



プリウスの維持費は年間・月々でいくら?4代目(50系)と5代目(60系)の維持費をシミュレーション
目次
プリウスの維持費をシミュレーション
ここでは、4代目(50系、Sグレード)と5代目(60系、Zグレード)のプリウスについて、2年間乗った場合の維持費、また年間と月々の維持費の目安を算出しました。
※年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン178円/Lとして計算。
※計算に使用した燃料消費率は新車時のカタログ燃費であり、グレード・駆動方式・車両重量などにより異なる。
※燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象・渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なる。
※自動車税、軽自動車税は2022年4月1日以降に購入したとして計算。
※自動車保険は35歳以上、14等級、全車車両保険価格以外は同条件にて見積もり。
※車検点検料金はガリバーの車検サービスを利用した場合の目安費用。保安基準不適合箇所やその他不具合箇所等交換作業工賃や部品代は含まれておりません。
※オイル交換を6ヶ月に1回5,000円、バッテリー交換を2年に1回20,000円、タイヤ交換を4年に1回50,000円で行ったとして計算。
※上記はあくまで参考値となります。詳しくは車販売店でお見積りの際にご確認ください。
先代モデルの4代目と現行モデルである5代目は、燃費性能が殆ど変わりません。また、車両サイズなどもあまり変わらないため、維持費全体でも大きな違いはありません。
ただし、5代目プリウスを新車で購入した場合は、自動車税や自動車重量税の税制優遇が適用されます。そのため、購入後3年間は上記より維持費が安いと考えられます。
なお、車の維持費では上記項目以外にも駐車場代や洗車代などがかかります。
同じタイプのガソリン車と比べると、維持費は安くなる試算となっています。以下の記事でガソリン車の維持費も確認してみてください。
プリウスの維持費の内訳
車の維持費の内訳は①燃料代、②税金、③保険料、④整備・メンテナンス費用の主に4種類に分けられます。ここでは、プリウスにおける内訳ごとの費用目安と、4代目と5代目での費用の違いについて解説します。
1) 燃料代
プリウスの燃費は4代目の最終モデルで25.4〜30.8km/L、5代目では26.0〜32.6km/Lです(ともにWLTCモード)。同世代のモデルでも、グレードや駆動方式によって燃費が異なります。
燃料代は走行距離やその時のガソリン価格によって変わりますが、年間10,000km走行でレギュラーガソリン価格178円/L前後と仮定した場合、その目安は5万円〜7万円ほどです。
1年間の燃料代目安は、以下の計算式で算出できます。
なお、4代目プリウスは年式によってJC08モードという古い表記方法で燃費性能が記載されています。現在は、より実燃費に近いとされるWLTCモードでの表記が基本です。
2) 税金
車の維持にかかる税金は、自動車税と自動車重量税の2種類です。
自動車税は排気量を基準に税額が決まり、プリウスは4代目・5代目のいずれのモデルも「排気量1,500cc超〜2,000cc以下」に分類されます。2019年10月以降に新規登録された車両であれば、税額は年間36,000円です。
ただし、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルでは、グリーン化特例により新規登録の翌年度の自動車税が概ね75%軽減されます。
自動車重量税は、車両重量を基準に税額が決まります。プリウスは4代目も5代目もエコカーに分類され、エコカー以外の車より課税額が少ないです。
また、2026年4月30日までに新規登録された車両は、4代目・5代目ともにエコカー減税の対象です。新規登録時の自動車重量税は免税または減税、初回車検時(新規登録から3年後)もモデルによっては免税となります。
3) 保険料
保険には、強制加入の自賠責保険と個人の判断で加入する任意保険の2種類があります。
乗用車の自賠責保険料は自家用乗用車(普通自動車)と軽自動車の区分に分けられ、年式による違いはありません。2025年現在、プリウスの自賠責保険料は37ヶ月契約で24,190円、24ヶ月契約で17,650円です。
一方、任意保険料は車種グレード、年式(モデル)、補償内容、運転者の等級や年齢によって費用が異なります。
4) 整備・メンテナンス費用
整備・メンテナンスでは、車検時にかかる費用に加え、消耗品の交換費用などもかかります。
車検費用は、自動車重量税や自賠責保険料などの「法定費用」と車両の点検・整備や手続き代行にかかる「点検・整備費用」から成ります。法定費用はどのお店で車検を受けても変わりません。一方、点検・整備費用は車検の依頼先によって金額が変わります。
プリウスの場合、車検の費用相場は6万円〜十数万円と幅が広いです。このうち、法定費用は約3万5000円です(2025年現在)。
消耗品に関して、プリウスで注意したいのがバッテリーです。走行に使う駆動用バッテリーの寿命は10年以上、走行距離15万km前後と言われ、交換には10〜20万円ほどかかります。一方、電装品の作動・制御に使われる補機バッテリーの寿命は4年〜5年程度、交換費用は1万円〜3万円ほどです。
車両代も考慮して購入を検討しましょう
プリウスは燃費が良いだけでなく、税制優遇の対象にもなっています。そのため、一般的なガソリン車よりも維持費は安くなる傾向があります。一方で、車両価格は安くありません。特に、プリウスをローン購入する場合は利息まで踏まえた計算が必要です。
車両価格を抑えたい場合は、中古車も検討しましょう。予算に合わせて車両を購入でき、プリウスのようなハイブリッド車であれば維持費も抑えられます。
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