ガリバー豊橋西口店の店舗ブログ
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LSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)についてのはなしVOL.3※LSD解説最終章

皆さん、こんにちは!
ガリバー豊橋西口店の大谷です。
今回は過去に2回にわたって話してきましたLSDの簡単解説です。
前回のブログではビスカス式・トルセン式・ヘリカル式を解説しました。今回にブログでは残り2つのLSD、機械式と電子制御式の2つを解説いたします。
「機械式と電子制御式LSDとは」

④機械式(多板クラッチ式)
「特徴」
内部のクラッチ板を強い力で圧着し、左右の回転をロックします。
「メリット」
最強の差動制限(トラクション)性能を誇り、効き方(1WAY、1.5WAY、2WAY)のセッティングが可能です。1WAYとは加速時にのみ効かせる、1.5WAYは加速時に効かせて減速時には加速時の半分くらいになるように効かせる、2WAYは加速時・減速時ともに効かせる方式です。
「デメリット」
低速旋回時にバキバキという音(チャタリング音)が出やすく、定期的なLSDオイル(デフオイル)交換やオーバーホールが必要です。
「主な用途」
サーキット走行やドリフト走行などの競技車両を作るために別途社外チューニングパーツで入れることができます。
⑤電子制御式
「特徴」
センサー情報をもとに、コンピューターが油圧や電磁クラッチを制御して最適な差動制限を行います。
「メリット」
街乗りでは滑らかに、スポーツ走行や滑りやすい路面では強力にロックするなど、走行状況に合わせた完璧な制御が可能です。電子制御ならではのLSDの効きをON/OFFできることが最大のメリットです!
「デメリット」
システムが複雑で車の重量が重くなり、車両価格も高価になります。故障時の修理金額も高くなります。
「主な用途」
最新の高性能スポーツカー、高級SUVに採用されていることがあります。
というわけで今回は機械式と電子制御式LSDについて解説しました。
私の86(ZN6)にも今回解説した機械式LSDを採用しておりますが、セッティングでイニシャルトルク(効きの強さ)をあげているのでチャタリング音がすごいです…
その代わり、モータースポーツではそのLSDの効果によって理想的なコーナリングを行えるコーナリングカーとして86を昇華させました。皆さんも自分の車に装着してみてはいかがでしょうか?
というわけで今回はLSD解説の最終章でした。
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