新車おすすめランキング 高級セダン編 2017年秋

自動車ニュース / ガリバー

2017.11.2

新車おすすめランキング 高級セダン編 2017年秋

ボディタイプ別おすすめランキング2017

ボディタイプ別おすすめランキング2017

車種選びにお悩みの方へ。コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、
この秋おすすめの新車・高級セダンを聞きました。

  • 高級セダン ランキング ベスト1 BMW 3シリーズ

    高級セダン ランキング ベスト1 BMW 3シリーズ

    BMW 3シリーズ

    BMWは、日本マーケットを重要視している数少ないメーカーだ。現行のBMW3シリーズはF30型と呼ばれ、7代目の3シリーズとなっている。2012年のデビュー直後は、ガソリン車のみの設定だった。しかし、その後はハイブリッド車、クリーンディーゼル車と続々と新たなパワーユニットを日本マーケットに送り込んできた。
    当時、ガソリン、クリーンディーゼル、ハイブリッドと3つのパワーユニットをもっていたのは、輸入車や国産車も含めても3シリーズのみだった。こうしたことも評価され、3シリーズは2012年-2013年日本カー・オブ・ザ・イヤーでインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。また、2016年には、ハイブリッド車からPHEVである330eをいち早く導入。価格も579万円とし、他の輸入車よりもリーズナブルな戦略的価格を提示。モーターを使ったBMWらしい走る楽しさを提案している。

  • 高級セダン ランキング ベスト2 メルセデス・ベンツ Cクラス

    高級セダン ランキング ベスト2 メルセデス・ベンツ Cクラス

    メルセデス・ベンツ Cクラス

    2014年に登場したCクラスはW205型。Cクラスとしては、4代目となった。このCクラスから、メルセデス・ベンツの部分自動運転が始まったと言っていいだろう。歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備としては、世界トップレベルの実力をもつ「レーダーセーフティパッケージ」を一部のグレードを除き、標準装備化した。車線内を自動で維持しながら、先行車に追従して走行が可能。前方だけでなく、後方から来る車両も検知し追突の可能性がある場合、玉突き衝突など二次被害が起きないようにブレーキ圧を高めるなどの機能も備える。この安全装備だけでCクラスを選んでもいいと思えるほど高い安全性能を有している。
    また、このモデルから、Cクラスはよりスポーティな走行性能へ舵を切った。従来のCクラスとは全く違うシャープなハンドリング性能をもち、エンジンラインアップも豊富。ガソリン、ディーゼルの他、かなり高価だがPHEVも用意されている。

  • 高級セダン ランキング ベスト3 トヨタ クラウンハイブリッド

    高級セダン ランキング ベスト3 トヨタ クラウンハイブリッド

    トヨタ クラウンハイブリッド

    トヨタ クラウンは、2012年に登場し14代目となった。このクラウンから、デザインが大幅に変更され、グリルは非常に大きくなり威圧感あるフロントフェイスになった。このチャレンジが成功し、顧客層の年齢が若干若返ったという。
    注目のハイブリッドシステムは、3.5L V6から直4 2.5Lへ変更。23.2㎞/Lという低燃費と、買い得感のある価格もあり大ヒットした。ただ、高級セダンとしては、安全装備が物足りなく、しばらくの間、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備が用意されない期間が長かった。しかし、2016年にようやく歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「トヨタセーフティセンスP」が全車に標準装備された。これで、ようやく高級車に相応しい安全性能を手に入れた。

目次

オススメランキングの3台を比較

高級セダンランキングベスト3 の 燃費・価格

3シリーズ

3シリーズ 3シリーズ

3シリーズのディーゼル車は、かなり戦略的な価格設定となっている。ガソリン車との価格差は小さい。これは、エコカー減税や補助金という節税効果を狙った戦略。こうした節税メリットを得ると、ほとんどガソリン車と変わらない価格になる。それでいて、ディーゼル車は軽油を燃料に使う。軽油は、ハイオクガソリンに比べ、30円/L前後価格が安い。そのため、燃料費というランニングコストは大幅に抑えることができ、ハイブリッド車並みの経済性を誇る。燃費も21.4㎞/Lと低燃費。コストパフォーマンスに優れていて、おすすめだ。
そして、注目はPHEVである330eだ。ハイブリッド時の燃費は、17.7㎞/Lとたいした数字ではない。しかし、PHEV用のバッテリーが満充電であれば、36.8㎞のEV走行が可能。通勤や買い物、近距離送迎などでは、ほとんどガソリンを使わず、安価な電気代で走行が可能だ。価格も579万円からと、戦略的な価格設定。メルセデス・ベンツのPHEVC350eの価格は726万円となっている。
悩みどころは、PHEVの330eにするかディーゼルの320dにするかという選択。毎日短距離でクルマを使うのなら330e。ロングドライブ中心というのであれば、320dといったところだ。また、モーターアシストによる強力でスムースな走りを楽しみたいなら330eだ。

