小柄な人でも運転しやすく、車両価格や維持費も安い傾向がある軽自動車。ここでは女性に人気のかわいい車種やかっこいい車種、実用的な車種について、軽自動車の分類別におすすめランキングをご紹介しています。中古車相場も公開していますので、参考にしてください。
- 女性に人気の軽自動車おすすめランキング
- 軽自動車を選ぶポイントは?
- スーパーハイトワゴンTOP3詳細
- ハイトワゴンTOP3詳細
- ロール―フ系TOP3詳細
- 予算オーバーなら登録済み未使用車も
- 軽自動車選びのオススメ記事
女性に人気の軽自動車おすすめランキング
女性に人気の軽自動車について、おすすめ車種をランキング化しました。車両の高さを基準にした3つの分類でTOP3をご紹介します。
※車種情報はガリバー「車カタログ」より引用。新車時価格および中古車相場は千円以下切り捨て。燃費はWLTCモード
スーパーハイトワゴンTOP3
順位 | 車種名 | 新車時価格 | 最高燃費 |
---|---|---|---|
1位 | スズキ「スペーシア」 | 153万円~ | 25.1km/L |
2位 | ホンダ「N-BOX」 | 164万円~ | 21.6km/L |
3位 | 日産「ルークス」 | 163万円~ | 20.9km/L |
スーパーハイトワゴンは、全高1,700mm以上の軽自動車を指すのが一般的です。積載性が高く、ベビーカーを折りたたまずに積み込めます。スライドドアを搭載しており、子どもや高齢者でも乗り降りしやすいです。
価格も高めなので、快適装備や安全装備の充実ぶりを意識して選びましょう。
ハイトワゴンTOP3
順位 | 車種名 | 新車時価格 | 最高燃費 |
---|---|---|---|
1位 | スズキ「ハスラー」 | 151万円~ | 25.0km/L |
2位 | スズキ「ワゴンRスマイル」 | 135万円~ | 25.1km/L |
3位 | ダイハツ「ムーヴキャンバス」 | 146万円~ | 22.9km/L |
ハイトワゴンは、一般に全高1,600mm前後の軽自動車を指します。スーパーハイトワゴンほどの広さはありませんが、全高がある程度高く、大人が後部座席に座っても窮屈に感じることは少ないです。
スライドドアを搭載した車種はごく一部ですが、価格と実用性のバランス重視の人におすすめです。
ロール―フ系TOP3
順位 | 車種名 | 新車時価格 | 最高燃費 |
---|---|---|---|
1位 | スズキ「ラパン」 | 132万円~ | 26.2km/L |
2位 | ダイハツ「ミラトコット」 | ※生産終了 | 22.6km/L |
3位 | ホンダ「N-ONE」 | 173万円~ | 23.0km/L |
ロール―フ系は、セダンのような形をした軽自動車です。高さがなく、車内空間は広くないものの安価な車種が多いです。燃費の良い車種も多いので、通勤や1~2人で乗ることが多い人にお勧めします。
軽自動車を選ぶポイントは?
軽自動車を選ぶときには、以下のポイントに注目しましょう。
- デザインとボディカラー
- 利用目的
- 積載性や収納性の高さ
- 安全装備の充実度
愛着を持って使うためには、外観の好みに加え、用途に合わせた選択も重要です。たとえば小さな子どもや高齢者を乗せるなら、スライドドア付きの車種が良いでしょう。また、普通車より小さい軽自動車だからこそ、積載性や収納性、安全性にもこだわりましょう。
経済性を求めるなら燃費の良さも
軽自動車は排気量の制限があるため、燃費の良い車種が多いです。一方で、普通車のような本格的なハイブリッドシステムを搭載した車種はありません。
車両価格や税金の安さなど、経済性を求めて軽自動車を買うなら燃費にも注目しましょう。
スーパーハイトワゴンTOP3詳細
1位 スズキ「スペーシア」
- 新車時価格:153万円~
- 中古車相場:5万円~202万円
- 最高燃費:25.1km/L
2023年秋に満を持してフルモデルチェンジしたスペーシア。標準モデルはヘッドライトが大きめで、愛らしい雰囲気です。上位グレードなら、8色のモノトーンカラーに加えて4色の2トーンカラーモデルの選択肢があります。
新型スペーシアは、どのモデルも基本的な安全装備が整っており、スーパーハイトワゴンの中では燃費もずば抜けています。また、後部座席の使い勝手の良さも魅力です。
ただし先代スペーシアでも広さや燃費は十分。価格重視なら、中古車も検討しましょう。
2位 ホンダ「N-BOX」
- 新車時価格:164万円~
- 中古車相場:5万円~218万円
- 最高燃費:21.6km/L
N-BOXも2023年秋にフルモデルチェンジし、シンプルながらもユニークなデザインに変更されました。プレーンな印象で性別問わず乗りやすいですが、2トーンカラーはカスタムモデルでしか選べないので、注意が必要です。
新型N-BOXの魅力は安全性の高さ。基本的な予防安全機能が整っているだけでなく、車線維持機能などの運転支援システムも全車で標準装備されています。
ただし燃費性能や走行性能、総合力の高さは先代と大きく変わらないため、中古車にしても満足度が高いでしょう。
