



車の専門家が厳選!100万円以下の中古車おすすめ10車種・選び方のポイント
目次

- 現在の役職・肩書
(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員
- 略歴
自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。クルマを評価するうえでのポイントは、安全装備と環境性能。そのうえで、運転が楽しいクルマを高評価している。
予算100万円以下で買える中古車はどんな車?
新車の場合、今や予算100万円で購入することは難しくなりました。一方、中古車であれば軽自動車はもちろんのこと、他のボディタイプ、さらに輸入車も視野に入り、選択肢は豊富です。
今回は、100万円以下で購入できるおすすめ車種として、人気や性能、燃費、使い勝手など総合力のある10車種を選びました。
※各車種の情報はガリバーが集計した自動車カタログページに掲載しているものです。情報は作成時点のものであり、今後変動する可能性があります。
※中古車相場は、2026年4月現在の情報です。
100万円以下で買える軽自動車おすすめ2選
1) ダイハツ ムーヴキャンバス

- 対象モデル:初代 LA800系(2016年~2022年)
- おすすめグレード:G SAⅡ
- 中古車相場:約70万円~110万円(2017年式)
ムーヴキャンバスは、ハイトワゴンの両側スライドドア車です。
かつては、スライドドア搭載車といえばタントなどのスーパーハイトワゴンだけでした。しかし、ダイハツはその利便性に注目し、ハイトワゴンベースのムーヴキャンバスを開発。見事にヒットモデルとなりました。
軽自動車は総じてリセールバリューが高く、中古車価格も高い傾向があります。そのため、初代ムーヴキャンバスでも100万円での購入はなかなか困難でした。しかし、2代目の登場などによって中古商用に関しては車価格はジリジリ下落。2018年式以前なら、予算100万円で選べるようになってきています。
おすすめのモデルは、両側パワースライドドアと予防安全装備パッケージ「スマートアシストⅡ(SAⅡ)」を標準装備した「G SAⅡ」です。
2) ホンダ N-BOX

- 対象モデル:2代目 JF3,4系(2017年~2023年)
- おすすめグレード:G・Lホンダセンシング
- 中古車相場:約50万円~100万円(2017年式)
N-BOXは、群雄割拠のスーパーハイトワゴンカテゴリーで最も売れている車です。初代に引き続き、2代目も空前の大ヒットを記録しました。
2代目N-BOXは、衝突被害軽減ブレーキを含む予防安全装備パッケージ「ホンダセンシング」を全車に標準装備。この世代の軽自動車としては、高い予防安全性能を誇ります。また、広いスペースと使い勝手のよさもポイントで、乗り心地も初代と比べて改善されています。
N-BOXは、中古車流通台数が非常に多いです。また、すでに3代目が登場していることもあり、2代目の中古車相場は下落傾向。前期モデルであれば、予算100万円で手に入るようになってきています。
おすすめグレードは、売れ筋で選びやすい「G・Lホンダセンシング」です。両側パワースライドドアがオプションだったので、装着されているか確認しましょう。
100万円以下で買えるコンパクトカーおすすめ3選
高い燃費性能やスムーズな加速、使い勝手の良さといったコストパフォーマンスを重視するのであれば、コンパクトカーがおすすめです。ここでは、高級輸入車のBMWも含めた3車種をご紹介します。
1) トヨタ アクア

- 対象モデル:初代 10系(2011年~2021年)
- おすすめグレード:G
- 中古車相場:約60万円~110万円(2016年式)
初代アクアは、圧倒的な超低燃費性能とスポーティなルックスで空前の大ヒットを記録した車です。
10年間も販売が継続され、異例のロングセラーモデルとなりました。
1.5Lハイブリッドシステムによる超低燃費性能は、最終モデルのGグレードで27.2km/L(WLTCモード)を達成。また、初代アクアは前後重量バランスに優れ、スポーティに走ります。特に「G’s」系モデルは乗り心地も含めて走りが上質です。
初代アクアは中古車流通台数が多く、2017年式以前から予算100万円で選べるようになってきています。おすすめは、2015年11月の改良以降の最上級グレード「G」です。低速域の衝突被害軽減ブレーキ(トヨタセーフティセンスC)を標準装備しています。
ただし、当時は「G」でもオプション設定が多かったので、より多くの装備を搭載している車両をおすすめします。
2) マツダ アクセラスポーツ

- 対象モデル:3代目 BM系(2013年~2019年)
- おすすめグレード:22XD Lパッケージ
- 中古車相場:約70万円~110万円(2016年式)
3代目アクセラスポーツは、スポーティな走りとスタイリッシュなスタイルが特徴。インテリアデザインも秀逸で、特に上級グレードは質感も良好なコンパクトカーです。
搭載エンジンは年式によって異なりますが、ディーゼルエンジンも含めて選択肢が豊富です。なかでも注目したいのは、2.2Lディーゼルターボエンジン搭載グレードの「XD」系。小さなボディに420Nmの大トルクを誇り、スポーツカー顔負けの豪快な加速力と、スポーティなハンドリングが楽しめます。
中古車価格は順調に値を下げており、2017年以前のモデルで搭載エンジンを問わなければ、100万円程度で手に入る車両も多いです。
おすすめグレードは、スポーツカーのような走りが楽しめる最上級グレードの「22XD Lパッケージ」。レザーシートに運転席パワーシートなど装備が充実しています。
3) BMW 1シリーズ

