車検の相場と高い理由

車検の相場と高い理由

この見積もりは高い? 車検の相場、高くなる要因と対策

更新日:2022/02/08

車検の見積もりを見て「高い気がする」「広告はもっと安いのに」と思う人は多いもの。そこで業者ごとの車検費用の目安、特にディーラー車検が高い理由、車検費用を抑える方法をご紹介します。

車検費用の相場

「車検の見積もりが高いのか」を判断するうえで、参考になるのが車検費用の相場です。以下の目安を大きく超えるような金額であれば、「この見積もりは高すぎる可能性がある」と考え、内訳を詳しく聞いたり、他社の見積もりを取り寄せたりしてください。

法定費用 点検整備費用 車検費用合計
ディーラー 2.8~6.5万円程度 3.5〜10万円程度 7~16万円程度
整備工場 2~6.5万円程度 5~12万円程度
カー用品販売店 1~4.5万円程度 4~11万円程度
ガソリンスタンド 1.5~3.5万円程度 4~10万円程度

法定費用は業者を問わず同額

法定費用とは、以下の3つを指し、法律によって費用が定められています。そのため同じ車であれば、基本的にどこで車検を受けても金額は変わりません。

  • 自賠責保険料
  • 自動車重量税(※車両重量や新車登録後の経過年数によって変わる)
  • 印紙代(※車種や車検を受ける場所によって数百円程度変わる)

法定費用は、特に自動車重量税による差が大きく、車のサイズによって異なります。軽自動車の場合の法定費用は28,130円なのに対し、ランドクルーザーなど車重が2~2.5トンの車の場合には63,210円です。

  • 沖縄・離島を除く国産乗用車で、初年度登録から13年未満の場合。自賠責保険料は2021年4月1日改正時、保険期間は24か月として計算

業者間の差が出る点検・整備費用

点検・整備費用は「車検基本料」などとも呼ばれ、車検業者が行う以下の費用を含んでいます。自由に費用を決められるため、業者ごとの差が出やすい項目です。

  • 点検(※車検に必要な24カ月定期点検の実施費用)
  • 整備、検査料
  • 手続き代行手数料

業者によっては「車検基本料」の中に整備を含んでいない場合もあります。また整備内容も、車検を通すのに必要な最低限の場合もあれば、部品の交換や補充を含んでいる場合もあり、一概に費用だけで比較できないので注意しましょう。

Q ディーラー車検はどうして高いの?

一般にディーラー車検は、他の業者と比べて費用が高い傾向にあります。
これには大きく2つ理由があり、一つは作業に対して払う「工賃」が高いことです。もう一つの理由は、点検や整備が手厚いことが挙げられます。「車検に必要な最低限度」の整備のみの業者もいるなか、ディーラーは予備整備を行ったり、純正部品での交換を行ったりと手厚い整備対応が多いです。
そのため見積もりを比較する時は、額面だけでなく「何が含まれているのか」も確認することをお勧めします。

車検が高額になる3つの要因

「車検費用が相場より高い」「見積額が去年より高くなった」という場合には、以下の3つの要因に当てはまっていないかチェックしましょう。この場合は、他の業者で見積もりをとってもあまり安くならない可能性があります。

要因① 走行距離10万kmまたは10年が経過

走行距離が10万kmを超えたり、新車登録から10年が経過したりすると、必要な部品交換が増えます。
例えばタイミングベルトやファンベルトは「走行距離10万km」が一つの交換目安となっていますし、タイヤも5年前後で交換する人が多いです。
部品の交換が重なるタイミングは、業者を問わず、車検費用が高くなることが多いです。

要因② 13年や18年を経過し重量税が重課

新車登録から13年や18年を過ぎると、自動車重量税が高くなり、法定費用が上がります。法定費用はどこで車検を受けても一律です。そのため別の業者で見積もりをとってもあまり安くならない可能性があります。

エコカー エコカー以外
新規登録から13年未満 新規登録から13年から18年未満 新規登録から18年以上
普通自動車
(0.5トンごと)
5,000円 8,200円 11,400円 12,600円
軽自動車(1台ごと) 5,000円 6,600円 8,200円 8,800円

要因③ 輸入車など部品が手に入りにくい

輸入車や生産量が少ない車の場合にも、車検費用は高くなりがちです。部品が手に入りにくいため、部品の手配にどうしても費用がかかるからです。
ただし輸入車を得意とする車検業者もいるので、そこに依頼すると少しは費用が安くなる可能性もあります。

車検費用を抑える3つのポイント

車検費用を抑えたいのであれば、まずは以下の3つを検討してみましょう。

  • ディーラー以外も検討する
  • 相見積もりをし、サービス内容と費用を比較する
  • オイル交換など自分でできる整備を済ませておく

ディーラー車検は、整備やサービスが充実しているというメリットがある反面、どうしても費用が高くなりがちです。
「同じ内容で安くできないか」「整備の中で削れるサービス項目はないか」を考えるうえでも、相見積もりを取り寄せ、費用だけでなく整備やサービス内容を確認することをお勧めします。部品交換費用は含まれているのか、代車は借りられるのかなどをチェックしてください。
見積もりを見て「自分で出来そう」と思えるオイル交換やバッテリー交換などを先に済ませておくと、その分の費用が節約できます。

ユーザー車検という手も!

「費用を大幅に安くしたい」という場合は、ユーザー車検という選択肢もあります。ユーザー車検とは、自分で車を車検場に持ち込み点検を行う車検です。
法定費用だけで済むので費用が圧倒的に安くなるのがメリットである反面、車に関する知識がないと難しく、また平日にまとまった時間が必要になるので忙しい人にはハードルが高いでしょう。

車検と買い替え、どっちが得?

車検はまとまった費用が必要になるので、そのタイミングで車の買い替えを考える人は非常に多いです。その時に気になるのが「車検と買い替え、どちらが得なんだろう?」という点。それぞれ、どんな人に合っているのかをご紹介します。

トータル費用を抑えたいなら車検

一般的に、車は乗り潰した方がトータルの費用が抑えられます。そのため車検費用を払ってでも、同じ車に乗り続けた方が車にかかる費用は少なくて済むでしょう。
ただし「もう部品が手に入らない」「20年以上前の車でひどい故障がある」という場合は、修理代の方が高くなる場合があります。

快適さや性能も欲しいなら買い替え

「今の車のままなのにお金を払うのはもったいない」「どうせなら少し出費が増えても安全装備が充実した車に乗りたい」という人は、車検のタイミングでの買い替えが良いでしょう。
特に車が古くなると、車検費用が高くなります。部品交換が増える10年目、自動車重量税が高くなる13年目や18年目が近づいたら、買い替えを検討するのも一つの選択肢です。

「自分のケースだと、買い替えと車検どっちがお得?」など迷ったら、ガリバーにご相談ください。車検も買い替えも取り扱っているガリバーだからこそ、お客様にピッタリの選択肢をご案内します。