クルマの買い替え時期、タイミングっていつ?と思っている方は多いはずです。
この記事では、「車検」「走行距離」「使用年数」の3つのタイミングで、お得な買い替え時期はいつなのかを比較、解説しました。
納得のいくタイミングでクルマを買い替えたい方、必見の記事となっています。
- この記事の目次 CONTENTS
- 1.車買い替えの基礎知識まとめ
- 2.クルマのお得な買い替え目安とは?
- 3.買い替えのタイミング~車検~
- 4.買い替えのタイミング~走行距離~
- 5.買い替えのタイミング~使用年数~
- 6.クルマを高く売りたい!乗り換えるタイミングとは?
- 7.購入から10年以上のクルマも、まずは査定へ
1.車買い替えの基礎知識まとめ
①クルマが高く売却・安く購入できるのが、3月と9月の決算期と言われる理由は?
②お得に、そして賢く乗り換えるために必要な情報をご紹介します。
③お得な乗り換えのための流れと手続きをチェックしておきましょう。
④買い替え時に用意する書類についてまとめました。
⑤車検証のどこをチェックすればいいのか。
残っているローンはどうやって支払えばいいのかについてはこちらです。
⑥どんな手続きが必要なのか、ここで確認しておきましょう。
⑦実際にどういう状況の場合にETCのセットアップが必要なのか?料金は?といった点をまとめました。
2.クルマのお得な買い替え目安とは?
クルマを買い替えるタイミングって結構悩みますよね。
どの時期にクルマを買い替えるかは人それぞれですが、そのタイミングのひとつとして“車検“があります。
多くの方が車検のタイミングで買い替えを検討
新車で購入した場合、3年後に初回の検査を受け、その後は2年毎に検査を受ける義務があります。
そのため、多くの方は購入後3年、5年、7年、9年というタイミングで買い替えを検討されるようです。
お得にクルマを維持するための選択とは
そこで頭を悩ませるのは、車検を通して乗り続けた方が得なのか?
思い切って買い替えた方が得なのか?という問題。
できるだけお得にクルマを維持するためには、どちらを選択するのが良いのでしょうか?
大きな買い物をするわけですから、なるべく後悔はしたくないですよね。
そこで、今回は「クルマの買い替えのチャンスはいつなのか?」について考えてみたいと思います。
3.買い替えのタイミング~車検~
自動車を維持する上で必ず必要になってくるのが車検です。
車検の場合は出費が高額になる可能性も
車検ではクルマの不具合などがないかを検査をしてもらいます。
その際、性能や安全の基準をクリアしていない部分があれば修理や部品の交換を行います。
検査の結果、補修交換する箇所が多いと予想外の高額な出費になることがあります。
そんな車検費用を2年毎に払うとなると、ちょっとゲンナリしてしまいますよね……。
それだったら車検のタイミングでクルマを買い替えた方が賢い選択なんじゃないの?と考えてしまいます。
車検を通さず買い替えの場合はもっと高くつく
実は、車検を通す費用よりもクルマの買い替えで必要な費用の方がずっと高くつきます。
クルマを買い替えるとなると、車両本体価格だけではなく、さまざまな手続き費用や税金が発生します。
そのため、数百万円(車両本体価格が安い中古車でも最低数十万円)単位の出費になります。
一方、車種や状態によっても異なりますが、車検の費用は、10~18万円位が相場です。
車検を通した方が経済的にはお得!
