
中古の軽自動車には、性能の割に価格が安いお買い得モデルもあります。ここでは、予算50万円~80万円程度でも手に入るおすすめのコスパ優良車や、今後値下がりが期待できる人気の軽自動車をまとめてご紹介しています。
中古で狙い目なのはどんな軽自動車?
以下のような中古軽自動車は相場価格が下がりやすく、性能の割に安いことが多いです。
- 中古車市場での流通量が多い
- モデルチェンジで型落ちしている
- 好みが分かれる/ブランド力が低い
中古車相場は需要と供給のバランスで決まります。そのため「不人気だから安い」とは限らず、人気車でも流通量が多ければ相場価格が安いです。また、モデルチェンジで型落ちすると需要が低下し、価格も下がります。
中古で狙い目のおすすめ軽自動車6選
今回は、50万円~の低予算で購入できるおすすめ中古軽自動車を厳選しました。
※2025年7月時点の情報をもとに車種を選定しております
①予算50万円~ スズキ アルト(8代目)
- タイプ:ロールーフ系
- 最高燃費:25.8km/L(WLTCモード)
- 販売期間:2014年12月~2021年12月
8代目アルトはスポーティーな見た目や燃費の良さで人気が高かったモデルです。もともと車両価格が安かったこともあり、低価格で手に入ります。特に通勤用におすすめです。
2018年12月以降の一部改良モデルなら衝突被害軽減ブレーキの性能が大幅に向上しており、誤発進抑制機能も前進・後退の双方に対応しています。2019年以降のモデルでも、支払総額70万円程度から販売されています。
【利用者口コミ】
通勤中に道路が混んだときによく狭い抜け道を通るのですが、サイズの小さいアルトはとても走行しやすかったです。(中略)アルトは他のスズキの軽自動車同様に横にシフトレバーが無いので運転席も助手席も広く乗車できるのが良いですね。(30代男性)
②予算50万円~ 日産 デイズ(初代)
- タイプ:ハイトワゴン
- 最高燃費:25.8km/L(JC08モード)
- 販売期間:2013年6月~2019年3月
デイズは、日産と三菱の合弁会社が開発したハイトワゴンです。人気の高い車両で中古車の流通台数も多く、価格が安定しています。
ハイトワゴンなので車内が広く、軽自動車のなかでも早くから先進装備を取り入れていました。2015年10月以降のモデルを選べば、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能(踏み間違い防止装置)が標準装備されています。
【利用者口コミ】
軽自動車としては座席の幅が広く感じ、やや大柄の大人が乗車しても比較的余裕があります。荷物室にはラゲッジアンダーボックスというスペースがあるため、高さのあるゴルフ道具や釣り道具を積むことも簡単です。(後略、30代男性)
③予算50万円~ ダイハツ タント(3代目)
- タイプ:スーパーハイトワゴン
- 最高燃費:28.0km/L(WLTCモード)
- 販売期間:2013年10月~2019年7月
新車で買うと高価なスーパーハイトワゴンも、3代目タントなら安く購入できます。おすすめポイントは助手席側の大開放「ミラクルオープンドア」。N-BOXやスペーシアにはない強みで、利便性が高いです。
おすすめモデルは2016年11月以降の一部改良モデルです。安全装備「スマートアシストⅢ」が採用され、衝突被害軽減ブレーキの性能が上がっています。また左右後方の障害物を検知するコーナーセンサーも搭載されています。
【利用者口コミ】
軽のワゴンですが車内は広々として視界も良いです。背が高い自分でも停車時に腕を伸ばしてゆったりくつろげる空間になっています。ピラーレス部分にはベビーカーも乗せられるので助かります。(後略)(30代女性)
④予算60万円~ スズキ ハスラー(初代)
- タイプ:軽SUV
- 最高燃費:32.0km/L(JC08モード)
- 販売期間:2014年1月~2020年1月
初代ハスラーは中古車市場での流通量が非常に多く、低予算で購入できる車両が多いです。おすすめは2015年5月以降の一部改良モデルで、デビュー直後のモデルより燃費性能が向上しています。
安全性能や乗り心地といった点では2代目の方が優秀ですが、デザイン重視なら初代でも遜色なく、むしろ「初代の方が好き」という人も多いです。
【利用者口コミ】
ハスラーは悪路でも問題なく進み、冬山や砂地でも安定した走りを見せるだけではなく、後部座席を倒せばかなりの収納ができるため、長さのある釣り竿なんかも簡単に積み込むことができます。(後略)(20代男性)
⑤予算80万円~ ダイハツ ミラトコット
- タイプ:ロールーフ系
- 最高燃費:22.6km/L(WLTCモード)
- 販売期間:2018年6月~2023年12月
哀愁漂うデザインのミラトコットは、2018年~2023年とわずか5年間販売されていた車です。新しい分だけ安全装備が充実しており、且つ年式の新しい中古車でも安く購入できます。
他の車と被らない個性を備えつつ、落ち着いた色合いを揃えているので誰でも乗りやすい点が魅力です。 「予算は低めでも新しい車が欲しい」といった場合にお勧めします。
【専門家レビュー】
ミラトコットは、角を丸くした四角いデザインに大きく丸いヘッドライトが組み合わされ、シンプルながら愛嬌のあるスタイルになっている。基本的に女性をターゲットにしたデザインだが、可愛さばかりに特化していないので、意外と男性でも乗れる幅の広さも魅力的だ。
⑥予算80万円~ ホンダ N-BOX(2代目)
- タイプ:スーパーハイトワゴン
- 最高燃費:21.2km/L(WLTCモード)
- 販売期間:2017年9月~2023年10月
