この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
中古車は、同じ車種であっても価格が違う
中古車をお得に買う方法①あえて不人気車を狙う
中古車をお得に買う方法②人気ナンバー1車種を外す
中古車をお得に買う方法③どうしても人気車種が欲しい場合は、年式や走行距離に着目

中古車は、同じ車種であっても価格が違う

中古車を購入する際、まず決めたいのが予算。
そして予算が決まったら、次にレジャー、通勤、生活の足などメインとなる使い方を明確にする。
これにより、選ぶべきボディタイプが決まる。

そして、ミニバンやSUVなど、ボディタイプが決まった後は、車種選びになる。
ここらから、多少中古車選びが難しくなる。

まずは中古車の場合、同じ車種であっても年式やグレード、走行距離などのコンディションによって価格が変化することを、頭に入れておきたい。
しかも、同じようなコンディションのクルマでも、販売するお店によって価格が異なる。
さらに、人気車種は高く、不人気車種は安くなる。
こうした仕組みを理解しておくと、中古車選びががぜん楽しくなる。

中古車をお得に買う方法①あえて不人気車を狙う

中古車であれば、やはりコストパフォーマンスは重要だ。
より安く、より良いクルマを探したい。
そんな宝探しみたいな中古車選びの方法がある。

それはあえて不人気車を選ぶ、という方法だ。
前述した通り、人気のあるクルマは高値で、不人気車は安価だ。
しかし、「不人気車だからダメなクルマ」という訳ではなく、むしろ人気車より優れた性能をもっているクルマも多い。
中には、人気車なのだが性能的にはダメなモデルもある。
単に、人気だけの問題で価格が決まっているのだ。
不人気車の掘り出し物を探す、という方法がより安く、良いクルマを買う秘訣といえる。

EVのおすすめは日産リーフ

コストパフォーマンスの良い中古車の典型的な例が、EV(電気自動車)だ。
新車購入時に補助金がもらえることや、中古車のバッテリーに対して不安があるのか、総じてEVは安価だ。

例えば、日産リーフ。
最上級グレードe+Gの新車価格は約500万円。
対して2019年式の高年式相場は、270~320万円となっている。
わずか1年でここまで安くなるのだ。
先代モデルとなる2016年式なら、最上級グレードのG系で80~140万円台が相場となる。
新車時には400万円以上したモデルが、わずか4年落ちでここまで安くなっている。
先進技術の塊ともいえるEVが、新車の軽自動車を買うより安いのだ。

日産リーフ

セダンモデルのおすすめはF10型のBMW5シリーズ

また、人気がないセダンモデルをあえて選択するのもよい。
例えば、先代となるF10型のBMW5シリーズだ。
このモデルには、アクティブハイブリッド5というグレードがあった。
新車価格は900万円台という高級車だ。

しかし、2015年式になると220~380万円台で手に入る。
人気グレードのMスポーツはやや高値傾向だが、ラグジュアリーと呼ばれるグレードは、300万円以下が相場となっている。
新車時には944万円だったので、5年で3分の1以下の価格になるのだ。

BMW5シリーズ

このように車種にこだわらなければ、非常にコストパフォーマンスに優れたクルマに巡り合える。

中古車をお得に買う方法②人気ナンバー1車種を外す

ミニバンやSUVなど、人気カテゴリーであることは外せないという場合は、そのカテゴリー内の人気ナンバー1モデルを外すと、少々安価なモデルが買える。

人気のミニバン。おすすめは日産エルグランドやトヨタ ヴェルファイア

例えば、大人気ミニバンである、現行のトヨタ アルファード。
2015年式のコンディションのよい車両の中古車相場は、約270~360万円といったところだ。
さすが超人気モデルとあって、5年落ちでも、新車より少し安い程度の価格となっている。

これに対して、あまり売れていない日産エルグランドの中古車相場は、230~300万円程度となっている。
人気の差はあっても、性能面では大きな差がなく、アルファードよりも安価となっている。
また、最近ではヴェルファイアの人気が低迷していることを受け、ヴェルファイアの中古車もアルファードより安価傾向となっている。

日産エルグランド

トヨタ ヴェルファイア

ミニバンという人気カテゴリーでも、人気モデルとそうでないモデルとでは、中古車価格が若干異なっているのだ。

5ナンバーミニバンならトヨタ ヴォクシー以外、スーパーハイト系ならN-BOX以外がおすすめ

同様に5ナンバーミニバンでは、トヨタ ヴォクシーを外して考えるとよい。
SUVでは、まずトヨタ ハリアーやRAV4、スーパーハイト系軽自動車では、N-BOXを外して選択すると、少し安価に購入できるだろう。

中古車をお得に買う方法③どうしても人気車種が欲しい場合は、年式や走行距離に着目

少しでも予算を抑えたいものの、どうしても人気ナンバー1車種が欲しい場合は、年式や走行距離、グレード、色といった部分に着目するとよいだろう。

中古車の場合、当然、年式が新しいほど高価になる。
また、マイナーチェンジ前後で、価格の差が大きくなる。
当然、マイナーチェンジ前のモデルを狙うと、人気車種が安く購入できる。

例えばトヨタ ヴォクシーの場合、2017年にマイナーチェンジが行われている。
マイナーチェンジ前の2016年式の中古車相場は、約180~250万円。
一方、マイナーチェンジ後の2018年式の中古車相場は、約240~300万円だ。
40~50万円もの、大きな価格差となっている。
年式を2年落とし、マイナーチェンジ前のモデルでも納得できれば、40~50万円も安く買えるのだ。

トヨタ ヴォクシー

また、グレードを落とすという手もある。
同じくヴォクシーの場合、エアロパーツが装着されたZSハイブリッドの人気が高く、2016年式では約210~280万円が相場となっている。
ところが、エアロパーツの装備がない1グレード落ちるモデルの場合、180~240万円位が相場だ。
当時の新車時の価格差が13万円くら いだったので、新車時の価格差以上に差がついている。
つまり、同じヴォクシーハイブリッドでも、ZSでなければより安価に買えるということになる。

それでも、超人気のヴォクシーハイブリッドZS系でより安く購入したい、というのであれば、走行距離を妥協する、という方法もある。
ヴォクシーハイブリッドZS系2016年式で走行距離が4万㎞程度だと、230万円以上するケースが多い。
しかし、走行距離が7万㎞を超えると、200万円を切る車両が多くなる。

また、中古車全般として、ボディカラーは一部車種を除き白・黒・シルバー系が高値傾向だ。
装備関連では、純正ナビ、レザーシート、サンルーフ、高級オーディオなどの装着車が高値傾向になる。

多くの中古車がこうした傾向になっているので、妥協できる点をいくつか決めて探せば、よりリーズナブルに中古車を買うことができる。