高級セダンベスト3を徹底比較 いまならコレを狙え! ボディタイプ別 中古車オススメランキング 高級セダン RANKING BEST 3 高級セダン

高級セダンの中でこの秋もっともおすすめの車種トップ3を
自動車評論家の大岡氏が燃費・価格・機能性・乗り心地・安全装備・デザイン・走行性能を
徹底比較!さらには購入するタイミングと値引き術も解説します。

セダンの最新人気ランキングはこちら

目次

おすすめランキング ベスト3

  • RANKING BEST 1 高級セダン ランキング ベスト1 日産 スカイラインハイブリッド

    日産 スカイラインハイブリッド

    日産スカイラインハイブリッドは、2014年に登場した。スカイラインの中では、13代目と歴史あるモデルで、「V37」と型式でも呼ばれることもある。
    北米で販売されているインフィニティQ50は、スカイラインハイブリッドと同じクルマで、販売国によって名前が異なるのみだ。こういった経緯もあり、スカイラインハイブリッドのグリルには、インフィニティエンブレムが入れられている。つまり、スカイラインハイブリッドは、インフィニティQ50と同クオリティの高級車なのだ。

    スカイラインハイブリッドには、3.5L V6エンジンを使用した「ハイブリッドシステム」が搭載されている。ハイブリッドシステムの構成は、1モーター2クラッチ式。トヨタのように複雑な2モーター式ではなく、非常にシンプルなシステムだ。
    エンジンとミッションの間にモーターがあるため、ダイレクトさを感じられる走りが魅力だ。スムースさも格別で、とにかく速い。FR(後輪駆動)車らしい気持ちの良いハンドリング性能も良く、スポーティな走りも楽しめる。

    ただし、価格が高価なことや、国産セダンのマーケットに活気がないこともあり、スカイラインハイブリッドの販売は低迷した。新車販売の低迷を中古車マーケットも引き継ぎ、中古車価格は非常に安い。
    そのため、3年落ちとなる2015年式で、250万円前後の予算があれば選びやすくなってきている。新車価格は500万円以上なので、3年で半額程度まで落ちていることになる。中古車のコストパフォーマンスは高いといえるだろう。

    スカイラインハイブリッドの中古車一覧
  • RANKING BEST 2 高級セダン ランキング ベスト2 ボルボ S60

    ボルボ S60

    ボルボS60は、2011年に登場した。ボルボの代名詞は、優れた安全装備だ。S60もデビュー当時から、歩行者検知式自動ブレーキといった、世界トップレベルの先進予防安全装備が装備されている。
    こうした先進予防安全装備は「ヒューマンセーフティ」と呼ばれており、デビュー直後は、一部の車種でオプション設定となっていた。しかし、オプション装着率が非常に高かったため、途中から全車標準装備に変更されている。
    2011年の安全装備だが、ボルボの技術は他社を大幅にリードしているため、現在でも高い実力を誇る。モデル途中で先進予防安全装備がアップデートされ、最新モデルでは「インテリセーフ」と呼ばれる装備が装着されている。

    このように優れた安全装備をもつS60だが、リセールバリューがかなり悪い。原因は、ボルボのブランド力が弱いためだ。優れた安全性能とデザインをもつモデルなのに、中古車マーケットでは「こんなに安く!? 」と驚くような価格で売られている。
    そのため、200万円程度の予算があれば、2015年式でも程度の良いS60が選べる状態だ。この価格は、新車価格の半額以下となる。2013年式になると、130万円前後の予算で選べるようになる。
    クルマとしての性能レベルは高く、中古車価格は安いため、コストパフォーマンスは非常に高い。

    S60の中古車一覧
  • RANKING BEST 3 高級セダン ランキング ベスト3 ホンダ レジェンド

    ホンダ レジェンド

    ホンダ レジェンドは、2014年にフルモデルチェンジされ5代目となった。レジェンドは、ホンダのフラッグシップモデルということもあり、ホンダの最新テクノロジーが多く投入されている。
    パワーユニットには、3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」が採用されている。車体前部に1つ、後部に2つ配置された計3つのモーターを使用するハイブリッド車だ。
    詳しく説明すると、走行状況によって、「前輪駆動」「後輪駆動」「四輪駆動」の3つの駆動方式と、「EVドライブ」「ハイブリッドドライブ」「エンジンドライブ」といった3つの走行モードの中から、最適な駆動方式を自動で切り替えるという、非常に優れたハイブリットシステムだ。
    また、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「ホンダセンシング」が初めて搭載されている。そのため、安全性能も高い。

