この記事の目次 CONTENTS
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お出掛けに便利な8人乗り
8人乗りのクルマ全車種
8人乗り人気おすすめランキングトップ10
1位 トヨタ「アルファード」
2位 トヨタ「ヴォクシー」
3位 日産「セレナ」
4位 ホンダ「ステップワゴン」
5位 ホンダ「オデッセイ」
6位以降もミニバンが続く
まずは今のクルマの買取相場をチェック

ライター紹介

CAR-TOPICS編集長

村田 創 氏

大学卒業後新車ディーラーにて5年勤務。その後、中古車のガリバーへ入社。車一筋20年以上のベテランが新車から中古車まで幅広く解説します。

お出掛けに便利な8人乗り

「クルマに乗る時はいつでも8人」という人は少なくとも、祖父母や親戚と一緒に出掛けたり、子どもの友だちを乗せたりという機会は案外あるもの。また、自転車やサーフボードなど長いものを乗せたり車中泊をしたりと、8人乗りサイズのクルマがあると何かと便利です。

この「さまざまなシーンに対応できる」という柔軟性もあり、ミニバン大国である日本には数多くの8人乗りのクルマが用意されています。

大人数で乗れてリセールバリューも高い

8人乗りのクルマのメリットは、ただ単に大人数や大荷物が載せられるのという点に留まりません。

ぜひ覚えておきたいのが、リセールバリューが高いクルマが多いということ。リセールバリューとは「再販売(リセール)する時の価値(バリュー)」を指し、3年後にそのクルマを手放したときに見込める買取価格を指します。

3年というのは指標化するために用いている期間ですので、実際には8人乗りは「高く売れる」クルマが多いと覚えておくと良いでしょう。

燃費が悪いのはデメリット

8人乗りのクルマにもデメリットはあります。一番のデメリットは、8人が乗れるような大きなボディサイズであるがゆえに、燃費が悪くなりがちな点。ただしハイブリッド車を選べば燃費はそれほど問題にはならないでしょう。

また、今まで軽自動車やコンパクトカーに乗っていた人は、最初は「運転しにくい」と感じるかもしれません。「初めてミニバンを運転する」という人は、同じ3列シートでもノアヴォクシーなどミドルクラスミニバンを選ぶと良いでしょう。

8人乗りのクルマ全車種

8人が乗れるクルマとなると、そのボディタイプはミニバンとSUV。どちらも3列シートを搭載できる全長で、かつ車幅にも一定の余裕があるクルマというのが条件になってきます。具体的には、現在新車で購入できる国産8人乗りの乗用車ラインナップは以下の通りです。

【ミニバン】
トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」
トヨタ「ヴォクシー」「ノア」
日産「エルグランド」
日産「セレナ」
ホンダ「オデッセイ」
ホンダ「ステップワゴン/ステップワゴンスパーダ」
三菱「デリカD:5」
スズキ「ランディ」(※日産「セレナ」のOEM車)

【SUV】
トヨタ「ランドクルーザー」
レクサス「LX」

同じメーカーで1行にまとめられている「アルファード/ヴェルファイア」や「ヴォクシー/ノア」は、基本的な構造は同じで、見た目や細かな装備・グレード設定が異なる兄弟車です。

モデルチェンジが続く2022年は大注目

022年は、8人乗りのモデルチェンジが続きます。2022年1月早々のトヨタ「ノア」「ヴォクシー」に始まり、春にはホンダ「ステップワゴン」の新型が発売されます。また日産「セレナ」も2022年の登場が濃厚です。

どれも運転しやすいミドルクラスミニバンのライバル関係なので、比較しながら選ぶのも良いでしょう。

またモデルチェンジに伴い、新車や中古車の価格も変わるので注目です。モデルチェンジ後はメーカーも強気なので、新車は値引き交渉がしにくくなるでしょう。

他方で、モデルチェンジによって今までのクルマが「旧型」になると、中古車相場は下がることが多いです。またモデルチェンジ前後は「新車登録は済ませたため中古車という扱いだけれど、実際は未使用」という未使用車も流通しやすくなります。そのため中古車の在庫にも注目です。

8人乗り人気おすすめランキングトップ10

そんな8人乗りの人気おすすめランキングは以下の通り、ミニバンが上位を独占しています。

1位 トヨタ「アルファード」
2位 日産「セレナ」
3位 ホンダ「ステップワゴン」
4位 トヨタ「ヴォクシー」
5位 ホンダ「オデッセイ」
6位 トヨタ「ヴェルファイア」
7位 トヨタ「ノア」
8位 トヨタ「エスクァイア」
9位 三菱「デリカD:5」
10位 日産「エルグランド」

