丸目の車18選!レトロでおしゃれな軽自動車・コンパクトカー・SUV

丸目の車18選!レトロでおしゃれな軽自動車・コンパクトカー・SUV

近年、人気を集めている丸目のクルマ。ここでは丸目の軽自動車やコンパクトカー、SUVを国産車・外車の双方からご紹介しています。丸目のクルマはかわいいものだけでなく、クラシックでかっこいい車種もありますので参考にしてください。

丸目の車18選一覧

ここでは新車及び比較的年式の新しい中古車で手に入る以下の18車種をご紹介します。

番号 車種名 新車時価格 分類
ホンダ「N-ONE 160万円~ 軽自動車
スズキ「ラパン」 132万円~ 軽自動車
スズキ「ワゴンRスマイル」 135万円~ 軽自動車
スズキ「ハスラー 136万円~ 軽自動車
スズキ「ジムニー 165万円~ 軽自動車
スズキ「スペーシアギア」(初代) (生産終了) 軽自動車
ダイハツ「キャスト (生産終了) 軽自動車
ホンダ「Honda e」 495万円~ コンパクト
スズキ「クロスビー」 194万円~ SUV
スズキ「ジムニーシエラ」 196万円~ SUV
トヨタ「ランドクルーザー70」 480万円~ SUV
ミニ「MINI」 396万円~ 外車コンパクト
フィアット「500」 259万円~ 外車コンパクト
アバルト「アバルト595」 448万円~ 外車コンパクト
フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」 (生産終了) 外車コンパクト
ジープ「レネゲード」 440万円~ 外車SUV
ジープ「ラングラー」 799万円~ 外車SUV
メルセデス・ベンツ「Gクラス」 1289万円~ 外車SUV

※車両価格は2024年4月19日時点のガリバー「車カタログ」より引用。1万円未満四捨五入

愛らしい軽自動車やコンパクトカーだけでなく、かっこよさが人気のSUVにも丸目の車種は多く存在します。

丸目のクルマはなぜ人気?

丸目のクルマが人気なのは、その特徴から人に以下のような印象を与えるからです。

  • かわいい
  • かっこいい
  • アクティブ
  • レトロ、クラシカル

丸い形は人に安心感や親近感を与える効果があります。また丸目のヘッドライトは1980年代頃までよく使われており、近年のレトロブームも少なからず人気に影響していると考えられます。

丸目の軽自動車(7車種)

愛らしいデザインやアクティブなデザインが好まれやすい軽自動車では、多くの丸目の車種が存在します。

①ホンダ「N-ONE

丸目の車の例:N-ONEの車両画像

  • 新車時価格:160万円~
  • 中古車相場:6.8万円~226.2万円

N-ONEは1967年にデビューしたホンダ「N360」をモチーフにしており、個性とクラシックな印象を見事に融合させています。内装もスッキリと洗練された仕上がりです。

N-ONEの内装画像

デザインだけでなく走行性能の高さも魅力で、最上位モデルRSには6速MTを備えたマニュアル車も用意されています。見た目だけでなく走りも楽しみたい人におすすめの一台です。

【関連記事】ホンダN-ONEの画像をもっと見る!N-ONE新旧比較レビュー

②スズキ「ラパン」

丸目の車の例:ラパンの車両画像

  • 新車時価格:132万円~
  • 中古車相場:5万円~182万円

愛らしいデザインで人気の高いラパン。明るくも柔らかさのあるボディカラー、セダンを思わせるクラシカルな形など細部までデザインのこだわりを感じられます。

ラパンの内装画像

インテリアもやさしい色合いで、助手席側のグローブボックスの上には物が置けるスペースもあります。収納も豊富で低燃費と、実用性に優れた一台です。中古での流通台数も多いので、予算重視の場合はぜひ中古もチェックしてみてください。

③スズキ「ワゴンRスマイル」

丸目の車の例:ワゴンRスマイルの車両画像

  • 新車時価格:135万円~
  • 中古車相場:83万円~197.1万円

スズキの人気車種であるワゴンRにスライドドアを搭載したワゴンRスマイル。室内空間が広く、デザイン性の高さも魅力の一台です。

ワゴンRスマイルの内装画像

ヘッドライトは他の丸目の車種に比べて少々横長で、大きめです。大人しいデザインが好みの場合はダイハツのムーヴキャンバスも選択肢ですが、ワゴンRスマイルは車両価格が抑えられており、燃費も良いのでコスト重視の人にもおすすめです。

【関連記事】人気のスライドドア車ワゴンRスマイルとムーヴキャンバスを比較!

