【2023年版】5人乗りの車おすすめ人気ランキング!ボディタイプの選び方も解説

5人乗りの車おすすめ人気ランキング!ボディタイプの選び方も解説

ライター紹介

CAR-TOPICS編集長

村田 創 氏

大学卒業後新車ディーラーにて5年勤務。その後、中古車のガリバーへ入社。車一筋20年以上のベテランが新車から中古車まで幅広く解説します。

5人乗りがあるボディタイプ

軽自動車とスポーツカーを除くと、日本で売られている2列シート車のほとんどは5人乗り。そのため以下のようなボディタイプであれば、5人乗りモデルは数多く用意されています。

  • コンパクトカー
  • セダン
  • ステーションワゴン
  • SUV
  • ミニバン

ボディタイプ選びのポイント

クルマ選びでは予算・主な用途・乗車人数とその内訳・積載量などを考えて、ボディタイプを絞りましょう。5人乗りで需要が高いコンパクトカー、SUV、ミニバンについて、おすすめの人をまとめたので参考にしてください。

ボディタイプ こんな人におすすめ
コンパクトカー ・予算200万円前後で買いたい
・できるだけ維持費を抑えたい
・小回りの利く車が欲しい
・5人以下で乗る
・駐車スペースや近隣の道幅が狭い
SUV ・車のデザイン性を重視したい
・アウトドアが好き
・オフロード性のある車が欲しい
ミニバン ・スライドドア付きの車が欲しい
・大人5人でもゆったり乗りたい
・6人以上で乗ることが多い
・荷物を多く載せたい

おすすめ人気ランキングトップ10

ここからは、2023年の5人乗り人気おすすめランキングを紹介します。今年もSUV人気が続いています。またコンパクトミニバンやプチバンもファミリーカーとして人気が高いです。

順位 車種名 新車時価格 中古車相場
1位 トヨタ「ヤリスクロス」 179.8万円~293.6万円 169.8万円~383.7万円
2位 トヨタ「アクア」 198万円~259.8万円 9.8万円~309.8万円
3位 トヨタ「カローラクロス」 199.9万円~319.9万円 189.8万円~419.9万円
4位 トヨタ「ライズ」 167.9万円~232.8万円 129.8万円~331.8万円
5位 トヨタ「ヤリス」 139.5万円~254.8万円 109万円~298.7万円
6位 トヨタ「シエンタ」 195万円~310.8万円 5万円~379.5万円
7位 三菱「アウトランダーPHEV」 462.1万円~548.6万円 95.8万円~648.6万円
8位 ホンダ「ヴェゼル」 227.9万円~329.9万円 74.8万円~429.9万円
9位 日産「ノート」 203万円~288.8万円 5万円~320万円
10位 トヨタ「ルーミー」 146.3万円~210万円 146.3万円~210万円

それぞれの車種を、新車価格、中古車相場などと共にご紹介します。

(※以下で紹介している中古車相場はガリバーが独自に集計したもので、ガリバーの自動車カタログで他の車種も含めて紹介しています。クルマの価格、サイズ、装備、相場は記事の加筆修正時の情報で、今後モデルチェンジなどの理由で変更される可能性があります。)

<関連記事>コンパクトカーサイズでミニバンの実用性!6人乗りコンパクトミニバン

1位 トヨタ「ヤリスクロス」

ヤリスクロス

  • 新車時価格:179.8万円~293.6万円
  • 中古車相場:169.8万円~383.7万円

1位は昨年に引き続き、ヤリスクロスです。ハイブリッドモデルでも200万円台前半から手に入り、燃費性能はWLTCモードで25.0~30.8km/LとSUVの中でも群を抜いて優れています。安全性能も高く、自動ブレーキは、昼夜の歩行者と昼間の自転車、右左折時の歩行者と右折時の対向車に対応しています。
荷室の積載量が多く、シートアレンジが豊富な点も魅力。2022年夏にはコックピットデザインなどを採用したGRスポーツモデルが追加されました。

まだ新しいモデルであり、半導体不足で新車の納期も遅れがちなので中古車での購入を検討しても良いでしょう。

<関連記事>ヤリスクロスのサイズ感をチェック!使い勝手は?

