



あまり乗らない軽自動車の維持費は年間・月々でいくら?費用が高くなる要因や節約のポイントについても解説
目次
あまり乗らない場合の軽自動車の維持費
車は、所有しているだけで維持費がかかるものです。ここでは、ホンダ N-BOX(2WD車)で週1日20km、2年間乗り続けた場合の維持費をシミュレーションしました。
※計算に使用した燃料消費率は新車時のカタログ燃費であり、グレード・駆動方式・車両重量などにより異なる。
※燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象・渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なる。
※軽自動車税は2022年4月1日以降に購入したとして計算。
※自動車保険は35歳以上、14等級、車両保険価格以外は同条件にて見積もり。
※車検点検料料金はガリバーの車検サービスを利用した場合の目安費用。保安基準不適合箇所やその他不具合箇所等交換作業工賃や部品代は含まれておりません。
※オイル交換を6ヶ月に1回5,000円、バッテリー交換を2年に1回20,000円、タイヤ交換を4年に1回50,000円で行ったとして計算。
※上記はあくまで参考値となります。詳しくは車販売店でお見積りの際にご確認ください。
上記の試算では、軽自動車に週1回乗るだけでも月1万円ほど、さらに必要な場合は駐車場代が上乗せされた維持費がかかります。税金や強制加入の自賠責保険料のほか、点検・整備にも一定の費用がかかると認識しましょう。
ただし、任意保険料や駐車場代、車検点検料金、メンテナンス費用は業者(会社)やプラン、地域等さまざまな条件で料金が変わります。そのため、上記はあくまで目安として考えてください。
なお、以下の記事では一般的な距離を走る場合のコンパクトカーと軽自動車の維持費を比較をしています。
あまり乗らないと維持費は割高に?
車は、乗る頻度や走行距離が少ないと、部品などの劣化が早まる傾向があります。そのため、愛車にあまり乗らないと、メンテナンス費用が高くなってしまうかもしれません。
1〜2週間に1回以上乗るようであれば、大きな不具合は起こりにくいです。乗るたびに30分以上かけてゆっくり車を走らせると、より劣化を防ぐことができます。
一方、月に1回も車に乗らない場合は、バッテリー切れを防ぐ対策などをした方が良いでしょう。
なお、車は所有するだけでお金がかかりますが、マイカーがあれば好きな時に車を利用でき、大荷物での移動や子どもを連れている場合にも便利です。コスト以外の利便性も考慮して、所有するかどうかを判断しましょう。
車は、乗る頻度や走行距離が少ないと、部品などの劣化が早まる傾向があります。そのため、愛車にあまり乗らないと、メンテナンス費用が高くなってしまうかもしれません。
1〜2週間に1回以上乗るようであれば、大きな不具合は起こりにくいです。乗るたびに30分以上かけてゆっくり車を走らせると、より劣化を防ぐことができます。
一方、月に1回も車に乗らない場合は、バッテリー切れを防ぐ対策などをした方が良いでしょう。
なお、車は所有するだけでお金がかかりますが、マイカーがあれば好きな時に車を利用でき、大荷物での移動や子どもを連れている場合にも便利です。コスト以外の利便性も考慮して、所有するかどうかを判断しましょう。
維持費の内訳と節約のポイント
ここでは、シミュレーションでご紹介した維持費の主な内訳をご紹介します。また、各費用には節約のポイントもありますので、上手く費用を抑えられるようにしましょう。
1) 走るための費用
走るための費用としては、ガソリン代や高速料金が挙げられます。どちらも走行距離や地域によって費用に差があります。
ガソリン代を節約するには、まず燃費の良い軽自動車を選ぶと良いでしょう。また、急発進や急停止など「急」のつかない運転をすると、それだけで車の燃費は良くなります。さらに、燃費の向上には不要な荷物を降ろしたり、タイヤの空気圧を適正に保ったりすることも有効です。
高速料金については、ETC割引が使えるタイミングで高速道路を利用しましょう。
2) 税金
軽自動車の維持にかかる税金は、軽自動車税と自動車重量税の2種類です。
税額は、軽自動車税が年間10,800円、自動車重量税が年間3,300円※です。重量税については、環境性能に優れたエコカーを購入すると、課税額が少なくなります。ただし、軽自動車税も重量税も新車の届出から13年を経過すると税金が重課されます。
※新車購入時以降は、自動車重量税を納付するタイミングは車検時です。乗車年数によって3年分、また2年分をまとめて支払うことになります。
税金の節約は難しいですが、新車の届出から13年以降の低年式車を保有しないこと、また購入時にエコカーを購入すると税金を抑えられます。
3) 保険料
車に関する保険には、強制加入の自賠責保険と自己判断で加入する任意保険があります。
軽自動車の場合、自賠責保険料は24ヶ月契約で17,650円、つまり年間で約8,800円です。一方、任意保険料は保険会社や保険内容、運転者の条件などによって変わりますが、目安としては年間30,000円〜70,000円程度です。
任意保険については、プランの見直しや他の保険会社への乗り換えにより、保険料を安くできる可能性があります。そのため、保険プランを定期的に見直すと良いでしょう。
4) 整備・メンテナンス費用
整備・メンテナンス費用には、車検代、エンジンオイルやタイヤなどの消耗品代、修理代などがあります。
車検費用には、自動車重量税や自賠責保険料などの「法定費用」と、点検・整備や手続き代行に対して払う「点検・整備費用」が含まれます。法定費用はどこで払っても同じ金額ですが、点検・整備費用は依頼した業者や点検・整備内容によって異なります。また、オイル交換などの費用も依頼先によって部品代・工賃などが変わります。
節約ポイントとしては、故障や不具合のリスクが少ない高年式車を保有すること、また、整備についてディーラー以外の業者を利用することが挙げられます。
軽自動車を所有するかどうかのポイント

軽自動車は普通車と比べて維持費が安い傾向があります。しかし、先にご紹介したように、車は所有するだけで維持費がかかります。
「週1回も車に乗らない」など車に乗る頻度が少ないのであれば、経済的には所有しない方が良いかもしれません。この場合、車に乗る方法としてはカーリースやサブスク、カーシェア、レンタカーといった選択肢があります。
一方、「将来的に多く乗るかも」「子ども連れで電車移動は大変」といった場合は、車を所有した方が良い可能性も高いです。
「車を所有するか購入以外の手段が良いか」は、車の使用頻度やライフスタイル、生活環境によって異なります。まずは、金額や生活の利便性からメリット・デメリットを考えましょう。
以下の記事では、車の購入以外の手段についても詳しく解説しています。
軽自動車の購入・売却ならガリバーにご相談を
車にあまり乗らない場合でも、維持費は必ずかかります。また、車は新車からの年数が長くなると、維持費が高くなる傾向があります。「どの車なら維持費が安いのか」「売却するならいつが良いのか」といったことを検討して、軽自動車の購入や売却を決めましょう。
ガリバーでは、お客様の利用頻度に合わせて維持費の安い軽自動車をご提案することなどが可能です。また、売却についても「いつ売るのがベスト?」といったご相談を承ります。軽自動車の購入・売却でお悩みの場合は、ぜひガリバーまでお気軽にご相談ください。