Cクラス

Cクラス Cクラス

Cクラスのガソリン車は、C180が1.6Lターボで燃費は15.7㎞/L。C200は2.0Lターボで14.2㎞/Lという燃費値になっている。どちらも平均的な燃費値といったところ。この省燃費時代に積極的に選ぶというようなパワーユニットではない。おすすめは2.2LディーゼルのC220d。燃費は20.3㎞/Lだ。最大トルクは、自然吸気V8 4.0L並みの400Nm。これほどの大トルクを誇り、燃費は20.3㎞/Lというのであれば、あえてガソリン車を選ぶ理由がないくらいだ。さらに、ディーゼルなので軽油を燃料に使うことから、ハイオクガソリンに比べ30円/L前後燃料費が安くなる。また、エコカー減税などの節税メリットも大きい。さらに、最近ではディーゼル車の比率もアップし、ディーゼル車人気が高まっている。本来ならば、ディーゼルと同様におすすめしたいのがPHEVのC350e。ハイブリッド時の燃費は17.2㎞/Lと自慢できる数値ではない。バッテリーが満充電であれば28.6㎞をEV走行できる。なかなかパワフルなPHEVで、楽しい走りが可能なのだが、BMWと比べると、価格が高すぎる。価格は、なんと726万円。さすがに、これではおすすめしにくい。Cクラスは、ディーゼルのC220dのみがおすすめとなる。

クラウン
ハイブリッド

クラウン ハイブリッド クラウン ハイブリッド

クラウンには、2.5Lのハイブリッドシステムが搭載されており、燃費は23.2㎞/Lとなかなか優秀な燃費値となっている。ところが新型カムリが登場。カムリには、新開発の2.5Lハイブリッドシステムが搭載されており、エントリーグレード33.4㎞/L、売れ筋グレードで28.4㎞/Lと大幅に燃費を向上している。クラウンもフルモデルチェンジ後には、このハイブリッドシステムが搭載されると予想できる。
クラウンハイブリッドには、4WDが用意されたのも注目ポイント。FR(後輪駆動)のクラウンは、雪道など滑りやすい路面を苦手としてきた。4WDが登場したことで、降雪地域に住む人にもハイブリッド車の低燃費性能を提示できるようになった。ただ、クラウンハイブリッドは強気の価格設定となっていて、経済性が高いとは言いにくい。上級グレードのハイブリッド アスリートGになると、価格は585万円。なんと、PHEVのBMW330eの579万円を超えた価格設定だ。ハイブリッド時の燃費は、クラウンが圧倒するものの、走行性能面では330eが大幅に勝っているだけに悩みどころでもある。

高級セダンランキングベスト3 の 装備・使い勝手

3シリーズ

3シリーズ 3シリーズ

高級セダンということもあり、318i SE以外の安全装備は一定レベル以上となっている。歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備である「ドライビングアシスト」は、後側方接近車警報車線逸脱警報などが設定になっていて、ほぼ標準装備化。サイド&カーテンエアバッグも全車標準装備。そして、ドライバーの疲労軽減に役立つ前走車追従式で渋滞時のストップ&ゴー機能付きACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)は、318iを除き全車標準装備されている。320i以上のグレードなら、十分に満足できるレベルにある。ただし、総合的な安全装備のレベルはCクラスに比べるとやや劣る。
BMWは車両の通信モジュールを使ったサービスであるBMW SOS コールが全車に標準装備化されているのが特徴だ。エアバッグが展開するような深刻な事故や、側方および後方からの衝突や横転が発生した際に、車両から自動的にSOS コールを発信する。また、ドライバーの意識がない場合などでも、救急車の手配などを行う。ほとんど使わないことが多いとはいえ、いざという時に頼りになる仕組みなので安心して乗れる。便利機能面では、両手が塞がった状態で、キーをもっていれば、バンパー下にある指定されたセンサー付近に足を出し入れすると自動でトランクが開くコンフォートアクセスが用意されている。荷物の出し入れを頻繁にするユーザーにはおすすめの機能だ。そして、多少手間がかかるが、駐車が苦手な人向けに自動で駐車を行ってくれるパーキングアシストも用意されている。3シリーズの全幅は1,800㎜。これは、わざわざ日本専用のドアハンドルなどを作り、全幅を1,800㎜に抑えている。日本の立体駐車場は、全幅制限が1,800㎜以下というものがまだまだ多く、それに対応させるためだ。ルームミラー内臓のETC車載器も日本専用品で使いやすい。