ただし同じ8人乗りといっても、上記の中でも大きいクルマ、ややコンパクトなクルマ、オフロード性能が高いクルマなどそれぞれ特徴があります。条件や利用イメージにピッタリのクルマを見つけやすいよう、ランキング上位のクルマを画像、新車価格、サイズなどと共にご紹介します。

(※サイズ、価格、人気は記事公開時点のもので、変動する可能性があります)

1位 トヨタ「アルファード」

アルファード 外観

・新車時価格(税込):319.8万円〜1514.1万円
・中古車相場:38万円〜959.9万円
・全長4,945-4,950mm×全幅1,850mm×全高1,935-1,950mm

8人乗りの枠に留まらず、ミニバンの中でも圧倒的な人気を誇るのがトヨタのアルファード。兄弟車であるヴェルファイアと並んで、ミニバン市場を席巻しています。その最大の魅力は、迫力がありながらも高価そうな雰囲気を醸し出すエクステリアデザインと、豪華でゆったりとした車内空間。また2018年のモデルチェンジ以降は安全装備も充実しました。

完成度の高いクルマですが、難点は価格が高いこと。エントリーグレードだと新車価格は約300万円ですが、人気グレードや装備を選ぶとガソリン車でも450万円程度、ハイブリッド車だと500~570万円程度は心積もりをしておいたほうがいいでしょう。兄弟車のヴェルファイアと見た目を比べる他、同じく大型ミニバンのホンダ「オデッセイ」や日産「エルグランド」とも比較してみることをお勧めします。

2位 トヨタ「ヴォクシー」

・新車時価格(税込):218万円〜344.3万円
・中古車相場:5.8万円〜404.3万円
・全長4,695 mm×全幅1,730 mm×全高1,895~1,925 mm
(※上記写真はモデルチェンジ前の画像です)

同じトヨタの、ミドルサイズミニバンであるヴォクシーが第2位。姉妹車であるノアと人気を分け合ってしまうこと、そして1位のアルファードと比べると一回り小さく8人乗りとしてはやや狭いのが2位にとどまった理由です。

同じミドルサイズミニバンでもトップの人気を誇るヴォクシー。人気の理由は、存在感があるスタイリング。2022年のモデルチェンジでその顔つきは進化し、さらに人目を惹くデザインとなりました。

もちろん見た目だけでなく、装備も大きく拡充されました。好きな角度で止められるバックドアや、ハンズフリーのスライドドアなど「かゆいところに手が届く」という言葉が便利な細かな気遣いはもちろん、先進安全装備も大きくパワーアップしています。

新型が発売されたことで、中古車市場にも注目です。これから中古車相場は下がる可能性が高いのはもちろん、既に登録済み未使用車も出回り始めています。

3位 日産「セレナ」

セレナ

・新車時価格(税込):243.5万円〜419.2万円
・中古車相場:5万円〜433.5万円
・全長4,690mm×全幅1,695mm×全高1,865mm

ヴォクシーと同じミドルサイズミニバンの、セレナが第3位。新車で買うなら、オススメはハイブリッドシステムの一種であるe-POWERを搭載したモデル。ワンペダルで加速もブレーキも思いのままという運転しやすさが魅力です。

中古車で買うなら、2017年式の「S-HYBRID」搭載モデルが狙い目。新車価格より30%以上下がっている車両もあり、お買い得感が出てきています。

セレナのライバルは、2位のヴォクシー、4位のステップワゴン、更にヴォクシーの兄弟車であるノアです。ヴォクシーとノアはモデルチェンジを済ませており、盛大に売り出し中。そのためセレナのモデルチェンジ前であれば、ノアやヴォクシーと当て馬に使うことで、価格交渉もしやすくなるでしょう。

4位 ホンダ「ステップワゴン」

ステップワゴン 外観

・新車時価格(税込):228.8万円〜409.4万円
・中古車相場:5万円〜398万円
・全長4,690~4,760 mm×全幅1,695 mm×全高1,840~1,855 mm

セレナのライバルとしても触れていたミドルサイズミニバンのステップワゴンが、8人乗りランキングの第4位。低重心で力強い走行性能は、8人が乗れるサイズ感のミニバンではトップクラス。ハイブリッドモデルなら、EVドライブ、ハイブリッドドライブ、ガソリンドライブから最も効率が良い運転モードを自動で選んでくれます。
また背後のドアであるリアゲートを縦に分割し、一部だけ開けるようにした「わくわくゲート」も、ちょっと荷物を載せたり、人が乗り降りしたりと便利です。

