【2024年】中古で狙い目のミニバン6選!コスパ最強車はどれ?

【2024年】中古で狙い目のミニバン6選!コスパ最強車はどれ?

ミニバンは、新車だと車両価格が高く、手を出しづらい人も少なくありません。特にファミリーカーとして使う場合は「汚れなどを気にしにくい」といった点で中古がおすすめです。ここでは中古で狙うべきコスパ最強のおすすめミニバンをご紹介しています。

中古ミニバンがおすすめの理由は?

以下のような理由から、ミニバンは中古での購入がおすすめです。特にファミリーカーとして使う場合は、中古を検討すると良いでしょう。

  • 新車だと車両価格が高い
  • 過去モデルの方が小さめの車両が多い
  • 中古なら汚れてもあまり気にならない
  • 大人数で乗る期間は限られることも多い

現在のミニバンは車両価格が高く、大型化の傾向があります。また、ファミリーカーとして使うと、子どもが飲食物をこぼすなど車内が汚れることも。さらに子どもが成長すれば、大人数で使わなくなる可能性が高いです。

狙い目のコスパ最強ミニバンの選び方

中古のミニバンを買うときは、以下の点に注目するとコスパ優良車を手に入れやすいです。

  • 5年落ち前後&5万キロ走行前後
  • モデルチェンジで型落ちしている
  • 中古車市場での流通量が多い
  • 好みが分かれる/ブランド力が低い

価格と安全装備のバランスを考えるなら、5年落ち・5万キロ走行を目安に考えましょう。
また、中古車相場の安いクルマの見極めポイントとして「型落ち」「中古車市場での流通量の多さ」「デザインやブランド力」といった点が挙げられます。

スライドドアが電動かどうかチェック
現在のミニバンは、廉価グレードからスライドドアが電動になっているものが多いです。しかし中古では、グレード次第で電動スライドドアがオプションの場合も。サイズの大きいミニバンはドアも重いので、電動スライドドアはぜひ装備したいところです。

コスパ最強の狙い目な中古ミニバン6車種

今回ご紹介するのは、以下の6車種です。

番号 車種名 予算目安
トヨタ「シエンタ 120万円~
ホンダ「フリード 120万円~
日産「セレナ 130万円~
トヨタ「ヴォクシー 180万円~
ホンダ「ステップワゴンスパーダ」 195万円~
ホンダ「オデッセイ 200万円~

※各車両情報は、2024年8月10日時点のガリバーの車カタログを参考にしています。

車両価格と支払総額の差に注意!
中古車サイトを見て「思っていたより高い」と感じる人は、少なくないでしょう。現在の中古車は「支払総額」を中心に表示しています。支払総額には、車両価格とともに税金や各種代行手数料などの諸費用が含まれるため、新車の車両価格と比較すると高く見えるのです。また、中古車ではカーナビなどを搭載していることも多く、こうした装備の違いも価格の印象に影響を与えます。

①予算120万円~/トヨタ「2代目シエンタ

狙い目な中古ミニバンの例:2代目シエンタの車両画像

現行の新車価格 199万円~
2代目の中古車相場 5万円〜369.1万円
当時の最高燃費
※代表モデル、WLTC
22.8km/L
当時のサイズ
※代表モデル
全長4260mm
全幅1695mm
全高1675mm
コスパ最強ポイント 流通台数が多い

シエンタは、安全装備や燃費性能を考えると2022年登場の現行3代目が良いです。しかし安さ重視なら、2代目でも充分です。

おすすめは2018年のマイナーチェンジ以降のモデル。歩行者検知式の衝突被害軽減ブレーキを搭載し安全性能が整っています。5年落ちの2019年式では150万円を切ることが難しいですが、2017年式なら総額120万円以下の車両もあります。

②予算120万円~/ホンダ「2代目フリード

狙い目な中古ミニバンの例:2代目フリードの車両画像

現行の新車価格 250万円~
2代目の中古車相場 17万円〜341.9万円
当時の最高燃費
※代表モデル、WLTC
17.0km/L
当時のサイズ
※代表モデル
全長4265mm
全幅1695mm
全高1710mm
コスパ最強ポイント 最近モデルチェンジ

2代目はフリードは2016年に登場。燃費性能はシエンタに劣りますが、車内空間が広いです。また、2列5人と3列7人に加えて、3列6人乗りの選択肢があります。

安全装備は、全車で歩行者検知式の衝突被害軽減ブレーキを搭載。5年落ちの2019年式でも150万円以下で販売されている車両が多数あります。さらに2024年6月のフルモデルチェンジの影響を受け、今後さらに中古車相場の下落が期待できます。

③予算130万円~/日産「5代目セレナ

狙い目な中古ミニバンの例:5代目セレナの車両画像

現行の新車価格 378万円~
5代目の中古車相場 5万円〜468.6万円
当時の最高燃費
※代表モデル、WLTC
18.0km/L
当時のサイズ
※代表モデル
全長4770mm
全幅1740mm
全高1865mm
コスパ最強ポイント 流通台数が非常に多い

5代目セレナは2016年に登場。とにかく流通台数が多く、だからこそ低価格な傾向があります。マイナーチェンジ後の2019年式で200万円弱~、2017年式なら130万円程度から購入できるモデルがあります。