    これだけの先進技術を搭載したレジェンドの新車価格は、680万円。かなりリーズナブルな価格だが、レジェンドの販売は低迷した。レジェンドが売れなかった理由は、アメリカを意識して開発されたモデルで日本マーケット向けではないことや、セダンマーケットそのものが低調だったことが挙げられる。
    中古車マーケットも同様で、レジェンドのリセールバリューは低い。2015年式であっても、300万円以下のモデルも出始めている。350万円程度の予算があれば、上質な中古車が選べるような状態だ。
    レジェンドの中古車価格は、新車価格の半額程度となる。ホンダのフラッグシップモデルで現行車ということもあり、かなり買い得だ。

    レジェンドの中古車一覧

セダンの最新人気ランキングはこちら

おすすめランキング3台を比較

高級セダンランキングベスト3 の 燃費・価格

スカイライン
ハイブリッド

スカイラインハイブリッド

スカイラインハイブリッドは、V6 3.5L+モーターという組み合わせだ。1モーター式は燃費値が良くならない傾向にあるが、燃費は18.4㎞/Lを達成している。この燃費値は、一般的なV6 3.5Lガソリン車の倍近い数値であるため、なかなか優秀といえる。欧州車に多い、2.0Lターボエンジンが搭載された輸入ハイブリッド車よりも、優れた燃費値だ。
しかし、残念なことに使用燃料がハイオクガソリンとなる。燃費が良くても、月々のガソリン代はやや高めになる。

スカイラインハイブリッドの新車販売は低迷した。その影響で、リセールバリューは悪い。これが中古車マーケットにも反映されているため、中古車価格も比例して安くなっている。
新車価格で500万円以上する高級車が、250万円程度の予算で3年落ちの2015年式が選べるほどだ。低燃費なハイブリッド車でありながら、FR(後輪駆動)の走りを楽しめる高級車が、すでに激安といってもいい。積極的にオススメしたい、コストパフォーマンスが高い高級車だ。

S60

S60

ボルボS60の燃費性能は、少々物足りない。デビュー直後の1.6L車で、10・15モード燃費が12.6㎞/Lとなっている。モデル途中で改良されたことで、JC08燃費が13.6㎞/Lと向上した。しかし、それでも良いとは言えない数値だ。
最新の1.5Lエンジンは、16.5㎞/Lまで燃費を向上させているが、この燃費でまずまずといったところ。安全性能は高いS60だが、燃費視点では非常に選びにくい。
しかし、2015年に2.0Lのディーゼル車がラインナップされたことに、注目してみよう。ディーゼル車の燃費は20.9㎞/Lと、低燃費を誇る。ディーゼル車の販売開始から3年経ち、価格も落ちてきているため、S60で狙うならディーゼル車だ。
ディーゼル車の燃料は軽油になるため、ハイオクガソリンより燃料費が30円/L前後安い。その上、燃費も良いためかなり経済的だ。

ボルボ車は全体的にブランド力が弱く、リセールバリューが非常に低い。その結果、中古車価格も求めやすい値段となっている。
3年落ちの2015年式で、ディーゼルのD4 SEが220万円前後で売られている。新車価格は450万円以上だったため、半額以下ということになる。この価格と年式で、世界トップレベルの安全性能と優れた低燃費性能のクルマを手に入れられる。これは非常に魅力的だ。
一方、ガソリン車の5年落ち(2013年式)になると、120万円台から選べるようになってきている。安全性能重視で、燃費を気にしないというのであれば、かなり買い得だ。

レジェンド

レジェンド

ホンダ レジェンドの燃費は、デビュー時のモデルで16.8㎞/L、最新モデルは16.4㎞/Lになっている。V6 3.5Lの4WD車という点では、なかなか良い燃費値といえる。
しかし、レジェンドはアメリカ向けのモデルということもあり、燃料はハイオクガソリンだ。そのため、燃費は良くても燃料費はそれなりにかかる。自然吸気エンジンであるV6 3.5Lエンジン搭載車と比べれば、大幅に燃料費は節約できるものの、比較した場合の話となる。

レジェンドはアメリカを意識して作られたクルマであるため、あまり日本人うウケしない。セダンが売れない時代ということもあり、新車販売は"超"低迷した。あまりに新車が売れなかったため、中古車マーケットでは一時期タマ不足感があり、高値を維持していたこともあった。しかし、現在では順調に価格が下落している。
レジェンドは高級車ということもあり、法人需要が高く、価格が安いものは過走行車も多い。過走行車の中には、2015年式で300万円を切っているもの出てきている。
程度のよい車両となると、350万円程度の予算が必要になる。新車価格は680万円だったため、3年で半額近い価格まで下落している。ホンダのフラッグシップモデルをこの価格で買えれば、かなり買い得だ。装備も充実しているため、満足度も高い。