またステップワゴンの上位グレードに当たるステップワゴンスパーダも中古車を検討している人にもおすすめです。トヨタ系のミニバンに比べると価格もリーズナブルでお買い得感があります。

2022年の春にモデルチェンジが決まっています。既にビジュアルは公開されているので、チェックした上で「価格交渉がしやすい現行モデルを買うか、装備も新しい新型を買うか」を決めてください。

5位 ホンダ「オデッセイ」

オデッセイ

・新車時価格(税込):249万円〜392.9万円
・中古車相場:5万円〜428万円
・全長4,840 mm×全幅1,820mm×全高1,6850~1,715 mm

2021年を以て日本国内での新車生産を終了したオデッセイが5位。中国では既に新型オデッセイが発表されていますが、日本では販売が低迷していたこともあり未定。「要チェック」という意味も込めてのランクインです。

販売が低迷していたからといって、「クルマの出来が悪かった」という訳ではありません。むしろ優れた低燃費性能、低床フロアによる運動性能の高さなど、非常に総合力の高い一台です。日本で売り上げが低迷していたのも、主にデザインが理由でした。

そのため「新車で買いたい」という人は、ディーラーに急ぐことをオススメします。また中古車は、デザインが理由で人気が低かったこともあり、トヨタ系に比べると価格もリーズナブル。ライバルよりもお買い得感があるので、中古車で考えているなら真っ先に検討したいモデルです。

6位以降もミニバンが続く

8人乗りの6位以降も以下のように、これまで登場したアルファードやヴォクシーの兄弟車が名を連ねています。ミニバンばかり並んでいますが、これは8人乗りSUVであるランドクルーザーやレクサスLXの価格がかなり高いからという理由も大きいでしょう。

6位 トヨタ「ヴェルファイア」
7位 トヨタ「ノア」
8位 トヨタ「エスクァイア」
9位 三菱「デリカD:5」
10位 日産「エルグランド」

7位「ノア」は新たなフェイスに注目

4位のヴォクシーと姉妹車のノア。そのため基本的なサイズ感や性能はヴォクシーと同じですが、大きく異なるのがその顔つき。「たかが顔つき」と思う人もいるでしょうが、最近のミニバンは「顔つきで売れ行きが変わる」と言われるほど顔つきが重要なのです。

大きく存在感がある顔つきのヴォクシーと比べると、穏やかでファミリー向きの表情をしているのがノアです。色味によっても雰囲気が変わりますので、ぜひカラーバリエーションと併せてチェックしてみてください。

8位「エスクァイア」は中古限定に

トヨタ エスクァイア

ノアやヴォクシーと姉妹車で、その中でも上質感と高級感が売りのエスクァイア。「小さなアルファード」とも呼ばれる質感を備えていましたが、2021年を以て販売が終了となってしまいました。

そのため今後は、中古車でしか手に入りません。アルファードの高級感と、ミドルクラスミニバンならではの運転しやすさの両方が欲しい人は、ぜひ中古車の在庫を探してみてください。

2022年1月18日現在、ガリバーでは「新車登録を済ませたけれど未使用」という未使用車も取り扱っています。未使用のエスクァイアが手に入る最後の機会ですので、欲しい人は早めのアクションをオススメします。

9位「D:5」は本格オフローダーの隠れた名車

デリカD:5 外観

キャンプやアウトドアを楽しむ人が増えている昨今だからこそ、特に注目したいのが三菱の「D:5」。ミニバンでありながら、泥や砂などの悪路を走りこなすことができる本格オフローダーです。

ミニバンで、高いオフロード機能を備えているのはこのD:5のみ。唯一無二の価値を備えた一台といえます。あまり販売力がない三菱のクルマなので知らない人も多く、その意味で「隠れた名車」といって良いでしょう。

まずは今のクルマの買取相場をチェック

ここまでは新車で購入できる8人乗りの人気おすすめランキングをご紹介していましたが、中古車に目を向けると、値ごろ感があるクルマも増えてきます。

「新しいクルマを買おう」と思ったら、ぜひチェックしたいのが今のクルマの買取相場です。

「今のクルマがいくらで売れるのか」が分かれば、新しいクルマの予算も決めやすいでしょう。また事前に相場が分かっていると、提案された下取り額や査定額が低かった際に「だったら他のところで売ります」と交渉しやすくなります。

ガリバーでは買取相場の公開だけでなく、クルマの安全性をメーカー横断で評価しランキング形式でご紹介しています。こちらも参考にしながら、ピッタリの一台を選んでください。もちろん相談も承っていますので、お気軽にご利用ください。