2位 トヨタ「アクア」

アクア

  • 新車時価格:198万円~259.8万円
  • 中古車相場:9.8万円~309.8万円

2021年にフルモデルチェンジしたアクアは、コンパクトカーの中でも最新の予防安全装備を備えています。現在はハイブリッドモデルのみを販売しており、燃費はWLTCモードで30.0〜35.8㎞/Lと非常に優秀。また静かで快適性を重視した走りも魅力の一つです。車内空間も広いので、「走りの軽快さより居心地を重視したい」という人におすすめです。

なお中古車を検討する場合は、初代アクアを選んでも良いでしょう。初代アクアは人気モデルで流通数が多く、性能に対して相場価格も安いです。

<関連記事>予算100万円で買える!安いコンパクトハイブリッド中古車5選

3位 トヨタ「カローラクロス」

カローラクロス

  • 新車時価格:199.9万円~319.9万円
  • 中古車相場:189.8万円~419.9万円

カローラクロスはヤリスクロスやC-HRよりもサイズが大きめで、「後部座席にも大人が乗る」「街乗りからドライブまで幅広く使いたい」という人におすすめです。身長175㎝の人が後部座席に座っても、足元は拳2つ分、頭上は拳1つ分程度の余裕があります。また万人受けするデザインやクッション性のあるシートも高評価を得ています。このサイズ感でエントリーモデルが200万円を切るという価格設定も人気の要因の一つでしょう。

使い勝手の良いサイズ感で便利な5人乗りですが、予防安全装備がヤリスクロスよりも劣るため3位です。

<関連記事>トヨタ「カローラクロス」と「C-HR」の違いは?人気SUVを徹底比較

4位 トヨタ「ライズ」

ライズ

  • 新車時価格:167.9万円~232.8万円
  • 中古車相場:129.8万円~331.8万円

トヨタのSUVラインナップの中で最も小さいライズ。主にダイハツが開発・生産を行っている車種で、「ロッキー」のOEM車にあたります。
5ナンバー車でありながら、顔つきはどっしり構えたような印象で小ささを感じさせません。また室内空間もこのサイズから想像できないほど広く、荷室スペースもしっかり確保されています。2021年秋のマイナーチェンジでハイブリッドモデルも登場し、その燃費性能は28㎞/L(WLTCモード)と優秀です。

<関連記事>買うならどっち?トヨタ「ライズ」VSスズキ「クロスビー」

5位 トヨタ「ヤリス」

ヤリス

  • 新車時価格:139.5万円~254.8万円
  • 中古車相場:109万円~298.7万円

2020年に発売を開始したヤリス。新しいモデルなだけあって安全性能が高く、また燃費性能の良さも世界トップクラスです。見た目も走りもスポーティで、同じサイズ感のコンパクトカーであるアクアとは方向性が異なります。ガソリン車とハイブリッド車でも走りの印象が異なり、軽快さはガソリン車の方が優れています。一方、ハイブリッド車は操縦安定性やハンドリングに優れています。

<関連記事>燃費性能は同等レベル!トヨタ「アクア」と「ヤリス」を比較

6位 トヨタ「シエンタ」

シエンタ

  • 新車時価格:195万円~310.8万円
  • 中古車相場:5万円~379.5万円

シエンタは5ナンバーのコンパクトミニバンで、2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを選択できます。
2022年夏にフルモデルチェンジをし、デザインはより愛らしく、室内空間はより広くなりました。全高が1695㎜まで高くなり、大人でも乗り降りしやすいです。またスライドドアのハンズフリー機能を一部グレードでオプション化するなど、実用性も向上しています。

<関連記事>先代シエンタもランクイン!ファミリーカーおすすめ5選

7位 三菱「アウトランダーPHEV」

アウトランダーPHEV

  • 新車時価格:462.1万円~548.6万円
  • 中古車相場:95.8万円~648.6万円

昨年に比べて販売台数が一気に伸びている、三菱のアウトランダーPHEV。ミドルサイズのSUVで5人乗りと7人乗りから選択が可能です。デザイン性、走行性、環境性能など総合的に高い評価を得ています。
オフロード性も高く、雪道も難なく走れます。PHEVなので車両価格はまだ高いものの、CEV補助金の対象なので一定の補助を受けることができます。予算オーバーの場合、中古車で初代モデルを購入するのもおすすめです。