完成度の高さから爆発的な人気車種となったN-BOX。中古車市場での流通台数が非常に多く、且つ2023年にフルモデルチェンジして一定期間が経っているので2代目の中古車相場は下がっています。
全車ホンダセンシングを標準装備しており、どの車を選んでも一定の安全装備が備わっているのは大きな安心材料です。また、70万~80万円ほどで売られている車両でも、ヒートシーターが装備されているものも多いです。
【利用者口コミ】
この車の一番良いところは空間の広さです。(中略)ベビーカーも折りたたまなくても大丈夫ですし、雨の日や寒い日の子供の着替えを手伝う際も車内でできました。赤ちゃんのおむつ替えもできました。軽自動車にしては自由が利く車です。(40代女性)
今後が狙い目の中古軽自動車2選
①ダイハツ ムーヴ(6代目)
- タイプ:ハイトワゴン
- 最高燃費:20.7km/L(WLTCモード)
- 販売期間:2014年12月~2023年7月
適度な広さと価格の安さを兼ね備えていた6代目ムーヴ。2025年6月に満を持して発売された7代目は、スライドドア搭載になりました。デザインも機能性も大幅に変わり、型落ちした6代目は今後大幅な価格下落が期待できます。
おすすめは2017年8月のマイナーチェンジ以降のモデル。「スマートアシストⅢ」が搭載されています。
②スズキ スペーシアギア(初代)
- タイプ:スーパーハイトワゴン
- 最高燃費:21.2km/L(WLTCモード)
- 販売期間:2018年12月~2023年11月
スペーシアのSUV風モデルであるスペーシアギア。2024年9月に2代目がデビューしましたが、デザインは初代からキープコンセプト。そのため、初代でも古さを感じることがありません。2025年7月時点では、安価な車両で概ね100万円から購入できます。
初代は2018年デビューなので、どの車両でもある程度の安全装備が整っています。また、先に販売していたスペーシアをもとに造られているからこそ、完成度も高いです。
中古軽自動車選びのポイントは?
中古車を購入する場合は、価格ばかりに気をとられてはいけません。特に軽自動車を選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう。
- 年式は5年落ち~10年落ちくらいまで
- 走行距離は7万kmくらいまで
- 安全性能は必ずチェック
以下で、おすすめ年式や走行距離の目安、安全装備でチェックしたい点を解説します。
おすすめの年式
中古軽自動車を選ぶ場合、年式は「0年落ち(登録済み未使用車)」または「5年落ち以降(型落ちモデル)」がおすすめです。
新しいモデルを購入したい場合は、登録済み未使用車をお勧めします。軽自動車は人気のボディタイプで、もともと安価な分だけ値崩れしにくいからです。
一方、予算重視で購入したい場合は5年落ち以降の型落ちモデルをお勧めします。安全装装備を踏まえると7年落ちまでが良いですが、予算50万円以下なら7~10年落ちが目安です。
走行距離の目安
走行距離は「1年あたり5000~1万km」を目安にしましょう。
車は走るほど部品が消耗する一方、短距離走行を繰り返しても部品が傷みます。そのため「適度に走っている車」が望ましいです。
なお、走行距離が7万~10万kmほどになると、エンジン回りの部品が寿命を迎えている可能性があります。部品の劣化度合いが交換歴を確認してください。
確認すると良い安全装備
安全装備は、当然ながら高年式モデルのほうが充実しています。
安全性能を重視して購入する場合は、衝突被害軽減ブレーキの有無と性能(検知対象)を確認してください。高性能なものは自転車の検知や交差点での衝突予防支援に対応します。
また、その他には誤発進抑制装置の有無やエアバッグの種類・数も確認すると良いでしょう。
その他の注意点
中古車のなかには、骨組み部分の修理・交換を行った「修復歴」のある車や、水没車が混ざっていることも。これらの車はその後の故障リスクが高いので、避けてください。
また、車を検討する際は内外装や電装品の動きを必ず確認し、「点検整備記録簿」で整備もしっかり行ってきているか確認してください。
中古軽自動車に関するQ&A
Q. 中古軽自動車はなぜおすすめ?
中古の軽自動車は、普通車と比べて維持費を抑えることができ、且つ中古なので車両価格を抑えられるのが魅力です。
軽自動車は、普通車と比べて税金が少額です。また、全体的に燃費が良く、任意保険料や車検代も比較的安価な傾向があります。中古であれば、好きな予算で車を探せます。
Q. 予算50万円の中古軽自動車は何年落ち?
支払総額50万円以下で軽自動車を買いたい場合、年式の目安は7~10年落ち以上です。
Q. 中古軽自動車の寿命は?
中古軽自動車の寿命は、その車が何年落ちかによって変わってきます。
軽自動車の寿命は「12年/12万km」が一つの目安とされています。気になる中古車があれば、12年から現状の使用年数を引いてみましょう。ただし、12年/12万kmはあくまで目安。実際は15~20年以上乗れるケースもあります。
Q. 10~15年落ちの軽自動車は売れる?
10~15年と乗り潰している軽自動車でも、査定額がつく可能性は充分にあります。特に人気の高い車両や希少性の高い車は、数十万円で売れることがあります。
【関連記事】10年落ちや15年落ちの軽自動車はいくらで売れる?
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- Supervised by norico編集長 村田創
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中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!