- 対象モデル:2代目 F20系(2011年~2019年)
- おすすめグレード:118i系
- 中古車相場:約80万円~120万円(2015年式)
2代目1シリーズは、当時販売されていたコンパクトカーにおいて唯一無二ともいえる後輪駆動を採用。ステアリング操作に対する機敏で精緻なハンドリングなど、走行性にこだわるBMWらしさが凝縮されたモデルです。3代目からは前輪駆動となっているので、貴重な存在ともいえます。
BMWのようなプレミアムブランド車は、高価なイメージが強いでしょう。しかし、中古車価格は意外なほどリーズナブルで、2015年式以前であれば、予算100万円でも手に入るようになってきました。
おすすめグレードは、比較的選びやすい「118i」系。1.6Lガソリンターボを搭載し、十分な動力性能を有します。118i系の中にも多様な選択肢がありますが、なかでもスポーティな内外装の「Mスポーツ」系がおすすめです。
100万円以下で買えるSUVおすすめ2選
中古車であれば、新車で300万円前後のミドルサイズSUVも100万円以下で狙えます。ただし、年式は10年落ち以上が中心です。
1) マツダ CX-5

- 対象モデル:初代 KE系(2012年~2017年)
- おすすめグレード:XD Lパッケージ
- 中古車相場:約70万円~120万円(2014年式)
初代CX-5は、当時としてはユニークな2.2Lディーゼルターボエンジンモデルを設定。
420Nmという大トルクで、スポーツカー並みの豪快な加速力を誇ります。さらに、燃費は「XD(FF)」グレードで18.4km/L(JC08モード)と優秀。ガソリン車の設定もありますが、「選択すべきは2.2Lディーゼル車のみ」といえるほど魅力的なエンジンです。
そんな初代CX-5の中古車は、2015年式以前なら、予算100万円で十分に手が届くようになってきました。おすすめグレードは、本革シートなどが標準装備された「XD Lパッケージ」。豪華な内装で装備も充実しています。メーカーオプションだったBOSEサウンドシステムが装着されている車両なら、さらにおすすめです。
ディーゼル車は過走行車も多いので、なるべく走行距離の少ない車両を探すと良いでしょう。
2) スバル XVハイブリッド

- 対象モデル:2代目 GP系(2013年~2017年)
※XVハイブリッドとしては初代
- おすすめグレード:ハイブリッド2.0L i-Lアイサイト
- 中古車相場:約70万円~100万円(2014年式)
XVハイブリッドは、スバル初のハイブリッドシステムを搭載。ただし、燃費向上性は限定的で、基本的にはエンジンのアシスト役を担います。燃費は20.0km/L(JC08モード)です。
XVは最低地上高が200mmと高く、またスバル独自のAWDシステム「シンメトリカルAWD」と組み合わさって優れた悪路走破性を誇ります。「アイサイト」系グレードであれば、衝突被害軽減ブレーキや数々の運転支援機能が装備されており、この年代の中古車としては予防安全性能も高いです。
根強い人気で中古車価格は高めですが、2015年式以前のモデルでは100万円を切る車両が増えてきています。
おすすめグレードは、最上級グレードの「ハイブリッド2.0L i-Lアイサイト」。オプションだった「アドバンスドセイフティパッケージ」が装着されている車両は、さらに予防安全性能が高いです。
100万円以下で買えるミニバンおすすめ3選
「2列目に大人が乗る」「荷物を多く載せたい」「3列シートが欲しい」という場合は、ミニバンがおすすめです。予算100万円以下では10年落ち以上が中心ですが、子どもの成長に合わせて一時的に乗るのも一つの選択でしょう。
1) ホンダ フリード

- 対象モデル:初代 GP3,4系(2008年~2016年)
- おすすめグレード:ハイブリッド ジャストセレクション
- 中古車相場:約40万円~110万円(2014年式)
初代フリードは、全長4,215mmというコンパクトなボディながら、6〜7人乗りを実現。優れたパッケージング技術をもつミニバンです。
初代フリードは、ホンダ車らしいシャープでスポーティなデザイン。ハンドリングもキビキビ感があり、ミニバンながら走る楽しさもあります。
また、2011年にはマイルドハイブリッドモデルを設定。モーターのアシストもあってアクセルレスポンスに優れています。ハイブリッド系モデルの燃費は21.6km/L(JC08モード)です。
すでに2世代前(2026年4月現在)のモデルということもあり、中古車相場は予算100万円内に収まるものが増えています。なるべく年式が新しく、走行距離の短い車両を選びましょう。
おすすめグレードは、右側パワースライドドアが標準装備されている「ハイブリッドジャストセレクション」です。
2) トヨタ ヴォクシー