マイナーチェンジ後モデルは、歩行者検知式の衝突被害軽減ブレーキを含む予防安全装備360°セーフティアシストを全車に標準装備。また、2018年にはe-POWER搭載車も登場。8人乗りでもシートアレンジで7人乗りのように使えるなど、利便性が高いです。

【関連記事】セレナの中古車おすすめを予算別&選び方別に紹介

④予算180万円~/トヨタ「3代目ヴォクシー

狙い目な中古ミニバンの例:3代目ヴォクシーの車両画像

現行の新車価格 309万円~
3代目の中古車相場 12.8万円〜406.4万円
当時の最高燃費
※代表モデル、WLTC
19.0km/L
当時のサイズ
※代表モデル
全長4710mm
全幅1735mm
全高1825mm
コスパ最強ポイント 流通台数が多い

3代目ヴォクシーは2014年に登場。迫力系のデザインで非常に人気のあった一台で、現在でも「デザインは先代の方が良かった」という声が聞かれます。ハイブリッド車の燃費性能も優れています。

ただし、選び方には注意が必要です。まず5代目ヴォクシーは、運転席側の電動スライドドアが全車オプションです。また、2019年改良以前のモデルは歩行者検知式の衝突被害軽減ブレーキを装備していません。2019年式だと、予算200万円はやや難しいです。

【関連記事】中古セレナe-POWER vs 中古ヴォクシーハイブリッドを徹底比較!

⑤予算195万円~/ホンダ「5代目ステップワゴンスパーダ」

狙い目な中古ミニバンの例:5代目ステップワゴンスパーダの車両画像

現行の新車価格 316万円~
5代目の中古車相場 98万円〜464.1万円
当時の最高燃費
※代表モデル、WLTC
20.0km/L
当時のサイズ
※代表モデル
全長4760mm
全幅1695mm
全高1840mm
コスパ最強ポイント 好みが分かれる

5代目のステップワゴンスパーダは2015年発売。セレナヴォクシー/ノアに比べてデザイン性の評価が低く、好みが分かれたため中古車相場が抑えられています。2017年のマイナーチェンジでハイブリッド車が登場し、デザインも迫力系に変わりました。

パワフルで低燃費、さらに利便性の高い一台として優秀です。全車で歩行者検知式の衝突被害軽減ブレーキを搭載し、比較的古めのモデルを選んでも安心。3列目は床下収納が可能で、バックドアは横開きの2ドアとライバルとは違った工夫点も多いです。

【関連記事】ホンダ ステップワゴンスパーダ新旧比較

⑥予算200万円~/ホンダ「5代目オデッセイ

狙い目な中古ミニバンの例:5代目オデッセイの車両画像

現行の新車価格 480万円~
5代目の中古車相場 6.5万円〜492.9万円
当時の最高燃費
※代表モデル、WLTC
20.8km/L
当時のサイズ
※代表モデル
全長4840mm
全幅1820mm
全高1695mm
コスパ最強ポイント 生産終了(2023年12月再開)

ミニバンでも、広さと高級感を求める人に勧めたいのがオデッセイハイブリッド車の燃費が良く、非常に質感の高い一台に仕上がっています。乗車定員は6人と7人が選べます。

ハンドルの重さ、車両全体の重さが多少気になるところですが「女性でも運転しやすいように」と工夫された車で、走りに安定感があります。上質ながら2017~2019年式で200~300万円程度で手に入るため、コスパとして優良です。

中古ミニバンでよくある質問

Q. 現在中古で人気のミニバンは?

中古ミニバンの検索結果の例

※2024年8月16日時点のガリバー「ミニバン/ワゴン/1BOXの中古車在庫ランキング」

ミニバンとして中古車市場でも根強い人気があるのが、アルファードです。また、中古車市場では高価格なMクラス以上のミニバンを求めるケースも多く、セレナヴォクシーノアステップワゴン、デリカD:5、ヴェルファイアといった車種も購入件数が多いです。

Q. 100万円以下で買えるミニバンはある?

年式が古いものなら、ミニバンでも総額100万円で購入できる車両はあります。ただし安全装備が整っていないものも多いので、選ぶ際は注意してください。

【関連記事】100万円以下おすすめ中古ミニバン5選-自動車専門家が解説

Q. 10年落ちのミニバンは買わない方がいい?

10年落ちでも、きちんと整備されている車両ならまだ走れます。ただし古いモデルほど燃費は悪く、ハイブリッド車の選択肢がない場合も。また、安全装備に関しては衝突被害軽減ブレーキを装備していない車両が多く、現在では「搭載していて当たり前」の装備がない点は注意が必要です。

Q. 中古アルファードのコスパは?

アルファードは非常に人気が高く、中古車でも相場価格が下がりにくい傾向があります。そのため、ファミリーカー利用想定で購入価格だけを考慮すると「コスパに優れている」とは言えません。なかには新車を残価クレジットで購入し、数年ごとに乗り換える人もいるほどです。ただし中古でも、古いモデルならば200万円台でも購入できます。

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その他におすすめのクルマ

noricoでは、予算や目的に応じたおすすめ車種の紹介を多く掲載しています。ファミリー向きのクルマも多数ご紹介していますので、併せて参考にしてください。

Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!