高級セダンランキングベスト3 の 装備・使い勝手

スカイライン
ハイブリッド

スカイラインハイブリッド

スカイラインハイブリッドは高級車であるものの、歩行者検知式自動ブレーキは装備されていない。ただし、対車両のみの追突被害軽減ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」は装備している。
ネックとなるのはこの部分だけで、サイド&カーテン、車線逸脱防止支援、後側方衝突防止支援といった先進予防安全装備は充実している。運転支援装備として、ドライバーの疲労を軽減する前走車追従式のクルーズコントロール機能も標準装備されている。十分とは言えないまでも、一定レベルの安全性能は確保されている。

使い勝手に関しては、全幅が1,800㎜を超え、1,820㎜となっているところが難点だ。都市部の立体駐車場に多い全幅制限は、1,800㎜となる。多くの立体駐車場に入らないことが予想できる。立体駐車場を車庫として使う顧客にとっては、車庫証明が取れないため購入を断念するケースもあるだろう。
加えて、トランク容量が少ない。原因は、リヤシート後部にハイブリッド用リチウムイオン電池設置しているからだ。ゴルフバックなど、たくさんの荷物を積む機会が多い人は、トランクに積み切れるか事前にチェックした方がよい。
そして、アメリカ向きのクルマであることから、小回りが苦手だ。最小回転半径は、5.6mと大きい。クラウンは5.2m。メルセデス・ベンツCクラスは5.1mであるため、比較しても大きさがわかるだろう。本来、FR(後輪駆動)車は、小回りが得意な傾向が強いのだが、狭い道や駐車場では扱いにくく注意が必要だ。

S60

S60

ボルボS60の魅力は、世界トップレベルの安全性能だ。しかし、2011年のデビュー時には、歩行者検知式の自動ブレーキ「ヒューマンセーフティ」がオプション設定になっていた。その後、ヒューマンセーフティは標準装備化されているが、オプション設定することでしか装備できない時期があったことに注意が必要だ。
購入時には、必ずヒューマンセーフティが装備されているか確認した方がよいだろう。この装備が無いと、S60魅力が半減してしまう。先進予防安全装備はモデル途中からアップグレードされ、「インテリセーフ」に名称が変更されている。

S60の全幅は、1,845㎜もしくは1,865㎜と、かなりワイドだ。さらに、FF(前輪駆動)車ということもあり、最小回転半径は5.5~5.8mにもなる。幅が広く、小回りが苦手なので、狭い道や駐車場で使うことが多い人には向かないクルマだ。
トランク容量は、中の下といったところ。たくさんの荷物を積むのであれば、ワゴンV60を選択肢に加えることをオススメする。

レジェンド

レジェンド

ホンダ レジェンドは、先進予防安全装備である「ホンダセンシング」が初めて搭載されたモデルだ。デビュー当時から、世界初となる歩行者への衝突回避を支援する「歩行者事故低減ステアリング」といった機能を有していた。

ボディサイズは、全長4,995×全幅1,890×全高1,480mmと大型だ。全幅1,890㎜ともなると、日本の狭い道ではすれ違うにも気を遣うサイズとなる。しかも、最小回転半径は5.8mとなるため、狭い道や駐車場では非常に扱いにくい。
そのうえ、ハイブリット用のリチウムイオンバッテリーをリヤシート後方に搭載しているため、トランクは狭い。多くの荷物を積む人には向かないだろう。

ホンダのフラッグシップモデルであるため、豪華装備が充実しており、満足度は非常に高い。インテリアは本革シート、運転席と助手席はベンチレーション機能付きだ。オーディオは、KRELL社製が装備されており、高品質なサウンドが楽しめる。

高級セダンランキングベスト3 の 走行性能・乗り心地

スカイライン
ハイブリッド

スカイラインハイブリッド

スカイラインハイブリッドの魅力の一つは、豪快かつスムース、そしてレスポンスの良い加速性能だ。システム出力は364psと、かなりパワフル。1モーター2クラッチ式ハイブリッドシステムを生かし、ダイレクトさを感じさせる。
アクセルをグッと踏み込むと、瞬時にモーターが最大トルクを発揮し、クルマを前方に押し出す。わずかに遅れて、エンジンのトルクが加わり、怒涛の加速を始める。こういったエンジンのレスポンスの悪さを、モーターが電気の力でフォローしてくれるのだ。
1モーター2クラッチ式のハイブリッドは、シフトショックが出やすいのだが、日産はきめ細かな制御で対応している。これによって、スポーティな走りを十分に楽しめる。