Cクラス

Cクラス Cクラス

もはや、Cクラスは、メルセデス・ベンツが世界に誇る先進予防安全装備「レーダーセーフティパッケージ」の魅力だけで欲しいと思わせてくれる。メルセデス・ベンツがアピールする通り、部分自動運転が可能となっていて、この機能を味わうたびに未来を感じる。さらに、車両のまわり360°を監視し、乗員を守る安全装備も備わっているので、事故を未然に防ぐだけでなく、事故後のリスクも大幅に軽減してくれる。
ただし、この機能がC350eを除き全車オプションになってしまっている。安全イメージと高級車として販売しているメルセデス・ベンツなのに、こうした仕様は情けないという状況。歩行者検知式自動ブレーキなど、全車標準装備が当然。歩行者と衝突し死亡させる危険性のある製品を売る以上、こうした装備を標準装備化するのはメーカーの責任として当然だ。オプション設定にして、安全を顧客任せにしてはならない。
この部分では3シリーズが大きく上回る。また、Cクラスの全幅は、1,810㎜。都市部に多い日本の立体駐車場の全幅制限は1,800㎜。こうした立体駐車場を使う人は、車庫証明が取れずCクラスを購入することができない。このあたりは、日本マーケットの事情に合わせた3シリーズとCクラスの違いだ。だだ、日本のように狭い道や駐車場が多い場所での使い勝手面では、非常に優れている。Cクラスの小回り性能を示す最小回転半径は5.1m。この数値は、ひとクラス下のCセグメントのコンパクトカー並みで扱いやすい。

クラウン
ハイブリッド

クラウン ハイブリッド クラウン ハイブリッド

クラウンハイブリッドは、2016年の一部改良で、ようやく歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「トヨタセーフティセンスP」が標準装備化された。高級車としては、まだまだ足りない部分があるものの、一定水準に達したといえる。エアバック類は充実しており、サイド&カーテンの他ニーエアバッグも標準装備化されている。一般的に、ハイブリッド車はハイブリッド用の大型バッテリーをトランクに積むケースが多い。しかし、クラウンハイブリッドは、この大型バッテリーを前方に移動するなどの工夫をして、ゴルフバッグ4つが積載できるスペースを確保。さらに、トランク床下にも収納スペースを用意して、優れた積載性を誇る。こうした部分は、他の輸入車にはないクラウンハイブリッドらしい使い勝手の良さだ。
また、クラウンは日本専用車として開発されているため、全幅は1,800。多くの立体駐車場の制限内に収めている。そして、日本の狭い道や駐車場でも使いやすくするため、最小回転半径は5.2mとなっている。この数値は、プリウス並みだ。

高級セダンランキングベスト3 の 走行性能・乗り心地

3シリーズ

3シリーズ 3シリーズ

3シリーズのおすすめグレードは、PHEVの330eかディーゼル320dとなる。まず、ディーゼル車は、2016年5月の改良で、新型2.0Lディーゼルエンジンとなった。この新エンジンのフィーリングが非常に良い。まるでガソリン車のようなスムースさを持ち、振動も少ないのだ。走行中はディーゼル特有のガラガラした音もほとんど聞こえない。それでいて、最大トルク400Nm。少しアクセルを踏んだだけでも、十分な加速が得られる。長距離クルージングにはピッタリのエンジンといえる。
これだけトルクフルなのに、燃費は21.4㎞/Lと低燃費なのも魅力的だ。
PHEVの330eは、とにかくスムースでパワフル。330eのレスポンスの良さは格別だ。通常はEV走行。しかし、スポーティな走りをすると、モーターとエンジンのパワーが足し算となる。エンジンは、2.0Lのターボ。ターボエンジンなので、ターボラグもありアクセルと踏んだ瞬間のレスポンスは良いとは言えない。ところが、330eはモーターでこれをカバー。アクセルを踏んだ瞬間にモーターが瞬時に反応し、大きなトルクでクルマを前に進める。やや遅れてエンジンのパワーが加わり、実にパワフルでレスポンスの良い走りが楽しめる。これは、PHEVだからこその走行フィールだ。システム出力は252ps&420Nmとなっており、優れた走行性能と低燃費を両立したモデルだ。

