室内は、質感が非常に高まっている。シート、ドアの内張、天井、各柱などの統一感があり、非常にまとまりの良い室内の雰囲気になっている。
クルマ自体の遮音性も高く、ミドルクラスのサルーンのような静かさを持っていると言える。
今回の注目は、2列シートのトランスXをヴォクシーに追加したこと。ノアの場合はYYというグレード名となる。
5人がしっかり乗れて、リヤには就寝スペースやPCでの簡単な作業なども可能となるように工夫がなされている。
具体的には、荷室にハードなボードが設置されており、ラゲージを上下に2分割して使えるようになっているのが特徴。
この荷室のアレンジとしては、後席の背もたれを前に倒すことでベッドスペースとして使える。簡単なマットを敷けば1泊程度のオートキャンプも楽々対応できる。
また、ボードは分割できるようになっており、折り畳まれている足を出して使うことでテーブルとしても機能するようになっている。
これによって、荷室で4人が対面状態で簡単な食事をすることもできるのが魅力。
トランスXの場合、ツインムーンルーフは消費税込み16万8000円のオプション、HIDランプは消費税込み4万2000円のオプション、デュアルパワースライドドアは消費税込み14万7000円となるが、オートエアコンは標準装備。デュアルタイプは消費税込み5万7750円となる。