子育てに車が必要かどうか。
それはあなたのライフスタイルや生活環境、家族構成によって異なります。
たとえば、交通の便が悪い地域に住んでいるママなら、子どもを連れての買い物や通院など、車は生活必需品といっても過言ではありません。
また、スーパーや病院、役所などが徒歩・自転車圏内にある場合でも、子どもが2人、3人と増えるにしたがって、車があったらいいなと思う場面は増えてくるはずです。
本コラムでは、子育てママに車が必要な5つの理由とおすすめの車種をご紹介します。
子育てに車が必要な理由ベスト5
子育て中のママにとって、車はとても便利なものです。 ここでは、車があって便利だった!という声が特に多い理由を5つご紹介していきます。
1 緊急時に対応できる!
車を活用しているママから多く聞かれるのが、この意見。
かかりつけの病院が休みのときや深夜など、子どもはいつ体調を崩すか予想がつきません。救急車を呼ぶかどうか迷ったり、タクシーを待っているあいだに症状が悪化してしまったりしたら……。そんなときでも車があれば、即座に対応することができます。いざというときの備えとして、車があると安心ですね。
2 天候を気にせずお出かけできる
ただでさえ荷物の多い子育てママにとって、傘を差して出かけるのは一苦労。雨に濡れてしまえば余計な洗濯物が増え、さらに仕事が増えてしまいます。
また、暑い日や寒い日のお出かけは、熱中症や感染症のリスクを伴い、常に子どもの体調に気を配りながらの外出となるでしょう。このような悪天候や気温を気にせず移動できることも、車の大きなメリットでしょう。
3 荷物が多くてもラクラク移動!
子どもと出かけるとき、どうしても荷物が多くなってしまいますよね。
オムツに着替え、食べ物やおもちゃ、タオルやブランケットなど。
これらすべてをバッグに詰め込み、徒歩や自転車で移動するとなると行ける場所も限られます。
車なら、荷物の量を気にすることなく出かけることができます!
子どもとのお出かけでは何が起こるかわからないので、いざというときに備えたアイテムも車に載せてお出かけしてください。
4 行動範囲が広がる
行動範囲の広さも車の魅力の一つ。
徒歩や自転車で近所の公園やショッピングセンターに行くのも楽しいですが、車があれば、子どもと一緒にいろいろなところにお出かけすることができます。
人気の大型ショッピングモールやアスレチックなどは、駅から離れた郊外に造られることが多く、大きな荷物を抱えて電車とバスを乗り継いでいくのは大変です。
日々の外出はもちろん、ちょっとした遠出にも車はとても便利なものですよ。
5 ストレスフリーな移動が可能
電車やバスでの移動中に、子どもがぐずって泣いてしまい、困ったことはありませんか?
おとなしく座っているのが大人のマナーとはいえ、子どもにその常識は通用しません。長時間静かに座っていることは、子どもにとっては大きなストレスになりますし、ママにとっても周りに迷惑をかけないかと気を使わなければいけません。
車の中なら、急に泣いたり騒いだりしても周りに迷惑をかけることはないですし、お気に入りの音楽やアニメを流しておけば、子どもたちもご機嫌で過ごしてくれるかも。誰に気兼ねすることなく、家族で楽しいお出かけを楽しんでください。
子育て世代にあると嬉しい車の機能
子どもが産まれる前と後では、ライフスタイルが変わったという方は多いのではないでしょうか。
それと同様に、車に求める条件も変わってくるものです。
子育て世代の方が車を購入するとき、あると便利な機能がいくつかありますので、ご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
自動スライドドア(オートスライドドア)
荷物を持っていたり、子どもを抱いていたりと両手がふさがっているとき、自動スライドドアだと乗り降りが楽チンです。さらに、子どもが成長したときに、勢いよくドアを開けて隣の車や壁などにぶつけてしまうことも避けられます。近頃ではスライドドアの下に足を差し入れるだけでドアが開く「ハンズフリーオートスライドドア」機能もあり、より一層便利になっています。
広い車内空間
子どもが小さいうちは、何かと荷物が多くなってしまうもの。ベビーカーやチャイルドシートが楽に載せられるくらいの広さがあると安心です。また、お出かけ先で苦労するオムツの交換や授乳も広い車内で行うことができます。