Cクラス

Cクラス Cクラス

W205型は、メルセデス・ベンツ自らが史上、最もスポーティなCクラスと呼んでいる。確かに、従来のCクラスとは明確に異なる俊敏性のハンドリング性能をもつモデルとなった。ただ、初期モデルはやたらサスペンションが硬く乗り心地面では物足りなかったが、現在ではかなり改善されてきており、完成度が高くなっている。昔のCクラスのゆったりとした乗り味を知っている人にとっては、かなり違和感があるかもしれない。
おすすめのディーゼル車C220dは、400Nmという大トルクを誇り、とても力強い。ただ、エンジンがやや古く、ドローンとした重たいエンジンの回転フィーリングながら、400Nmの大トルクと9速ATの組み合わせは、スムースかつ豪快。エンジンのフィーリングでは、3シリーズのディーゼルの方が良い。古典的なガソリン車のフィーリングが好きで、さらに豪快なモデルがいいというのであれば、V6 3.0 LターボのAMG C43がある。このモデルは367ps&520Nmを誇る。パワフルなモデルが好きだが、AMG63ほどの本格的な速さは必要ないという人におすすめ。価格も1,224万円という高価なAMG C63に比べAMG C43は886万円と比較的リーズナブルな設定となっている。

クラウン
ハイブリッド

クラウン ハイブリッド クラウン ハイブリッド

クラウンハイブリッドは、マイナーチェンジで構造用接着剤の採用に加え、スポット溶接の90ヵ所以上増し打ちしボディ剛性をアップした。この強化されたボディに合わせサスペンションのセッティングが最適化されている。これらにより、マイナーチェンジ後のクラウンハイブリッドは、非常にしなやかなフットワークになった。マイナーチェンジ前のモデルとは別物に感じるほどだ。同時に静粛性も高められている。高速域で高い操縦安定性という面では、欧州車と比べるとやや劣るものの、静粛性や乗り心地面では勝っている部分もある。トヨタのハイブリッドシステムTHSⅡは、先にエンジンの回転が高まり、後から速度が付いてくる・・・という少々違和感があり、ラバーバンドフィールなどと呼ばれている。随分ダイレクト感を増してきているが、そうした傾向は未だ感じる部分が多い。

高級セダンランキングベスト3 の デザイン

3シリーズ

3シリーズ 3シリーズ

2015年にマイナーチェンジを行った3シリーズ。マイナーチェンジ後のデザインは、びっくりするくらい代わり映えしていない。変更があまりないということは、全世界的にこのデザインが高く評価されているという証でもある。3シリーズのフロントフェイスは、低く睨みの効いたヘッドライトとキドニーグリルの組み合わせで、BMW共通のイメージでまとめられた。新時代のBMW を象徴するダブルラウンドシグネチャー付の丸型4灯ライトが際立っている。短いフロントオ―バーハングに長いフロントノーズは、いかにもFR車(後輪駆動車)らしい伸びやかなシルエットをもつ。L型のLEDコンビネーションランプは、リヤビューをよりワイドに見せ安定感あるフォルムにとしている。とくに、専用のエアロパーツを装着したMスポーツは、全体的にスポーティさをより際立たせていて、3シリーズで最も高い人気を誇る。

Cクラス

Cクラス Cクラス

Cクラスだけでなく、Eクラス、Sクラスと、最近のメルセデス・ベンツのFR車系セダンは、全体的なデザインがよく似ている。まるで、サイズが違うだけで同じデザインに見える。遠くから見ると判別化ができないくらいだ。Cクラスのデザインは、大きく見えるデザイン手法が採用されている。FR(後輪駆動)車らしいロングノーズが特徴だ。そして、フロントグリルには、メルセデス・ベンツの象徴である大きなスリーポインテッドスターが入れられている。そして、フルLEDヘッドライトがプラス。全体的に押し出し感があり強面系デザインの典型例ともいえるデザインで、日本人のニーズともマッチしていて人気が高い。さらに、専用エアロを装備するAMGスタイリングパッケージ装着車は、より威圧&迫力系デザインを強調。メルセデス・ベンツらしい迫力とスポーティさを兼ね備えている。