- 対象モデル:2代目 70系(2007年~2014年)
- おすすめグレード:ZS 煌Z
- 中古車相場:約70万円~110万円(2014年式)
2代目ヴォクシーは、初代のキープコンセプトモデルといった印象ですが、高級感と迫力あるデザインを備えています。
搭載エンジンは2.0Lガソリンのみですが、「ZS(FF)」グレードの燃費は14.2km/L(JC08モード)で、当時のミニバンとしては優秀な数値。また、室内も広く快適です。基本的には7〜8人乗りの設定ですが、5人乗り仕様も用意されていました。
さらに、ワンタッチで折りたたみ、跳ね上げまで可能な3列目シートも世界初搭載されていました。
トヨタの人気ミニバンということもあり、中古車価格は高値を維持。2013年式以前のモデルであれば、予算100万円で手に入るようになってきています。
おすすめグレードは、最上級グレードをベースとした人気特別仕様車の「煌シリーズ」。最終モデル「煌Z」はキラキラ系のパーツを多数装備し、ラグジュアリー感があります。
3) 日産 エルグランド

- 対象モデル:3代目 E52系(2010年~)
- おすすめグレード:250ハイウェイスター アーバンクロム
- 中古車相場:約60万円~130万円(2014年式)
3代目エルグランドは、2010年にデビューした画期的なモデルです。低床フロアを採用し、全高を低めにすることで重心高を下げ、車体の揺れを抑えて走る楽しさをプラス。さらに、リヤサスペンションの変更で、当時のアルファードと比較しても上質な乗り心地を実現しました。
全高を低くしたことで小さく見えてしまい、アルファードやヴェルファイアに大敗を喫しましたが、高級感は十分なレベルです。
このエルグランドが、2013年式以前であれば、予算100万円で手に入るようになっています。アルファードやヴェルファイアでは予算が厳しく、まさに買い得感あるLクラスミニバンです。
おすすめグレードは「250ハイウェイスター アーバンクロム」。スポーティな内外装の人気グレードで、助手席オットマンを標準装備しています。アラウンドビューモニターを装備したモデルを選ぶようにしましょう。
100万円以下の中古車を選ぶときのポイントと注意点
100万円以下の中古車となると、なかには車両状態の良くない車が紛れている可能性もあります。ここでは、安心して乗れる中古車を選ぶためのポイントと、中古車購入で知っておくべき注意点をご紹介します。
年式と走行距離のバランスを考える
中古車選びでは、「1年あたり1万km」を目安に年式と走行距離のバランスを確認しましょう。
上記目安より走行距離の長い車は、早い段階で不具合が生じる可能性があります。特に、7年落ち以上などの低年式車では注意が必要です。一方、上記目安の半分以下など走行距離が短すぎる車も長期放置や整備不足の可能性があります。
現在の車は非常に丈夫で、15万km以上走れるような車も多いです。ただし、きちんとメンテナンスをしていないと故障リスクが高まります。適度な走行距離を走っており、かつ定期的な整備を受けている車を選びましょう。過去の整備状況は、メンテナンスノートなどで確認できます。
修復歴のある車は避ける
相場価格や他の販売車両と比べて極端に安い中古車は、注意が必要です。安いのには何らかの理由があり、たとえばその車両が「修復歴車」である可能性も考えられます。
修復歴車とは、過去に車両の骨格部分(フレーム)を修理・交換している車です。骨格部分にダメージを受けた車は、たとえ修理・交換をしても周辺に影響が残りやすく、車の強度や走行性能に影響を与える可能性があります。
自分自身や周囲の安全を守るため、修復歴車の購入は控えましょう。
諸費用も必要となる点に注意する
車の購入時は、車両価格に加えて税金や手続き代行費用といった諸費用も発生します。
諸費用の相場は車種によっても異なりますが、概ね10万円〜20万円程度です。そのため、購入の総費用を100万円以内に納めるのであれば、車両価格の実質的な予算は80万円〜90万円程度と考えましょう。
信頼できる販売店で購入する
新車と比べて故障リスクが高い中古車だからこそ、お店選びは非常に重要です。特に、予算100万円以下では選べる車両も限られるため、信頼できる販売店を探しましょう。選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてください。
- 在庫の種類や数が豊富で、さまざまな選択肢がある
- 車の状態をしっかり点検し、その結果を公開している
- 自分の予算に合う車を提案してくれる
- 購入費用の内訳が明朗である
- アフターサポートが充実している
- 充実した保証制度や返品制度が整えられている
中古車の購入ならガリバーにお任せください
Web上の在庫検索を見ると、100万円以下の中古車の数は少なくありません。しかし、選べる年式などは限られるため、利用目的や希望の装備などの条件を踏まえてボディタイプ・車種を検討しましょう。また、車両状態の見極めもしっかり行ってください。
ガリバーでは、在庫が毎日約500台入荷されており、豊富な選択肢からお客様の予算や希望条件に合う一台をご案内いたします。また、「予算100万円のコンパクトカーならどれがおすすめ?」「100万円以下でおすすめのSUVを提案して」など、お気軽にご相談ください。