シートアレンジができる
助手席や後部座席がシートアレンジできると使い勝手が広がります。乗る人数に合わせて3列目を座席にしたり収納スペースにしたりもできますし、後部座席をフルフラットにすれば、よりたくさんの荷物を載せることも可能です。
フロアが低い車
子どもが成長してひとりでも乗り降りできるようになったとき、フロアが高すぎると転落・転倒の恐れがあります。時には祖父母も一緒にお出かけすることもあるでしょうから、フロアの低い車が安全でしょう。
いかがでしょうか。どれも子育て世代にとって、あると便利な機能です。家族の人数や、用途、ライフスタイルにも合わせて最適な1台を選んでください。
子育て世代におすすめの車種6選
上記のあると嬉しい機能を踏まえて、norico編集部が厳選したおすすめの車種をご紹介します。
ホンダ/N-BOX
子育て世代から絶大な支持を集めている軽自動車。 車内の広さに加え、運転席の位置が高く、小柄な女性でも運転しやすい点も魅力です。
ボディサイズ | 全長3,395 全幅1,475 全高1,790~1,815(mm) |
エンジン | 660cc |
JC08モード燃費 | 25.4~27km/L |
価格(消費税抜き) | 新車:1,283,000円~ |
ダイハツ/タント
助手席側のドアの開閉部が広く、大きな荷物や子どもを抱っこしたままでも乗り降りがスムーズに行えます。車内は軽自動車でも屈指の広さなので、荷物が多くなりがちな子育て世代には最適な1台でしょう。
ボディサイズ | 全長3,395 全幅1,475 全高1,750(mm) |
エンジン | 658cc |
JC08モード燃費 | 24.6~28km/L |
価格(消費税抜き) | 新車:1,130,000円~ |
スズキ/ソリオ
両側スライドドアが採用されており、子どもが1人で乗り降りするようになっても、駐車場の壁や隣に駐車している車にドアをぶつけてしまう心配がありません。コンパクトなボディで運転のしやすさも魅力です。
ボディサイズ | 全長3,710 全幅1,625 全高1,745(mm) |
エンジン | 1,242cc |
JC08モード燃費 | 22~32km/L |
価格(消費税抜き) | 新車:1,351,000円~ |
トヨタ/シエンタ
ミニバンの中ではコンパクトなボディながら最大7人まで乗車可能な広さが魅力。3列目シートは折りたたむことができるので、キャンプ用品や自転車などを積むことも可能。アクティブな趣味を持つ家族にぴったりです。
ボディサイズ | 全長4,260 全幅1,695 全高1,675(mm) |
エンジン | 1,496cc |
JC08モード燃費 | 15.4~27.2km/L |
価格(消費税抜き) | 新車:1,645,000円~ |
ホンダ/フリード
シエンタ同様に最大7人まで乗車可能。2列目から3列目へ歩いて移動できるので、後ろに積んである荷物が急に必要になった場合や、大人数でのお出かけ時に便利です。
ボディサイズ | 全長4,265~4,295 全幅1,695 全高1,710~1,735(mm) |
エンジン | 1,496cc |
JC08モード燃費 | 16.4~27.2km/L |
価格(消費税抜き) | 新車:1,740,741円~ |
マツダ/CX5
スタイリッシュなデザインが人気のSUV。家族で使う車だけど、カッコよさにもこだわりたい…という人におすすめの車です。大人数でのお出かけには向きませんが、4人家族程度なら十分な広さがあります。
ボディサイズ | 全長4,545 全幅1,840 全高1,690(mm) |
エンジン | 1,997~2,488cc |
JC08モード燃費 | 10.2~19.6km/L |
価格(消費税抜き) | 新車:2,380,000円~ |
車を有効活用して充実した子育てライフを
維持費がかかることや事故のリスクなど、車にはデメリットもありますが、それ以上に子育てママをサポートしてくれるたくさんのメリットがあります。
いいな、と思ったクルマの燃費(ガソリン代)が気になる方はこちら!
車を上手に活用して、充実した子育てライフを楽しみましょう!
- written by norico編集部
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