<関連記事>アウトランダーPHEVも安い!予算200万円の中古SUVおすすめ5選

8位 ホンダ「ヴェゼル」

ヴェゼル

  • 新車時価格:227.9万円~329.9万円
  • 中古車相場:74.8万円~429.9万円

コンパクトSUVの中でも「重厚感のあるSUVが欲しい」「後部座席にもゆとりが欲しい」という人におすすめなのがヴェゼル。カローラクロスほど大きくはありませんが、ヤリスクロスよりもわずかにサイズが大きく、室内空間も広めに確保されています。落ち着きのある外観で、内装も上質な仕上がり。年齢問わず乗りやすい点も魅力です。

<関連記事>機能性もバッチリ!専門家が選ぶカッコいいSUV中古車5選

ヴェゼルは2021年のフルモデルチェンジで性能が向上した分、価格も先代モデルに比べて高くなっています。価格を抑えたい人は先代モデルを中古車で買うことも一考です。

9位 日産「ノート」

ノート

  • 新車時価格:203万円~288.8万円
  • 中古車相場:5万円~320万円

2021-2022年日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたノート。
ノートは全グレードに日産独自のハイブリッド技術e-POWERが搭載されています。エントリーモデルは約200万円で手に入り、ヤリスクロスと同様にコストパフォーマンスに優れています。自動ブレーキも全グレードに標準装備され、安全装備も充実。質感を追求した「ノートAUTECH(オーテック)」もおすすめです。

<関連記事>日産ノート シリーズが2021-2022年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

10位 トヨタ「ルーミー」

ルーミー

  • 新車時価格:146.3万円~210万円
  • 中古車相場:49.8万円~305.6万円

ルーミーは、ダイハツ「トール」のOEM車。コンパクトカーでありながら、後部座席に大人が乗っても快適という居住性の高さが人気です。SUVやミニバンに比べると積載量が多くないものの、シートアレンジがしやすく、車中泊にも向いています。ライバルのスズキ「ソリオ」などと価格を比較して検討するのがおすすめです。

軽自動車に5人乗りはないの?

軽自動車の定員は4人と法律で決まっています。そのため「5人乗りの軽自動車」は存在しません。
定員が4人であるため、軽自動車に乗れる大人は最大でも4人まで。5人以上の大人が乗ると道路交通法違反で反則金を課され、違反点数も1点加算されます。
しかし道路交通法で「12歳未満の子ども3人で、大人2人分と数える」と定められていることから、大人2人+子ども3人といった場合は5人での乗車も可能です。

<関連記事>軽自動車の定員は4人まで?例外的に5人乗りが認められるケース

Q. 大人5人でゆったり乗れるのは?

大人5人でゆったり乗りたいなら、5人乗りでもある程度の大きさがあるクルマがオススメです。一つの目安として、3ナンバーサイズかどうかで判断してみると分かりやすいかもしれません。
例えば今回ランクインしたクルマでは、ヤリスよりはカローラを選ぶと良いでしょう。どちらのシリーズもSUV以外のラインナップも豊富なので、「SUVはちょっと」という人も安心です。

また高さや広さに余裕があるという点では、5ナンバー車でもプチバンのソリオやルーミー、コンパクトミニバンのシエンタもおすすめです。

5人乗り車選びで迷ったら安全性能の比較を

現在はサイズや燃費性能の似たようなクルマが多いです。競合車種で迷ったときは安全性能を確認してみてください。
予防安全装備を搭載したクルマは事故のリスクが低く、特に自動ブレーキを搭載していると車両追突事故のリスクを50%以上軽減できる(※)という調査結果もあります。歩行者や自転車に対応しているか、昼夜ともに対応するかといった自動ブレーキの性能の違いまでチェックすると良いでしょう。
※運転の時間帯や走行速度、ドライバーの年齢層により数値は異なります。

※出典:交通事故総合分析センター「AEB による追突事故低減効果の分析」

ガリバーでは、メーカー横断で安全性能をランキング化した「安全な車ランキング」を紹介しています。こちらも車選びの参考にしてください。

ヤリスクロスのカタログ情報

トヨタ,ヤリスクロス
現行モデル
令和2年8月(2020年8月)〜現在
新車時価格
179.8万円〜315.6万円

ヤリスクロスの在庫が現在190件あります

以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。

もっと在庫を見る

ヤリスクロスとライバル車を比較する

その他のクルマと比較する