国産車はきちんとメンテナンスをしていれば相当長持ちします。
そのため経済的なことを考えると、買い替えるよりも車検を通した方が、長い目で見れば一番無駄がなくお得ということになります。
4.買い替えのタイミング~走行距離~
車検を通した方が安く済むとはいえ、ある一定年数(走行距離)に達していた場合はこの限りではありません。
走行距離の目安は15万キロ程度
買い替えの際の走行距離の目安は15万キロ程度といわれています。
一昔前は10年10万キロがひとつの目安と言われていました。
しかし、その頃と比べると現代の自動車は故障しにくくなっていますので、さらに長い間乗ることができます。
長い間乗る車はメンテナンス代や車検の費用がかさむ
長い間乗ることができるとはいっても、15万キロというラインが見えてきたら、いっそ買い替えてしまった方がかえってお得な場合もあります。
15万キロ以上乗っているクルマであれば、いろいろな部分に不具合が生じてくるので、メンテナンス代や車検の費用がかさんでしまいます。
調子が悪い箇所は直せば済みますが、今後もあちこちにガタが出続けるかもしれませんし、そうなると総額でけっこうな出費となってしまいます。
しかし、安全を買うと考えれば高い金額ではないのかもしれませんね。
5.買い替えのタイミング~使用年数~
乗った年数で言えば、13年というのがひとつの目安ではないでしょうか。
13年超は車検時の税金が高く、買取価格も低額に
13年経過したクルマは車検時の税金が高くなりますので、その分余計に維持費がかかることになります。
いざ、乗り換えで売却するにしても、13年も経過しているクルマとなると、買取価格も低額になります。
トータルで経済的なフルモデルチェンジでの乗り換え
日本車のフルモデルチェンジのサイクルは4年から6年です。
そのため、いっそ、そのタイミングにあわせて最新モデルのクルマに乗り換え、それまで乗っていたクルマの価値が落ちないうちに下取りに出したほうがお得な場合もあります。
最新の燃費が良いクルマに乗り換えれば、維持費も安く済み、トータルで経済的でもあります。
買い替え時期のまとめ
・長く乗りたい方
⇒15万キロ・13年以上で
・最新の旬なクルマを楽しみながら維持費も抑えたい方
⇒⇒モデルチェンジの4年から6年で
以上のラインを目安にクルマの買い替えを検討してみるのが良いのではないかと思います。
6.クルマを高く売りたい!乗り換えるタイミングとは?
いざクルマを買い替えるとなると、今乗っているクルマを売却して新しい車を購入するための資金にされるはずですから、少しでも高く売りたいと考えますよね。
では、今乗っているクルマを高く売って買い替えるタイミングは、いつが最適なのでしょうか。
時間が経てば経つほどクルマの価値は下がる
クルマの価値は、時間が経てば経つほど下がってしまいます。
そのため、車検を通して乗り続けると、2年、4年と経過した分だけクルマの買取価格は下がります。
クルマを高く売るなら、目安は6年以内!
できるだけ高く売るのであれば、新車で買ったクルマの場合、購入から6年が目安です。
国産メーカーのクルマは耐久性も大変優れているため、6年未満のクルマであれば、中古車として売った後も故障などのトラブルが起こりにくく、中古車販売店も安心して売れるため高値で買い取ってくれるのです。
クルマの価値が高いうちに買い替えをしたい方は、3年あるいは5年目の車検前に売却するのがおすすめです。
7.購入から10年以上のクルマも、まずは査定へ
購入から10年を超えたクルマであっても、「買取価格がつかないだろうなぁ」と諦めてはいけません。
査定で思わぬ高額な査定結果になることも
クルマの状態や人気の車種によっては、高額な査定結果になることも珍しいことではないのです。
「こんなに古いとさすがにダメだろうな」などと悲観する前に、ひとまず一度査定してもらってください。
思いがけない買取価格になることも十分にあり得ますよ!
車検を通して大切に乗り続けるといった選択も
いまお乗りになっているクルマは、よほど買い替えを迫られている状況でない限り、車検を通して大切に乗り続けた方が賢明と言えます。
それに、愛車といつまでも走っていたいですよね。
しっかりとクルマの買い替え時期を見極めよう
乗り続けていればクルマのいたるところが寿命を迎え、装備や機能も時代遅れになり、クルマを買い替えないといけないと思うタイミングが必ずやって来ます。
クルマは高い買い物なので、後悔することのないよう買い替えの時期がいつなのかをしっかりと見極め、自分に合った納得のいく乗り換えプランを選択しましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
「今のクルマにいつまで乗り続けよう。」
「車検を迎える3年目、5年目が良いと聞くけど本当?」
3年目、5年目、7年目、13年目。
それぞれの購入年数で、乗り換え時かどうかを判断するポイントをさらに詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。