クラウン
ハイブリッド

クラウン ハイブリッド クラウン ハイブリッド

デビュー直後は、度肝を抜いたようなインパクトがあった超大型グリルも、慣れてきたためかそれほど特別な感じも無くなってきた。そうしたことを察知してか、マイナーチェンジではアスリート、ロイヤル共に、より立体感のあるデザインが採用され、より押し出し感をアピールしている。また、ヘッドライトには、1灯の光源でロービームとハイビームの切り替え可能なBi-Beam LEDヘッドランプを装備。デイライト機能付の面発光LEDクリアランスランプが、精悍さと先進性を強調している。また、セダンには似合わないような水色やオレンジといった発色の強いボディカラーがラインアップされている。

知って
得する

高級セダン ランキングベスト3 の 新車値引き交渉術

大幅な値引きが期待できるのは、9月と12月

輸入車は、敷居化が高く値引きなどしてくれないように思われがちだ。しかし、実際には国産車以上に大幅値引きするケースも多い。通常にもそれなりの値引きが期待できるが、タイミングが良ければ、驚くような値引き金額が提示されることもある。
まず、重要なタイミングの一つ目は、大手の販売会社であるヤナセの決算月である9月。決算ということもあり、値引きしてでもノルマをクリアしようとするので、大幅な値引きが期待できる。ただし、9月末までの登録となるため、ギリギリに行っても登録できるのは在庫車だけとなるので注意が必要。
二つ目はまた、輸入車メーカー(国内のインポーター)の決算月12月だ。この時期は、各メーカーの都合で大量の自社登録が行われるケースが多い。自社登録とは、販売目標を達成するためや、インセンティブ欲しさなどで、買い手がいないのに売ったことに見せかける手法だ。自社登録するよりは、一般の顧客に売ったほうが良いので、大幅値引きも十分可能。ただし、こちらも基本的には在庫車に限られるケースが多いので、車種や色、グレード、オプションなどすべて自分の好みの仕様にするのは難しいかもしれない。

未使用車という選択肢

こうした大幅値引きとは別に、中古車という選択もある。おすすめなのは、自社登録をしたクルマが中古車として店頭に並んだ未使用車だ。中古車とはいえ、ただ登録しただけなので新車とほぼ同じコンディションなのが大きなメリット。価格は中古車扱いになるため激安となる。12月末に自社登録した車両は、年明け1~3月にかけて中古車店の店頭に並ぶ。かなり激安になっていたりするので、かなり買い得感がある。新車を買うのがばからしくなるくらいだ。

Cクラスや3シリーズと競合させること

一般的な値引きのコツは、輸入車なら同じセグメントのライバル車を競合させること。例えば、Cクラスと3シリーズ、A4などが同じセグメントになる。レクサスISを加えてみるのもいいだろう。国産高級セダンであるクラウンハイブリッドは、国産車にそれほどライバルがいないので、Cクラスや3シリーズなどと競合させたい。トヨタ側からすれば、輸入車に取られることは避けたいので、ある程度の値引きが引き出せる。 スカイラインハイブリッドなども加えてみるのもいいだろう。スカイラインハイブリッドも大幅値引きが期待できる車種だ。

下取り車がある場合はまず買取店で査定を!

そして、注意したいのが下取り車の処理。輸入車ディーラーは、とくに国産車や自社銘柄以外の下取りが弱い傾向がある。これは、下取車を自社の中古車販売店で売れないので、オークションで売却するしかないからだ。こうなると、強いのが買取り店だ。特に、自社で中古車販売を行っている買取り店は強い。ディーラーのようにオークションで売却しなくてもいいので、高値で買取ってくれるケースが多い。まずは、買取り店で査定して、下取り車の価値をしっかりと見極めることが重要だ。売却はもっとも高値のところに任せればいいだけだ。

オススメランキングの3台を調べる

BMW 3シリーズ

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
399万円〜879万円
■中古車相場:
95.8万円〜1,090万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約5,234円
他の車種と比較

メルセデス・ベンツ Cクラス

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
407万円〜1,280万円
■中古車相場:
89.9万円〜100万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約5,517円
他の車種と比較

トヨタ クラウンハイブリッド

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
410万円〜606.4万円
■中古車相場:
95万円〜138万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約5,733円
他の車種と比較
※ 燃費は国土交通省発表平成26年3月発表自動車燃費一覧よりJC08モードの数値から掲載しています。
※ ガソリン価格は一律120円で算出しています。
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クルマ評論家 CORISM代表

大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員