の車を高く手放すための工夫が必要になります。ガリバーのような中古車買取店は、どのメーカーの車でも公平に査定することができるので「他のメーカーへの乗り換えだから買取価格が安くなる」といったことはありません。
またディーラーで下取りをしてもらう場合にも、事前に中古車買取店による査定を受けたり、買取相場を確認したりすると良いでしょう。下取り価格の交渉が進めやすくなります。ガリバーでは買取相場を公開しているので、ディーラーに行く前にチェックしてみてください。