通常時には、EV走行も可能だ。慣れてくると、かなりの距離をEV走行できるようになる。アクセルを離すと積極的にエンジンを停止させるといったように、豪快な加速力を誇りながらも、ハイブリット制御で低燃費を実現している。
モデル途中から、ステアリングと前輪が機械的につながっていない、世界初の「ダイレクト・アダプティブ・ステアリング」が装備された。操舵フィーリングは、少々好き嫌いが出るかもしれない。しかし、轍や路面状況が原因でステアリングを取られることがなくなり、高い直進安定性が保てる。高速道路でのクルージングでは、運転が楽になり安全性や疲労軽減にも役立つ。

S60

S60

S60ガソリン車の燃費性能は物足りない。パワフルなエンジン設定になっていることが影響しているためだ。
1.5Lターボは152ps&250Nmを発揮する。1.5Lとしてはかなりパワフルな設定となっている。さらに、1.6Lターボになると高出力化され、180ps&240Nmをアウトプットする。両エンジンとも排気量は小さいが、豪快な加速力をもっている。
2.0Lターボ車になると、245ps&350Nm出力となる。このレベルの出力になると、ラフにアクセルを踏んでしまえば、フロントタイヤが空転するほど速い。S60には、パワーアップされたポールスターと呼ばれるスポーツグレードが設定されている。ポールスターの出力は、なんと367ps&470Nm。かなり強力な2.0Lターボエンジンが搭載されている。
さすがに、これだけのパワーをFFでは扱いきれないため、AWD化され、245/35ZR20大径タイヤが装備されている。

2.0Lディーゼルエンジンは、190ps&400Nmという出力だ。アクセルをちょっと踏んだだけで、グイグイと加速する。ロングドライブでも余裕のある走りを楽しむことができ、トルクがあるためスポーティな走りも可能だ。
S60はパワフルで、ハンドリング性能もキビキビしている。ただし、乗り心地は若干硬めだ。かなりハードな走りをすると、ブレーキがフェード気味になる。

レジェンド

レジェンド

ホンダ レジェンドのシステム出力は382psとなる。当然、その加速力は豪快だ。しかも4WDであるため、多少滑りやすい状態でも思い切ってアクセルを踏んでいける安心がある。
驚きなのは、ハンドリング性能だ。全幅1,890㎜、最小回転半径5.8mというスペックは、街中では扱いにくいが、山道のカーブは得意科目に変わる。大きなボディで、軽やかにカーブを抜けていく。このサイズのセダンで、これほど良く曲がるクルマは珍しい。

こうした走りを支えているのが、4輪の駆動力を自在に制御する「SPORT HYBRID SH-AWD」だ。後輪に独立した2つのモーターが設置されている。左右後輪のプラスのトルク(駆動力)だけでなく、マイナスのトルク(減速力)も自在に制御する、高度なトルクベクタリングが可能だ。この機能によって、レジェンドは非常に曲がりやすいクルマでありながら、スポーティな走りも可能としている。
また、高級セダンに相応しい、静粛性に優れた乗り心地も魅力だ。

高級セダンランキングベスト3 の デザイン

スカイライン
ハイブリッド

スカイラインハイブリッド

スカイラインハイブリッドのデザインは、北米マーケットを強く意識していることもあり、日本人の好き嫌いは分かれる傾向がある。しかし、鷹といった猛禽類の鋭い眼光をイメージしたヘッドライトは、精悍に見える。
グッと睨みつけるような顔は、スポーティな印象も与えてくれる。フロントグリルが小さいのも特徴だ。レクサスのように、グリルの大きさで勝負しているデザインとは異なる。

スカイラインハイブリッドのシルエットは、柔らかな面で構成されていることもあり、流麗さもアピールしている。リヤのコンビネーションランプは、スカイライン伝統の丸4灯イメージがわずかに残されている。
インテリアは、センターコンソールに上8インチ、下7インチのツインディスプレイが設置されている。これは、高級感と機能性を高めている。翼を広げたようなデザインのインパネが印象的だ。