④スズキ「ハスラー

丸目の車の例:ハスラーの車両画像

  • 新車時価格:136万円~
  • 中古車相場:9.7万円~202.4万円

カッコ可愛いデザインで初代から大ヒットしたハスラー。現在でもその人気は根強く、20代の若い世代からも好まれている一台です。ちょっとした凹凸なら難なく走れるオフロード性能と、優れた燃費性能を備えています。

ハスラーの内装画像

初代と2代目でデザインに違いがあり、特に内装に関しては好みが分かれます。価格だけでなく、デザイン面も比較して中古・新車を選ぶと良いでしょう。中古車市場でも流通量が多く、選択肢が豊富です。

⑤スズキ「ジムニー

丸目の車の例:ジムニーの車両画像

  • 新車時価格:165万円~
  • 中古車相場:5.9万円~242万円

ジムニーは国産SUVでは数少ない本格オフローダーで、軽自動車という点でも高い人気を誇ります。趣味性の高いクルマではありますが、カスタマイズを楽しむ人も多いです。

ジムニーの内装画像

あまりの人気ぶりから新車では納期が1年以上になることも多いです。中古車相場も高騰気味ですが、納期を急ぐ場合は中古での購入を検討しましょう。

⑥スズキ「スペーシアギア」(初代)

丸目の車の例:スペーシアギアの車両画像

  • 中古車相場:73.5万円~212.3万円

スペーシアのフルモデルチェンジに伴い生産終了となっている初代スペーシアギアSUV風の軽スーパーハイトワゴンとして、ジムニーと同じ丸形のヘッドライトが採用されています。

スペーシアギアの内装画像

実用性の高さはスペーシアそのものですが、見た目はアクティブさが際立ちます。なお2代目が2024年夏以降にも発売されると見込まれ、初代モデルは今後値下がりが期待できます。

⑦ダイハツ「キャスト

丸目の車の例:キャストの車両画像

  • 中古車相場:18.8万円~145万円

クラシカルなデザインの軽自動車として人気を集めたキャスト。2トーンカラーの選択肢も豊富で、「小さなミニ」ともいえる雰囲気のクルマです。内装も2トーンカラー基調で、品よく仕上がっています。

キャストの内装画像

2023年6月まで販売されていたので、まだ高年式の車両も多く売られています。

丸目の国産コンパクトカー(1車種)

国産のコンパクトカーでは丸目のクルマが少なく、電気自動車のHonda eが注目の1車種と言えます。

⑧ホンダ「Honda e」

丸目の車の例:Honda eの車両画像

  • 新車時価格:495万円~
  • 中古車相場:265万円~445.8万円

Honda eは、ホンダが販売する電気自動車です。近未来的な印象を与えるデザインで、サイドミラー部分もカメラが採用されています。ダッシュボード部分には、5つのスクリーンが水平に配置されています。

Honda eの内装画像

他の電気自動車に比べると、一充電航続距離は259kmと長くありません。しかし現在日本で最も売れている電気自動車のサクラ(日産)の航続距離は180km。これよりは長いので、日常生活で使う範囲なら充電に困らない可能性が高いです。

【関連記事】Honda eの内外装をもっとチェック!(マツダMX-30 EVと比較)

丸目の国産SUV(3車種)

SUVでは、軽自動車でも丸目を多く扱っているスズキの2車種とトヨタの復刻版ランドクルーザーで丸目が採用されています。

⑨スズキ「クロスビー」

丸目の車の例:クロスビーの車両画像

  • 新車時価格:194万円~
  • 中古車相場:57.3万円~309.8万円

クロスビーは、先に登場して大ヒットしたハスラーをヒントに開発されたモデルです。愛着の湧くカッコ可愛いデザインを活かしながら、サイズを一回り大きくしています。

普通車のSUVの中ではサイズが小さいクロスビー。しかしスズキ車は全体的に収納が多く、クロスビーも荷室下にアンダーボックスを装備するなど工夫が施されています。

⑩スズキ「ジムニーシエラ」

丸目の車の例:ジムニーシエラの車両画像

  • 新車時価格:196万円~
  • 中古車相場:34.8万円~318.4万円

SUVジムニーの兄貴分にあたるジムニーシエラ。サイズの小ささや維持費の安さを求める場合はジムニーの方がおすすめですが、本格オフローダーならではの走行性能を重視するならジムニーシエラがおすすめです。

ジムニーシエラの内装画像

ジムニーに比べて搭載エンジンが大きいからこそ、ジムニーシエラは悪路の坂道などでも力強く走ることができます。またジムニーに比べて全幅も広いので、安定感もあります。

⑪トヨタ「ランドクルーザー70」

丸目の車の例:ランドクルーザー70の車両画像
※上記画像は復刻前のランドクルーザー70

  • 新車時価格:480万円~
  • 中古車相場:67.5万円~798万円

2023年の11月末に発売となったランドクルーザー70。1984年に誕生したランドクルーザー70系をベースに開発され、当時の外観の特徴を色濃く残しています。

もともと業務用や過酷な環境での使用を想定して造られているモデルであったため、シンプルかつ強靭な造りで耐久性にも優れています。

丸目の外車コンパクトカー(4車種)