3位 日産「ルークス」
- 新車時価格:163万円~
- 中古車相場:5万円~1150万円
- 最高燃費:20.9km/L
日産車は洗練されたデザインが特徴ですが、なかでも「ハイウェイスター」と呼ばれるモデルが人気です。ルークスにもハイウェイスターモデルが設定されています。
ルークスの魅力は、スーパーハイトワゴンの中でも圧倒的に走行安定性が高いこと。一般に軽自動車は横風に弱く、特に高さのあるスーパーハイトワゴンは風に煽られやすいです。上位グレードはプロパイロットも装備し、特に長距離運転が多い人にお勧めします。
ハイトワゴンTOP3詳細
1位 スズキ「ハスラー」
- 新車時価格:151万円~
- 中古車相場:13万円~217万円
- 最高燃費:25.0km/L
かっこよくも可愛らしくもある軽SUVのハスラー。カラーバリエーションは最大11色。大きく見えないかもしれませんが、ハイトワゴンの「ワゴンR」をベースとしています。
全車マイルドハイブリッド搭載で燃費が良く、適度なオフロード性能を備えている点がポイント。乗り心地にも定評があります。
ハスラーは中古車での流通台数も多く、なかには「デザインは初代のほうが好き」という人も。デザインも含めて検討してみましょう。
2位 スズキ「ワゴンRスマイル」
- 新車時価格:135万円~
- 中古車相場:77万円~197万円
- 最高燃費:25.1km/L
ハイトワゴンの中でもスライドドアを搭載し、かつ燃費性能も優れているワゴンRスマイル。マイルドハイブリッドモデルを選べば、2トーンカラーの選択肢が8種類と豊富です。
スズキ車は収納性も高く、運転席・助手席だけでもスマートフォンを置く場所など収納スペースなど工夫が多いです。また、助手席下のシートアンダーボックスや荷室下のラゲッジアンダーボックスなど、汚れたものを収納しやすいスペースもあります。
3位 ダイハツ「ムーヴキャンバス」
- 新車時価格:146万円~
- 中古車相場:37万円~212万円
- 最高燃費:22.9km/L
可愛さだけでなく、大人っぽさも求められる点でおすすめなのがムーヴキャンバス。ボディカラーは8色の2トーンカラーと7色のモノトーンカラー、合計15色展開です。
2022年にフルモデルチェンジしているため、衝突回避支援を中心とした予防安全性能は充実しています。また、上位グレードでは温かい飲み物が冷めないよう保温してくれる「ホッとカップホルダー」といった快適装備も備わっています。
ロール―フ系TOP3詳細
1位 スズキ「ラパン」
- 新車時価格:132万円~
- 中古車相場:5万円~182万円
- 最高燃費:26.2km/L
かわいい軽自動車として圧倒的な人気を誇るラパン。最上位グレードでは、2トーンカラー4色、モノトーンカラー7色の計11色のカラーバリエーションがあります。どれも淡い色で華やかすぎることもなく、幅広い年齢で乗れます。
収納性の高さもラパンの秀逸なところ。助手席側のドリンクホルダーをしまい込むなど「目隠し収納」できるスペースが多く、車内がスッキリ見えるように工夫されています。運転支援機能は特別優れていませんが、街乗りで使う分には安全性能も十分でしょう。
2位 ダイハツ「ミラトコット」
- 2023年12月生産終了
- 中古車相場:58万円~130万円
- 最高燃費:22.6km/L
哀愁を帯びたデザインで人気があったミラトコット。アースカラーを用いた落ち着きあるデザインが人気で、かつ車両価格も非常に抑えられていた一台でした。
生産を終了しているものの、もともと2018年発売で2023年12月まで販売されていたので、高年式モデルが多く、安全性能も一定レベルを確保しています。また、新車時価格が安かったからこそ、中古車ではさらに安価な傾向があります。
3位 ホンダ「N-ONE」
- 新車時価格:173万円~
- 中古車相場:6万円~237万円
- 最高燃費:23.0km/L
予算高めでもデザインや走りにこだわりたい人に人気のN-ONE。ロール―フ系の車種としては、車両価格は圧倒的に高いです。しかしながら、艶やかで個性が際立つデザイン、キビキビとした走りは性別問わず人気があります。
カラーバリエーションは落ち着きのある色が多く、色以外のデザインでも複数のタイプが存在するので、より自分好みの一台に出会いやすいです。MT車も用意されています。
予算オーバーなら登録済み未使用車も
かつては100万円が相場と考えられていた軽自動車の車両価格。しかし近年は装備が充実し、乗り出し価格が150万円~200万円になる軽自動車も少なくありません。
低予算で車両の状態にもこだわるなら、高年式の中古車を検討しましょう。新規登録のみ済ませ、実際の走行には使われていない「登録済み未使用車」もおすすめです。
- Supervised by norico編集長 村田創
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中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!