S60

S60

一般的に、このクラスのセダンであれば、ドイツ車系に目立つような睨みが効いた、押し出し感の強い威圧的デザインが中心だ。ところが、ボルボS60のデザインは、そうした雰囲気は無く、プレーンなスタイリッシュさが魅力だ。こういったシンプルなキレイさが、まさに「スカンジナビアンデザイン」なのだろう。
ドイツ車系とは明らかに異なるデザインであるため、メルセデス・ベンツやBMW、アウディのデザインに飽きた人にとっては、ピッタリのクルマだ。オーナーのセンスの良さを、アピールすることができる。

インテリアには、ボルボを象徴するデザインである、フローティングセンタースタックが採用されている。このデザインが、洗練された空間を生み出している。しかし、モニターが小さい点がネックだ。

レジェンド

レジェンド

ホンダ レジェンドは北米マーケット向けに作られたクルマだけあって、日本人にとっては妙な違和感があるデザインになっている。ある意味、ホンダ車らしく個性的だ。
高級車としては、レジェンドはかなり薄い顔立ちとなっている。しかし、ジュエルアイLEDヘッドライトが、ひと際存在感を放っている。宝石のような輝きを放つ、ギラギラ感たっぷりのヘッドライトとすることで、個性あふれる顔になっている。

レジェンドのシルエットには、意外にフォーマルな印象をもつ。線と面を絶妙に組み合わせ、張りのある力強さを表現したことで、存在感のあるシルエットになっている。
インパネには左右に広がりのあるデザインが施され、センターパネルには2つのモニターが設置されている。上部の見やすい位置に、ナビ画面が表示される。また、シフトレバーを排除した、エレクトリックギアセレクターが装備されている。こういったデザインがあることで、先進性がアピールされている。

知って
得する

高級セダン ランキングベスト3 の 中古車値引き交渉術

スカイラインハイブリッド、S60、レジェンドのいずれも、中古車の流通量が非常に少ない。そのため、近隣の中古車店をめぐっても、同じ車種で同じような価格帯のクルマを探すのは難しい。
こうなると同一車種での競合ができないので、価格が近い高級セダン同士を競合させるといいだろう。例えば、スカイラインハイブリッドなら、クラウンハイブリッドやレクサスISなど。S60なら、メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズなど。レジェンドは、クラウンマジェスタやレクサスGSなどと競合させるのをオススメする。

注意したいのは、見積書を取る順番だ。本命のモデルは、最後にした方がいいだろう。今回ピックアップした3車種は、人気は無いがいいクルマでお買い得だ。逆にいえば、普通の人は選びにくいモデルだ。
そんなモデルの見積もりを最初に取りに行けば、一瞬で本命と営業マンに悟られる。それは避けた方がいい。あくまでも、他車が本命であるように見せかける必要がある。たまたま通りかかったついでに寄った、くらいの態度で見積りを取るといいだろう。
見積り車種が全部異なるため、基本姿勢は「価格次第で車種にそれほどこだわりはない」というのがよい。あくまで、「価格次第」といった印象を営業マンに与え、営業マンから値引きしたくなるように誘導しよう。

現金値引きが厳しくなってきたら、有料の延長保証をサービスしてもらうといった交渉もいいだろう。高級車なので、壊れたら修理代が高くつくためだ。
タイヤが摩耗していたら、タイヤ交換もした方がいい。これも、用品値引きとして交渉することをオススメする。タイヤの銘柄は、高級車に相応しいものを指定すべき。指定しないと、とにかく安いタイヤになってしまう。

下取り車がある場合、まず買取り店に行き、一度査定しておくことだ。できれば、複数のお店で査定するのがベスト。中古車店では、値引きして取れなかった分の利益を、下取り車の価格を安くすることで取り戻そうとするケースがある。それを防ぐために、買取り店での査定額を目安とするためだ。
買取り店の査定価格より下取り価格が安い場合は、注意が必要だ。最終的には、最も高価な価格を付けたところに売ればいい。

愛車の無料査定を申し込む

おすすめランキング3台を調べる

日産 スカイラインハイブリッド

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
307.6万円〜609.8万円
■中古車相場:
5.5万円〜468万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約7,935円
他の車種と比較

ボルボ S60

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
375万円〜859万円
■中古車相場:
49.7万円〜695万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約5,598円
他の車種と比較

ホンダ レジェンド

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
680万円〜707.4万円
■中古車相場:
3.9万円〜679.9万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約8,690円
他の車種と比較
※ 燃費は国土交通省発表平成26年3月発表自動車燃費一覧よりJC08モードの数値から掲載しています。
※ ガソリン価格は一律120円で算出しています。