国産車では丸目のモデルが少ないコンパクトカーですが、外車では多くの愛らしいモデルが存在します。

⑫ミニ「MINI」

丸目の車の例:MINIの車両画像

  • 新車時価格:396万円~
  • 中古車相場:6.6万円~1200万円

そのデザイン性の高さから圧倒的な人気を誇るMINIは、外車の中でも最も売れている車種の一つです。ハッチバックタイプのモデル(3ドアや5ドア)や2024年2月に生産終了となったMINIクラブマンで、大きな丸目のヘッドライトを備えています。

MINIの内装画像

MINIの魅力はデザイン性に限りません。「ゴーカートフィーリング」と称されるステアリングレスポンスの良さと、キビキビとした動きにも定評があります。見ても走っても楽しいクルマです。

⑬フィアット「500」

丸目の車の例:フィアット500の車両画像

  • 新車時価格:259万円~
  • 中古車相場:14万円~310万円

愛らしい見た目でMINIと同じく人気の高いフィアット500シリーズ。ボディ全体が丸みを帯びており、何とも愛らしい外観です。その愛らしさはインテリアも同様で、エアコンの吹き出し口など多くの部分において「丸」を取り入れています。

フィアット500の内装画像

他の多くのクルマと異なり500は3ドアなので、利便性も踏まえて購入を検討しましょう。

⑭アバルト「アバルト595」

丸目の車の例:アバルト595の車両画像

  • 新車時価格:448万円~
  • 中古車相場:73.9万円~536万円

パッと見はフィアットと似ていながら、まるでレーシングカーのような走りを見せるアバルト。アバルト社は現在フィアットのチューニングメーカーとなっていますが、フィアットの車種をベースに独自モデルも販売しています。

アバルト595の内装画像

新車で購入できるF595は最高出力165PS、最大トルク210Nm。この車種のベースであるフィアット500(TwinAir:最高出力85PS、最大トルク145Nm)と比べると、違いは歴然としています。

【関連記事】ガソリン車は間もなく販売終了!生産終了のアバルト595とは?

⑮フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」

丸目の車の例:ビートルの車両画像

  • 中古車相場:22.9万円~415万円

日本での販売を2019年に終了したザ・ビートル。日本だけでなく世界中で一世を風靡した人気車種であり、その特徴的なフォルムとヘッドライトは多くの人の目を引きます。

ビートルの内装画像

3ドアで後部座席へのアクセスは多少悪いものの、魅力的なフォルムにしながら居住性の高さも保持。1~2人で乗ることが多い人にとっては、充分な広さと安定感です。2018年式であれば、概ね200万円前後で購入できます。

丸目の外車SUV(3車種)

外車でも、丸目のSUVは本格オフローダーが中心。クロスオーバータイプでは、コンパクトながら雰囲気のあるレネゲードが候補です。

⑯ジープ「レネゲード」

丸目の車の例:レネゲードの車両画像

  • 新車時価格:440万円~
  • 中古車相場:77.9万円~438万円

ジープでは珍しいクロスオーバータイプのレネゲード。4300mm弱の全長は、MINIカントリーマン(旧クロスオーバー)と比べても200mmほど短いです。しかしジープらしい逞しい外観を備え、価格もほかの車種に比べると抑えられています。

レネゲードの内装画像

全長が短いといっても全幅は1800mm以上あり、後部座席に3人乗っても余裕をもって座れるのが嬉しいところ。また小さめのクロスオーバーといっても、オフロード性能は充分です。

⑰ジープ「ラングラー」

丸目の車の例:ラングラーの車両画像

  • 新車時価格:799万円~
  • 中古車相場:110万円~1005万円

ジープの中でも人気の高いラングラー。4900mm近い全長と1900mm近い全幅は、トヨタのランドクルーザーよりわずかに小さい程度。歴代モデルの外観をしっかり引き継ぎ、クラシックなデザインに仕上がっています。

ラングラーの内装画像

元が米軍の軍事車両であったことから、オフロード性能は非常に優れています。ただしルーフやドアが取り外しできるような構造になっているが故に、走行中には剛性の乏しさを感じるかもしれません。

⑱メルセデス・ベンツ「Gクラス」

丸目の車の例:ベンツGクラスの車両画像

  • 新車時価格:1289万円~
  • 中古車相場:288万円~3048万円

クロスカントリーSUVの中でも絶大な人気を誇るベンツGクラス。こちらも元々は軍事車両であったことから、レトロ感を味わえる一台です。他方で「超高級車」というだけあって、中の装備は豪華で先進性も備えています。

ベンツGクラスの内装画像

現在は在庫僅少で、新車の納期は数年と言われています。また円安もあって、車両価格が定期的に上がっている点も注意が必要です。

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noricoでは、デザイン重視など目的別のおすすめ車種紹介記事を多数掲載しています。クルマ選びに迷ったら、以下の記事もぜひ参考にしてください。

Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!